一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

もはや隠れ家と呼べない 土佐料理の店「いだき」 【奈良・大和八木】③ 6/28

2014年07月01日 00時15分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  高知のおすすめ酒「赤野」 土佐料理「いだき」大和八木 )

 

■2014/6/28(土)ー③

宮崎地鶏「とり壱」を出て、I君と廻った3軒目

「鶏の次は、魚でしょ」

宮崎の地鶏を食べた後は土佐・高知の酒と魚、味覚を求めて裏路地へ

土佐の酒と一品が頂ける大和八木の隠れ家的な店が「いだき」

ここは、若いご主人がやられてる店

あらかじめ知ってなければ

まず絶対に見つけられない裏路地を入ったところに店がある。

 

電話を入れると「本日は、予約も入っていますので

もし空いていればお入りいただけますけど」との返事

 

 

「とり壱」から歩くこと3分ほど、入口には、四国の個性的な銘酒「亀泉」のこも樽 

午後7時すぎ、行けば運よく二席カウンターが空いていて通された。

既に食事とお酒を楽しんでいるお客さんは、皆女性客。

 

 

私たちの直後、午後7時15分を回ったころから

次々と 「予約してないんですけどいけますか?」

お客さんが訪ねてくる、その数の多いこと。

どうやら我たちは、滑り込みセーフだったようだ。

その後お断りしていた数は、ざっと15人ほどはいただろうか。

驚くのは、そのほとんどが、30歳代の女性同士ということ。

 

 

席に座るなり「お飲物は?」と聞かれ、「日本酒。じゃあ、文佳人で」と注文すれば

「ごめんなさい。船中八策と共に切らしてしまって入荷待ちなんです」とのこと

「 美丈夫や酔鯨だったらいけますけど 」

「う~ん どちらもちょっと・・・」

「 メニュー表に載せてませんけど 赤野なんていい酒で おすすめですよ」

「赤野??  聞いたことない名前だな~ でもおすすめならば それで」

あまり期待してなかったけど 瓶を見せてもらって驚いた。

「蔵は有光酒造場じゃないか。あの安芸虎のですよね 髭の社長の」

「そうです 安芸虎と同じ酒蔵です。」

「良かった。丁度安芸虎を飲みたいと思っていたから これはラッキー!

赤野なんて、関西ではきっと酒販店では売られてないレアな銘柄に違いない」

 

▼土佐直送のかつおのタタキ

▼ かつおのたたきと頂いた 「赤野」(有光酒造)

酒の味わいは、トロンとすっきり

 

ウツボのから揚げ 

「ウツボ」のから揚げ 何年ぶりだろう もっちりとして美味

ウツボのから揚げと土佐しらぎく・微発泡を頂いた。 

お酒だけなら 土佐のしらぎくで充分すぎるけど

 やはりこのウツボには、アリサワさんの「文佳人」で頂きたかったな~

 

次から次に店に覗く人の多いこと

それにしても 皆どうやってこの店を知ったのだろう。

私は、梅乃宿酒造のホームページで紹介されていたから知ったのだが。

地元の女性誌か何かに紹介されたのかな?

 

▼店のカウンター端には、土佐以外の酒・大吟醸クラスの酒箱も

中央に 白牡丹の純米吟醸箱を見つけたのは嬉しい。

 

空いてますか~? と この細くて暗い路地の店を覗く人の多いこと

「今日は、なぜだか特別多いですね」とご主人は言ったが

もはや隠れ家ではなくなってることに驚かされる。

 

高知の酒と一品食べたくなったらフラリ寄りたい店だけど

これからは、予約しないと満席で入れないことも

覚悟しておかないといけないようだ。

 

宮崎・高知とさすがに簡単に飲みには行けないけれど 

奈良・大和八木には、日本の南国(宮崎・高知)の味覚を堪能できるスポットがある。

http://blog.with2.net/link.php?1601745

(寅)

 



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