チームワークの勝利。ワールドカップの日本代表がデンマークを3-1で下し、決勝トーナメントに進出した。 試合終了後のインタビューでは、個々の能力では劣るがチームワークの勝利という言葉が印象に残った。
岩沼市議会の6月定例会を前に議会運営委員会があった。この委員会は議会の運営に関し、進め方や順序をあらかじめ取り決める会議です。そこで我が会派は、昨日説明があった国民健康保険の条例改正について提案をしました。
提案内容は税の値上げのことなので、この条例審査を委員会に付託して慎重審議してはどうか、大友議員が提案しました。宍戸委員長によりこの提案について協議を始めましたが、以下の意見が出たので記述します。
布田議員:審議は本会議の中でやっていくべきだ。これから何を議論するのか。
佐藤議員:事前説明が昨日あり充分、基本的には本会議場で議論すべき。
国井議員:この社会情勢では値上げが厳しい。これを唐突に認めて良いものか。本会議場は質疑に制約があるから、委員会に付託し議論をし尽くし、議会の良識を出すべき。議会基本条例に議員間の自由討議もあるので、やった方が良い。
梶谷議員:議会の中で慎重な審査形態取って頂きたい。
布田議員:2億4500万円も足らない。どこから持ってくるのか改正しないと借金が増える。
国井議員:市民に値上げの事情を説明するためにも、各会派が質疑を持ち込み慎重に審議した方が良い。
梶谷議員:国民健康保険で5億円もの滞納があり、その内4割の方が納めていない状況にある。滞納対策を執行部から説明を受けるためにも、掘り下げた議論の出来る委員会付託がよい。
布田議員:この制度は国が悪い、公金を多く国から頂けばよい。説明も充分聞いたので委員会付託はいらない。
採決の結果、大友、国井、梶谷議員(3人)が賛成し、反対は佐藤、布田、森、渡辺(邦)議員(4人)でした。より多く審議しましょうと提案したのに、最後は制度が悪い、国が悪い、と否決された気がします。
税の値上げをもっと審議しましょう、と言っているだけ。それで市民に理解を貰えるのでしょうか、周回遅れの私には説明できないのです。この議会決して一丸ではない。(・・・・・・・・)で市民から信頼を勝ち取れるか。