アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

沖縄果実:四季橘

2007年08月07日 | うちの庭では
石垣島在住中はシイクワシャーの絞り汁のお世話になりました。グルクンの空揚げに、泡盛の水割りに、モズクの酢の物に、シイクワシャーが爽やかな風味を加えてくれました。ビタミンが豊富で、抗癌機能も備えており、沖縄の長寿の源にもなっています。しかしシイクワシャーは一年中出回るものではありません。確か8月から10月にかけての季節物なのです。
そこで端境期に代役をかってでるのが四季橘なのです。サイズは小さいのですが、文字通り周年収穫できる酢ミカンです。うちの庭にも、西表島にある琉球大学の展示圃で味見した四季橘の種を持ち帰り、播種して作った実生苗があります。石垣島から転勤した三重県では戸外で越冬できた四季橘ですが、土浦では越冬中のダメージがきつく、今年の春はとうとう凍死していました。と思っていたのですが、今頃になり株元から新芽が出てきたではありませんか。
今年からは盆栽風に小さく育て、室内で越冬させることにしました。土浦の冬に耐え、甦ったこの四季橘にはあらたかな霊験が期待できます。
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