( 出由(Deyoshi)本店の看板娘 )
■2011/11/5(土) 曇のち小雨
正午前、梅乃宿酒造を後にし、ポツポツと落ち始めた雨粒を傘で受けながら、次は、お隣りの市・大和高田市の食のイベント「食のサーカス・フードピア」に伺った。 JRでひと駅、時間にして5分とかからない、片道180円のショートトリップだ。
JR大和新庄駅には、お酒を飲んでいい気持ちになった「梅乃宿」蔵開き帰りのグループ客が、たくさん。 みんな楽しそうにお酒の話しをしていた。 そこからJR電車でひと駅。
着いた大和高田市だが、今日は「ものづくりメッセ2011」と銘打って、大和高田市・橿原市・葛城市の産業全般を紹介するもので、今回私が足を向けたのがその中でもフードピアゾーン
もちろんここでも地元酒造業ということで「梅乃宿」は並んでいたが、一番活気があって行列ができていたのは、食事店や菓子店などの出展ブースだった。 各ブースには、地元高田商業高校の学生が、お手伝いで付いていた。 地元産業を深く知ることと商いの現場実践ということで、高校生にはいい経験になると思う。
まだ昼食タイムということで、ものすごい熱気で、さしずめB級グルメコンテストの予選が、この産業会館のホールで行われているのか!?と錯覚するほどだった。
1000円でチケットを購入し、まずは外のテントで韓日亭「チゲ鍋」、ふうふうや「たこやき」は、さすがに町に店を構えたプロが作っているだけあってどれも学園祭の付け焼刃料理より2~3段階ほどレベルが上だ。
▲( 「韓日亭の豆腐チゲ」 )・・・この店のチヂミが大好き、おすすめでお店にはよく食べに行く。
▲( 「ふうふうや」のたこやき ) ・・・ たこが大きくて、本当にやけどしそうなほど熱々で美味しかった。今度は、お店にも行って食べてみたいと地図をもらった。
▼屋外テントで食べた後、産業会館内ホールに戻ってさらに頼んだのが、この3品
割烹ふたかみの「ちらし寿司」(300円) ダイニング桝谷の「とんしゃぶ」(200円) 日本料理 市藤の「粕汁」(200円)
このどれも美味しくて、次はお店にも是非寄って食事したいという気になった。 こういう場は、次の来店を促すかどうかを左右する宣伝の場でもあり、お店の出し物も味に手抜きはできない。
一通りの腹ごしらえを済ませた後、気になったのが、高田市の税務署に寄った時などに以前からその名を目にし気になっていた 豆店「出由(デヨシ)本店」
一番最初に掲載しているボードを手にした女性の写真は、そこのお嬢さんで、お店のおススメを聞くと 彼女は「売り切れてしまって、今 現物はありませんが、 キャラメルマカダミアナッツ」「はちみつキャラメルマカダミア」です。」と教えてくれた。
単なる柿ピー・バタピーなどでなく、とてもおもしろそうで現代的な豆菓子があるんだと感心した。
文政2年創業といえば200年近く前からの老舗のお店だということも今日知った。 ただこれを買えるのが、東京のまほろば館と大和高田の本店だけということも今日初めて知った次第で、廻りに知らせてない伝わっていないことが多いのではなかろうか。
もう少し工夫することで、まだまだ伸びる余地がありそうだと感じた。
▼ブログに載せるのなら 「ブースの上部看板は出店が決まって私が作った渾身の作ですので、ブース全体を撮って載せてくださいね」 と要望を頂いて撮った写真
いずれそのおすすめの「キャラメルナッツ」を買いにお店に寄ることを約束したが、ホームページ等はまだ無いようで、彼女がたとえば『豆や看板娘』と銘打つなどしてその豆菓子をネットで展開しても反響があるだろうに・・・と思えて仕方なかった。
これに似た例を私は、過去にメールのやり取りをし(あくまで、私は意見とアイデアを投げただけだが、とても参考になったと喜ばれた)経験をしたことがある。 宮崎県の老舗和菓子店で、そこの娘さんに「チーズ饅頭」展開時に意見やアイデアを伝えたことがあった。
この「でよし本店」は、地元でもあるし、実は今日まで知らなかったが200年近い老舗店。 その新しい感覚を生かした商品で、できれば全国を舞台に頑張ってもらいたいと思った。
その「でよし本店」の菓子とお店は、またいずれこのブログで取り上げる日も来るだろう。
PS マカダミアナッツオイルの腕マッサージプレゼントありがとうございました。 女性から手を握られたのは、実に何年ぶりのことだろう・・・? おかげで、今夜はキータッチが軽いな~ 心も。
(寅)