羅漢さん、それぞれ(その二、油彩Fー10号) 2014-05-30 08:41:19 | Weblog 今日の羅漢さんは、何か難しい顔をしています。 「沈思黙考」と、言ったところだと想像しています。 五百羅漢と言われるように、本当に一体ごとに表情が異なり 何時まで観ていても、飽きを感じません。 それぞれの、表情がうまく出るように頑張って描きました。
羅漢さん、それぞれ(その一、油彩Fー3号) 2014-05-27 08:35:52 | Weblog 今日から、京都愛宕寺他でスケッチした、羅漢さんのそれぞれの表情を 描いた作品を掲載したいと思います。 今日の羅漢さんは穏やかで優しいお顔をしていました。 三号と言う、小さなキャンバスに、その表情を出すのに、苦労しました。 私が描いた羅漢さんの中でも大好きな一点です。
円空仏、十二支神将(申)油彩Fー10号) 2014-05-24 08:30:51 | Weblog 前回と同じ円空仏で、かつ画題も同じ十二支神将(申)ですが、 その表情は全く異なっています。 詳しいことはよく解りませんが、彫った時期が今回の方が 後期だと思います。 干支の申が頭の上にあり、愛嬌を感じました。その雰囲気が出るように 描きました。 (この十二支神将像は全部現存しているとのことです。)
円空仏、十二支神将(申)油彩Fー12号) 2014-05-21 08:06:18 | Weblog 此の作品はかなり以前に描いたものですが、円空像の中でも 最も鑿あとの鋭い、力強い作品の一つだと思います。 顔の表情と縦の鑿の切れ味が絵に少しでも出るように心掛けて 描きました。 これまでに、描いてきた円空仏の中でも大好きな作品の一つです。
三面一体の木喰像[油彩F-30号) 2014-05-18 08:10:30 | Weblog 今日の作品は木喰さんです。 新潟県新発田市の郊外のお寺で拝顔し、ご住職に写真の 許可を得て撮影してきて、すぐに描いたものです。 笑顔、まじめ顔、怒り顔の人間の本性が全部出ているもので この表情が出るように描きました。
尺八を吹く羅漢さん[油彩p-15号) 2014-05-15 09:04:57 | Weblog 今日の羅漢さんは、全身に心を込めて尺八を吹いている 姿です。 羅漢像の表情は千差万別ですが、こんな真面目な顔をした のは、珍しいです。 尺八に精神を集中している雰囲気を出すのに苦労しました。
円空仏「金剛力士像」(油彩Fー10号) 2014-05-12 10:30:48 | Weblog 今日はまたまた、円空さんの「金剛力士像」です。 大きな丸太を大胆に半分に割って彫られたもので、素朴さの 中に、鑿の鋭い彫跡の力感があふれていました。 この簡素の中の力強さを表現したくて描きました。、
童子の石仏[油彩Fー10号) 2014-05-09 07:40:13 | Weblog 京都の愛宕寺には、数知れない石仏が、あります。 古いもの。新しいもの、そして,玄人の彫った石仏、ずぶの素人の 彫った仏、さまざまな石仏があります。 これは,故人の西村公朝師が生前指導して、創られた石仏群です。 今日の作品はその中の一体で、親がいとし子を偲んで彫ったものだと 思います。天真爛漫な表情に強く心を惹かれ描きました。
円空仏「薬師如来像」[油彩p-20号) 2014-05-06 08:57:09 | Weblog 此の円空仏は、岐阜県羽島市のお寺で拝観したものです。 円空の仏像は初期の作品ほど丁寧に彫られており、晩年になるほど 不要なものを極力削ぎ落として、簡潔で、鋭く。荒々しくなっていきます。 今日の薬師さんは、その点では、初期の作品と思われますが、それでも 鑿あとの鋭さは、まさに円空と思います。 像全体の優しさが表現できるように描きました。
中宮寺の弥勒菩薩像[油彩Pー12号) 2014-05-03 08:29:17 | Weblog 今日の作品は、奈良中宮寺にに安置されている、弥勒菩薩像です。 「弥勒菩薩像」と言えば京都広隆寺のものが国宝第一号ととして 余りにも有名ですが、私は聖徳太子の母像として作られたと言われて いる、中宮寺の方がすきです。 優しい慈母の表情が少しでも表現レ場と言う思いで、描きました。