その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

『おやじぃ』のおもてなし^^;

2024-07-12 06:09:44 | 巡礼

『夢屋農園』の産品を取り揃えてみました^^;

 「夢じぃ! 横浜から〇✕ちゃんが来るんだけれど、ホワイトコーン5、6本ちょ~だ~い。あと野菜を何か見繕って…」 はて、「〇✕ちゃん」って彼女の義妹だったかなぁ?(同級生サッちゃんの姉のはずだけれど、彼女の親戚までは知らない^^;)勝手に妄想して、オラだったら都会から久しぶりに帰郷する人に何を「ごっつぉ(ごちそう)」するかを考える。子どもの頃に食べた故郷の味…薄皮丸ナスの瓶漬けは外せない。それに、この季節なら「山形のダシ」だべなぁ。そして「オカヒジキ」も悪くないんじゃないかい。生のグリンピースで豆ご飯もよろしい^^; とまぁ、自分が料理することを考えながら『夢屋農園』からの「ふるさと便」を仕立ててみましたよ。(これで、1,500円なら安いでしょう?かなりサービスしているけれど^^;)彼女自体が調理師だから、きっと『おやじぃ』よりも凝った料理でもてなすに違いない。
 まったく手前味噌のお話ではありますが、『おやじぃ』のような多品目少量栽培をしている小さな農園主は、自分自身も料理することをお勧めする。今の季節感に合った野菜というより、料理は何かを考える。お年寄りならどんな料理をし、お母さんたちはどんな食べ方をするのかを考える。(『おやじぃ』のテーマは、「年寄り・女・子ども」だもの^^;)事実、直売所でどう料理するのかを度々聞かれることもあるし、昨日なんか「ヤングコーン」になぜヒゲ(めしべ)を付けたまま出荷しているのかを直売所の女の子に講釈してあげましたよ。(エヘン!)


今夜のおつまみは「カルボナーラ」^^;

 さて、このところ友人『ノロ社長』の蕎麦が続いたので(というか、お昼にオッカーも蕎麦を用意してくれたので、『おやじぃ』は3食連続の蕎麦だった^^;)今夜は『もしも、お百姓さんが炭焼き職人の料理を真似たなら…』をテーマに「カルボナーラ」を作ってみましたよ。アハハ、カルボナーラなのに、タマネギ、長ナス、ホウレンソウも入っている^^;(だって、お百姓さんだもの、お野菜をたくさん摂っていただかないとねぇ。)一人前のパスタは、この前の反省を踏まえ75g…それでも乳製品をふんだんに使ったパスタは、お年寄りは口飽きしてしまいますなぁ(笑)
 はてさて、野菜を作って、料理をして…『おやじぃ』が思うに、どちらも「繊細さ」が必要な業であると思っているんですよ。(これまた手前味噌^^;)大型機械を駆使して、生産性の高い米づくりも良いでしょう…けれど、我が在所で農家のご婦人たちが、裏の畑でコツコツと地道にやってきた野菜作り。そこにも、男どもには出来ない「繊細さ」「優しさ」があるような気がするんですなぁ。(と言いつつ、自身は規格品に追われる「きゅうり」栽培が収入のメインですけれど^^;)久しぶりに実家に帰ってくる子どもたちに、今は何もないけれどなどと言いながら、子どもの頃から慣れ親しんだ「郷土料理(お袋の味)」を出してくれるお袋たち…「何もない」んじゃなくて、それが子どもたちにとっては、最高の『ごっつぉ』…「おもてなし」だと思えるんですけれどねぇ(笑)
 


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