ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

ダビデ王の物語 5

2012-09-29 23:32:15 | ダビデ王の物語
<ダビデ王の子、アブサロムの反逆> サムエル記(下)15章~

事の始まりは、ダビデ王の息子アブサロムの妹タマルが、やはりダビデ王の息子のアムノンに犯されたことでした。
主人公の三人が皆ダビデ王の子で兄妹と言うのは現代では想像するのが難しいですが(多分異母兄妹だったのでしょう)
旧約聖書時代、近親相姦というのはごく当たり前だったのでしょうか。
(父の妻を子が犯してはいけない云々・・・などの記述も読んだ記憶があり、サテ、どの辺までが許される行為だったのか?)

アブサロムは後にアムノンを殺し、妹タマルの復讐を果たしますが、このアブサロムが父のダビデ王に反逆したのです。

聖書には「彼に近づいて礼をするものがあれば手を差し伸べて抱き、口づけをし、王に裁定を求めてやってくるイスラエル人
すべてにこのように振る舞いイスラエル人の心を盗み取った」と書いてあります。
また、アブサロムはイスラエルの全部族に密使を送り「アブサロムがヘブロンで王となった」と言うように命じました。

イスラエルの人心がアブサロムに移っていると聞いたダビデは、ここでなんと! 10人の側女を残してエルサレムから逃げ出します。

いよいよダビデ王との決戦!という時に、アブサロムは神託を告げるアヒトフェルの提案を退けて、表面はダビデを離れたかのように装う
ダビデの友人フシャイの提案を採用てしまいます。
これはアブサロムに災いがくだることを主が定められたからで、フシャイは事の次第をダビデ王に報告していました。

主の御心で、誤った作戦を採ってしまったアブサロムは不利な戦いを強いられ、最終的にはダビデ軍の総司令官ヨアブに打たれて死にます。

ところが、アブサロムが死んだと聞いたダビデは「わたしの息子よ、お前に代わって死ねばよかった」と言って号泣します。

ダビデ軍の総司令官ヨアブはこれを知って大いに怒ります。
「あなたを憎むものを愛し、あなたを愛する者を憎まれるのですか。わたしは今日、将軍も兵士もあなたにとっては無に等しいと知らされました。
この日、アブサロムが生きていて、我々全員が死んでいたら、あなたの目に正しいと映ったのでしょう・・・・プンプン!カンカン!」と
ダビデ王を非難します。

う~ん、なんと人間が生き生きと描かれていてドラマチックなのでしょう!



 ↑ 今年は山に実がすくないのでしょうか都市公園に<ヤマガラ>がたくさん来ています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「パンと魚の奇跡」 | トップ | 美竹教会HP リニューアル! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ダビデ王の物語」カテゴリの最新記事