( 松屋 「和菓子」詰め合わせ) 2011/6/26 16:00撮影
■2011/6/27(月)
「日本の三大銘菓」と聞かれて答えることができる人は、相当な和菓子通である。 この私にしてもなんとなく二つしか言えない。
現代人にこの質問を投げかけると 「ポッキー」とか「コアラのマーチ」とか返ってきそうだ。
『日本三大銘菓』のひとつは、『鶏卵素麺』(福岡・「松屋」) もうひとつは『山川』(松江) 調べてみるとあとひとつは、長岡の『越の雪』とのことだった。 特に松江に行った時は、和菓子の城下町だというのが、歩いてみて良くわかった。不昧公の『山川』はその時に知った。
要するにそのどれも江戸時代から藩の御用達し菓子となり明治・皇室御用達しを経て現代にまで続いている超老舗和菓子ということなんだろう。
そんな三大銘菓のひとつの「松屋」の菓子詰め合わせを昨日(6/26)頂いた。檜のわっぱに入っていてその蓋に書かれた絵もいかしている。中は、最中や干菓子の詰め合わせ。
なんだか一気に食べてしまうものでもなさそうだと その中の「梅最中」をまず頂いてみた。 「美味しい最中、ありがとうございます。」
福岡・黒田藩(五十二万石)御用達しの老舗菓子店「松屋」 「酒は飲め飲め 飲むならば~」三升を一気に飲み干した酒豪の土地柄。 果たして、江戸時代にここの菓子で日本酒を飲むことにチャレンジした黒田武士はいただろうか? 気になる~
日本三大銘菓の菓子店の和菓子で、思った事はやっぱりお酒のことだった。
(寅)