アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ヤツデ

2018年11月11日 | うちの庭では

ヤツデは伝播力の強い木で、庭のあちこちで生えてきますが、自宅の東側の一本だけ、2.5メートルほどに育てております。この木には、液体をなめる唇弁という口を持つアブやハエ類が集まってきます。現在雄花だけが咲いていますが、遅れて雌花が咲きます。花言葉は「健康」です。

健康な時分は、「健康」は空気みたいなもので大切さを感じず、かなり無茶な生活をしていましたが、79歳となって故障が目立つようになると、その有り難みが身にしみます。食べることは特に重要ですが、ガタガタになった歯の治療が壁に当たってしまいました。服用中の脳梗塞治療薬の関係で、噛む力が強いため変形した腔内の骨を削れないので、入れ歯ができないのです。インブラントもできないので、歯抜けの状態でこれからも食事をせざるを得ないのです。

健康維持には、歩行運動が大切なのですが、腰部脊柱管狭窄症、股関節炎のため、漫画の老人姿そのままの、腰を曲げてよちよち歩きの歩行困難が2年ほど続いていました。ところが最近、健康雑誌「安心」7月号に載っていた「ひざ裏伸ばし」運動をやってみたところ、萎縮していたふくらはぎ・ハムストリングの筋肉が伸び、歩行が著しく改善し、背筋もピンとしてきたのです。股関節の軟骨摩耗は不治と医者から云われており、股関節の痛みは完全には回復しないのですが、股関節周りの筋肉が強化され、コルセットの役を果たしているのでしょう。これからは、連続歩行は1キロ以内にとどめ、折角回復した歩行を大事にし、「健康」維持に努めたいと思います。

今日は午後から囲碁クラブです。23年前設立され、一時廃部の危機に見舞われましたが、8年前私が入会、会長になってからは持ち直した。毎日曜日開催の会員22人の小さなクラブで、全員が高齢者です。最近部屋が満員になるほど出席率がとても高いのです。その理由として、このクラブは技術を研鑽する道場ではなく、囲碁好きの社交の場へと転換したからではないかと考えています。精神的「健康」を高めることが、このクラブのモットーなのです。高齢者には棋力向上よりも、楽しい時間を過ごすのが大切なのです。

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