( 御所柿 ) 2011/10/26
■2011/10/26(水) 快晴
今日が、あの「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」と子規が書いたとされる日で、柿の日。と朝のラジオで流れた。
ポルトガル人によってヨーロッパにも伝えられた日本古来の果物とされる柿は、その学術名もKAKI
英訳されるパーシモンとは明らかに別物とのことだ。
奈良県のホームページには、今日の柿の日を記念して 斑鳩の法隆寺前と奈良市の国立博物館前で
柿1500個を配ると書いてあった。 そのことは全国ネットのラジオでもニュースとして流れていた。
写真は、昔、子規が食べたという品種・御所柿(ごせがき)だ。
我が家の前の御所柿、未明の木枯し1号に落ちたもの。
富有柿の原形種ともいえるその柿は富有柿より一回り小さい。
その外観の傷つきやすさから地元以外市場に並ぶことがほとんどない幻の甘柿。
この種を持ち帰って改良を加えた山陰の「花御所柿」の方が今では有名だ。奈良県では、
この幻の品種を再度復活させようとがんばっている農家さんもいると聞いた。
堅すぎず 柔らかすぎず 品の良い甘み
伊勢参りの帰りにもみ殻を持ち帰ってそれが兵庫の山奥で、高級酒米となった話しに似ている。
柿食えば さて 何が鳴るかな・・・
荒井知事、できれば来年は、銀座で配って奈良をしっかりアピール頂きたい。
(寅)
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