アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ムラサキシキブ

2013年09月12日 | うちの庭では

 ムラサキシキブの実が色づき始めました。種が野鳥の糞に交じって伝播するらしく、勝手に生えてきた株が庭のあちこちに生えてきます。 しかしこれはムラサキシキブではなく、コムラサキと言う別種ですが、一般にムラサキシキブとして家庭で栽培されています。ムラサキシキブと比べ実の数が多く、樹形もこじんまりしているので、好まれています。

 ムラサキシキブの花言葉は「愛され上手」です。誰からも好かれることは、社会生活を営む上で最も重要な資質です。その条件は正直で誠実なこと、人を褒め悪口を言わない、親切で献身的なこと、何事にも潔癖なことなどです。「憎まれ上手」が多い中、そんな人は少ないですがいるのです。「愛され上手」が引っ張れば、集団は一糸の乱れもなくついて行きます。

 私がマレーシアで活躍していた頃、派遣先のムダ農業開発公団のダト・サイド・アーマド総裁がそんな「愛され上手」な人物でした。事務職出身の総裁でしたが、技術的な関心も高く、私の活動を全面的にサポートしてくれました。3カ月ごとの私の四半期技術開発検討会を高く評価してくれ、会議の際はいつも議長を務めてくれ、活発な議論を引き出してくれました。私が担当者に個別に要請しても、なかなか事が運ばないことでも、会議での総裁の一言で一気に片付きます。どれほど助けられたか計り知れません。四半期検討会を始めたのは私が最初で最後でしたが、そのことで私もきっと「愛され上手」の条件に適ったのかもしれません。

 現在私はいくつかのグループのリーダーを務めています。「愛され上手」を心がけ、グループを引っ張っています。どのグループも和気藹々に繁盛しています。あと精々十数年の人生ですから、この間「愛され上手」を通して、楽しく面白く天寿を迎えたいと考えています。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フウセンカズラ | トップ | 台風18号来襲 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うちの庭では」カテゴリの最新記事