初代OLYMPUS PENは、1959年に発売になりましたが、初めの数か月は、三光商事と言う会社で外注で組み立てられていました。
通称これは、三光PENと呼ばれています。三光PENは、OLYMPUSで組み立てられた物とは違う特徴があるのでマニアの間でコレクターズアイテムになっています。
私の所有している個体は、オークションで入手しましたが、ご覧の通り外観の程度が悪いので安く手に入りました。これでも汚れや錆をかなり落としたんですよ。外観と裏腹にメカの方は調子良いです。
三光PENの主な特徴ですが、シャッターボタンの形状が違います。(上が三光PEN)
ボタンの溝が、三光PENは、横3本、OLYMPUS製造品は、縦5本です。
フィルム面の位置を表わすマークが三光PENは、〇を棒が貫通していません。(左が三光PEN)
三光PENは、貼り革の裏面にあるOLYMPUS TOKYOの下にMADE IN JAPANと刻印があります。
OLYMPUS製造のPENは、MADE IN JAPANの刻印がありません。
巻き戻しクランクに巻き戻す方向を示す矢印が三光PENにはありません。レバーの取付部の形状も違いますね。
レバーを引き上げるとつまみの形状も違うのが解ります。
主な違いは、このくらいですが、更にはまってみると奥が深いです。
初代PENに関しては、このサイトが詳しいです。
OLYMPUS-PEN 私設博物館
http://www.geocities.jp/peneejp/
何時も参考にさせて頂いています。と同時に物欲も刺激されちゃうんですよねえ。
皆さんもクラシックカメラの沼にドップリ嵌まりませんか?
久しぶりのカメラネタですね。
現行のPENにはない昭和チックなところがそそります(^.^)
一見同じものの色違いに見えますが、細部の違いはマニアックです。
チャリの部品にも昔、三光舎ってあったけど、
関係ないですよねd(^_^o)
ちょっとの違いで欲しくなっちゃうのはマニアのサガですかね。でも、六浦っ子さん、の自転車のパーツ収集癖も中々のものだと思いますよ。
三光商事は、ネジを作っていた会社らしいけど三光舎と関係あるかは解りません。