アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

桜の冬芽

2005年12月23日 | 桜’05年
今日は冬至とか。これから寒さが厳しくなります。昨日から今日の朝にかけ、越後地方では記録的大雪の中広域で停電となり、住民達は暗くて辛い夜を過ごしたそうです。気象庁は先にこの冬は暖冬という長期予報を変更しました。
日中気温が久しぶりに10℃を越えたので、桜川の堤をジョギングしました。春美しく咲き誇った桜樹はすっかり葉を落としていました。枝先には来春の萌芽・開花に備え冬芽がしっかりとついています。落葉樹はこうして冬毎に営みを一段落させ、春に新たな営みを開始するわけです。
私は国家公務員として約41年間勤務し、その間の13回にわたる転勤が落葉樹の営みに例えられそうです。13回の転勤は更に、行政職、研究職、教官という3職種にわたる転向を経験しました。転勤、転向の度に、私は大きく成長したと実感しています。転勤は、ゼロからの再出発ではなく、蓄積した技・知見・ノウハウの大きな飛躍となるのです。春、芽生えた樹が樹皮を割いて幹を太らすように、転勤のたびに人は新たな経験を積み大きくなるのです。
近年、転勤を忌避する人が多く見られます。私は幸運だったのか、転勤でいやな思いはしたことはありません。見知らぬ土地で数年間住み付き、じっくりとその地方の風土に浸ることが出来ます。新しい任務に自分の知らなかった能力を発見できます。それによって既に身に付けた技術を向上できます。皆さん、積極的に転勤し、人間的に成長しようではありませんか。

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1 コメント

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ぼやき ()
2005-12-26 17:24:18
小生も、平成2年3月以降17年7月退官するまでの間7回転属しました。昭和58年9月採用の条件は、退官まで習志野勤務という条件も反古にされ。この間、現場、行政、教育と各職種を経験し、各地で人々と邂逅し、大きくなったような気がします。         誰も彼も最近は、妙にちまちまとまとまっているか、さもなければ政官業のおおごと、この国はどうなってしまうのかと嘆くのも年のせいでしょうか。小生の業界も偏差値教育のおかげか、学問にばかり走り、職人気質がいなくなりさびしい限りです。
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