一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

光と風そよぐ内浦湾を 列車は函館へ ~ぶらり函館(2)

2018年06月17日 19時15分30秒 | これが男の「鉄の道」

( 函館駅に到着 夕陽を浴びるスーパー北斗 )

 

 

 

「立ち飲みと塩ラーメン食べに函館に行ってくる。」

と言えば マジですか? と聞かれたが、それ以上の答えもそれ以下の答えも持ち合わせず

気づけばブルーな空間に心も体も浮かんでいた。

 

日本海の海岸線を暫く目で追っていると

「あっ、あの白い山、白山だ」と急いでカメラをその方向に向けたが、うまく写ってない。

 

空港の次の駅 南千歳駅で乗り換え このスーパー北斗でいざ函館へ

 

旅のお供はビール。この北海道限定サッポロビールがとても美味しかった。 

ドイツの製法らしく クラッシックモダンを感じさせるビールだ。

それにしても列車もビールも 北海道BLUE が素敵。

 

室蘭本線はただひたすら弧を描く 車窓にはおだやかな日差しの内浦湾を眺めながら

 

夕方近く 車窓には駒ヶ岳。函館にかなり近づいてきたことがわかる。

 

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新千歳空港を降り、地下のJRみどりの窓口で函館行きの特急切符を買った。

「 函館まで特急で片道ですね。8,110円です。」

えっ! そんなにするの と思った。

3000円位だろうと思っていたら

とんだ認識違いだった。

 

それにしてもまさか新千歳空港から函館まで特急で4時間以上もかかるとは思わなかった。

そういえば遠い昔(まだ九州新幹線などない頃)のこと 福岡から西鹿児島へ

特急電車で4時間以上かかったことを思い出した。

薩摩川内(せんだい)駅の西陽が眩しかった。

 

後で調べたら共に距離は、似たり寄ったりの300km前後。

千歳~函館は、博多~鹿児島の距離に

近しいということを

当日知ったという

あ・さ・は・か・さ

 

新千歳空港には昼過ぎに着いたが、

函館に着いたときは、既に津軽海峡に夕陽が沈みかけていた。

 

は~るばる来たで函館~♬ と手荷物片手に鼻歌を歌っていた。

 

ホームを歩きながら気づいたこと 長く続いた線路はこの駅で切れているんだ

北海道の始発駅であり終着駅 それが函館  ・・・なんだな

「ショートストーリーを綴るのに似合う街」を予感させた。

 

  (つづく)

 

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(寅) 

 


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