そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

残暑お見舞い申し上げます

2006年08月17日 | 手紙

残暑お見舞い申し上げます。

お葉書ありがとう、です。
引越しの通知をしていなくて、ご迷惑をおかけしました。
お蔭様で今年の年賀状は半減してしまいました。

早いもので、今年も夏が終わろうとしています。
この歳になると時間が経つのが早いですね。

わたしは、ご多分に漏れずに、貧乏一直線、負け組、下流社会すれすれの低空飛行をつづけております。
これも、いか仕方ないこと、若い時からの努力嫌い、人間嫌い、自意識過剰、シャイな性格。なんだかわからないものを恐れて、逃げ回っているうちに、このようになってしまいました。

つまり、このような生活を私は望んでいたのです。無意識ですが望んでいたのです。
スリルとサスペンスのある半径十米の日常とはなんと非ドラマチックなことでしょう。

時はたんたんとすぎていきます。
不便ではあるが不幸ではない。
これでいいんだな、とおもっています。

また近いうちに飲みたいものですね。
また会う日まで御機嫌ようお暮らしください。
それでは左様なら。


藁の人形

2006年08月17日 | 日記
そうすけは弱い人間である。
自分がピンチになると、いつも藁人形にしがみ付いてしまう。

すると藁人形が共倒れになるから掴むなと怒る。
彼は生きていくことがつらいのだ。
全く持ってご尤もな事だ。

おぼれてから藁人形にむかうのではない。
泳ぎながら藁人形と向かい合いたい。

そして助けは大木にお願いしよう。
大木は言うだろう。
「世の中、ギブアンドテイクですよ。あなたは何をしてますか」

そうすけは弱いながらも溺れずに泳ぎながら与えなければならない。
藁人形にしがみ付いてはならない。