一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「近鉄時刻表」(476頁)を手にして思ったこと

2010年03月20日 12時45分12秒 | これが男の「鉄の道」
( 近鉄新時刻表「2010.3.19新ダイヤ改正版」) 2010.3.19(金)


昨日(2010/3/19)買って帰ったものがあります。
いつものように食べ物類ではありません。

2010年3月19日は、通勤で使っている近鉄電車のダイヤ改正の日、
新ダイヤとなり今回は久々「近鉄時刻表」(476P)を一冊買ったのでした。

先日このブログにも紹介しました六田行準急や壺阪山行普通電車が
昨日で消え、行き先も変更となり新ダイヤ運行の初日でした。

近鉄電車と聞いて私が最初にイメージする言葉が『凡事徹底』
近鉄の凄いところは、自社の車両・信号・ポイント等の故障が原因で
列車が遅れたことが、まず無いという事です。

遅れるときは、車に責任がある踏み切り事故や落雷による停電に
大雪の時ぐらい。
それは、JRなんかと比べるとはっきりと気づかされることです。
ちょっとしたことで、頻繁に遅れたり、運休したり、事故を起こす
関西のJR。

地味だけど 接続や切り離しの手際が良くて、ごく当然のように運行を
こなしている近鉄。 整備や発車前の点検に至るまで「近鉄」って
まさに「凡事徹底」を絵にしたような会社なんです。

丁度1年前の今日のことです。阪神なんば線が開通して、このブログにも
初日乗車して神戸中華街に行った記事を載せましたが、その時も
阪神の電車区内になると、接続にモタモタがありました。

電車に乗っていても「鉄」(鉄道ファン)の口から「近鉄ならこんな
ことぐらいで遅れない」そんなセリフを聞いたことがあります。

他の電鉄会社が本数を間引く中、不採算路線まで面倒見て、公共交通
の自覚をJRや地下鉄以上に持っている「近鉄」ってつくづく凄い会社
だと思います。

日頃近鉄で通勤している只の会社員ですが、476Pもの時刻表をめくりながら
ごく当たり前のことを維持する為に払う努力を慮(オモンパカ)った夜でした。
(寅)


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