岡田ジャパン 最終予選へ小笠原招集…7月28日ミニ合宿から
日本代表の岡田武史監督(51)が2010年南アフリカW杯アジア最終予選(9月6日~)で、鹿島MF小笠原満男(29)を招集することが23日、確実になった。5月末から続いたキリン杯、アジア3次予選4連戦の計6試合は両足太ももの状態を考慮して、最終予選をにらんで温存したことが判明。まずは7月28日から始まる代表候補ミニ合宿で招集し、最終予選へ向けてチーム力アップを図る。
岡田監督は3次予選1位通過を決めた22日のバーレーン戦後、スタッフミーティングを開いて7月末のミニ合宿に向けた人選を行い、「新しい選手をJリーグの視察の中で入れるかもしれない」と示唆。岡田ジャパン初選出となる選手の招集について「あまり多くはない」と初選出組を呼ぶことを明言。その中に小笠原が入ることは、決定的だ。
鹿島幹部によると、キリン杯、アジア3次予選のメンバーが発表された2日前の5月13日、岡田監督から直接電話で小笠原の招集要請を受けたという。当時、小笠原は強行日程の影響もあり、両足太もも裏は肉離れ寸前。強行招集も可能だったが、岡田監督は最終予選での招集を見据えて回避。コンディション回復を優先させたという。
評価は変わらない。監督就任当初はオシム前監督のサッカーをベースとする方針から、小笠原を呼んでチームを再構築することは、時間的に難しかった。「オレ流」を宣言した3次予選前には、MF香川真司(C大阪)とともに初招集する考えを周囲に漏らしていたが、疲労により断念。体調さえ戻れば、招集を阻むものは何もない状況だ。
小笠原も06年ドイツW杯以来となる日本代表復帰へ「戻ってやりたい」と声を大にする。心配されたコンディションも、5月末の11連休で順調に回復している。厳しい戦いが予想される最終予選。岡田監督は、現在の代表で闘う気持ちを持つ選手が少ないことを自認しており、小笠原の闘志あふれるプレーとキャプテンシーは必ずプラスに働くはずだ。
◆内田祝福メール殺到 ○…22日のバーレーン戦で、DFとして日本代表史上最年少得点記録を樹立したDF内田への祝福メールが殺到していることが23日、分かった。所属の鹿島によれば、通常の6倍に上るメールが寄せられており、そのほとんどが内田あてで、ゴールを祝福するものだったという。内田はこの日、25日の大分戦に備え、非公開で行われた練習に合流した。
◆岡田監督熱血講師もシュートミス披露… ○…岡田監督は23日、埼玉県内で行われた、契約するスポーツメーカー「アディダス」のサッカークリニックで講師を務めた。販売店の優秀な店員に、実戦を通してスパイクの特徴などを知ってもらうのが目的。約3時間のクリニックでは、熱血指導を展開。クロスボールに思い切って左足を振り抜き、シュートミスも披露した。27日にW杯アジア最終予選の組み合わせ抽選が行われるが、対戦国の分析などは「抽選が終わってから」と多くを語らなかった。
(2008年6月24日06時05分 スポーツ報知)
もういい加減にして欲しい報知の小笠原代表復帰記事である。
ガセの報知の面目躍如は不要である。