その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

『何(菜煮)』は菜っ葉の煮たものよ…

2024-07-16 06:43:01 | 巡礼

この料理の正式な「名前」は何でしょう?

 子どもの頃、祖母は「ユウガオ」を煮たり、巨大化した「きゅうり」を煮たり…これまた郷土料理(お袋の味)なんでしょうなぁ、一番下の叔父貴の好物であります。雨が続いて、加工用に栽培した「地這いきゅうり」畑はズブズブ、生っていることは分かっているけれど、中に入るには少々勇気が必要である。昨日は朝から雨…どうせ合羽を着ての収穫作業だから、意を決して畑の中に足を踏み入れてみた。案の定、「地這いきゅうり」は、通常の長さの3倍、重量で10倍はあるような『お化けきゅうり』に化けておりましたよ^^; さぁて困った…いや困らない。20本ほど一輪車に積み込んで「〇✕さ~ん!きゅうり煮でかねがぁ?(煮て食べないかぁ?)」と行商するのでありますよ。大体ねぇ、「節成きゅうり」は自宅の畑で作っても、「地這いきゅうり(老人たちは柔らかいという)」なんぞ今時作らないから、ウレるウレる(喜んで貰ってくれる)…ついでに、素性姿の良いモノは、直売所にも「たまには、きゅうり煮でかしぇろ~!(食べさせろ)」なんてカードに書いて、2本100円で出してみた。(洒落である。)これまた売れるに違いない^^;
 悔しいから『おやじぃ』も煮てみた…先日、太めのきゅうりをオッカーが煮てくれたのだけれど美味しくない。だって、油で炒めてザワザワと強火で煮るんだもの。煮物はねぇ、弱火でコトコト煮るのがコツ…水無しで美味しく出来上がりましたよ。でもね、これをオッカーに言ってはいけない。もう二度と煮てくれなくなるから…聞かれたら教えるけれど(笑)


ズッキーニの花言葉は「ほのかな恋」ですと^^;

 さて、出来損ないの「きゅうり」か「かぼちゃ」か定かでない「ズッキーニ」…ウリ科カボチャ属である。山形の姪(長女)が一人で「丸ナスの瓶漬け」を取りに来たので、家族は誰も食べないという「ズッキーニ」を無理やり土産に押し込んだ^^; 秘伝の漬けだれを教えたのだけれど、上手く漬けられないんだって…お母さん(他界した実姉)もそうだったと言っている。それで『ひさかっちゃん』が漬ける茄子漬が美味しいんだって…「君らはねぇ、愛がないのよ。誰かに食べさせたいという愛情が不足しているのよ。」なんて毒を吐きながら、内心喜んでいる叔父さんである^^;
 はてさて、直売所で高値で売れるし、生りもわずかだから、ようやく姪っ子に渡せた「茄子漬け」…晩酌用の『叔父さん』用の小瓶まで渡してしまいましてね、また、お口に入らなかった^^; 姪っ子たち用に、小玉スイカも収穫していたのだけれど渡すのを忘れた。というか、初成りだから、味を確認したくて取っておいたんですけれどね。同居犬の『さくらさん♀』もシャクシャクと音を立てて食べていたから合格のようである。(何せ、この犬、一日置いたシナシナきゅうりはペッと吐き出す犬だから^^;)さぁ、これからが夏野菜本番…本業のきゅうりは、今のところ順調で投下費用を確実に回収してくれておりますよ。「何~!西側のきゅうりに褐斑病が出始めているじゃないかぁ!今日は休みだけれど、休日返上で葉欠き作業開始!」何(菜煮)は、菜っ葉の煮たものよぉ~。まだまだ、きゅうりに負けている。我が農園の『生命線』なのでね、何とか死守せねば。やるのは長男『ポン太郎くん』ですけれどね^^; 『おやじぃ』だって、秋の抑制きゅうりの圃場を準備してますからぁ~飲んだくれている訳ではない。やってますよ、やってます(笑)


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