2013Jリーグ ディビジョン1 第6節
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・得点を見れば、非常に素晴らしい試合だった。入りが悪く、試合に入るのに15分かかったが、その部分も含めて試合が荒くなり始めていたので、もう少しレフェリーがコントロールできたのではないかと思う。その後は選手の疲労などが出てきて、サッカーらしい部分が出るようになったので、面白さのある試合だったのではないかと思う。選手たちには相手はホームでは手強いし、今置かれている順位が彼らを死ぬ物狂いで戦う精神を持ってピッチに入ってくるわけだから、それを上回るものをしっかりと出していかないといけないという話をした。その中でこれだけの点を取れたのは良かったのではないかと思う。
・現代サッカーではMFに運動量が非常に多く求められるので、日本のサッカーのスピーディーな展開を考えれば、攻めだけでなく守備もしなくてはいけないという状況になる。その中で、どうしても中盤の選手は、後ろ向きでボールを受けていたり、サイドに張っている状況だったら、だんだん疲労がたまってボールを蹴るのを嫌がっているかなという部分があるので、そういう意味で自然に選手を交代せざるを得ない。選手たちにはその状態になるまでは戦って欲しいと求めている。彼らも一生懸命やっている部分があるので、本当に称えたいし、ウチは色んな選手がいてローテーションもできるし、試合中も交代枠が3つあるので、その交代枠で良い活用ができればいいという思いで毎回やっている。
・相手は2点を取ったが、それも相手の武器。ヘディングの強い選手が2人も中にいて、彼らが良いポジション取りをしている。またクロスをしっかり上げているというところで、我々が分析し注意した上で失点しているというところでは、反省する部分もあると思う。
【大迫 勇也】
前の2試合は勝っている状態で入って今日は引き分けで入ったので、勝ちにいく状況だった。シュートも打てたし、コンディションもを上げていけば、もっと点を獲れると思う。
【前野 貴徳】
アントラーズで初めて1つ高いポジションでプレーした。相手の守備のところで前から行けという指示だった。(起用について)まだまだアピールをしないといけない。
【遠藤 康】
(FKは)ダヴィと大樹さんを狙って蹴った。ゴールの枠から外さないように心掛けて蹴った。連戦が終わったけど、まだ終わりじゃない。横浜FMも勝ったので、こっちも勝ち続けるしかない。
2013年04月13日(土)
本日行われたJ1第6節大分戦は3-2で勝利しました。
【J1:第6節 大分 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.04.13)
4月13日(土) 2013 J1リーグ戦 第6節
大分 2 - 3 鹿島 (14:04/大銀ド/10,571人)
得点者:25' 高松大樹(大分)、36' 柴崎岳(鹿島)、57' 野沢拓也(鹿島)、68' 森島康仁(大分)、90' 大迫勇也(鹿島)
●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「相手の順位を考えれば、強い気持ちを持って戦うと思っていたので、難しい試合になると予想していた。立ち上がり10分から15分は試合に入り切れない選手が何名かいた。分析のなかでクロスとポストプレーを組み合わせて、セカンドを拾うのは分かっていた。ターゲットマンが2人いたことで、さらに明確になった。クロスを上げさせない作業をしなければいけなかったが、注意が足りなかった。特に後半は疲労もあり、それが判断に響いた。試合は得点を数えれば分かるとおり、見る側にとっては楽しかったと思う。両チームともスペクタルなサッカーを見せられた。そのなかで勝つことができたのは嬉しい」
以上
【J1:第6節 大分 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.04.13)
●岩政大樹選手(鹿島):
「相手がサイドから攻撃してくることはスカウティングでも分かっていた。それなのに2失点は多い。まだまだ足りないことが多いということ。2試合続けてのアウェイだったので疲労はあった。特に立ち上がりは体が重かった。ここまで内容の良い試合が多かっただけに、引き分け以上の結果を想定していた。結果が出てよかった」
●柴崎岳選手(鹿島):
「得点は狙い通り。コンパクトに足を振れた。相手は切り返しが速く、2トップの選手を捕まえることを優先事項だった。相手の中盤にパスを捌かれ、リズムを作られたが、(受け手の)マークができていたので問題はなかった。ただ、2失点したのはまずい」
[ J1:第6節 大分 vs 鹿島 ]
先制を許した鹿島は36分に柴崎岳のゴールで追い付くと、57分には野沢拓也のゴールで逆転に成功する。
[ J1:第6節 大分 vs 鹿島 ]
2-2で迎えた90分、決着をつけたのは途中出場の大迫勇也(鹿島)。遠藤康のFKのこぼれ球を押し込み値千金の決勝点をあげた。
試合は鹿島が大分との接戦を制して、公式戦4連勝となった。
写真は決勝点をあげた大迫勇也を祝福する鹿島の選手たち。
[ J1:第6節 大分 vs 鹿島 ]WOWプレーヤーズアワード:大迫勇也選手(鹿島)
本日の試合で決勝点をあげた大迫勇也選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。
途中出場FW大迫の一撃で鹿島が2連勝! 大分は9戦未勝利に
13/4/13 16:31
[4.13 J1第6節 大分2-3鹿島 大銀ド]
J1は13日に第6節1日目を行い、大分トリニータはホームで鹿島アントラーズと対戦した。今季リーグ戦未勝利(2分3敗)の大分は、前半25分にFW高松大樹が先制点を挙げる。しかし、同36分には鹿島もMF柴崎岳の今季初ゴールで同点に追いついた。後半の開始直後には、鹿島がMF野沢拓也のゴールで逆転に成功する。だが、同23分には大分もFW森島康仁のゴールで試合を振り出しに戻した。このまま試合終了かと思われた後半45分、鹿島は途中出場のFW大迫勇也がゴールを決めて3-2で勝利。決勝点を挙げたヒーローは「まだまだ課題はたくさんある。(次の試合まで)また1週間空くので良い準備をしたい」と、気持ちを引き締めた。
試合を動かしたのは、ホームの大分だった。前半25分に右サイドに流れた森島からの折り返しをファーサイドで受けた高松がトラップでDFをかわすと、左足でシュートを決めて、1-0とリードする。しかし、公式戦3連勝中の鹿島も譲らない。前半36分に柴崎がピッチ中央の左寄りの位置でボールを受けると、右に運ぶように見せて、ニアサイドにミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。このまま1-1で前半を折り返す。
後半12分には、PAすぐ外でFWジュニーニョがDF深谷友基に倒されて、鹿島がFKを得る。これを野沢が右足でシュート。今季、神戸から復帰した背番号35のゴールが決まり、鹿島が逆転に成功した。しかし、大分も譲らない。後半23分に敵陣でボールを奪うと、左右に幅広くボールを動かす。左サイドから安川有がゴール前にクロスを入れると、これを森島が打点の高いヘッドで合わせる。ボールは左サイドネットに決まり、大分が2-2の同点に追い付いた。
その後も大分が優勢に試合を進めたが、得点を挙げることはでいなかった。逆に鹿島は一瞬の隙を逃さない。後半ロスタイム、途中出場のMF遠藤康がFKをゴール前に入れると、こぼれ球に同じく途中出場の大迫が鋭く反応した。「こぼれ球を狙っていたので、本当にこぼれてきて良かった」と話す大迫が右足で放ったシュートが、GK丹野研太の股間を抜けてゴールに決まる。これが決勝点となり、鹿島が3-2で勝利。公式戦の連勝を4として、勝ち点を11に伸ばしている。
リーグ戦では3節の広島戦(0-0)以降、スタメンから離れている大迫は「ケガをしている中でチームが勝っているのは、複雑な気分でした。こうして勝ちにつなげられるゴールを挙げることができて良かった」と、笑顔を見せた。
一方、公式戦9試合未勝利となった大分の田坂和昭監督は「したたかにやられたなと思います。ほぼリスタート絡みでしたし、そこが鹿島の強さであるのでしょうけど、非常に悔しい試合だったと思います。内容も良く、やられそうな場面もほとんどなかった。ただ、まだ(大分は)自信を持っていない。選手が最後のところで踏ん張り切るとか、最後のところでやめないっていうところが、まだまだ足りないところだなと感じました」と唇を噛んだ。
レフェリングについて苦言を呈するトニーニョ・セレーゾ監督である。
確かに少々疑問に思う部分が散見された。
このような公式の場で指摘されるようなことはないようにして欲しいところ。
それはさておき、監督も岩政も、そして岳も言うように、スカウティングしたところで失点していては、苦戦もやむ無しというところ。
修正を重ね、チームを熟成させて欲しい。
期待しておる。
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・得点を見れば、非常に素晴らしい試合だった。入りが悪く、試合に入るのに15分かかったが、その部分も含めて試合が荒くなり始めていたので、もう少しレフェリーがコントロールできたのではないかと思う。その後は選手の疲労などが出てきて、サッカーらしい部分が出るようになったので、面白さのある試合だったのではないかと思う。選手たちには相手はホームでは手強いし、今置かれている順位が彼らを死ぬ物狂いで戦う精神を持ってピッチに入ってくるわけだから、それを上回るものをしっかりと出していかないといけないという話をした。その中でこれだけの点を取れたのは良かったのではないかと思う。
・現代サッカーではMFに運動量が非常に多く求められるので、日本のサッカーのスピーディーな展開を考えれば、攻めだけでなく守備もしなくてはいけないという状況になる。その中で、どうしても中盤の選手は、後ろ向きでボールを受けていたり、サイドに張っている状況だったら、だんだん疲労がたまってボールを蹴るのを嫌がっているかなという部分があるので、そういう意味で自然に選手を交代せざるを得ない。選手たちにはその状態になるまでは戦って欲しいと求めている。彼らも一生懸命やっている部分があるので、本当に称えたいし、ウチは色んな選手がいてローテーションもできるし、試合中も交代枠が3つあるので、その交代枠で良い活用ができればいいという思いで毎回やっている。
・相手は2点を取ったが、それも相手の武器。ヘディングの強い選手が2人も中にいて、彼らが良いポジション取りをしている。またクロスをしっかり上げているというところで、我々が分析し注意した上で失点しているというところでは、反省する部分もあると思う。
【大迫 勇也】
前の2試合は勝っている状態で入って今日は引き分けで入ったので、勝ちにいく状況だった。シュートも打てたし、コンディションもを上げていけば、もっと点を獲れると思う。
【前野 貴徳】
アントラーズで初めて1つ高いポジションでプレーした。相手の守備のところで前から行けという指示だった。(起用について)まだまだアピールをしないといけない。
【遠藤 康】
(FKは)ダヴィと大樹さんを狙って蹴った。ゴールの枠から外さないように心掛けて蹴った。連戦が終わったけど、まだ終わりじゃない。横浜FMも勝ったので、こっちも勝ち続けるしかない。
2013年04月13日(土)
本日行われたJ1第6節大分戦は3-2で勝利しました。
【J1:第6節 大分 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.04.13)
4月13日(土) 2013 J1リーグ戦 第6節
大分 2 - 3 鹿島 (14:04/大銀ド/10,571人)
得点者:25' 高松大樹(大分)、36' 柴崎岳(鹿島)、57' 野沢拓也(鹿島)、68' 森島康仁(大分)、90' 大迫勇也(鹿島)
●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「相手の順位を考えれば、強い気持ちを持って戦うと思っていたので、難しい試合になると予想していた。立ち上がり10分から15分は試合に入り切れない選手が何名かいた。分析のなかでクロスとポストプレーを組み合わせて、セカンドを拾うのは分かっていた。ターゲットマンが2人いたことで、さらに明確になった。クロスを上げさせない作業をしなければいけなかったが、注意が足りなかった。特に後半は疲労もあり、それが判断に響いた。試合は得点を数えれば分かるとおり、見る側にとっては楽しかったと思う。両チームともスペクタルなサッカーを見せられた。そのなかで勝つことができたのは嬉しい」
以上
【J1:第6節 大分 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.04.13)
●岩政大樹選手(鹿島):
「相手がサイドから攻撃してくることはスカウティングでも分かっていた。それなのに2失点は多い。まだまだ足りないことが多いということ。2試合続けてのアウェイだったので疲労はあった。特に立ち上がりは体が重かった。ここまで内容の良い試合が多かっただけに、引き分け以上の結果を想定していた。結果が出てよかった」
●柴崎岳選手(鹿島):
「得点は狙い通り。コンパクトに足を振れた。相手は切り返しが速く、2トップの選手を捕まえることを優先事項だった。相手の中盤にパスを捌かれ、リズムを作られたが、(受け手の)マークができていたので問題はなかった。ただ、2失点したのはまずい」
[ J1:第6節 大分 vs 鹿島 ]
先制を許した鹿島は36分に柴崎岳のゴールで追い付くと、57分には野沢拓也のゴールで逆転に成功する。
[ J1:第6節 大分 vs 鹿島 ]
2-2で迎えた90分、決着をつけたのは途中出場の大迫勇也(鹿島)。遠藤康のFKのこぼれ球を押し込み値千金の決勝点をあげた。
試合は鹿島が大分との接戦を制して、公式戦4連勝となった。
写真は決勝点をあげた大迫勇也を祝福する鹿島の選手たち。
[ J1:第6節 大分 vs 鹿島 ]WOWプレーヤーズアワード:大迫勇也選手(鹿島)
本日の試合で決勝点をあげた大迫勇也選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。
途中出場FW大迫の一撃で鹿島が2連勝! 大分は9戦未勝利に
13/4/13 16:31
[4.13 J1第6節 大分2-3鹿島 大銀ド]
J1は13日に第6節1日目を行い、大分トリニータはホームで鹿島アントラーズと対戦した。今季リーグ戦未勝利(2分3敗)の大分は、前半25分にFW高松大樹が先制点を挙げる。しかし、同36分には鹿島もMF柴崎岳の今季初ゴールで同点に追いついた。後半の開始直後には、鹿島がMF野沢拓也のゴールで逆転に成功する。だが、同23分には大分もFW森島康仁のゴールで試合を振り出しに戻した。このまま試合終了かと思われた後半45分、鹿島は途中出場のFW大迫勇也がゴールを決めて3-2で勝利。決勝点を挙げたヒーローは「まだまだ課題はたくさんある。(次の試合まで)また1週間空くので良い準備をしたい」と、気持ちを引き締めた。
試合を動かしたのは、ホームの大分だった。前半25分に右サイドに流れた森島からの折り返しをファーサイドで受けた高松がトラップでDFをかわすと、左足でシュートを決めて、1-0とリードする。しかし、公式戦3連勝中の鹿島も譲らない。前半36分に柴崎がピッチ中央の左寄りの位置でボールを受けると、右に運ぶように見せて、ニアサイドにミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。このまま1-1で前半を折り返す。
後半12分には、PAすぐ外でFWジュニーニョがDF深谷友基に倒されて、鹿島がFKを得る。これを野沢が右足でシュート。今季、神戸から復帰した背番号35のゴールが決まり、鹿島が逆転に成功した。しかし、大分も譲らない。後半23分に敵陣でボールを奪うと、左右に幅広くボールを動かす。左サイドから安川有がゴール前にクロスを入れると、これを森島が打点の高いヘッドで合わせる。ボールは左サイドネットに決まり、大分が2-2の同点に追い付いた。
その後も大分が優勢に試合を進めたが、得点を挙げることはでいなかった。逆に鹿島は一瞬の隙を逃さない。後半ロスタイム、途中出場のMF遠藤康がFKをゴール前に入れると、こぼれ球に同じく途中出場の大迫が鋭く反応した。「こぼれ球を狙っていたので、本当にこぼれてきて良かった」と話す大迫が右足で放ったシュートが、GK丹野研太の股間を抜けてゴールに決まる。これが決勝点となり、鹿島が3-2で勝利。公式戦の連勝を4として、勝ち点を11に伸ばしている。
リーグ戦では3節の広島戦(0-0)以降、スタメンから離れている大迫は「ケガをしている中でチームが勝っているのは、複雑な気分でした。こうして勝ちにつなげられるゴールを挙げることができて良かった」と、笑顔を見せた。
一方、公式戦9試合未勝利となった大分の田坂和昭監督は「したたかにやられたなと思います。ほぼリスタート絡みでしたし、そこが鹿島の強さであるのでしょうけど、非常に悔しい試合だったと思います。内容も良く、やられそうな場面もほとんどなかった。ただ、まだ(大分は)自信を持っていない。選手が最後のところで踏ん張り切るとか、最後のところでやめないっていうところが、まだまだ足りないところだなと感じました」と唇を噛んだ。
レフェリングについて苦言を呈するトニーニョ・セレーゾ監督である。
確かに少々疑問に思う部分が散見された。
このような公式の場で指摘されるようなことはないようにして欲しいところ。
それはさておき、監督も岩政も、そして岳も言うように、スカウティングしたところで失点していては、苦戦もやむ無しというところ。
修正を重ね、チームを熟成させて欲しい。
期待しておる。