アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

タンポポ

2021年04月11日 | うちの庭では

タンポポの綿帽子が綺麗に並んでいました。命に限りある生物にとっては、子孫を残すことが繁栄に必須のことで、風の力を借りて種子をばらまく仕組みには感心させられます。組織も同じことで、若い力を育ててゆかないと衰退してゆくしかないのです。

土浦の高齢者クラブ連合会傘下の個別クラブは、毎年解散が絶えません。原因は、新規加入者が少なく、会長になり手がないことです。多くの住民はローンの返済に苦労しており、特に男性は体の続く限り働かねばならないのです。健康を害して動けなくなってしまっては、加入のチャンスを失ってしまうのです。高齢者クラブ加入資格年齢の60歳では、高齢者クラブに加入する経済情況ではないのでしょう。「男は仕事、女は有閑」という現状で、会員には主婦業をしていた女性が圧倒的に多いのです。実務経験の無い彼女たちは、役員にはなりたがりません。

私は、2011年4月より10年間高齢者クラブの会長に就いておりました。もう高齢となり、何時までも続けていては後任が育たないと思い、会長を辞任することにしました。新会長には6歳年下の元県職員の男性を立て、男5人、女4人の役員団を結成することに成功しました。役員の若返りと女性比率の向上を図ることができました。私は顧問に退き、新しい役員団を支援してゆくことになりました。

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