吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

FC2BBSから移動しようと目論んでいます。
http://reyline.web.fc2.com/index.htm

吉田一氣の信仰と祈り No464

2017-06-27 04:05:06 | 神霊界考察
私の信仰と祈りの紹介はこのブログの目的の本義から離れるが
ブログ記事の理解のための参考になるように思い
私事ながらではあるとは思うものの
その祈りの原点をいくらか簡易に伝えたい。
まず私の信仰とは生命讃歌が基本となっている。
従って『豊玉姫神』だとか『少彦名神』と言っても原始は人格神では無い。
この原始神とは私の信仰のベースであると思っていただきたい。
生命の原始も海原の何処か海底の火山熱水による気泡か
あるいは海岸近くの太陽と海水の泡の中でアミノ酸の元になる物質が
存在しそこに何処かを起源とする初期の有機物が混じり込み
揉まれる中で生命スープが出来上がり有機物の結合が起こり
そこに霊的反応があり原始生命が誕生したと仮定している。
何れにせよ海原を母として生まれている。
この母なる海原の生命讃歌をイメージして『豊玉姫神』として信仰している。

水は物を溶かし拡散させるが、
それと逆に有機物を凝集させる作用が母なる海原にあった事は間違いない。
とにかくまずタンパク質が出来なければ話にならないが
ベースとなる生命スープの中から個を作り出す作用を
古事記では『葦牙の如く萌え騰る物』とダイナミックに表現している。
大気から霝しずくを凝集させる霝の神と同義として
『少彦名神』として信仰している。

意識が凝集させるのか、凝集されたものには意識が宿るのだが
最初に意識が存在していたのかは私には分からない。
これは卵が先か鶏が先かというような不毛な議論であろう。

私は常々動物・植物・鉱物の意識について言及しているが
生物だけではなく鉱物の結晶にも
凝集させる力(物理学的には分子構造の安定)が働いている。
厳密には自然界の法則によりエネルギーは減少しようとし
エントロピーは増えようとしているはずであるが、
そのバランスの中で凝集させる力が勝り純粋を極めた結晶構造が完成する。

この無機物の凝集させる力も霝の神と同義として思いをはせている。

以上が私の信仰のベースであり
その祈りはその凝集を推し進め結果として意識を強くすることとなる。
強い意識は音霊や数霊や悉曇霊や人格神を創り出す。
ここに原始的縁起がある。



ボストン美術館収蔵 熾盛光如来往臨図 コントラスト強調

コメント (50)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天拝山の雷神と雷山の地主神... | トップ | 南海龍女と法華経 No465 »
最新の画像もっと見る

50 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
吉田さまへ (さくら)
2017-06-28 00:15:04
コメントの件に際しまして、私が物凄く無礼な態度と思われましたようで、私の言葉足らずで本当に申し訳なく思います。
ただ、一つのコメント「昔住んでた地名」を入れてましたので、出来れば削除していただけたらなぁと思った次第です。沢山削除されてしまいました。。。自業自得です。
悉曇は文字として見ている間は良いのですが、霊として捉えると、重要な秘匿の匂いがするのです。このオープンなコメント欄に記載してよいのか、迷っていました。悉曇霊からのイメージが湧いてきまして、泡なんです。沢山の泡。ブクブク.。o○。一つ一つに命が宿る水の玉でした。大小ブクブク。規則的です。これが、豊玉様からの玉なのかとまた思いました。それと、もう一つは石なんです。四角い石。金剛です。柔と剛です。この二つが合わさると、良いことが起こりそうな予感がします。このまま、わたしと吉田さまがいがみ合うと呉音神さまが失敗します。どうか、仲直りしていただけますようにお願いいたします。
返信する
吉田一氣 (さくら様への返信)
2017-06-28 00:36:38
削除したいお気持ちが地名にあると考えて
例の地名に関係する文言等があるコメントを
削除させていただきました。
具体的には地名が書かれているコメント3件程度と
それを削除したことによりつじつまが合わなくなるコメントです。

私が気を悪くしている訳ではありませんので
心配ご無用でしょう。
返信する
吉田一氣 (さくら様への返信)
2017-06-28 00:51:25
悉曇文字に関してですが
一字金輪仏頂尊のボロンを念頭に置いて論じています。
仏頂 尊 に 関す る研 究 ノ ー ト
http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170628004034.pdf?id=ART0000362005
に 円仁が熾盛光法 を 請来 し たとあります。P71
熾盛光如来はボロンで一字金輪仏頂尊です。
実に興味深いです。
返信する
吉田一氣 (すずたま様へ)
2017-06-28 01:00:36
一字金輪仏頂尊と同一といわれる
熾盛光仏頂を描いた『熾盛光如来往臨図』というものを見つけました。
ウイキの熾盛光仏頂内
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%BE%E7%9B%9B%E5%85%89%E4%BB%8F%E9%A0%82#/media/File:Korea-Chiseonggwang.Yeoraedo-whole-Boston.jpg
ここに描かれる水牛がとても意味深に思えます。
返信する
吉田一氣 (さくら様への返信 追記)
2017-06-28 01:19:59
『別尊曼茶羅 の構図と構造』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/50/1/50_1_191/_pdf
のP197に以下記載があります。
中央 に蛇が巻 き ついた須弥 山上に
釈迦金輪 (一字金輪仏頂)の坐像 を描 く。
次 に北 斗七星と九曜、次 の三重 に十 二宮、
そして外縁 の四重 には二十 八宿 を
順序 よく配置し て像容を細密描写 、、、、
北斗曼荼 羅というのでしょうかね。
これで摩多羅神が北斗七星に結びつけられたものと
思われます。
返信する
凝集する力によって、葦牙の如く、意識と生命は萌え騰(あが)った (すずたま)
2017-06-28 08:58:13
吉田様の原点がすこしだけ見えてきました。
泡、霝・・・豊玉姫や少彦名神への理解へのヒントを示していただきありがとうございます。
さくら様への情報は、難しすぎて全く歯が立ちませんが。
熾盛光仏頂とか『熾盛光如来往臨図』とかってチンプンカンプンですが、水牛はたしかにインパクトありますね。
いまにいたる時代(14000年前から長江で始まった文明が牽引した時代)は、まさに実は牛が牽引していたというか、牛の時代(牛=ヒトだった時代)だった?(具体的には牛DNAの影響下にあったとか???)などと考えてしまいました。
返信する
吉田さまへ (さくら)
2017-06-28 10:17:07
一字金輪仏頂尊ボロン、尊勝曼荼羅、金剛、北斗七星を理解されましたね。素晴らしいです。さすが、頭が良くていらっしゃいます。虚空蔵菩薩の応援をいただいていらっしゃいますね。
これを理解できていないと、次に進めないようです。
すみません。偉そうに言う私は、理解はあやふやです。感覚のみです。
でも、吉田様が密教を理解できたということは(さわりだけでいいみたいです)、実は私と一緒に現代版八岐大蛇退治に強制参加となります。退治という言い方はよくないですね。神への昇格というのでしょうか、、、
放置したいでしょうが、残念ながら放置できないようですよ。吉田様もよくご存知でしょう。
私が八大龍王の祠に行って戴いた豊玉姫様の玉の霊力「悉曇文字に命をふきこむ」、少彦名神が一つ目の胎児?嬰児?となって導いています。大悲胎蔵曼荼羅。
「法華の香風」を聞いた八大龍王社で撮った太陽写真には「勾玉」のような雲がうつりました。
私もよくわからないまま、このような流れになりました。
確か吉田さまも「この八岐大蛇の呪とともに、呉音神昇格への祈願をしている」とおっしゃっていました。
一人ではないのです。仲間がいますので、助け合いながら、協働しなければいけないようです。この助け合いながら、力をべき乗にのせることも試されています。
意外と一番難しいかもしれません。ゆるぎない信頼関係の構築。絶対的なほどの運命。
多分、実行するのは私でしょう。いつも、神様からの指示に素直に早く従いますので、、、吉田様は思考、ブログ担当だと思われます。こんな勝手な訳わからない文をコメントいたしますが、もしお嫌でしたら、このコメントは削除されてください。
これで、何もなければ儲けものです。
何もないかもしれません。流れは変化しますので、、
このコメントを投稿するのは、勇気が必要でした。
吉田様に届きますように。
返信する
追記 (さくら)
2017-06-28 12:57:42
上記のコメントは私宛に添付されている資料を読まずに書いています。
よく考えましたら、呉音神祭祀をしているこの現状と変わらないことを書いています。
結びつき、絆の強さを試されるということでしょうか。
私と吉田さまの確認事項ということにしておきます。オーバーな表現でこっぱずかしくなります。許してください。

一字金輪仏頂尊についての資料は見つかりにくいのですが、円仁が「熾盛光法」→熾盛光如来を請来ですか。初耳です。円仁はすごいですね。有名な如来ではないです。が、翡翠の原石を拝んで、「ボロン、ボロン」。青の背景にボロン一字。熾の字は「火」を思い起こします。火の盛ん、熾、光。青の瑞の光る玉にいきつきます。光の瑞玉に生命の火みたいな。赤山禅院でみた、悉曇文字に近い。あれは、泡だと表現しましたが、、円形と方形のイメージを赤山悉曇文字で感じていますが、、、これは、吉田様が示された星曼荼羅(北斗曼荼羅)も円形と方形で描かれていると資料にありました。北斗曼荼羅は、現世利益に強いのだとか。
一応、熾盛光如来曼荼羅のような画像を確認しましたが、造り的には、尊勝曼荼羅と、赤山悉曇文字と同じようなかんじですね。赤山悉曇文字は今現在私の手書きオールフリーハンドで作成中です。まだ時間がかかりますが、吉田様が必要を感じますなら、完成しましたら画像をお送りします。
円仁が命をかけて、唐からもたらしたものは、大変貴重な日本の宝の気がします。赤山禅院で聴いたと思われる「引声念仏」は、老若男女が15人ほど集まり、念仏の練習をしている場面に遭遇したからです。聞いたことのない、「音楽」のような念仏でした。節のようなものがありました。
返信する
『熾盛光如来往臨図』 (すずたま)
2017-06-29 19:38:59
この絵の如来の宝車が乗る雲みたいなものが面白いです。
雲の縁が泡立つ波みたい。かたちもしっぽの長いおたまじゃくしか鯰か「プリンス・ラパートの滴」みたいです。
それと、居並ぶ諸仏が、ぱっと見たとき一瞬梵字みたいに見えてしまいました。錯覚だとは思ったのですが、6体×2とか12体で固まっているのはもしかして意味深かも?
どうも出る幕ではないところにすみません…この絵があまりにも面白く興味深くて、間の抜けたこと書きました。
高句麗絵画、魅力的です。
返信する
へっぽこですみませんが (すずたま)
2017-06-29 20:01:41
>意識が凝集させるのか、凝集されたものには意識が宿るのだが
最初に意識が存在していたのかは私には分からない。
これは卵が先か鶏が先かというような不毛な議論であろう。

と書いていらっしゃいますが、すずたまヘッポコ宇宙論では、意識(鶏)が最初にあったと思います。
意識はひとりぼっちで寂しかったので、世界(卵)を産みました。
海中の大小の泡は、神の子ら、いわば分け御霊ではないかと。
葦牙はその第一号かなと。
返信する

コメントを投稿

神霊界考察」カテゴリの最新記事