パフォーマンス上手^^;

モチ田の「補植」作業でありますが…

　相方『チャオちゃん』の自家用のおモチの田んぼ1aであります。いわゆる『ひどろ田（水たまりの泥の田んぼ）』であり、ここから40kgも取れたら合格でしょう^^;　水路に「ブリッジ」を架けて田植機で渡り、何とか植え付けたのでありますが、脱出するときにどうしても植え残しが出てしまう。『チャオちゃん』は体力が落ちてしまい、二度とこの田んぼに入らない（補植をしない）と分かっているから、『おやじぃ』が畦の草刈り後に「補植」してあげた。オラが在所では『物事（冠婚葬祭や帰省客）』があれば、餅を搗くのが古い慣習だったから、昔人の『チャオちゃん』は、この小さな条件の悪い田んぼに毎年モチを植えて来たのである。（今じゃ～農家だって、そうそう餅なんか搗かないし、家族だってそんなに食べないのよ^^;）『おやじぃ』も正月用のモチ米を少々分けてもらう都合もあるのでね…しかし、こんな「補植」をしたところで収量にほとんど影響しないのである…こんなことをしているから、日本の農業は労働生産性が上がらないよの(笑)　けれど昔人は『めくさい（見苦しい）』とか「恥ずかしい」といって「補植」なるものを続けているのでありますよ…ひとつのパフォーマンスでもある^^;

朝仕事でお腹が空いて…プレーンオムレツ^^;

　さて、『小泉の薄い大臣（農水大臣）』の国会答弁イイねぇ…マスコミもこぞって、タダで報道してくれる。『看板役者』とはこうでなければいけないねぇ^^;　一方、農水族と言われる『昔人の先生方』は、「農林部会に報告がない。」とか「言うことを聞かない。」とか、『の薄い大臣（農水大臣）』の所業を糾弾しているようでありますが、国民にとっては、かえって『めくさく』映ってしまうのでありますよ。これってさぁ、『看板役者』を引き立たせるための『名脇役』になっていることにご本人たちがお気づきになっていないようでありますよ（大笑）
　7月には参議院議員選挙でしょう…『看板役者』が折角、国民の支持（票）を集めようとしているのに、身内で足を引っ張ったらダメでしょうに。江藤前農水大臣にできなくて、『小泉の薄い大臣（農水大臣）』ができるのか？農業関連団体とのシガラミがないことと「何も考えていない」ということに尽きるんだろうなぁ。古古古米を出したところで、現状の一般米は高値で買い付け（集荷）しているのだから、そう易々と値段は下がらないのだよ…『パフォーマンス上手』…何の効果もないのに、さも仕事をしたように見せられるのが『看板役者』の所以でありますよ(笑)

我々は「農水族」の先生方の「傘の下」かい？

　バカ言っちゃいけないよ。現場の『お百姓さん』と中央の背広組（全中他関連団体幹部）とでは、既に考え方が違うんじゃないかなぁ…。そういえば「連合」の芳野会長も組合員との齟齬が目立ってきたような気がする。現場で汗や泥にまみれている労働者と、それを統率する幹部たちの生活水準は違うのよ^^;
　農業で言うならば、50年以上も前に実施された「基盤整備（農地改良）」の水準が、大規模化と担い手不足にマッチしていないのである。30a、50a、100㏊と基盤整備の区割り面積は拡大して来たけれど、50年前の整備内容は「土側溝」…毎年、泥上げ作業という人手が必要な作業がついて回るのである。そりゃ～株式化して50㏊、100㏊と経営規模を拡大している大規模農家もありますが、昔から中小規模農家の農地が点在して、土地の集約化が一向に進まないから中々生産性が上がらないのでありますよ。

冷奴で晩酌…唯一の楽しみだけれど^^;

　はてさて、「農水族」の爺さんたちも、「私が日本の農業を守る！」と拳を振り上げるだけで「票」が取れた時代は、それで良かったのだけれど、何らかの政策を持っているのかと言えばさにあらず…組織（農業関連団体）の延命と財務省から示される補助金が彼らの「農業を守る政策」であって、何をどう変えていくのかなんてどうでも良いんじゃないかなぁ？
　昨日、アルバイトの事務仕事…3月末に官署に申請書を提出したのだけれど、返書が返っていないことに気付き電話したのでありますが「担当者に変わります。（って、貴方が提出した時点での担当者でしょうに^^;）」…担当者と名乗るオジサン（どうやら声からして、退職後の再任用者のようである。）「申請書のコピーなど取っている内に遅れてしまいまして…」だとさぁ(笑)　アンダの組織のトップは県議会議員だから、非常勤のようなもので、決裁を取るにも時間が掛かるのは分かるけれど、コピーを取るのにアンダは2ヶ月も掛かるんかい（大笑）一事が万事、こんな調子である。組織を支える組合員がどんどん減少し、組織の中にいる人間だけが忙しい、忙しいと人員数は変わらない。な～んにも考えていないけれど、取り敢えず国民の声を聞いたフリをする『小泉の薄い大臣（農水大臣）』の方が、まともな人間に見えてくるから、この世の中やっぱり病んでいるんだわ(笑)