アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ツルニチニチソウ

2016年02月21日 | うちの庭では

 ツルニチニチソウは、今の住まいの土地を購入した時から庭に自生していた古い住人です。常緑で春に青紫の花を疎らにつけますが、我が家では斑入りの葉を愛でて、専ら観葉植物として栽培しています。日陰が好みのようで、北側の玄関脇の植え込みを賑やかにしています。

 ツルニチニチソウの花言葉は「幼い日の思い出」です。太平洋戦争末期、小学校に入学する前、父が勤めていた会社の土崎港の広い社宅に住んでいました。幼稚園に行かなかった私には遊び友達はなく、広い庭で一日中一人遊びで過ごしていました。庭の南側には広い瓢箪池があり、離れの方に泉が湧く3坪ほどの小さい池、屋敷の方に15坪ほどの大きい池があり、更に4畳半位の防火用水へと連なっていました。北側は、母が丹精込めて作っていた百坪ほどの畑になっていました。この広い庭で一人遊びし自然に親しんだことが、私のその後の人生を決定づけたように思います。

 今こうして「アイ・ラブ みどり」のブログを投稿し続けているのも、「幼い日の思い出」の続きのような気がします。「みどり」が私にとっては幼馴染なのです。私はまだ墓を建てておりません。土浦に墓を作っても、誰もお参りしてくれそうもなく、すぐに無縁墓になってしまいそうです。子供たちがお参りしやすいところに立ててくれればよいと考えていますが、「みどり」に包まれた樹木葬が私には相応しいのではないでしょうか。

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