マイペイント(油彩画と旅の写真)

絵を描いて8年 漸く個展も開けるようになりました
併せて、風景画の現場となった旅の写真もご覧ください。。

アルハンブラ宮殿その12

2010-03-31 13:49:05 | Weblog
宮殿内の一室の壁で珍しい紋様の装飾タイルを見つけました。何か解らないので
紋様の中の文字を頼りに調べたところ、「PLVS,VLta-ru a]と書かれており

これは、ラテン語で「より彼方へ」という意味で、スペイン国旗の旗寄りの国章に
巻きついた布に書かれている物と同じであることが解りました。

コロンブスが新大陸発見を目指していた頃の国章で、これがイスラムの宮殿内に
ある詳しい事情はよく解りません。

もう少し、勉強しようと思います。


アルハンブラ宮殿その11

2010-03-29 09:36:50 | Weblog
室内上部にある採光のための窓と思われます。
キリスト今日の寺院で言えばステンドグラスによる窓に当たると思いますが、

大きく違う点は、聖堂、寺院のステンドグラスは教義を大衆にわかりやすく
絵解きをしたのに対し、イスラムの宮殿やモスクの物は、単純に装飾性を

顕しているように思われます。
詳しいことは、勉強不足なので、ご存知の方は教えてください。

アルハンブラ宮殿その10

2010-03-27 08:38:21 | Weblog
宮殿内のモスクの天井です。宮殿内は何処も暗く、鮮明な写真が撮れないのが
残念でした。

此の天井のドームの部分もぎっしりとイスラムの紋様装飾が施されていました。
ドームの上部には小さな天窓が有り、そこから僅かばかりの、光が差し込んで

尚一層の幽玄な雰囲気を現出していました。

アルハンブラ宮殿その9

2010-03-25 09:11:05 | Weblog
アルハンブラ宮殿には大変な数のハーレムがあり、今日の写真もその内の
一つです。

サルタン(王様)にかしずく,おおぜいの美女達がそれぞれの部屋を与えられ
寵愛を受ける為に日夜競っていたとの事で、『江戸城の大奥』と比較に

ならない規模を持ち、女性達の中での上下の差も著しい物があったと言われて
います。

アルハンブラ宮殿その8

2010-03-23 09:11:49 | Weblog
前回に続いて宮殿内の壁面のアラベスク紋様です。
このような紋様が宮殿内の全ての壁面に施されており、じっと観ていると

眼が眩みそうになります。
前にも記載しましたように、必ず『アラーは最高の神」の文言があることと

紋様の中に一切人間と動物は描かれておりません。
かたくなまでに、宗教色に満ちたものだと感じました。

アルハンブラ宮殿その7

2010-03-21 08:58:05 | Weblog
先日、宮殿入り口壁面のアラベスク模様を掲載しましたが、その一部の
拡大写真を紹介します。

中央の文字はイスラム経典の一番大事な文字で『アラーは最高の神』というような
事が書かれており、あらゆる壁面には必ず此の言葉(文字)が書かれているとの事です。

アルハンブラ宮殿その6

2010-03-19 08:18:49 | Weblog
前回ライオン不在の「ライオンの庭」を掲載しましたが、やはりライオンのいる
庭を観て頂きたくて、私達より2年前に此の庭に行った知人の写真を借りて

きました。
前回の光景と比較してご覧ください。

此のライオン、大変可愛くて「これ、ライオン?』って感じがします。

アルハンブラ宮殿その5

2010-03-17 09:02:28 | Weblog
前回の中庭のほかに、有名な『ライオンの中庭」があります。
十二頭の愛嬌のあるライオンが噴水のおおきな円盤(水盤)を背負っている

のですが、今日の写真には、ライオンも水盤も見当たりません。
何故かと言うと、ただ今噴水の復元修復工事中で、ライオンも水盤も別のところに

移されて観ることが出来ないのです。
ライオンのいない貴重な写真が撮れました。(つよがりの弁かな)・

アルハンブラ宮殿その5

2010-03-15 08:37:08 | Weblog
宮殿内の庭園(大規模なパテイオ様式で、植え込みは木のみ)です。
イスラムもローマと同じように『水」を極めて大事にし庭に水を

引き込むことは、生活の必須条件かつ、富を顕すシンボルで有ったようです。
また、水を引き入れるだけでなく、必ずと言ってよいほど噴水を備えており

これは、『涼」を取る為にも大事な役割をしていたとの事です。

アルハンブラ宮殿(その4)

2010-03-13 08:24:00 | Weblog
宮殿えの入り口の一つです。
壁面いっぱいに施された、イスラム紋様(アラベスク模様)は、同じ幾何学

紋様が際限なく広がり、じっと見ていると目が眩みそうになります。
また、色彩も地味に落ち着いたものと、鮮やかな物が上手く調和されている

ように思いました。
一番大きな特色は、紋様に人間、動物を一切描いてないことで、これはコーランの

教義によるもので、教会の、ステンドグラス、壁画と全く異なるものです。