植田→高崎→聖真のキックオフゴールは見事。
【THE REAL】ハリルジャパンとプラチナ世代の元気印、DF昌子源を成長させる“未知との遭遇”
昌子源(2015年4月7日)(c)Getty Images
昌子源と書いて「しょうじ・げん」と読む。日本サッカー界の「プラチナ世代」と呼ばれる1992年生まれの22歳。鹿島アントラーズに加入して4年目を迎えた昨シーズンは、最終ラインの統率役としてリーグ戦全34試合に先発。日本代表にも抜擢された伸び盛りのホープだ。
ポジティブで明るく、何事にも物怖じしないキャラクター。豊富な語彙と達者なトークでアントラーズのムードメーカーを務め、試合後の取材エリアでは常に大勢のメディアに囲まれる。「げんちゃん」の愛称でサポーターからも愛される元気印が、未知の領域に足を踏み入れたのは8日のことだった。
ホームに中国スーパーリーグの強豪、広州恒大を迎えたアジア・チャンピオンズリーグのグループリーグ第4節。その後半30分に昌子はピッチの上に仰向けに転がされ、冷たい雨が降ってくる夜空を見上げながら、二律背反する思いを脳裏に交錯させていた。
「本当にすごいゴールだった。ワールドクラスの動き出しについていけずに失点してしまったことは、確かに悔しい。やられた本人が言うのも変ですけど、すごくいい経験になったとも思った。こういう戦いをもっと、もっとやりたいと」
■「化け物と戦っているようなかんじ」に楽しさを見出す
昌子源(2015年4月7日)(c)Getty Images
左サイドへ抜け出した中国代表FWガオリンへロングパスが通り、追走してきた右サイドバックの西大伍を切り返しでかわした直後だった。それまで昌子がマークしていたFWエウケソンが突然、視界から消えた。
元ブラジル代表の肩書を持つ25歳のエウケソンは、時計と逆回りの弧を描きながら昌子の死角へ巧みに侵入。ガオリンが放ったクロスを昌子がクリアする体勢に入った瞬間に、右側からいきなり姿を現した。
虚を突かれ、体勢を崩した昌子をあざ笑うかのように、エウケソンが伸ばしてきた左足は確実にボールをとらえる。駆け引きで後手を踏み、完璧に決められた同点ゴール。昌子はただただ脱帽するしかなかった。
「正直言うと、僕が先にボールに触れると確信に近いものがあった。ボールを持っていないときは守備も何もしない選手だけど、サボっているように見えて僕たちの背後をずっと狙っている。エウケソン選手から見れば、僕は隙だらけだったんでしょうね。足を蹴られたし、踏みつけられたし、腕も引っ張られた。本当にいろいろな駆け引きを仕掛けてきた。化け物と戦っているような感じでしたけど、楽しさすら感じていた」
バヒド・ハリルホジッチ新監督のもとで招集された新生日本代表で、いい意味でのカルチャーショックを受けた。182cm、74kgのサイズを生かした空中戦でも強さを発揮する昌子だが、最大の武器は洞察力を生かしたカバーリング能力にあると自負していた。
■ピッチの上では「人格を変える」
昌子源(2015年3月31日)(c)Getty Images
昨シーズンのアントラーズでは186cm、77kgと昌子を上回るサイズと、小学生時代にテコンドーで全国3位になったフィジカルの強さを誇る高卒2年目の植田直通とセンターバックコンビを結成。植田が相手をまず潰しにいき、昌子がフォローする役割分担でリーグ3位に食い込んだチームを下支えした。
しかし、ハリルホジッチ監督は国内組の守備、特に球際での攻防を一刀両断に斬り捨てた。海外組と国内組に分けられて、大分市内での合宿中に実施されたグループ面談。昌子は指揮官から放たれた厳しい言葉を、「君たちならもっと成長できる」というメッセージとして受け止めた。
「相手をリスペクトしすぎていると言われました。優しく当たりにいって、逆に相手にひじ打ちを食らっていると。試合中は常に強気でプレーして、激しくいきすぎたら試合後に謝ればいいとも。ピッチの上に立てば、それこそ人格を変えてプレーしていくしかないと思いました」
■センターバックとしての可能性
昌子源(2015年3月31日)(c)Getty Images
米子北高校1年生のときに、昌子はフォワードからセンターバックに転向している。中学時代に所属したガンバ大阪のジュニアユースの同期には「怪童」の異名をほしいままにし、現在はトップチームでエースを担う宇佐美貴史が君臨していた。
宇佐美の底知れぬ才能を目の当たりにし、さらにユースへの昇格がかなわかったこともあって、中学3年の途中で昌子はサッカーをやめている。バスケットボールへの道を志向した時期もあったが、サッカーの指導者を務める父の知人がコーチを務めていた米子北高校の練習に参加したことで情熱を取り戻す。
親元を離れた異郷の地でセンターバックとしての可能性を見出され、U‐19日本代表候補に名前を連ね、卒業時には名門アントラーズから声がかかった。運命の糸に導かれるかのように、今シーズンからは歴代のディフェンスリーダーが背負ってきた『3』番を託されるまでに成長した。
昌子の前に『3』番をつけていたワールドカップ・南アフリカ大会代表の岩政大樹(現ファジアーノ岡山)は、2013年シーズンいっぱいで契約更新を見送られた。これからは昌子に任せる――。フロント主導の世代交代を受け入れ、アントラーズを去った岩政から贈られた言葉はいまも昌子を支えている。
「お前の潜在能力は高い。自信を持ってプレーすれば、鹿島を背負えるセンターバックになれる」
■笑顔の裏にある覚悟、次の一歩
22歳にしてキャプテンを務める同期のMF柴崎岳とともに、新生アントラーズを象徴する存在となった今シーズン。先発フル出場を果たし、待望の日本代表デビューを果たした3月31日のウズベキスタン代表戦で感じた「もっと自分の能力を出せた」という思いは、広州恒大戦を経てますます強くなった。
「それまで抑えていても、あのワンプレーでゴールを決められているようでは未熟。エウケソン選手の動きについていけない自分は、まだまだ世界では通用しないと痛感させられた。今日のようなプレーをしていたら、代表に選ばれ続けるのも難しい。試合に勝ったことで、結果論としては『いい勉強になった』と言えるけど、同じ形では一生やられないようにしないと」
ウズベキスタン代表戦では、途中出場した「プラチナ世代」の柴崎と宇佐美がそれぞれゴールを決めた。同じく1992年生まれの日本代表FW武藤嘉紀(FC東京)が、プレミアリーグの名門チェルシーから正式オファーを受けたというニュースもメディアを騒がせた。
「1992年組とは言われているけど、僕は一歩も二歩も置いていかれている。ちょっとでも差を詰められるように頑張っていかないと」
エウケソンにゴールを許した数秒後に、昌子は自らを鼓舞するように笑顔まじりで立ち上がった。いわゆる“未知との遭遇”に、これからも打ちのめされることがあるだろう。それでも、ショックを真正面から受け止め、さらに上のステージを目指すエネルギーに変えるたくましさが昌子の体には脈打っている。
《藤江直人》
源について記すCYCLE style of sports and technologyの藤江氏である。
先日のACL・広州恒大戦に於けるエウケソンのゴールについて熱く語る源の言葉が心地よい。
日本代表での経験、そして岩政の言葉、「お前の潜在能力は高い。自信を持ってプレーすれば、鹿島を背負えるセンターバックになれる」、多くの者が昌子源に期待しておる。
源は潜在能力をこれから更に引き出していくこととなろう。
このエウケソンとの駆け引きもまた、源の大きな経験ととなっておる。
どこまで伸びていくのか、楽しみである。
昌子源(2015年4月7日)(c)Getty Images
昌子源と書いて「しょうじ・げん」と読む。日本サッカー界の「プラチナ世代」と呼ばれる1992年生まれの22歳。鹿島アントラーズに加入して4年目を迎えた昨シーズンは、最終ラインの統率役としてリーグ戦全34試合に先発。日本代表にも抜擢された伸び盛りのホープだ。
ポジティブで明るく、何事にも物怖じしないキャラクター。豊富な語彙と達者なトークでアントラーズのムードメーカーを務め、試合後の取材エリアでは常に大勢のメディアに囲まれる。「げんちゃん」の愛称でサポーターからも愛される元気印が、未知の領域に足を踏み入れたのは8日のことだった。
ホームに中国スーパーリーグの強豪、広州恒大を迎えたアジア・チャンピオンズリーグのグループリーグ第4節。その後半30分に昌子はピッチの上に仰向けに転がされ、冷たい雨が降ってくる夜空を見上げながら、二律背反する思いを脳裏に交錯させていた。
「本当にすごいゴールだった。ワールドクラスの動き出しについていけずに失点してしまったことは、確かに悔しい。やられた本人が言うのも変ですけど、すごくいい経験になったとも思った。こういう戦いをもっと、もっとやりたいと」
■「化け物と戦っているようなかんじ」に楽しさを見出す
昌子源(2015年4月7日)(c)Getty Images
左サイドへ抜け出した中国代表FWガオリンへロングパスが通り、追走してきた右サイドバックの西大伍を切り返しでかわした直後だった。それまで昌子がマークしていたFWエウケソンが突然、視界から消えた。
元ブラジル代表の肩書を持つ25歳のエウケソンは、時計と逆回りの弧を描きながら昌子の死角へ巧みに侵入。ガオリンが放ったクロスを昌子がクリアする体勢に入った瞬間に、右側からいきなり姿を現した。
虚を突かれ、体勢を崩した昌子をあざ笑うかのように、エウケソンが伸ばしてきた左足は確実にボールをとらえる。駆け引きで後手を踏み、完璧に決められた同点ゴール。昌子はただただ脱帽するしかなかった。
「正直言うと、僕が先にボールに触れると確信に近いものがあった。ボールを持っていないときは守備も何もしない選手だけど、サボっているように見えて僕たちの背後をずっと狙っている。エウケソン選手から見れば、僕は隙だらけだったんでしょうね。足を蹴られたし、踏みつけられたし、腕も引っ張られた。本当にいろいろな駆け引きを仕掛けてきた。化け物と戦っているような感じでしたけど、楽しさすら感じていた」
バヒド・ハリルホジッチ新監督のもとで招集された新生日本代表で、いい意味でのカルチャーショックを受けた。182cm、74kgのサイズを生かした空中戦でも強さを発揮する昌子だが、最大の武器は洞察力を生かしたカバーリング能力にあると自負していた。
■ピッチの上では「人格を変える」
昌子源(2015年3月31日)(c)Getty Images
昨シーズンのアントラーズでは186cm、77kgと昌子を上回るサイズと、小学生時代にテコンドーで全国3位になったフィジカルの強さを誇る高卒2年目の植田直通とセンターバックコンビを結成。植田が相手をまず潰しにいき、昌子がフォローする役割分担でリーグ3位に食い込んだチームを下支えした。
しかし、ハリルホジッチ監督は国内組の守備、特に球際での攻防を一刀両断に斬り捨てた。海外組と国内組に分けられて、大分市内での合宿中に実施されたグループ面談。昌子は指揮官から放たれた厳しい言葉を、「君たちならもっと成長できる」というメッセージとして受け止めた。
「相手をリスペクトしすぎていると言われました。優しく当たりにいって、逆に相手にひじ打ちを食らっていると。試合中は常に強気でプレーして、激しくいきすぎたら試合後に謝ればいいとも。ピッチの上に立てば、それこそ人格を変えてプレーしていくしかないと思いました」
■センターバックとしての可能性
昌子源(2015年3月31日)(c)Getty Images
米子北高校1年生のときに、昌子はフォワードからセンターバックに転向している。中学時代に所属したガンバ大阪のジュニアユースの同期には「怪童」の異名をほしいままにし、現在はトップチームでエースを担う宇佐美貴史が君臨していた。
宇佐美の底知れぬ才能を目の当たりにし、さらにユースへの昇格がかなわかったこともあって、中学3年の途中で昌子はサッカーをやめている。バスケットボールへの道を志向した時期もあったが、サッカーの指導者を務める父の知人がコーチを務めていた米子北高校の練習に参加したことで情熱を取り戻す。
親元を離れた異郷の地でセンターバックとしての可能性を見出され、U‐19日本代表候補に名前を連ね、卒業時には名門アントラーズから声がかかった。運命の糸に導かれるかのように、今シーズンからは歴代のディフェンスリーダーが背負ってきた『3』番を託されるまでに成長した。
昌子の前に『3』番をつけていたワールドカップ・南アフリカ大会代表の岩政大樹(現ファジアーノ岡山)は、2013年シーズンいっぱいで契約更新を見送られた。これからは昌子に任せる――。フロント主導の世代交代を受け入れ、アントラーズを去った岩政から贈られた言葉はいまも昌子を支えている。
「お前の潜在能力は高い。自信を持ってプレーすれば、鹿島を背負えるセンターバックになれる」
■笑顔の裏にある覚悟、次の一歩
22歳にしてキャプテンを務める同期のMF柴崎岳とともに、新生アントラーズを象徴する存在となった今シーズン。先発フル出場を果たし、待望の日本代表デビューを果たした3月31日のウズベキスタン代表戦で感じた「もっと自分の能力を出せた」という思いは、広州恒大戦を経てますます強くなった。
「それまで抑えていても、あのワンプレーでゴールを決められているようでは未熟。エウケソン選手の動きについていけない自分は、まだまだ世界では通用しないと痛感させられた。今日のようなプレーをしていたら、代表に選ばれ続けるのも難しい。試合に勝ったことで、結果論としては『いい勉強になった』と言えるけど、同じ形では一生やられないようにしないと」
ウズベキスタン代表戦では、途中出場した「プラチナ世代」の柴崎と宇佐美がそれぞれゴールを決めた。同じく1992年生まれの日本代表FW武藤嘉紀(FC東京)が、プレミアリーグの名門チェルシーから正式オファーを受けたというニュースもメディアを騒がせた。
「1992年組とは言われているけど、僕は一歩も二歩も置いていかれている。ちょっとでも差を詰められるように頑張っていかないと」
エウケソンにゴールを許した数秒後に、昌子は自らを鼓舞するように笑顔まじりで立ち上がった。いわゆる“未知との遭遇”に、これからも打ちのめされることがあるだろう。それでも、ショックを真正面から受け止め、さらに上のステージを目指すエネルギーに変えるたくましさが昌子の体には脈打っている。
《藤江直人》
源について記すCYCLE style of sports and technologyの藤江氏である。
先日のACL・広州恒大戦に於けるエウケソンのゴールについて熱く語る源の言葉が心地よい。
日本代表での経験、そして岩政の言葉、「お前の潜在能力は高い。自信を持ってプレーすれば、鹿島を背負えるセンターバックになれる」、多くの者が昌子源に期待しておる。
源は潜在能力をこれから更に引き出していくこととなろう。
このエウケソンとの駆け引きもまた、源の大きな経験ととなっておる。
どこまで伸びていくのか、楽しみである。
4戦連続出番なしの内田「怪我をしている自分が悪い」
15/4/12 10:11
[4.11 ブンデスリーガ第28節 シャルケ0-0フライブルク]
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケは11日、ホームでフライブルクと対戦し、0-0で引き分けた。シャルケは4戦未勝利、3戦連続の無得点で、2戦連続のスコアレスドローとなった。
右ひざに故障を抱える内田は、この日もベンチからのスタートになった。だが、最後まで出番は回ってこず、4戦連続の出場機会なしに終わった。
ブンデスリーガ公式サイト日本語版によると、内田は「自分が立っていたら、と考える場面は多かったですけど、仕方がないです。怪我をしている自分が悪いですから」と、現状へのもどかしさを語った。
また、勝ち点を伸ばせずにいるチームについては、「良い時はもっと決定的チャンスがある。押せ押せの時間がないのは、シャルケらしくない」と分析。「本来、自分たちで良いプレーやシュートで終わって引き寄せていかないといけない。自分はプレーしてないので、何とも言えませんけど」と話した。
これで欧州CL出場圏内の4位レバークーゼンとの勝ち点差は「10」にまで広がった。内田は、「是非チャンピオンズリーグに行きたいというのはあるんですけど、仕方がないですよ」としながらも、「行ける可能性が少なくなったからといって、手放すのはもったいない」と諦めない姿勢を改めて示した。
4戦連続で不出場となったシャルケの篤人である。
シャルケは篤人が出なくなってから勝利から遠ざかっておる。
如何に重要な選手であるかがわかる。
この試合のスコアレスドローで、4位との勝ち点差は10となった。
欧州CL出場権はかなり難しくなったと言えよう。
しかしながら、篤人は「行ける可能性が少なくなったからといって、手放すのはもったいない」と語る。
諦める必要はない。
可能性が0になるまで強い気持ちで戦う鹿島の精神が活きておる。
鹿島にて培ったメンタリティで欧州にて輝くのだ。
復活を心待ちにしておる。
15/4/12 10:11
[4.11 ブンデスリーガ第28節 シャルケ0-0フライブルク]
日本代表DF内田篤人の所属するシャルケは11日、ホームでフライブルクと対戦し、0-0で引き分けた。シャルケは4戦未勝利、3戦連続の無得点で、2戦連続のスコアレスドローとなった。
右ひざに故障を抱える内田は、この日もベンチからのスタートになった。だが、最後まで出番は回ってこず、4戦連続の出場機会なしに終わった。
ブンデスリーガ公式サイト日本語版によると、内田は「自分が立っていたら、と考える場面は多かったですけど、仕方がないです。怪我をしている自分が悪いですから」と、現状へのもどかしさを語った。
また、勝ち点を伸ばせずにいるチームについては、「良い時はもっと決定的チャンスがある。押せ押せの時間がないのは、シャルケらしくない」と分析。「本来、自分たちで良いプレーやシュートで終わって引き寄せていかないといけない。自分はプレーしてないので、何とも言えませんけど」と話した。
これで欧州CL出場圏内の4位レバークーゼンとの勝ち点差は「10」にまで広がった。内田は、「是非チャンピオンズリーグに行きたいというのはあるんですけど、仕方がないですよ」としながらも、「行ける可能性が少なくなったからといって、手放すのはもったいない」と諦めない姿勢を改めて示した。
4戦連続で不出場となったシャルケの篤人である。
シャルケは篤人が出なくなってから勝利から遠ざかっておる。
如何に重要な選手であるかがわかる。
この試合のスコアレスドローで、4位との勝ち点差は10となった。
欧州CL出場権はかなり難しくなったと言えよう。
しかしながら、篤人は「行ける可能性が少なくなったからといって、手放すのはもったいない」と語る。
諦める必要はない。
可能性が0になるまで強い気持ちで戦う鹿島の精神が活きておる。
鹿島にて培ったメンタリティで欧州にて輝くのだ。
復活を心待ちにしておる。
鹿島DF昌子 コンパニーを参考“マンC流”で初完封目指す
J1第1S第5節 鹿島―新潟 (4月12日 カシマ)
鹿島のDF昌子は“マンC流”で12日の新潟戦での完封を目指す
Photo By スポニチ
鹿島の日本代表DF昌子が“マンC流”で新潟戦での今季初完封を目指す。今季はACLを含めて開幕から8試合を消化し無失点がない。3日の鳥栖戦でFKから先制点を許したように、セットプレーからの失点が目を引く。
「監督から欧州の試合を見るように言われました」とあって、選手寮で夕食後、他の選手と欧州CLなどを見た。「セットプレーのポジショニングや駆け引きの部分。戦場ですから」。特に目を引いたのがイングランドの強豪マンチェスターCだった。「コンパニーが凄いです」とベルギー代表DFのプレーを参考にしていく考えだ。
他にも、セットプレーではあらためて声に出してマークを確認することも自らに課した。タイトル獲得のため、堅守を取り戻す。
[ 2015年4月12日 09:27 ]
今季、無失点試合のない鹿島である。
これは由々しき仕儀である。
この窮地を若きDFリーダーである源は欧州の試合を観て参考にしたとのこと。
マンチェスター・シティのコンパニーが凄いと感化を受けた様子。
ポジショニングや駆け引きを覚え、更なる成長を遂げるのだ。
今日の新潟戦では完封を目指せ。
源の躍動を楽しみにしておる。
J1第1S第5節 鹿島―新潟 (4月12日 カシマ)
鹿島のDF昌子は“マンC流”で12日の新潟戦での完封を目指す
Photo By スポニチ
鹿島の日本代表DF昌子が“マンC流”で新潟戦での今季初完封を目指す。今季はACLを含めて開幕から8試合を消化し無失点がない。3日の鳥栖戦でFKから先制点を許したように、セットプレーからの失点が目を引く。
「監督から欧州の試合を見るように言われました」とあって、選手寮で夕食後、他の選手と欧州CLなどを見た。「セットプレーのポジショニングや駆け引きの部分。戦場ですから」。特に目を引いたのがイングランドの強豪マンチェスターCだった。「コンパニーが凄いです」とベルギー代表DFのプレーを参考にしていく考えだ。
他にも、セットプレーではあらためて声に出してマークを確認することも自らに課した。タイトル獲得のため、堅守を取り戻す。
[ 2015年4月12日 09:27 ]
今季、無失点試合のない鹿島である。
これは由々しき仕儀である。
この窮地を若きDFリーダーである源は欧州の試合を観て参考にしたとのこと。
マンチェスター・シティのコンパニーが凄いと感化を受けた様子。
ポジショニングや駆け引きを覚え、更なる成長を遂げるのだ。
今日の新潟戦では完封を目指せ。
源の躍動を楽しみにしておる。
鹿島高崎、今日こそJ1号だ 新潟戦先発へ
[2015年4月12日7時30分 紙面から]
鹿島FW高崎寛之(29)が、今日12日のホーム新潟戦(カシマ)でリーグ初得点を狙う。11日、茨城・鹿嶋市内で行われたフォーメーション練習で主力組の1トップに入って調整。7日のACLホーム広州恒大(中国)戦で後半ロスタイムに決勝弾を奪ったが、試合はベンチスタートだった。結果が認められ、今節から先発に復帰する見通しだ。
徳島から加入した今季はリーグ戦もACLも開幕スタメンに選ばれたが、リーグ戦はここまで無得点。ACLも3月18日のアウェー広州恒大戦で移籍後の公式戦1号を決めたが、3-4で逆転負けして空砲に終わっていた。先日の決勝弾でようやく勝利につながったが「まだリーグで取れていないので」と燃えている。
昨季は最下位徳島で7得点。地元茨城のクラブで挑戦する道を選び「鹿島ならチャンスが増えるので、得点も増える」と思っていたが甘かった。188センチの長身を生かし切れず、今季始まったトラッキングシステム(選手の動きなどを追尾するシステム)で自分のプレーエリアを確認したり、キッカーのMF柴崎と話し合ってきた。広州恒大戦で先発落ちを見返すゴールを奪い「やっとのやっとで貢献できた。勝負どころで点を取って早く信頼されたい」。リーグ初弾で、もっと認めてもらう。【木下淳】
先発出場が予想される高崎である。
広州恒大戦では先発から外れたが、起死回生のヘッドが認められた格好である。
ACLでは連続ゴール中もJリーグでは結果を出せておらぬ。
ここは、今日の新潟戦にて豪快なゴールを決めて欲しいところ。
頼れるストライカーの覚醒を期待しておる。
[2015年4月12日7時30分 紙面から]
鹿島FW高崎寛之(29)が、今日12日のホーム新潟戦(カシマ)でリーグ初得点を狙う。11日、茨城・鹿嶋市内で行われたフォーメーション練習で主力組の1トップに入って調整。7日のACLホーム広州恒大(中国)戦で後半ロスタイムに決勝弾を奪ったが、試合はベンチスタートだった。結果が認められ、今節から先発に復帰する見通しだ。
徳島から加入した今季はリーグ戦もACLも開幕スタメンに選ばれたが、リーグ戦はここまで無得点。ACLも3月18日のアウェー広州恒大戦で移籍後の公式戦1号を決めたが、3-4で逆転負けして空砲に終わっていた。先日の決勝弾でようやく勝利につながったが「まだリーグで取れていないので」と燃えている。
昨季は最下位徳島で7得点。地元茨城のクラブで挑戦する道を選び「鹿島ならチャンスが増えるので、得点も増える」と思っていたが甘かった。188センチの長身を生かし切れず、今季始まったトラッキングシステム(選手の動きなどを追尾するシステム)で自分のプレーエリアを確認したり、キッカーのMF柴崎と話し合ってきた。広州恒大戦で先発落ちを見返すゴールを奪い「やっとのやっとで貢献できた。勝負どころで点を取って早く信頼されたい」。リーグ初弾で、もっと認めてもらう。【木下淳】
先発出場が予想される高崎である。
広州恒大戦では先発から外れたが、起死回生のヘッドが認められた格好である。
ACLでは連続ゴール中もJリーグでは結果を出せておらぬ。
ここは、今日の新潟戦にて豪快なゴールを決めて欲しいところ。
頼れるストライカーの覚醒を期待しておる。
鹿島・柴崎、高精度FKで新潟撃破だ「質と確率上げていきたい」
鹿島の日本代表MF柴崎が11日、12日のホーム新潟戦に向け「キックの質と決まる確率を上げていきたい」とセットプレーからの得点をもくろんだ。3日の鳥栖戦と7日のアジア・チャンピオンズリーグの広州恒大(中国)戦は、FKでアシストを記録。代表ではハリルホジッチ監督がFKのキッカーを白紙としており、精度の高さをアピールしたい。若武者の正確なキックで新潟を撃破する。 (茨城・鹿嶋市内)
(紙面から)
「キックの質と決まる確率を上げていきたい」語る岳である。
鳥栖戦、広州恒大戦と二戦連続でアシストを記録しておる岳の精度が増しておることが見て取れる。
ここ数年、ずっと居残り練習してきた成果が出ておる。
今日の新潟戦に於いても、良い結果を出してくれるのではなかろうか。
キャプテン・岳の活躍を期待しておる。
鹿島の日本代表MF柴崎が11日、12日のホーム新潟戦に向け「キックの質と決まる確率を上げていきたい」とセットプレーからの得点をもくろんだ。3日の鳥栖戦と7日のアジア・チャンピオンズリーグの広州恒大(中国)戦は、FKでアシストを記録。代表ではハリルホジッチ監督がFKのキッカーを白紙としており、精度の高さをアピールしたい。若武者の正確なキックで新潟を撃破する。 (茨城・鹿嶋市内)
(紙面から)
「キックの質と決まる確率を上げていきたい」語る岳である。
鳥栖戦、広州恒大戦と二戦連続でアシストを記録しておる岳の精度が増しておることが見て取れる。
ここ数年、ずっと居残り練習してきた成果が出ておる。
今日の新潟戦に於いても、良い結果を出してくれるのではなかろうか。
キャプテン・岳の活躍を期待しておる。