鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

山村・ヒゲくん、フィジカルトレーニングにてコンビ

2013年04月21日 | Weblog
2013年04月21日(日)

15時からミーティング後、甲府戦の先発組以外はフィジカルトレーニングを実施しました。甲府戦の先発組はリカバリートレーニングを行っています。

フィジカルトレーニングでコンビを組むヒゲくんと山村である。
日本代表経験を持つ二人がベンチを温めておることに違和感を感じるものも多かろう。
特に山村は、昨季、負傷するまではレギュラーを務めておったほどの選手である。
とはいえ、ベンチ外であった開幕から徐々に序列を上げており、監督の信頼を得つつある。
そろそろ、起用される日も近いのではなかろうか。
また、ヒゲくんは十分に能力を理解されておる。
単に満男と岳のコンビを重用しておるだけと言えよう。
今週のナビスコ杯・名古屋戦は満男が出場停止のため起用される可能性が高い。
是非ともボール奪取からのフィードでチームに勝利を呼び込んで欲しい。
二人の活躍を期待しておる。

甲府戦レビュー

2013年04月21日 | Weblog
【J1:第7節 鹿島 vs 甲府】レポート:シュート数は23対10。圧倒的に攻めた鹿島だが最後まで甲府のゴールを割ることができず、スコアレスドローに終わる(13.04.21)
4月20日(土) 2013 J1リーグ戦 第7節
鹿島 0 - 0 甲府 (19:04/カシマ/9,898人)

開始早々の絶好機をダヴィが外したところから、すべては始まっていたのかもしれない。やはり本山雅志と野沢拓也のコンビネーションは見事だった。2人のパス交換で右サイドを崩し、野沢からサイドを駆け上がった西大伍にスルーパスが通る。そのパスワークに翻弄された甲府の守備陣は、一番警戒していたはずのダヴィをフリーにしてしまい、西のクロスもダヴィの頭にピタリと合う。あとは古巣対決だったダヴィがゴールに押し込むだけの状況だったが、ポワンとしたシュートは大きくゴール右に外れてしまうのだった。

その後も、本山と野沢が揃った2列目の創造性は、甲府の守備網を何度となく切り裂く。しかし、この日は甲府GKの河田晃兵が絶好調。その活躍ぶりはトニーニョ セレーゾ監督が「今日のMVPは相手のゴールキーパー」と脱帽するほど。6分にはペナルティエリア内でダヴィがヒールパスで本山に繋ぎ、その落としを走り込んだ野沢がシュートする完璧な崩しをセービング。28分あたりには土屋征夫が「10秒で5回もシュートを打たれた」と苦笑する絶体絶命のピンチにも、フリーで走り込んできた柴崎岳のシュートをブロックし、前野貴徳、本山と連続して打たれてもすばやく体勢を立て直してゴールを死守。鹿島は前半だけで15本のシュートを浴びせたが、1点も奪うことができなかった。

その状況に、セレーゾ監督は「スリッピーなピッチを味方につけろ。積極的に低いミドルを狙え」と指示を出す。しかし、相手がブロックを築いているせいか、前半のように崩したかったのか、ミドルシュートは前半よりも少なくなってしまう。頼みの2トップも本調子ではなく、大迫勇也のシュートは力なく枠外に飛び、ダヴィは無理にポストプレーでキープしようとしてボールを奪われてしまう。セットプレーでも何度かチャンスを迎えたが、フリーでヘディングした青木剛のシュートはバーを越え、終了間際の岩政大樹の渾身のヘディングはバーに嫌われてしまった。結局23本のシュートを放つも、甲府の集中した守備を崩せず、スコアレスドローという決着を迎えるのだった。

とはいえ甲府の守備も見事だった。
「ダヴィに入るボールを限定してくれた」
センターバックで奮闘していた土屋が語るように、前線の平本一樹、ウーゴも献身的にボールを追いかけ、平本が自陣まで戻ってスライディングでボールを奪うことも1回、2回ではなかった。あわやという場面では河田が立ちふさがる。城福浩監督も「選手は、ほんとうにいま持ち得る力を出して、相手の特徴を消しながら、体を張ってくれたと思います」と賞賛した。

鹿島としては、山のようにチャンスをつくったが、攻撃のリズムが一定だったことは否めない。攻撃のスピードは乏しく、相手に下がりながらの守備を強要する場面はほとんどなかった。ショートカウンターを含めて、カウンターの形をつくるような守から攻、攻から守への切り替えが遅かったのも気になるところ。相手をパスで崩しきるのも魅惑的だが、それだけでは勝てないことを痛感させられた試合だった。

以上

2013.04.21 Reported by 田中滋


相手をパスで崩しきるのも魅惑的だが、それだけでは勝てないと締める田中氏のレポートである。
鹿島の作った多くの決定機を羅列しておる。
それだけチャンスは作れておった。
しかしながら、結果はノーゴール。
これが、サッカーの不思議と言わざるを得ない。
思い起こせば、前トニーニョ・セレーゾ政権時もアウトゥオリ時代もオリヴェイラの時代も、そして昨季のジョルジーニョもチャンスは十二分に作りながらも勝てぬ試合は多くあった。
今季もそのような試合を目の当たりにしたというだけである。
次は精度の高いフィニッシュを心がけ、高い決定力でゴールを演出して欲しい。
楽しみにしておる。

甲府戦コメント・報道

2013年04月21日 | Weblog
2013Jリーグ ディビジョン1 第7節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・非常に主導権を握ってポゼッションも高く、大半のチャンスは我々が作っていたが、サッカーはやっていく中でゴールが入らない時もある。今日のMVPは相手のGKであることは選手たちにも言ったし、内容的にも常に相手のゴールに向かうことを意識してやっていた。選手たちには話したが今までの中では一番内容で圧倒したが、決められない時もあるだろう。今日は相手のGKを称えるしかない。ただ、勝ち点1を取ったことは良かったと思う。

・今日はサイドのギャップを使う機会が少なかったが、それは狙いの部分でもあった。両サイドハーフとも両足で蹴れるので、中央は相手も固めていたからペナルティエリアに入った時にゴールに向かっていけば、2人のストライカーが逸らしてコースを変えたり、そのままゴールに入るという色んなアクシデントという可能性もあった。そういった意味でボールをもっとしっかりと入れて欲しいという要望を出していた。その中で、セカンドボールやゴールに向かっていくボールの後の状況も変わっていくだろうし、ジュニーニョや中村にそういうところを求めていったところがあった。

・あとは良いレフェリングをできる日ではなかった。ただ、そういう日もあるので、良くなっていくと思っている。どうしても主導権を握ってチャンスも多く作ってやっていたので、相手ゴールまで辿り着けなければ、問題や心配事もあるがそこまで辿りつけている。あとは相手を称えないといけない。戦術的な規律、規則を各選手がやろうとしている部分もあるし、順位を見てもそれだけの力を持ったチームだから、相手の能力も称えないといけない。我々がチャンスを多く作れたことが救いの部分で、多くのチャンスの部分がひとつでも決まっていたら、また違った状況にもなっていたと思う。

・チャンスを多く作り出せたところは非常に良かった点として挙げられる。長く選手、監督としてやっているが、圧倒しても勝てない日はあった。相手も称えないといけない。すべてが悪いとか失ったとかを言う必要性もない。監督が一番チームにやって欲しいことができているのかというところを見ていなければいけない。そういった意味でどこにボールがある時、誰がどういう風に動いて行くのかというところは選手たちも大分理解するようになってきた。得点もするようになってきているが、セットプレーでの得点が少ないので、そこを課題に改善していかなければならない。あとはチームとして、前の選手だけでなく、色んなポジションの選手が点を取れるようになればコンスタントに力を発揮できるようになるので、そのあたりも改善できればと思っている。チームとして、良くしていくところを取り組んでいければいい。

・ホームの試合は全て勝たないといけない。勝たなかったからといって全てが終わりではない。プラス1というところで少しは順位に変動はあるので、良かったと思う。



【大迫 勇也】
今日は申し訳なかった。前半に点を取れれば違う展開になったと思う。そこで決められれば良かった。感覚的には足にボールが付かない感じ。先発から離れてたからという訳ではないと思うが、次からは大丈夫だと思う。もっとボールに向かってプレーが出来る感覚を持っている。

【青木 剛】
全体的に内容は良かったと思う。ホームだったので良い内容の中で勝って終わりたかったというのが正直な気持ち。チャンスが多かったので決める事が出来ていれば結果は違っていた。全員が献身的に出来ている。

2013年04月20日(土)

本日行われたJ1第7節甲府戦はスコアレスドローに終わりました。

【J1:第7節 鹿島 vs 甲府】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.04.20)
4月20日(土) 2013 J1リーグ戦 第7節
鹿島 0 - 0 甲府 (19:04/カシマ/9,898人)

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:今日、序盤からチャンスがありましたが勝点3が取れなかったことを監督はどう思っていますか?
「監督としては冷静に状況を見なければなりません。仰るとおり、ポゼッション率だったりチャンスの多さでは上回りました。チームとしての機能性もよかったと思います。確かにホームですので、勝点3を目指して取り組んだわけであって、残念ながらそれはかないませんでしたが、あれだけチャンスをつくり相手ゴールに向かう姿勢、いろんな与えられた天候の条件やその他の条件の中でも冷静にやったところでは非常に良かったと思います。ただ、一番の醍醐味であるゴールがなかったことは、残念ですけど、長年このサッカーの世界で監督をやっていれば、圧倒した内容でも、内容的に相手を上回ったとしても勝てないこともあるので、僕は普通のこととして捉えていますし、選手たちにも先ほど話はしましたけど、チームとしてやるべきことはしっかりと冷静にできていたので、選手たちを讃えましたし、下を向く必要はないと思います。圧倒して勝てないと、どうしても気持ち的に下向きになりますけど、その必要性はないということを選手たちに声をかけました。今日ゲームを通してのMVPは相手のゴールキーパーであるということは、明らかだと思っています」

Q:大迫とダヴィの2トップに戻しましたが、二人のコンビネーションについても満足していますか?
「スタッツを見てもらっても二人ともうちの得点源であって、一番得点している選手でもあるし、一番シュートを打っているわけです。勝つためにはそこを使っていかないといけないし、ボックス内で仕事をする同じタイプの選手です。そこをうまく活用しないといけません。うちのデータを解析すると、得点しているのは大半がその二人であって、後は数名が1点取っている位です。それをまずは改善しなければならず、チーム全体で点が取れるようにしなければなりません。今日に関しては、シュートを打とうという意識をもったのが、本山だったり、野沢だったり、他にも何人かいたと思いますがすぐには思い出せないですけど、チームとしてシュートをする意識というものを持たないといけないし、シュートを打つことで得点が生まれます。状態に関しては二人ともフィジカル的な、フィットネスの部分が良ければ、相手のDFにとっては厄介な存在だと思います。大迫選手は皆さんご存じの通り、一時離脱してしまったため、まだ本調子のコンディションではないことが僕としても感じられます。ただ、本人もそれを理解した上でコンディションを上げようという気持ちを持っています。逆にダヴィ選手に関してはコンディションは上がってきていますけど、今日だけはもうちょっとシンプルにはたく、球離れを早くすることで、自分の消耗度を減らしながら、肝心なところで仕事ができるようになるのではないかなと思いました。ただ、そういう日も選手にはあると思います。心理的な影響もあります。得点源ですので調子が良ければ使っていくしかないと思います。大迫選手のコンディショニングは試合をやりながら戻すしかありません。皆さんご存じの通り、水曜、土曜と試合が続くので、じっくりフィジカルに取り組むという時間が今回はないので、上げながらやるしかありません。他にも攻撃陣では遠藤、野沢、本山、ジュニーニョ、中村といるわけですけど、ほとんどがボックス外でプレーするのが特徴の選手です。ボックス内でプレーする特徴を持っているのは大迫とダヴィしかいないので、彼らがピッチに立つべきだと思っています。後は点だけが足りなかっただけです。内容的には面白みのある内容だったと思います」

以上

【J1:第7節 鹿島 vs 甲府】試合終了後の各選手コメント(13.04.20)
●本山雅志選手(鹿島):
「相手のGKがよく守ったと思います。タク(野沢)だったりサコ(大迫)だったり、パス主体で良い形でやれたんですけど。後半は焦りから判断ミスとかちょっと多かったかもしれないですけど、何をやらないといけないかはわかってきた。今日はバイタルも結構空いていたし、サイドバックやボランチが見てくれたときはよかったと思う。中ばっかりになったのでもっと横に広げようと思っていた。でもフィニッシュまでいけてたんで誰でもいいから決めないといけなかった。守備はゼロで抑えられたんでよかったです」

●大迫勇也選手(鹿島):
「申し訳ないですね。感覚的にはボールが足につかない感じだった。でも次からは多分大丈夫だと思います。もっとゴールに向かってプレーできると思う。前半の良い時に点が取れればもっと違う展開になっていた。しっかり決め切れればよかった。前半は特に崩しそうとしすぎたかも。シュートが少なかったかもしれない」

●青木剛選手(鹿島):
「全体的には内容は良いものだったと思いますけど、ホームだったのでそういうなかで勝って終わりたかったです。
(相手の監督はSBが上がったところを狙っていたと話していたが?)
どのチームもSBが上がったらその裏を突くというのはある。みんながカバーし合えばいいし、そこをそこまで使われている意識もなかった。
チャンスは多かったんでしっかり決めきることができれば結果は違っていたかもしれない。攻撃で相手の陣地で回せる時間が多かったので、奪われたときに出てくる甲府の攻撃に注意していました。ただ、前からの守備もできていたと思う」

[ J1:第7節 鹿島 vs 甲府 ]

古巣との対戦となったダヴィ(鹿島)。両チーム最多の6本のシュートを打ったが、ゴールをあげることはできなかった。

[ J1:第7節 鹿島 vs 甲府 ]

鹿島にほぼ倍のシュート数(23本)を打たれたが、最後のところで何とか踏ん張り勝点1を獲得した甲府。対照的に23本のシュートを放つも得点に結びつかなかった鹿島。ともに3連勝を目指したが、勝点1を分け合う結果となった。
写真は両チームのベテラン・本山雅志(鹿島)と土屋征夫(甲府)のマッチアップ。


シュート数23-10、鹿島圧倒も甲府とドロー…鹿島監督「MVPは相手GK」
13/4/20 21:17

[4.20 J1第7節 鹿島0-0甲府 カシマ]

 鹿島アントラーズ対ヴァンフォーレ甲府の対戦は0-0の引き分けに終わった。公式戦4連勝中だった鹿島だが第3節広島戦以来の無得点で連勝がストップ。対する甲府も公式戦3連勝中と好調だったが、無得点に終わり、連勝が止まってしまった。

 前半から迫力ある攻撃を見せた鹿島。5分、FWダヴィのマイナスクロスをMF本山雅志が触れて落としたボールをMF野沢拓也が蹴り込む。同28分には複数シュートが飛び交った波状攻撃を見せたが、いずれもGK河田晃兵の好セーブに阻まれ、ゴールネットを揺らすことはなかった。

 後半も鹿島がペースを握った。25分、右サイドからのCKをニアでFW大迫勇也がファーサイドにそらす。待ち構えたDF青木剛が体を畳みながらヘッドで合わせたが、枠に飛ばすことは出来なかった。

 終わってみればシュート数23-10と圧倒した鹿島だが、最後までゴールネットを揺らすことは出来なかった。「多少、運があった」とは甲府の城福浩監督。トニーニョ・セレーゾ監督は、「今日のMVPは相手GK」と河田を活躍を称えると、「内容では圧倒出来ていた。勝ち点1を取れた。0ではなかったので良かったと思う」と前向きにとらえていた。

【鹿島】エース大迫無得点に「情けない」

後半、相手のマークをかわしドリブル突破する鹿島FW大迫(9)(撮影・下田雄一)

<J1:鹿島0-0甲府>◇第7節◇20日◇カシマ

 4試合ぶりにFW大迫勇也(22)ダビ(29)の2トップが復活したが、無得点に終わった。

 終始甲府を圧倒。2人で9本のシュートを浴びせたが、白星につながらなかった。大迫は「情けない」と悔しそうにスタジアムを後にした。
 [2013年4月20日22時49分]

鹿島23本のシュート放つも無得点/J1
<J1:鹿島0-0甲府>◇第7節◇20日◇カシマ

 鹿島は23本のシュートを放ちながらも無得点に終わり、3連勝を逃した。前半2分、FWダビが右クロスを頭で合わせたのを皮切りに甲府を圧倒。試合終了間際にはDF岩政が体勢を崩しながらもゴールを狙ったが、クロスバーに嫌われた。トニーニョ・セレーゾ監督(58)は「得点以外の部分は本当にいい試合だった」と悔しそうに結果を受け止めていた。

 強攻策も実らなかった。後半35分、DF西に代えてMF中村を投入。ボランチの柴崎を右サイドバック(SB)にまわし、攻撃的な布陣を敷いた。センターバックの岩政が「彼はSBの動きができるわけではない。彼の攻めの部分でのサポートするのが精いっぱいだった」と振り返るように、失点のリスクを冒してまで得点にこだわったが、均衡を破ることはできず。指揮官は「内容はよかったし、下を向くことはない」と先を見据えた。
 [2013年4月21日7時0分 紙面から]

鹿島、シュート23本も得点奪えず

甲府と引き分けた鹿島イレブン=カシマ

 J1第7節(20日、鹿島0-0甲府、カシマ)鹿島は23本ものシュートを放ったが、1点が遠かった。序盤から本山、野沢、大迫らの流れるような連係で主導権を握り続けたが、セレーゾ監督は「圧倒した試合でも必ずしも勝てるわけじゃない。こういう日もある」と冷静に話した。

 ヤマザキナビスコ・カップも含めた公式戦の連勝は4で止まったが、チームの調子は悪くない。青木は「開幕当初のように、後半に著しく(運動量が)落ちることがなくなってきた」と試合内容に手応えを感じていた様子だった。(共同)

鹿島・セレーゾ監督の話
「チャンスの数では上回ったが、一番の醍醐味であるゴールがなかったのは残念。この試合のMVP(最優秀選手)は相手のGKだろう」


後半、ゴール前に攻め込むも、ファウルの判定にいらだつ鹿島・ダビ(11)=カシマ


前半、競り合う甲府・福田(中央)と鹿島・前野=カシマ


前半、競り合う鹿島・ダビ(右)と甲府・柏=カシマ


セレーゾ監督 ドロー劇に「MVPが相手のGKというのは明確」
J1第7節 鹿島0―0甲府 (4月20日 カシマ)


<鹿島・甲府>後半、ゴール前に攻め込むも、ファウルの判定にいらだつ鹿島・ダビ(11)
Photo By 共同


 鹿島はシュート23本を放ちながら無得点に終わった。

 痛恨のドローでリーグ3連勝を逃し、ナビスコ杯を含めた公式戦の連勝も4でストップ。それでも本山、野沢、柴崎らを中心とした速いパス回しから何度も決定機をつくり多彩な攻撃を見せた。セレーゾ監督は「MVPが相手のGKというのは明確。得点だけが足りなかった試合。下を向く必要はない」と強調。内容の濃い試合で連勝が止まる皮肉な結果となった。

[ 2013年4月21日 06:00 ]

J1鹿島、猛攻実らず
J1第7節(20日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は0-0で甲府と引き分けた。通算成績は3勝3分け1敗、勝ち点12の5位。

鹿島は相手を上回る23本のシュートを放ったが無得点に終わった。後半にジュニーニョ、遠藤、中村を投入して攻勢を掛けたが、最後までゴールを割れなかった。

大宮は浦和を1-0で下し、昨季からの連続試合負けなしをJ1新記録の「18」とした。4連勝で勝ち点は17。開幕6連勝で首位の横浜Mは新潟に0-1で敗れ、浦和とともに今季初黒星を喫した。


シュート23本がニュースになっておる。
これほど圧倒しながらも勝利を掴み取ることが出来ぬところもサッカーという球技の魅力と言えよう。
結果には満足出来ぬが、流れる攻撃に興奮したことも事実である。
次戦以降にはこの攻撃から得点に繋がることを望む。
気持ちを切り替えたい。

新潟・岡本、ゴールでチームを勝利に

2013年04月21日 | Weblog
【J1:第7節 新潟 vs 横浜FM】試合終了後の各選手コメント(13.04.20)
4月20日(土) 2013 J1リーグ戦 第7節
新潟 1 - 0 横浜FM (19:04/東北電ス/21,415人)
得点者:78' 岡本英也(新潟)

●岡本英也選手(新潟):
「ゴールはトラップして、いい所にボールを止めることを意識した。止めた時に相手DFが2人出てきたので、スピードを落として切り替えした。いい形で打てた。イメージ通りだったが、余裕はなかった。(川又)堅碁がいいボールを出してくれたおかげ。首位に勝てて、いい波に乗っていけると思う。この勝点3を無駄にしてはいけない」

[ J1:第7節 新潟 vs 横浜FM ]

0-0で迎えた78分、ホームの新潟は川又堅碁のパスを受けた途中出場の岡本英也(写真中央)が右足で豪快なシュートを決めて均衡を破る。岡本はリーグ戦初ゴールとなった。
試合はこの得点が決勝点となり、新潟が1-0で勝利。ホーム初勝利をサポーターにプレゼントした。対する横浜FMは連勝が6でストップした。

[ J1:第7節 新潟 vs 横浜FM ]WOWプレーヤーズアワード:岡本英也選手(新潟)

本日の試合で決勝点をあげた岡本英也選手(新潟)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


【新潟】岡本移籍後初弾「結果を」/J1

決勝ゴールを決めた新潟FW岡本はサポーターの声援に応える(撮影・柴田隆二)

<J1:新潟1-0横浜>◇第7節◇20日◇東北電ス

 新潟がFW岡本英也(25)の移籍後初ゴールで、ホームでは今季初白星を飾った。

 岡本は後半17分からFW田中達に代わって出場。33分にFW川又から縦パスを受けると、横浜のDF中沢とドゥトラをかわし、右足で弾丸シュートをぶち込んだ。

 次節27日は、ホームで昨季まで在籍した鹿島を迎え撃つ。「結果を出さないと使ってもらえないんで。また次の試合がある。今日は今日で終わりなので」と古巣との一戦を見据えていた。
 [2013年4月20日23時4分]

新潟 岡本が千金弾!今季初ゴールで首位横浜の連勝止めた
J1第7節 新潟1―0横浜 (4月20日 東北電ス)


<新潟・横浜>決勝ゴールの新潟・岡本(左端)を横目に横浜・中村、栗原らが肩を落とす
Photo By スポニチ


 新潟は途中出場の岡本のゴールで首位・横浜を撃破した。後半33分に均衡を破った岡本は今季リーグ戦初ゴール。

 「DF2人が勢いよく来ていたので切り返していい形でゴールできた」とイメージ通りのプレーに満足そうに振り返った。チームは前節まで、J1最少の3得点と得点力不足に泣かされていたが、FWの選手として意地を見せた。「凄い自信になるし、これからいい方向に乗っていかないと。この勝ちを無駄にしないようにしたい」と声を弾ませていた。

[ 2013年4月21日 06:00 ]

決勝ゴールを記録した新潟の岡本である。
右足一閃、素晴らしいシュートであった。
この得点で新潟に今季リーグ戦二勝目に導いた。
岡本は新潟にて愛される選手となろう。
次節の対戦が楽しみである。