6月定例会(議会)は6月29日の開会です。何で定例会って言うのかわかりません。ここはあまり突っ込まないで下さい。さて、今日は健康保険税の値上げに関する審議です。結果は賛成多数で可決。
情けないことに私ともう1人だけ反対しました。もう1人とは共産党さん、私と反対の理由は全く違います。
タイトルはすんなりとありますが、この議案は11時5分から始まり12時45分まで途中「暫時休憩」無く、活発に議論されました。私を含め7人の議員が質疑をしましたので、中身の一部を紹介します。
最初は渡辺ふさ子議員:6点にわたり質問しましたが、値上げした場合のモデルケースで年収350万円は39万円→43万7千円になる。これは資産無しですから資産があればもう少し高くなります。実に5万円の値上げです。
2番目は大友克寿議員:3点にわたり聞きましたが、保険税を滞納している市民の総額は4億9000万円あり、その収納はどうするのか。全庁的な取り組みとありましたが、答弁に理解できない。
3番目は長田忠広議員:4点にわたり聞きました。ここも滞納の取り組みです。収納対策で納税できるのに悪質な場合は差し押さえします。またどうしても駄目な場合は県の強制的な収用対策を用いると、これも理解できない。
4番目は宍戸幸次議員:5点のうち、ここでも収納対策のことを違う観点から質問しました。実績がどのくらいあるのか聞きましたが、、、5番目須藤(私)、6番目渡辺真多議員は収納率、7番目佐藤一郎議員も不能欠損という名前を変えて聞きました。
収納は難しい。初めから払えない人と、お金があっても払わない人を、区別することは市職員でも難しい。取り立て金は5億円近くあっても、その家庭を壊してまでも取り立てることは人権に掛かること。だけど、、、
反対の理由は、値上げを根本的に反対したわけではありません。年収350万円で夫婦+子供2人の家庭で5万円も値上がりするのは、100万円の買い物をした消費税相当分。2時間足らずで議決して良いのか!
値上げをすれば、払えなくなる家庭が増え、苦しくても一生懸命払っている人にはどう説明するの。だからこそもっと議論して、継続審議にしてはどうかと言うことです。