すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

続、傍聴して思うこと

2010年06月22日 | ブログ

 名取市議会を傍聴し考えさせられたことが一つありました。それは名取市議会にも体調を崩し、長期欠席されている議員がいらっしゃることでした。我が議会でも長期の欠席を余儀なくされている方がいます。

 今回はその方のことをどうこう言うつもりはありません。やむを得ず病気により議員活動が出来なくなったことは、とても残念でならないのです。早い回復と復帰を望むものであります。

 議員の身分は法律で守られており、病気や怪我で長期の欠席があった場合でも、自ら辞めなければ辞職しなくて良いのです。

 参議院で昔、刑事事件で有罪になった「オレンジ共済組合事件」友部達夫議員みたいに、不祥事を起こし服役しても辞職しなければ報酬は頂けるのです。たしか最高裁の実刑判決が確定するまでは議員でした。(今回は不祥事ではありませんが)

 突然の事故に巻き込まれるとか、病気で長期の療養を余儀なくされることは、私達議員のみならず誰もが起こる可能性はあります。議員任期の4年間に長期欠席は偶然ではなく、必然の可能性があると思うのです。

 私達の会派「ピアネットいわぬま」は、4月21日に行われた全員協議会で「長期休養となる議員報酬の取り扱いについて」審議することをお願いしました。しかし、沼田議長は私の任期中に条例化したいと言いました。残任期は1年半もある。

 対象者は健全な議員、現在長期休養している方は対象から外すことにしています。なぜ今やらないのか理解できません。亘理町議会では長期休養した場合に、報酬の一部削減を条例化しています。他の自治体でもそのようなことを既に実施しています。

 一般の常識を議会に、今の社会情勢に見合った感覚を議会に持ち込むことが必要ではないか。少しで良いから変えようよ!岩沼市議会

コメント (1)
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