ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

「聖書の学び Ⅴー4 」

2016-03-09 15:59:41 | 「聖書を学ぶ会」

ダビデの統一からソロモンの統治、その後の南北王国への分裂については
「列王記上」12章を読む。

南王国の首都エルサレム、北王国の首都サマリヤ

預言者の名前を冠した預言書の中で一番古いと考えられている。
預言書を学ぶ人はまず最初に「アモス書」を読み学ぶ。
アモスが纏めたものでは無く、アモスの話を弟子たちが纏めたと言われて
いるが、文学的に見事に編集されている。
1,2章の諸国に対する審判の、国の並べ方にもそれが現れている。
ユダ、イスラエルが七番目に来ているが、それまでの語りで聴く者の気持ちを
惹きつけ期待を持たせて、つぶしにかかる。
9章7節はアモスの預言の真髄とも言える。
神は『クシュの人々をエチオピアから、ペリシテ人をカフトルから、アラム人を
キルから導き上った』と言って、イスラエルの選民意識に水を差している。(神学相対主義?)
神の前では皆、相対化されている。 神の前に立つ時の私たちの立ち位置。(大木先生:新しい共同体?)

アモスは素朴な羊飼いではなく、統治能力のある、商いに長けた人だったと言われる。
ユダの王、ウジヤの治世は長く続いていたし、
イスラエルの王、ヤロブアム二世は悪い王様として描かれているが
この世的には優れた王だったと考えられ、経済は安定していた。
しかし、格差が顕著になり、債務奴隷が現れたりした。
この当時、南北あわせるとダビデ王朝に匹敵する領土を持っていた。


1:2 主はシオンから吠えたけり エルサレムから声をとどろかされる。
3:8 獅子がほえる 誰が恐れずにいられよう。 主なる神が語られる 誰が預言せずにいられよう。

旧約聖書が好きな私はワクワクしながらお話を聞きます。
最後のライオン、可愛いですね~
次回は3月20日です。
20分では短すぎて、左近先生、終わりの方はいつも駆け足です。(笑)

美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする