プランターを整理していたところ、金魚草の古い茎の一つから若い芽が出ているのを発見しました。秋撒きの新苗にも劣らない健全な芽で、このまま土寄せして育てれば、来春には株立ちの立派な金魚草になりそうです。余興に育ててみることにしました。他の古株は全て寒さで枯死し、これだけ残っているのですが、来年もこの性質が継続するのか興味があります。
金魚草の花言葉は「おしゃべり」です。明日は健康体操クラブの懇親会を開催するのですが、高齢者ばかりの会員38人中、27人が参加してくれることになりました。男子会員は4人ですが、そのうち私を含め2人だけが参加し、残りは全て女性です。市の高齢福祉課から派遣されている指導員も6人参加しますが、すべて女性です。懇親会と言っても、カラオケやアトラクションがあるわけではなく、昼食を共にしながら2時間を「おしゃべり」で過ごすだけです。
健康体操クラブが平成20年に発足してから、この8年間月2回いきいき体操をレッスンするだけのクラブです。クラブの目的は、健康体操で健康を保ち、もって社会福祉費を節減したいという、市高齢福祉課との協働事業なのです。本来はクラブでのレッスンで習得した体操を、家庭で日常実践してもらいたいのですが、聞いてみると、そんな殊勝な方はおられないようなのです。そうすると、長期にわたり皆がこうして集う原動力は「おしゃべり」にあるようなのです。レッスン中に2回ある休憩時間は、一斉に「おしゃべり」に花が咲きます。レッスンが終わると、仲良しグループが誘い合って、和気あいあいと近くの食堂でワンコイン昼食をともにしているようです。月2回のペースが、日頃鬱積したストレスを発散するのに丁度いいのかもしれません。
会長である私の役割は、「今日用(教養)事がある」、「今日行く(教育)ところがある」との大義名分を家人に伝え、堂々と彼女たちが外出できるよう、月2回のレッスンを欠かさないことなのです。
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