アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ノジギク

2009年11月01日 | うちの庭では
 大陸の寒気が北海道・東北地方を覆い、雪が降っているとのことです。弘前在住の次男一家はもう暖房を始めたかもしれません。しかしこちらでは今日も日中の気温は26度と夏日になりましたが、明日には寒気が関東地方も覆うとのことですので、今日が今年最後の夏日となりそうです。11月となり季節は晩秋です。我が家では、栽培種の家菊の原種とされるノジギクが一斉に咲き出しました。菊祭りの開催も各地で始まります。
 ノジギクの花言葉は「忘れられぬ人」です。「忘れられぬ人」とは、自分の人生に大きなインパクトを与えてくれた人と言えば良いでしょうか。しかもその人は亡き人であったり、遠く離れておいそれとは会えない状態にある人かもしれません。与えられたインパクトには善もあれば悪もあります。特に窮地にあった時に救ってくれた人は忘れられぬに違いありません。
 わが身に振り返って、親兄弟など血縁関係以外に「忘れられぬ人」があっただろうか。私にとって人生最大の窮地と言えば、30歳そこそこで一人マレーシアに派遣され、頓挫しかけていた10万ヘクタールの水稲二期作化事業の建て直しに取り組んだことです。事業を担った開発公団の総裁サイド・アーマドさんやエンジニア達とは日夜技術開発に真剣に取り組んだ戦友みたいな人達でした。私の監視役だったお巡りさんのハジ・ジュニッドさんとはやがてすっかり意気投合し、無二の友となりました。瀬戸物屋の店主棟さんは現地での生活上の悩みに相談に乗ってくれました。その多くの人達も既に亡くなり、思い出の人となってしまいました。
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