一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

日本シリーズ・・・ 「優勝の分岐点は、第4戦 森福の熱投11球に他ならない」と私は思う。

2011年11月22日 00時52分40秒 | 「所感」もろっもろ~

■日本シリーズ所感

野球を小説に例えるなら今回の日本シリーズは、8年前のタイガース対ホークスが、共に地元で勝利、激戦を制した陽極での戦いに対し、今回は6戦までビジターチーム、それも1点差の試合がほとんどという陰極の戦いと言えるのではなかろうか。 まさに玄人好みの陰の小説。

落合監督だからホークス相手に第7戦まで持ち込んだともいえるだろう。 日本シリーズ史に残る最少得点・最少打率など取り上げられているが、竜の寝技に鷹も飛べずに地上戦を強いられたような感じだった。

7戦までいって最優秀選手は、小久保選手が選出されたが、このシリーズのストーリーの中で、最もポイントとなったのは、第4戦 ノーアウト満塁のマウンドにあがって11球で仕留めた森福の快投をおいてないだろう。

絶体絶命・窮地の鷹たちを救った森のふくろう 森福の快投こそこのシリーズの勝敗の分岐点だと思えてならない。

鷹を救った梟(ふくろう)に私は拍手を惜しまない。 私が選んだMVPは、11球で迫る竜を退治した森福だ。

(寅)