一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

天晴(あっぱれ!)に銀杏と柳がシェークハンド   9/7  

2011年09月07日 21時55分02秒 | 風の噂の「お天気たち」

(  大阪市西田辺 ) 2011/9/7 13:00

■2011/9/7(水)  快晴

起床した時の気温は21℃と昨日より更に冷え込んで肌寒かった。 昨夜のプラネタリウムのような星空そのままに雲一つない秋晴れで幕を開けた朝だった。

上着を着て会社に行こうかな~ と一瞬思った日でもある。 そしてその秋晴れは、終日続いた。 この気分を まさしくあっぱれ!!(天晴れ)と言うのだろう。

但し、昼間はさすがに爽やかさとは縁遠く暑かった。32℃。 気温差11℃である。

昼休み、頭上にカメラを向けてみた。 思わず銀杏の枝と柳の枝がシェークハンドしている写真が撮れていた。

やがて共に色づく秋の深まりと共に 木々たちも恋するかもしれない。 秋は、深いから好きだ。

(寅)

 

 


台風の傷跡、孤立状態の奈良県「十津川村」に心が痛む   9/6

2011年09月07日 00時05分07秒 | 「所感」もろっもろ~

(  奈良県 ) 

■2011/6/9(火) 晴時々曇  半月の夜

今回の台風12号の大雨が紀伊半島に残した傷跡はあまりに大きく、奈良県の南部は、道路が寸断状態となっている状況が、夕方のニュースでも流れていた。 「平成になって最大の台風被害」とのこと・・・

道が滑り落ちて無くなっている、或いはあっても大きな杉の木や土砂が塞いで、車が前に進めない。携帯電話が使えない、電話回線も不通、電気も停電状態、 交通網は遮断。

日本最初の「源泉かけ流し宣言」をした十津川温泉も 暫らく行くことはかなわない。 国内最長の路線バスも道が復旧するまでは運行の見通しが立たないだろう。

日本で一番面積の大きな村「十津川村」は、奈良県の面積の1/5を占める。 大阪府の面積だと1/3の広さの大きな村だ。 とはいえ村の95%以上は森林、過疎が進み人口も少ない。

同じ奈良県でも私の住む葛城から車で南へ ゆうに2時間はかかるが、 奈良県の南部は、実は別世界で身近に非日常を味わうことができる場所でもある。 そんな親しんで来た地、十津川が孤立状態と聞かされ、何ともやるせない。

被害に遭われた方々にはお見舞いの気持ちでいっぱいだ。 県は一刻も早くライフラインの復旧に努めて欲しい。

(寅)