鹿島・内田が来春早大受験!体育教師へJと二足のわらじ
疲れた表情も見せずオマーンに到着した内田
日本代表DF内田篤人(20)=鹿島=が教員免許取得を目指し、来春の大学入学を検討していることが4日、分かった。Jリーガーを対象とした特別選抜制度を持つ早大人間科学部の通信教育「eスクール」を受験することが有力。将来的には体育教員資格取得を目指す。現役日本代表の大学進学は異例。内田は引退後のセカンドキャリアを考え、準備を進める意向だ。
内田が大学生Jリーガーになる。「来年あたりから大学に行きたい。今から将来のことを考えて勉強したい」と明かした。引退後の生活に備え、大学で体育の教員免許を取得する目的。受験先は所属の鹿島と相談しながら決めるが、早大の「eスクール」への入学が有力だ。
先生になることも長年の夢だった。小学校の卒業アルバムには「サッカーの選手か先生になることが夢」と記したという。30代前半に現役を退くイメージを描く内田にとって、第2の人生は長い。「若いうちから準備を進めておけば、引退後も困らない」堅実な20歳は今年から本格的な準備に取りかかる。
教員免許取得には大学卒業が最低条件。静岡の進学校・清水東高出の内田は、まずは通信教育のある大学に入学。その卒業が見込める段階になったら、新たに通信教育で教員免許取得コースを履修するという手順を踏むことになる。Jリーガー、日本代表として多忙を極めるが、「若いときの苦労は買ってでもしろ」という精神で取り組むつもりだ。
プロ入りの際にもJ7クラブからオファーを受けながら、最後の最後まで教員免許取得を考え、大学進学を検討していたほど。この日、チームとともにマスカット入りした内田は「この暑さ、半端ないけど、腰は大丈夫」とオマーン戦出場に意欲十分。サッカーでの頂点も目指しながら、来年は先生への道も歩み始める。
◆主なプロスポーツ選手と大学
▼サッカー 今年からプロ転向したDF長友(F東京)が明大政経学部4年。昨年はDF安田(G大阪)が通信教育課程で早大人間科学部に入学した。DF井川(川崎)は関大法学部を中退し、今年から桐蔭横浜大法学部に在籍。過去にはDF宮本(現ザルツブルク)が同大経済学部、MF松井(現サンテティエンヌ)が立命大経営学部に在籍。
▼野球 東出(広島)が昨年末に内田が目指す早大人間科学部「eスクール」に入学。試合のない日に携帯電話でのテストなどを受けている。
(2008年6月5日06時02分 スポーツ報知)
川俣慎一郎の後輩として早稲田大学を目指すとのこと。
篤人も更に多忙となろう。
とはいえ、頭脳を鍛えることはサッカー選手にプラスにこそなれマイナスにはならぬ。
更なる飛躍が見込めるであろう。
大学キャンパスで広末涼子を捜してもとっくのとうにおらぬので注意すること。