一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

片道180円のショート・トリップ「食のサーカス・フードピア」大和高田市へ    11/5

2011年11月05日 21時23分15秒 | 『食』べる門には福来たる

(  出由(Deyoshi)本店の看板娘 )

 

■2011/11/5(土) 曇のち小雨

正午前、梅乃宿酒造を後にし、ポツポツと落ち始めた雨粒を傘で受けながら、次は、お隣りの市・大和高田市の食のイベント「食のサーカス・フードピア」に伺った。 JRでひと駅、時間にして5分とかからない、片道180円のショートトリップだ。

JR大和新庄駅には、お酒を飲んでいい気持ちになった「梅乃宿」蔵開き帰りのグループ客が、たくさん。 みんな楽しそうにお酒の話しをしていた。 そこからJR電車でひと駅。

着いた大和高田市だが、今日は「ものづくりメッセ2011」と銘打って、大和高田市・橿原市・葛城市の産業全般を紹介するもので、今回私が足を向けたのがその中でもフードピアゾーン

もちろんここでも地元酒造業ということで「梅乃宿」は並んでいたが、一番活気があって行列ができていたのは、食事店や菓子店などの出展ブースだった。 各ブースには、地元高田商業高校の学生が、お手伝いで付いていた。 地元産業を深く知ることと商いの現場実践ということで、高校生にはいい経験になると思う。

まだ昼食タイムということで、ものすごい熱気で、さしずめB級グルメコンテストの予選が、この産業会館のホールで行われているのか!?と錯覚するほどだった。

1000円でチケットを購入し、まずは外のテントで韓日亭「チゲ鍋」、ふうふうや「たこやきは、さすがに町に店を構えたプロが作っているだけあってどれも学園祭の付け焼刃料理より2~3段階ほどレベルが上だ。

▲( 「韓日亭の豆腐チゲ」 )・・・この店のチヂミが大好き、おすすめでお店にはよく食べに行く。

▲( 「ふうふうや」のたこやき ) ・・・ たこが大きくて、本当にやけどしそうなほど熱々で美味しかった。今度は、お店にも行って食べてみたいと地図をもらった。

 

▼屋外テントで食べた後、産業会館内ホールに戻ってさらに頼んだのが、この3品

割烹ふたかみの「ちらし寿司」(300円) ダイニング桝谷の「とんしゃぶ」(200円) 日本料理 市藤の「粕汁」(200円)

このどれも美味しくて、次はお店にも是非寄って食事したいという気になった。 こういう場は、次の来店を促すかどうかを左右する宣伝の場でもあり、お店の出し物も味に手抜きはできない。

 

一通りの腹ごしらえを済ませた後、気になったのが、高田市の税務署に寄った時などに以前からその名を目にし気になっていた 豆店「出由(デヨシ)本店」 

一番最初に掲載しているボードを手にした女性の写真は、そこのお嬢さんで、お店のおススメを聞くと 彼女は「売り切れてしまって、今 現物はありませんが、 キャラメルマカダミアナッツ」「はちみつキャラメルマカダミア」です。」と教えてくれた。 

単なる柿ピー・バタピーなどでなく、とてもおもしろそうで現代的な豆菓子があるんだと感心した。

文政2年創業といえば200年近く前からの老舗のお店だということも今日知った。 ただこれを買えるのが、東京のまほろば館と大和高田の本店だけということも今日初めて知った次第で、廻りに知らせてない伝わっていないことが多いのではなかろうか。

もう少し工夫することで、まだまだ伸びる余地がありそうだと感じた。 

▼ブログに載せるのなら 「ブースの上部看板は出店が決まって私が作った渾身の作ですので、ブース全体を撮って載せてくださいね」 と要望を頂いて撮った写真

 

いずれそのおすすめの「キャラメルナッツ」を買いにお店に寄ることを約束したが、ホームページ等はまだ無いようで、彼女がたとえば『豆や看板娘』と銘打つなどしてその豆菓子をネットで展開しても反響があるだろうに・・・と思えて仕方なかった。

これに似た例を私は、過去にメールのやり取りをし(あくまで、私は意見とアイデアを投げただけだが、とても参考になったと喜ばれた)経験をしたことがある。   宮崎県の老舗和菓子店で、そこの娘さんに「チーズ饅頭」展開時に意見やアイデアを伝えたことがあった。

この「でよし本店」は、地元でもあるし、実は今日まで知らなかったが200年近い老舗店。 その新しい感覚を生かした商品で、できれば全国を舞台に頑張ってもらいたいと思った。

その「でよし本店」の菓子とお店は、またいずれこのブログで取り上げる日も来るだろう。

 

PS  マカダミアナッツオイルの腕マッサージプレゼントありがとうございました。 女性から手を握られたのは、実に何年ぶりのことだろう・・・?    おかげで、今夜はキータッチが軽いな~  心も。

(寅) 

 


「梅乃宿酒造 第十四回 蔵開き」 始まり始まり~   11/5

2011年11月05日 20時12分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 吉田佳代常務  梅乃宿酒造・特設ステージ) 2011/11/5

 

■2011/11/5(土) 曇のち小雨 「梅乃宿 蔵開き」初日

▲(奈良県葛城市 梅乃宿酒造) am9:20

▲(蔵開き会場入口) am 9:25

「今年もこの季節がやってきた。」と待ち望んでいた日本酒ファンも多い事だろう。 「梅乃宿」の蔵開き、そして翌週に開催される御所「霜月祭」は、奈良・葛城地方に深まりゆく秋を告げる。

例年、梅乃宿の蔵開き初日は、雲一つない快晴で迎える というのが、ここ数年のジンクスだったが、残念ながら今年はそうはならなかった。 それでも本日午前の部は、なんとか雨に邪魔されることなく進行できた。

私が持っているのは、明日のチケットだから今日は、女将(専務)さんに無理を言って、写真だけを撮るということで入場を許可していただいた。 よって本日は、一滴のお酒も食べ物も場内で口にすることはなかった。 その分、明日飲むことにしている。

▲(日本酒タンク)

さすがに今年は、ステージショーは見合わせて静かな感じだったが、 積み重ねて第14回目は、関西の日本酒イベントの中でもメジャーな催しの部類に入る。 こんな積み重ねもあって、近鉄南大阪沿線を軸としたエリアでは、特にその知名度と人気は、極めて高い銘柄と言えるだろう。 

近鉄阿部野橋店で、試飲販売の時に立って話を聞いていると「〇年前、蔵開きに行ったんですよ~」と言って購入されるお客の多い事には驚かされる。

先日も書いたが、わが本社ビル屋上のお稲荷さんもしっかりここ梅乃宿・純米吟醸酒「紅梅」が、献上されているわけだから わが社のお狐さんは、紅梅を呑んでいる ということになる。

 

私は、昨年撮影した写真を翌年のこのイベントで渡すことにしているが、1年ぶりというのは、結構サプライズがある。( OさんやKさんなんかは、1年前と髪形が違っていて、探すのに難航した。 )

▲(古酒バー)

▲平岡君の話しを聞かせてもらって「明日は、古酒のコーナーでちょっとレアな酒を飲んでみよう!」という気になった。

▲イベント 和カクテル選手権の受賞者もここで活躍

▲なんといっても 奈良もちいどの「よばれや」さん が、出店しているのが、嬉しい。 大将に「先日の奈良バルではごちそうになりました。」と声をかけるととても悦んでいた。 ここのおでんは、大好きだ。

 

まっ、全てを紹介しきれないが、潜在的に美味しいお酒を飲みたいというのは、人間の本能かもしれないと私は思う。日本人のDNAからすれば、お米とお酒は、美容・健康はもとより体だけでなく心にも悪いはずがないと思っている。 

もちろん分をわきまえる必要はあるが。 深まりゆく秋以上に深いのが、日本酒だと思っている。

さぁ 明日は、飲むぞ~ !!  酒を薄めるような雨が降らないことをただただ願うのみ。

(寅)

 


「えびヒレ」フライデーとなったビンテージな夜  11/4

2011年11月05日 00時29分55秒 | 『食』べる門には福来たる

(  海老ヒレカレー  大阪市西田辺「カレーハウスCocotte」 )

■2011/11/4(金)

 

「海老ヒレカレーでお願いします。」 フライデーナイトにある意味ぴったりなメニュー選択かもしれないと思った。

ここカレーハウスCocotteで 「海老ヒレカレー」を頼んだのは実に1年半ぶりのことだ。

ビンテージな味わいのカレーがいい。そんなこの店もあと2日で終わってしまう。

ルーとごはんの追加炊き。 今日もたくさんのカレーが出たのだそうだ。 

 この土・日を最後に閉店してしまう大阪市西田辺のこの店は、

カレーファン注目のスポットになりそうだ。

というか、今週は既にそう

なっている。

 

今夜、店で一緒になったT君が注文したのが、 『 Tスペシャル 』

大盛りカレーに 牛焼肉と唐揚げとチーズをトッピング

これでダイエット中なんて いくらなんでも嘘だろ~!?

(寅)


N君と満月のような「広島焼き」を食べた昼    11/4

2011年11月05日 00時07分15秒 | 『食』べる門には福来たる

( 広島焼き  大阪市西田辺「OHANA」 ) 2011/11/4

 

■2011/11/4(金) 晴

時たま昼に「広島焼き」が食べたくなることがある。 まさかタイミングよく、東広島への出張が

入るわけもなく・・・そんな時に、私が決まって行くのが 会社から歩いて5~6分の「OHANA」だ。 

このブログにも 昔から時折登場している鉄板のお店で、私は、それこそ回数は多くはないが

この店が開店した時からの古い客になる。

私自身は、「広島焼き」こそ焼きそばの上を行く、焼き麺食メニューだと位置付けている。

 

開店して2年ばかりは、この店は職場の人間と顔を合わせることのない 私の昼間の隠れ家だったが、

今では結構知られてしまい私の隠れ家とは言えなくなった。

 

若夫婦でお店をやっていて 今も二人の雰囲気が変わらないのが好きだ。

広島焼きも 東広島の名店『尾和』には及ばないが、関西でこの価格でここまでの味のレベルの

広島焼きはそう食べれない。 「お姉さん、もしかして広島の出身?」と聞いたほどだ。

そんなことで月に1度、昼に広島焼きを食べる日を設けている私。 今月は、今日。

 

たまたま 好天の今日は信号待ちで、日頃ほとんど社食のN君と一緒になり

「よかったら 私も昼食お供させてください」となった。

 

「ちょっと暗いところで、満月を食するがごとく。  黄色い物を食べたら何かいいことあるかもよ。 

この店がオープンした時から月に1度来てるのさ」と 彼には少しキザに聞こえたかもしれないが、

連れて行ったら「 広島焼きって初めてですわ。 美味しくて、えらいお得でしたね~」と喜びの

感想が返ってきた。

「ほらね、早速いいことあっただろ~」

 

満月食べて、満足、満腹な昼になったみたいだね。

(寅)