一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「速さは自由か、孤独か」 私が一番好きだった稀代の名馬 サイレンススズカ 6/25

2011年06月25日 21時56分46秒 | Weblog

( 懐かしの「サイレンススズカ」) 

■2011/6/25(土)

明日の宝塚記念のレースを前にTVで、JRAがスポットでCMを入れている。 そこに映し出されたのは、私が最も好きだった競走馬「サイレンススズカ」の宝塚記念優勝の走りのシーン。

「速さは自由か、孤独か」 その他馬に影をも踏ませぬ、展開不問の走りは、理想であり夢の走りのようでもあった。 ゲートが開いた瞬間からゴールまでず~っとトップ。 逃げ馬と言うより異次元の走りだった。

「こんな競走馬いまだかつて見たことない。 だけど現実にいるんだ~」 と感嘆と共に思わせた稀代の名馬だった。

他の人に名馬と聞けば、ディープインパクトだのナリタブライアンだのジャングルポケットだの言うかもしれないが、私は断然「サイレンススズカ」だった。

そして 「テンポイント「トウカイテイオー」「ライスシャワー」「デュランダル」が続くかな・・・ お酒と似て「個性的」な走りの馬がお好みだった。

秋の天皇賞の日、「サイレンススズカ」の勝利を確信していたが、3コーナーすぎで故障。 帰らぬ馬となった。 あのまま故障しなければ、オフサイドトラップとの的中で大儲けできた日でもあった。

まだ父親「サンデーサイレンス」の種牡馬としての評価も定まらない時だったが、この馬が、日本の競馬界にサンデーサイレンスの可能性を大いに知らしめ、サイレンススズカの死んだ日は確か、1が並んでいた日(11月1日の1番枠)だったと憶えているが、まさに1の続く日は『沈黙の日曜日』となったのだった。

あの日以来、サイレンススズカと同じ勝ち方をするG1馬は出て来ていない。 明日のレースに特に関心はないが、もしサイレンススズカの再来と言われる馬が出てくるようであれば、また応援したいと思った。

(寅)


「御所柿」の葉に万葉を感じるな   6/25

2011年06月25日 21時00分33秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 「御所柿」 葛城市自宅) 2011/6/25

■2011/6/25(土) 晴・暑

我が家の中庭には、イタチも来ればタヌキも訪問、うぐいすや百舌鳥はもとよりクマゲラというのもあったな、長い蛇なんてのも中庭の木に巻きついていたりする。 和風動物の憩いの場のようだ。

一時季、玄関を開けているとツバメが土間に入り込んで巣作りし始めたこともあったが、戸締りしないわけにいかず、戸締りしてツバメもあきらめて他のところに移ったようだ。

玄関先の御所柿の葉が、今日の強い太陽光線を遮るようにまでなったのに驚かされた。 つい2ケ月前まで、葉も出始めたばかりでスカスカだったのに・・・  いつのまに といった感じである。

老木なれどその生命の潜在力に驚くと共に今年の秋もしっかりと甘い実りを見せてくれそうだという期待を持たせてくれる。  同時に晩秋には とてつもないほどの落葉を置き土産に残していくのだが、それはそれで土に埋めて土に戻す。 

「夏近づけば秋遠からじ」  

秋にこの柿の木の実をかじると何故か法隆寺に行きたくなるから不思議だ。

(寅)


葛城山麓もすっかり夏日。   6/25 

2011年06月25日 17時12分15秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 葛城山麓公園付近より生駒~大和郡山方面を臨む) 2011/6/25  13:00

■2011/6/25(土)

すっかり夏日となった葛城の麓。 家の気温計は、32.5℃を指していた。 

家の近く葛城山麓公園に立ち寄って葛城山を背中にして、左は生駒山から右は大和郡山・天理・三輪山あたりを臨んでみた。 しっかりとした積乱雲はまだのようだ。 

この当たりの田んぼは、2週間前に田植えが終わった。、金色(コンジキ)の穂の実るのはおよそ3ケ月半後、その頃はここに涼しい風が吹いているはずだ。

(寅)