鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

鈴木 藍真くん・松浦 航洋くん・山本 瑞樹くん、Jリーグ選抜選出

2012年07月12日 | Weblog
U-16・U-15・U-14・U-13 2012Jリーグ選抜 韓国/ブラジル/中国/タイ 海外キャンプに派遣
 Jリーグは、7月から9月にかけて、U-16Jリーグ選抜を韓国、U-15Jリーグ選抜をブラジル、U-14Jリーグ選抜を中国、U-13Jリーグ選抜をタイにそれぞれ派遣し、海外キャンプを実施します。
 U-16Jリーグ選抜は3回目、U-15Jリーグ選抜は8回目、U-14Jリーグ選抜は5回目、U-13Jリーグ選抜は4回目の海外キャンプとなります。
 海外キャンプは、Jクラブのアカデミーに所属する選手を選抜し、国際試合の経験を通じて競技力向上の機会を与えるだけでなく、海外文化に触れ現地の人々と交流する経験を通じて豊かな人間性を育むことを目的としています。また、世界におけるJクラブのアカデミー選手のレベルを把握し、今後の選手育成・指導に還元したいと考えています。


≪U-16Jリーグ選抜 韓国キャンプ≫
U-16Jリーグ選抜が実施する韓国キャンプでは、韓国・Kリーグに加盟する蔚山現代、釜山アイパーク、浦項スティーラーズ他のアカデミーチームとトレーニングマッチを行う予定です。

期間 2012年8月21日(火)~8月27日(月)
場所 韓国(蔚山)

【U-16Jリーグ選抜チーム メンバー】※敬称略

<スタッフ>
氏名 所属
監督 平田 礼次 ヒラタ レイジ FC岐阜
コーチ 関 浩二 セキ コウジ コンサドーレ札幌
GKコーチ 野田 晶生 ノダ マサオ 大分トリニータ
トレーナー 益 賢明 エキ ケンメイ 平成医療学園専門学校
主務 中村 聡 ナカムラ タダシ Jリーグ

<参加選手>
ポジション 氏名 クラブ
GK
岩渕 航平 イワブチ コウヘイ ジェフユナイテッド千葉
木和田 匡 キワダ タダシ ファジアーノ岡山
DF
吉原 大 ヨシハラ ダイ 浦和レッズ
植木 亮太 ウエキ リョウタ 大宮アルディージャ
大西 拓真 オオニシ タクマ FC東京
野地 樹 ノジ タツキ FC町田ゼルビア
横山 航河 ヨコヤマ コウガ サンフレッチェ広島
岩武 克弥 イワタケ カツヤ 大分トリニータ
MF
中野 雅臣 ナカノ マサオミ 東京ヴェルディ
田崎 遼太郎  タサキ リョウタロウ 横浜F・マリノス
上原 力也 ウエハラ リキヤ ジュビロ磐田
桜井 昴 サクライ スバル 名古屋グランパス
井手口 陽介 イデグチ ヨウスケ ガンバ大阪
牛田 敦也 ウシダ アツヤ 徳島ヴォルティス
FW
鈴木 藍真 スズキ ランマ 鹿島アントラーズ
馬渡 隼暉 マワタリ ジュンキ カターレ富山
大村 理也 オオムラ リイヤ FC岐阜
岩元 颯オリビエ イワモト リュウ オリビエ 京都サンガF.C.
※2012年7月12日現在


≪U-15Jリーグ選抜 ブラジルキャンプ≫
U-15Jリーグ選抜が実施するブラジルキャンプでは、第15回日伯友好カップに出場します。
日伯友好カップは、U-15年代のトップクラスのチームが参加するブラジル国内でも注目度の高い大会で、Jリーグ選抜チームは2005年より毎年出場しています。

期間 2012年8月24日(金)~9月3日(月)
場所 ブラジル(リオデジャネイロ)
参加大会名 第15回 日伯友好カップ

【U-15Jリーグ選抜チーム メンバー】※敬称略

<スタッフ>
氏名 所属
団長 窪田 慎二 クボタ シンジ Jリーグ
監督 高畠 勉 タカハタ ツトム 川崎フロンターレ
コーチ 西村 崇 ニシムラ タカシ ガンバ大阪
GKコーチ 広野 耕一 ヒロノ コウイチ 名古屋グランパス
トレーナー 荻堂 博行 オギドウ ヒロユキ 平成医療学園専門学校
主務 赤廣 いずみ アコウ イズミ Jリーグ

<参加選手>
ポジション 氏名 クラブ
GK
滝本 晴彦 タキモト ハルヒコ 柏レイソル
加藤 有輝 カトウ ユウキ 大宮アルディージャ
DF
熊川 翔 クマガワ カケル 柏レイソル
品田 竜之介 シナダ リュウノスケ 東京ヴェルディ
吹ヶ 徳喜 フケ ノリキ 名古屋グランパス
荻野 広大 オギノ コウタ 京都サンガF.C.
山川 哲史 ヤマカワ テツシ ヴィッセル神戸
MF
杉山 雄太 スギヤマ ユウタ コンサドーレ札幌
黒川 淳史 クロカワ アツシ 大宮アルディージャ
和田 昌士 ワダ マサシ 横浜F・マリノス
成岡 敬章 ナルオカ ヨシアキ 清水エスパルス
津島 孝至 ツシマ タカユキ ジュビロ磐田
森 晃太 モリ コウタ 名古屋グランパス
市丸 瑞希 イチマル ミズキ ガンバ大阪
中尾 慶心 ナカオ ケイシン 徳島ヴォルティス
FW
郡 大夢 コオリ ヒロム 東京ヴェルディ
岸 晃司 キシ コウジ 川崎フロンターレ
高木 彰人 タカギ アキト ガンバ大阪
※2012年7月12日現在


≪U-14Jリーグ選抜 中国キャンプ≫
U-14Jリーグ選抜が実施する中国キャンプでは、2012中国国際ユースフットボールリーグファイナルに出場します。

期間 2012年8月14日(火)~8月28日(火)
場所 中国(雲南省昆明市)
参加大会名 2012中国国際ユースフットボールリーグファイナル

【U-14Jリーグ選抜チーム メンバー】※敬称略

<スタッフ>
氏名 所属
団長/監督 上野山 信行 ウエノヤマ ノブユキ Jリーグ 技術委員長
コーチ 小野木 玲 オノギ レイ 清水エスパルス
GKコーチ 工藤 輝央 クドウ テルヒサ 浦和レッズ
トレーナー 川合 宏明 カワイ ヒロアキ 奈良接骨院
主務 重野 弘三郎 シゲノ コウザブロウ Jリーグ

<参加選手>
ポジション 氏名 クラブ
GK
渡辺 優三 ワタナベ ユウゾウ 川崎フロンターレ
英 篤志 ハナブサ アツシ 京都サンガF.C.
DF
高橋 海人 タカハシ カイト FC東京
平田 竜士 ヒラタ タツシ 東京ヴェルディ
依田 章汰 ヨダ ショウタ ヴァンフォーレ甲府
堀 航輝 ホリ コウキ アルビレックス新潟
大友 龍聖 オオトモ リュウセイ ロアッソ熊本
高山 賢太郎 タカヤマ ケンタロウ ロアッソ熊本
MF
式沢 瞳希 シキザワ トウキ モンテディオ山形
松浦 航洋 マツウラ コウヨウ 鹿島アントラーズ
佐々木 大樹 ササキ タイジュ 湘南ベルマーレ
松本 歩夢 マツモト アユム ガンバ大阪
竹田 陸矢 タケダ リクヤ 愛媛FC
崎村 祐丞 サキムラ ユウスケ アビスパ福岡
FW 石塚 大輝 イシヅカ ダイキ 水戸ホーリーホック
西田 優太 ニシダ ユウタ 横浜F・マリノス
稲葉 章将 イナバ アキマサ 清水エスパルス
坂本 一真 サカモト カズマ 徳島ヴォルティス
※2012年7月12日現在


≪U-13Jリーグ選抜 タイキャンプ≫
U-13Jリーグ選抜が実施するタイキャンプでは、U-14タイ代表、チョンブリFC、ムアントンユナイテッド他のアカデミーチームとトレーニングマッチを行う予定です。

期間 2012年7月30日(月)~8月3日(金)
場所 タイ(バンコク)

【U-13Jリーグ選抜チーム 韓国キャンプ メンバー】※敬称略

<スタッフ>
氏名 所属
団長/監督 上野山 信行 ウエノヤマ ノブユキ Jリーグ 技術委員長
コーチ 宮原 裕司 ミヤハラ ユウジ アビスパ福岡
GKコーチ 濱田 堯 ハマダ タカシ ジェフユナイテッド千葉
トレーナー 荻堂 博行 オギドウ ヒロユキ 平成医療学園専門学校
主務 重野 弘三郎 シゲノ コウザブロウ Jリーグ

<参加選手>
ポジション 氏名 クラブ
GK
櫻庭 立樹 サクラバ リキ コンサドーレ札幌
清水 羅偉 シミズ ライ 大分トリニータ
DF
荒井 秀賀 アライ シュウガ ベガルタ仙台
山本 瑞樹 ヤマモト ミズキ 鹿島アントラーズ
本山 遥 モトヤマ ハルカ ヴィッセル神戸
池田 和貴 イケダ カズキ アビスパ福岡
森山 真伍 モリヤマ シンゴ サガン鳥栖
MF
藤村 怜 フジムラ レン コンサドーレ札幌
剱持 麟太郎 ケンモチ リンタロウ モンテディオ山形
森 心耶 モリ シンヤ 栃木SC
篁 樹生 タカムラ タツキ 大宮アルディージャ
梅津 凌岳 ウメヅ リョウガク ガンバ大阪
瀬尾 純基 セオ ジュンキ ガイナーレ鳥取
FW
石岩 仁 イシイワ ジン ザスパ草津
柳澤 慶吾 ヤナギサワ ケイゴ 松本山雅FC
吉田 雄汰朗 ヨシダ ユウタロウ 名古屋グランパス
新谷 剛琉 シンタニ タケル セレッソ大阪
矢上 駿 ヤガミ シュン ギラヴァンツ北九州
※2012年7月12日現在


Jリーグ選抜に選出されたU-16の鈴木 藍真くん、U-14の松浦 航洋くん、U-13の山本 瑞樹くんである。
若き世代の実力者として遠征で力を発揮して欲しい。
彼等の成長を楽しみにしておる。

Happy Birthday!新井場!!

2012年07月12日 | Weblog
2012年07月12日(木)

9時からミーティングを行い、その後、室内トレーニングやグラウンドでの紅白戦を行いました。

本日7月12日が誕生日の新井場である。
33歳となったが、全く衰えを感じ差ねぬスピードとテクニックを披露しておる。
特に今季は本職の左サイドに戻り生き生きとしておる。
新井場にはまだまだ老け込んでも貰うわけにはゆかぬ。
夏の過密日程も全てにフル出場し、ピッチを疾走するのだ。
楽しみである。

goal.comセレッソ大阪戦プレビュー

2012年07月12日 | Weblog
J1第18節:C大阪対鹿島プレビュー
五輪代表組のパフォーマンスに注目

7月14日19時:長居スタジアム
C大阪

出場停止:
主な離脱者:キム・ボギョン(五輪代表)


前節は横浜FMとのアウェーゲーム。C大阪は移籍した清武だけでなく韓国五輪代表にキム・ボギョンを送る苦しい台所事情での試合。前半DF茂庭が負傷交代となり1点を先制され、その後も苦しい展開が続いたが、相手の決定力不足にも助けられ0-1で折り返す。後半はパスもつながりチャンスもつくれた中、柿谷がスーパーなワントラップボレーを決め、なんとか勝ち点1を持ち帰ることができた。

これでシーズンは折り返し。前半戦の成績は勝ち点19で14位、5勝4分8敗、得点19、失点23、得失点差-4というものだが、やはり得点力不足が今の順位にいる理由といえそうだ。しかし、順位云々を言うのはまだ早い。一つひとつの試合を大切に戦い、勝点を積み重ねなければならない。

後半戦初戦はホーム長居での鹿島戦。Jの盟主にとって、13位という現在の位置は想像できなかったはず。そういう意味では、C大阪と鹿島は現在の立ち場がよく似ているといえる。

11日の練習では、負傷者を除くフィールドプレーヤーは18人。五輪代表に山口と扇原をとられているため、必然的に五輪期間中を想定したメンバーでの戦い方を攻守においてシミュレートした内容となった。

セルジオ・ソアレス監督は、「五輪中は、(前半戦の戦い方に比べて)より堅守速攻型となるかもしれない」、「(戦い方は)よりコンパクトにして戦う」と話した。この日ボランチに入ったのは、黒木と舩津。監督はファーストチョイスは黒木で、相棒を舩津か横山と考えているようだ。

ただ、鹿島戦については、壮行試合を終えた五輪代表から山口と扇原が戻り、横浜FM戦と同一メンバーだろう。監督は鹿島をリスペクトし、「クオリティの高いチーム。今の順位に惑わされることはない」と評したが、一時的とはいえ、チームを離れる2人には、「立つ鳥跡を濁さず」の気持ちで必ず勝ち点3を残していくという気概を見せてほしい一戦だ。



鹿島

出場停止:
主な離脱者:


前節、1ー0で大宮に勝利。課題の多い内容ではあったが、無失点で抑えたことは収穫と言えるだろう。山村は11日に五輪代表の壮行試合にフル出場しただけに、今節の出場は微妙だ。だが、監督からの信頼が厚いため、先発出場が予想される。壮行試合で味わった悔しさをプレーでぶつけたい。

前節は大迫が決勝点をアシスト。五輪代表漏れの悔しさをプレーで晴らした。しかし、やはりストライカーとしてゴールという結果を出したいところ。今節はゴールで存在を示したい。

新外国人レナトがチームに加わり、今週はじめには練習試合にも出場した。登録の関係上、出場は7月20日以降となるが、彼の加入により、攻撃陣が刺激を受けていることは間違いない。特にポジションが重なる遠藤、ドゥトラは相当に期するものがあるだろう。危機感をいい形でプレーにつなげられるか。


レナトの加入で尻に火のついたヤスとドゥトラの奮起を予想するgoal.comのプレビューである。
やはり攻撃を司るこの二人の活躍が今の鹿島にとっては不可欠と言えよう。
ドリブルにパスと、FWにボールを供給し、自らもゴールを狙うプレイがチームを活気づける。
是非ともこのセレッソ戦で結果を出して欲しいところ。
邪悪なるアウェイの戦いながら、勝利という結果を目指し戦うのだ。
朗報を待っておる。

ロンドン五輪日本代表・山村、終わり方が重要

2012年07月12日 | Weblog
山村、失点に猛省…スペイン戦に向け立て直し誓う
キリンチャレンジカップ 日本五輪代表1-1ニュージーランド五輪代表 (7月11日 国立)
 山村はふがいない結末に猛省した。主将としてだけでなく、ラインを統率するセンターバックとして「終わり方をしっかりすることが大事だとあらためて感じた」と失点シーンを悔やんだ。

 ベンチ入りした吉田からも試合後すぐにアドバイスをもらったそうで、「経験ある人が入ることで引き締まると思う。悪かったところを修正して、スペイン戦に向けて合わせたい」と立て直しを誓った。

[ 2012年7月12日 06:00 ]

終わり方が大事と語るロンドン五輪メンバーの山村である。
アディショナルタイムに失点し、勝利を逃したチームは批判にさらされるであろう。
確かに、あの場面での不用意なミスが致命的な結果をもたらした。
とはいえ、攻めた割にはフィニッシュにつなげなかったところも修正点では無かろうか。
ボールを引き出し、キープ出来きる貴重な万能型センターCFを欠いたことがこの結果をもたらしたことは誰の目にも明らかである。
とはいえ、過去を振り返ったところで歴史は変わらぬ。
ここは、経験を積んだ山村の堅守に期待したところである。
山村の的確なポジショニングを武器に日本は戦って欲しい。
楽しみにしておる。

ロンドン五輪日本代表・山村、試合後コメント

2012年07月12日 | Weblog
山村和也「勝てる試合を落とした」=サッカーU-23日本代表
 サッカーU-23日本代表は11日、国立競技場でU-23ニュージーランド代表との国際親善試合に臨み、途中出場した杉本健勇が先制ゴールを挙げたものの、終了間際に失点し、1-1で引き分けた。

 以下は試合後の山村和也(鹿島アントラーズ)のコメント。


「全体として勝てる試合を落としたっていう気持ちはありますけど、あまり悲観はせずに本番はスペイン戦からなんで、今日みたいな失敗を繰り返さないようにチームとしてやっていければいいかなと思います。

(左に徳永が入った守備は機能したのでは?)悠平さんは対人もすごく強いですし、献身的にやってくれたんで、すごくやりやすかったです。安心して対人任せてられるんで。

(手ごたえはあるのか)コミュニケーションも取れてきてますし、すごいオーバーエイジの方たちも積極的にコミュニケーションを取ってくれてるんで、いい状態で(本番の)スペイン戦には行けるかなと思います」

[ スポーツナビ 2012年7月12日 3:02 ]

試合結果に悲観せず失敗を繰り返さぬことが肝要と語るロンドン五輪メンバーの山村である。
内容的には手応えを感じており、左サイドは封じられたと申しておる。
トゥーロンの経験が実を結んでおるのでは無かろうか。
ロンドン五輪でも全ての試合で零封を成し遂げれば敗戦は無い。
強い気持ちで攻撃を弾き返し、良い経験を積んで帰ってきて欲しい。
期待しておる。

ダビスタ・園部氏、鹿島を応援

2012年07月12日 | Weblog
カルチョビットの最終決戦編を社長が急遽メールで訊く
岩田
こんにちは。任天堂の岩田です。

『ポケットサッカーリーグ カルチョビット』の発売を前に、先日、
「ポケットサッカーリーグ カルチョビット Direct 2012.6.29」という形で、
エキシビションマッチの「最終決戦」を放映しました。

わたしもその様子を観戦していたのですが、
ご参加いただいた博多華丸・大吉さん、
久保裕也選手、杉本大地選手、
そして西野朗監督と、
それぞれの特徴あるチームに育成されていて、
「ここまで個性が出せるものなのか!」、そして、
「育成されたチーム同士の試合を見ているだけで、
こんなに楽しめるものなのか!」と思いました。

こうやって、このゲームの奥深さを見せつけられ、
西野さんのマジのガッツポーズが印象深かった
とても白熱した決勝戦を見ながら、
「いちばん盛り上がるのは、ゴールポストを叩いたとき。」
という社長が訊くでの、薗部さんの言葉を思い出して、
あらためて薗部さんにいろいろなことが訊きたくなりました。

しかし、発売までに薗部さんとは直接お会いして
お話をお訊きすることは、スケジュールの都合上
どうしてもできないことがわかりました。
ただ、今回は、どうしても諦めきれなかったので、
電子メールで薗部さんにいくつかのことを
お尋ねしてみることにしました。
幸い、ご回答をいただくことができましたので、
その内容をみなさんにお届けいたします。

メールインタビューという形式である以上、
いつものような「かけあい」はできませんでしたが、
この「カルチョビットの最終決戦篇を社長が急遽メールで訊く」
略して「チョビット社長が訊く」が、
カルチョビットの奥深さを、少しでもお伝えできることを期待しています。

岩田
エキシビションマッチをご覧いただいた感想はどうでしたか?
わたしには、先日の「社長が訊く」で薗部さんがおっしゃっていた、
「それはたぶん、たくさんの要素のなかから
 どのエッセンスを残すか、という取捨選択が、
 うまくいっているということなんでしょう。」
という言葉が、ものすごく説得力を持って実感できたんですけど。
薗部
忙しい方ばかりなのに、
みなさんちゃんとチームを育てていただいて感激しました。
西野監督や久保選手などサッカーのプロの方々に遊んでいただくのは、
どう評価されるのかちょっと緊張しましたが、
思ってた以上にみなさん真剣にやられていたので、恐縮です。
実際のサッカー中継を見てるように、楽しく観させていただきました。
「人によってまったく違うチームが育っていく」という
大事につくってきた部分がうまく出ていたようで、良かったです。
岩田
各チームの印象はどうでしたか?
芸人さん、プロサッカー選手、監督のチームにはそれぞれ
どんなところに個性(魅力)があると感じられましたか?
薗部
千鳥さんのチーム:
まだステップリーグでの対戦でしたが、
攻撃の意識が高いチームになっているなと思いました。
中盤のカットもうまく動いていましたが、
相手との相性が悪くて攻めあぐねちゃいましたね。
ディフェンスがもう少し連携があがってくると良かったなと。

あと、「はる」選手のPKが決まっていれば
試合展開がまったく違っていたかもしれませんが、
PK以外にもフリーキックやコーナーキックのキッカーが指名できます。
サッカーではセットプレーでの得点が多いので、これらも大切になってきますね。
千鳥さんがプレイ中にもおっしゃっていましたが、
「ここで経験を積ませよう」とか、
「PKにはきっとメンタルが必要だ」とか、
「いやいや、PKにはきっとテクニックが必要だ」とか、
みなさんにもいろいろ悩みながらやってもらいたいですね。

博多華丸・大吉さんのチーム:
まさに「バリカタ」なチーム。
当初のコンセプト通りのチームを早い段階から実現できていて、
すごいなと思いました。
実戦経験を積むことで、各選手はチームの戦術を理解し、
連携の取れたプレイをするようになっていくのですが、
どう育成されたのか、とても気になりましたね。
現実のサッカーもそうですが、
ああいうチームとはやりにくいですよね。

久保選手・杉本選手のチーム:
キープレイヤーを魅力的にしっかり育てていたものの、
中盤が弱めだったのか、トップまでボールがまわり切らず、
チャンスが少なめになってしまったのが残念でしたね。
「だいち」選手は素晴らしい活躍を見せていましたが、
せっかくの「くぼ」選手の活躍が見られず残念でした。
今後、中盤とディフェンスの選手たちの連携がもうちょっと深まってくると、
怖いチームになってくるのではないかと思います。
久保選手のお話にもありましたが、
ディフェンスラインの設定を少し変えるだけで、
攻守のバランスが良くなることもあります。

西野監督のチーム:
西野監督ご自身でもおっしゃられていましたが、
ワントップの「フミクラ」選手を中心にシャドーストライカーを置く、
という方針と戦術がみごとにはまっていましたね。
攻守ともに、各選手のポジション意識が高いように見えて、
中央突破あり、サイドからありと、攻撃もバラエティに富んでいました。
短時間であれだけ育て上げるのは大変難しいと思いますが、
監督の意向がきちんと浸透した素晴らしいチームですね。
岩田
試合を見ていると、たとえ同じような実力のチームであっても
まったく違う戦い方をしていたように見えました。
そのような違いは、どこから生まれてくるのでしょうか?
薗部
そうですね、カルチョビットは
「単に個々の能力が高いだけでは勝敗がわからない」
という風につくっています。
エキシビションマッチでも、
育てた年数が短いチームが勝利していましたし、
実際プレイしてみると「なんでこのチームに勝てないんだろう?」
というのが出てくると思います。
自分のチーム状況だけでなく、
相手チームのフォーメーションや戦術などの関係も重要になってきます。
どの選手にどういった特訓を行っていくのかという方針によっても
チームの動きは大きく違っていきますので、
パラメータだけを見て特訓をしていると個性はでにくいかもしれません。
普段の公式戦のみならず、練習試合なども含めて、
チーム戦術をどう伝えていくのか、連携をどう深めていくのかが
大事な要素になります。
育っていくと今度は世代交代をどうしていくのか、
というのも課題となってきます。
あたらしく加入した選手は、戦術を理解するまで時間がかかるのですが、
そこをどう活かすかなどもポイントになってくると思います。
岩田
ゲーム経験こそ、お持ちでないものの
本職の名将西野さんが、
ゲームの内部の仕組みをご存じないのに、
強いチームに育てて見せてくれました。
わたしは、「カルチョビットがサッカーの要素を
うまくゲームのなかに凝縮できている証明だ」と感動しましたが、
薗部さんは、どう感じられましたか?
薗部
いや、本当にさすがですね。
実際のプロの監督が、
ゲームとはいえ真剣にチームを語ってくれて、大変感激しました。
ゲームとしてそういったことが
多少なりとも反映できていたとしたらなによりです。
「いつの間に通信」で、西野さんのチームを配信(※)してくださるそうなので、
僕自身も対戦を楽しみにしています。

また、能力では勝っているはずなのに、
なぜか苦戦させられる相手が出てくると思いますので
そんなときは、ゲーム中の機能のひとつにある「VTR」に録画して
敗因を探ってみるのも有効だと思います。

「いつの間に通信」で、西野さんのチームを配信=西野監督の「さいたまFC」チームデータを、2012年7月12日(木)~2012年7月16日(月)までの5日間、いつの間に通信で配信します。詳しくは、「スペシャルチーム配信のお知らせ」をご覧ください。
岩田
博多華丸・大吉さんのチームのように
固い守りをしながらカウンターで攻めるようにするには
どのような育成をしていけば良いでしょうか?
薗部
どのような育成をすればいいかは、一概には言えませんが、
ディフェンダーをしっかり育てつつ連携をはかり、
ミッドフィルダーに攻・守それぞれの意識の高い選手を置いて、
システム(フォーメーション)を組み立てる、といった感じでしょうか。
大吉さんは、ゾーンの設定も低めコンパクトにして
ボールがよくつながるように育てていたのでは。
フォワードの選手は、カウンターに備えてゴール前に待機するよう
高めの位置取りをさせていた、とかでしょうか。
岩田
久保選手、杉本選手のチームは、
意識的にスター選手を集中して育てられていたようです。
結果はうまくいかなかったようですが、
薗部さんは、どう感じられましたか?
薗部
スター選手をメインに育てる方針もありだと思います。
スター選手に機軸を置いたからうまくいかない、
というようなことはないです。
ラインやゾーンの設定、あとはお二人も言っておられたように、
システムなどの戦術が選手の個々の能力とうまくはまっていれば、
もっと善戦できたのではないかと思います。
岩田
サッカーにあまり詳しくないみなさんも、
先日の最終決戦はとても楽しんでくださったようなのですが、
一方で、そういうみなさんは、
どんなフォーメーションにしたり、
どんな課題をつかってどんな特訓をどの選手にさせるかなど、
最初は、どうしていいか全然わからないと思います。
そんな場合には、チームづくりは
どうやって進めるのがおすすめですか?
薗部
つくっているわたしが言うのもおかしな話かもしれませんが、
このゲームには「正しい育成方法」というものがないので、
アドバイスと言われると困るのですが・・・(笑)。

まず課題は試合内容に応じて見つかるので、たくさん試合をして、
「それぞれのポジションに合いそうかな?」といった課題を
試してみてください。

はじめての方は、たとえば、
フォワードには「キック」、
ミッドフィルダーには「テクニック」、
ディフェンダーには「フィジカル」、
ゴールキーパーは「ジャンプ」、
といったように、
「このポジションには、この能力が必要かな・・・?」
などと考えながら特訓してみるのはどうでしょう。

このあたりは、
ゲーム内に用意した「監督メモ」なども参考にしてみてください。

フォーメーションは、
練習試合などでどれが自分のチームでうまく機能するのか、
と試行錯誤してみるのがいいと思います。
負けることによって自分のチームの課題がはっきりするので、
最初はどんどん負けてください。
フォーメーションも常識にとらわれることなく、
極端に変えてみるのも面白いかも。
とにかくいろいろ試していただければと思います。
岩田
薗部さんの好きなチームの育て方や
育成方針を教えてもらえませんか?
薗部
僕自身は、鹿島アントラーズを応援しているのですが(笑)
そういうことではなくてですよね。
「点を取られないチーム」をまず目指して、
ディフェンダーの意識と連携に重点を置くところから
チームづくりをしていきます。
突出した選手をつくるより、
割と平均して選手を育てていくほうですかね。
岩田
最後に、体験版を楽しまれているみなさんに
ひとことお願いします。
薗部
今回、製品版に引き継げる体験版をつくりました。
体験版をどういった内容にするかについては随分悩んだのですが、
ゲームデータを引き継ぐことができるようになったということで、
たっぷり遊んでいただけるものにすることにしました。
「自分のチームが目に見えて強くなっていく」ということを
みなさんに体験していただき、
チーム愛をじっくり育てていただきたいなと思っています。
フレッシュリーグ以降、予算もどんどん増えていきますし、
世代交代や過密スケジュール、カップ戦など
育成で悩む部分もいろいろ出てくると思います。
愛着が出てきたチームを製品版に引き継いで、
クラブと苦楽を共にしながら、楽しんでいただけるとうれしいです。


鹿島を応援していると語る園部氏である。
ダービースタリオンの作者として有名な園部氏であるが、好きなクラブは鹿島アントラーズとのこと。
やはり、心に響く歴史を持つ鹿島を応援することは正義と言って良かろう。
鹿島を応援することが民の掟なのである。
全ての民が鹿島を応援するようになる平和な時代が来ることを望む。