アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

フウセンカズラ

2021年10月10日 | うちの庭では

フウセンカズラが庭木に絡まり、風船のような実をぶら下げています。この中にハート型の模様がある黒いタネが3個入っています。そこで花言葉は「一緒に飛びたい」です。

82歳になりました。妻も79歳です。ここまで56年間、一緒に飛んできました。私の体力も気力も衰えてきました。余命もあと幾ばくもありません。運動嫌いの妻は体力はもともとありませんが、最近は緑内障で視野も視力も狭まってきたようです。これからは、子供達にはあまり迷惑をかけないよう、「二人揃って一人前」宜しく、労りあい、力を合わよろよろと飛んでゆくしかありません。

自慢ではありませんが、私は単身赴任のベテランで、一人暮らしも苦になりません。単身赴任について云えば、マレーシアでは1971年から3年間、78年から6年間、水稲二期作導入事業支援を、石垣島では1999年の1年間、途上国若手研究者への技術移転を、津市では2000年から3年間、三重大学農学部から生物資源学部への組織替えを担当しましたが、仕事に没頭できるため、単身赴任が好都合という面もあったのです。妻もPTA仲間と「ひま人会」を作り、俳画同好会、木彫り同好会、美術館ボランティアなどの活動に羽を伸ばしていたようで、私の不在はあまり苦にならない様子でした。

若いうちはそれで良いのでしょうが、これからは、社会的役割もなくなり、仲間も高齢化で少なくなり、我々の活動力も衰え、本格的二人三脚の準備が大切になりそうです。新型コロナウイルスの撲滅は難しいようで、ウィズ・コロナ時代到来となると、外出自粛、巣ごもり生活が日常化することになるかも知れません。寿命尽きるまで、一緒に飛ぶことにしたいと思います。

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