親父、何やってるんだ!

呑んだくれ親父の独り言です

大田原、羽田沼の白鳥と阿Qの中華料理

2012年02月27日 | メガ盛りグルメ 大田原市

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今回の目的地は、白鳥の飛来地として有名な大田原市の羽田沼(はんだぬま)です。

白鳥を求めて北へ向かってGO!

今回も馬頭までは前回と同じ道で行きます。前回、八溝グリーンラインを馬頭グリーンラインと書いてしまいました。訂正します。

あの罰ゲームのようなアップダウンが癖になりそうです。

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この日は、第一回ブリッツェンクリテリウムでした。朝早くから選手やスタッフの皆さんが準備しています。NHKでも報道してましたねえ。

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さくら市に入ると回りは一面雪景色です。宇都宮では全然無かったのですがねえ。まだ15km位しか離れてないのに。

この日は、羽田沼周辺で歩くのを考慮してSPDペダル&シューズです。やはり巡航速度は2km/h位落ちます。

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八溝グリーンラインに入ると路肩は雪が残ってます。雪解け水が路面で凍結していてスリル満点でした。

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トンネルを抜けると絶景ポイントでした。雪が無ければ普通の景色ですけどね。

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馬頭を抜け御前岩をスルーしてR461を北上します。車がやっとすれ違えるような道ですが国道です。

前日までの天気予報では晴れるはずだったのですが、一日中曇りでした。この日、大田原は最高気温、3.8℃寒い!

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ちょっと寄り道をして雲巌寺を見学します。左の灯篭は明治32年、右の小さい方は明治40年。歴史を感じます。

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立派なお寺です。中央の仏殿では、ご本尊?を惜しげもなく見せてくれます。

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ありがたいものです。

雪景色の雲巌寺の写真をたっぷり撮ったら羽田沼に急ぎます。

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大田原市に入ると更に真っ白です。(路面悪いんだから走りながら撮るなよ、危ねえなあ)

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今回の追加機材です。E-420ダブルズームキット。2008年購入です。

一眼レフ最軽量なので自転車での携帯にはピッタリです。暗いと焦点が合い難いのが欠点ですが昼間ならまったく問題なし。真っ白な白鳥の羽でもピタピタピントが合いました。

後ろはLoweproの巨大ウエストバッグです。大型の一眼レフでも入ります。満員電車でこれを付けているとかなり迷惑です。

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羽田沼に着きました。しかしなんと!

3羽しか居ませんでした。100羽以上居るはずだったのに。。。

地元の人の話だと田んぼに餌を食べに行ってるのだそうです。以前はここで給餌していましたが、水質悪化の為、今は餌を与えず自然のままの状態にしているそうです。

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水掻きです。深い意味はありません。

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白鳥も鴨もまったく人を警戒しません。危害を加える人が居ないからでしょう。この鴨はすぐ足元まで来ていました。当然餌はやってません。

写真を撮り終わった頃、お昼を告げるサイレンが鳴りました。田舎の方ではまだお昼のサイレンが残ってます。大田原市街の阿Qを目指します。

http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=360

この店は盛りが多いので有名です。何度か来た事がありますが自転車の人はここで食べた後、坂を上るのはやめましょう。

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今回食べたのは、肉丼(750円)です。どうです、この盛り!

僅かに値上げして有りますが、量や質を落とすくらいなら値上げしたほうが良いです。

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横から撮ってみました。上下で美しい対象形を描いてます。

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ブレブレ写真ですが、少し食べた所です。ご飯の上に分厚い肉の層が乗っていてまるで富士山の断面図です。こぼさないように食べるのは至難の業でした。

美味しかったですよ。ちょっと味は濃い目かな。脂っこいのが苦手の人はきついでしょう。

次は麺類に挑戦したいですね、洗面器のようなドンブリになみなみと麺とスープが入ってました。

本当は、お昼を食べたら帰路に付く予定でしたが羽田沼に白鳥が3羽しか居なくて悔しいのでもう一つの飛来地、琵琶池に向かいます。

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羽田沼は大田原市の北の端、琵琶池は南の端です。大田原を縦断してしまいました。

琵琶池は20羽以上居ました。色が黒いのは子供でしょうか。

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琵琶池のカモ達も人を警戒しません。写真を撮るには最高ですね。

夕方になると路面凍結の恐れがあるので急いで帰りました。

本日の走行距離、143km

獲得標高、900m


袋田の滝とシャモ料理

2012年02月20日 | 自転車

今回の目的地は茨城県、大子町の袋田の滝です。

袋田の滝が全面凍結したとニュースを見て滝の見物とシャモ料理を食べに(こっちが本命)出掛けようと思います。

数年前、MTBで行った時は、帰りはほとんど泣きべそ状態で帰って来ましたが、あの頃の私とは違います。(たぶん)

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前日に降った雪で畑は真っ白でした。路面は大丈夫そうなので細心の注意をしながら7:30に出発します。

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宇都宮市と高根沢町の境の橋のたもとの電光掲示板です。寒いです。

この日は、最低気温は-3.9℃とあまり寒くなかったのですが、最高気温は快晴だったにもかかわらず3.7℃寒い一日でした。

この後、国道4号線から馬頭グリーンラインで北東に向かいます。

馬頭グリーンラインは交通量が少なく道幅も広く路面も良いのですが、アップダウンの連続です。

しかも、下り終わったら信号が有る事が多いので何かの罰ゲームのようです。

貧脚を鍛える為の試練だと思って我慢します。

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那珂川町、馬頭に在る広重美術館でトイレ休憩します。

男子トイレの標識の上にツバメの巣が有り、アフロヘアーになっています。

さすが美術館!こんな所もアートでした。

馬頭市街地を抜けたらちょっと寄り道をします。

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女性の××に似ていると言われる奇岩、御前岩です。似ているかどうかは、判断に任せます。

子宝や安産に御利益が有るそうです。

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これを見た徳川光圀(水戸黄門様ですね)が、こんな物が街道から見えるのはけしからん!と言う訳で植えさせたのがこの腰巻竹だそうです。イメージ通り堅物だったのですね。

寄り道が終わったらハンドルを東に進め袋田の滝を目指します。

風はほぼ向かい風でしたが、県境を超えたら追い風プラス下りなので快調に距離を稼ぎます。でも帰りが心配。

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途中、連続テレビ小説、おひさまロケ地の立て看板が、

ちょっと見物しましょう。

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う~ん、昭和どころか明治の香りが漂って来そうな渋い校舎です。

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大子駅前に着きました。

いつの間にか蒸気機関車が展示してありました。

街はスルーして滝を目指す予定でしたが、

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この日は、「大子百円街」と言うイベントをやっており、デリカショップ久慈屋でこんな魅力的な文字が!

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補給食に頂きました。100円です。普段は120円位だと思います。炊きこんである油揚げが美味かった。

後、3km位で目的地の袋田の滝です。

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滝を見るには、約270mのトンネルをくぐらなければなりません。これは通行料です。

町営のせいか第二観曝台のエレベーター代も含まれているので安いと思いますよ。

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第二観曝台からの袋田の滝です。残念ながら全面凍結ではありませんでした。

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でも、十分寒さが伝わって来ると思います。

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二月初旬には、ロッククライミングが出来るほどガチガチに凍っていたそうです。

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横から見た袋田の滝です。白いのはほぼ氷です。

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寒い!

地中から染み出た水分が氷柱になっています。暖を取りましょう。

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ふもとの売店で気になっていた、シャモのテールを頂きましょう。

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美味そうです。

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プニプニした食感が美味かったです。しかしシャモらしい野性味溢れる味は感じませんでした。

ここは観光地なので呼び込みが煩いのですが、やってない店は素朴でのんびりして親切です。

さて、滝見物が終わったら一番の目的、シャモを食べに大子駅前まで戻ります。

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今回選んだのは、大子駅前商店街にある、とん鈴です。

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奥久慈しゃもの店の看板付です。この店も百円街参加店ですねえ。

中は、カウンター、5席、座敷に4人掛けの卓袱台二つの小さな店です。

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この日のイベントの100円串カツです。

よくある串カツは、ほとんど脂身で筋張ってて固いのですが、さすがとんかつ屋さんの串カツ!良い肉を使っていて実に美味しかったです。

しかし、注文が殺到していててんてこ舞いでした。目の前にあったので注文しましたが、実際は予約客の分もさばけないほど忙しそうでした。

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注文したメインの料理は、シャモの石焼親子丼(1000円)です。

石焼なのでかき混ぜてから食べます。最後におこげのペリペリが楽しめます。

しかし、熱々なので口の中の火傷要注意です。

親子丼の他に味噌汁、お新香、刺身こんにゃく、デザートの剥き栗が付きます。

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栗です。カメラの影になっちゃいましたね。

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シャモの肉です。

ありきたりの表現ですが、歯ごたえがあり、噛むとジュワーと旨みが出て来ます。

内容を考えると1000円は安いと思います。量も結構有ったし。

味は、美味しかったけどちょっと濃かったかな、100円の串カツも食べたので食べ過ぎでした。

カロリーを消費する為帰路に着きましょう。

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予想以上に風が強かったです。

しかし、県境を超えたら風が巻いているので、向かい風、追い風色々楽しめました。

でも横風は嫌ですね。とにかく危険です。

本日の走行距離、143km

獲得標高、1100m

向かい風も十分堪能出来ました。


OM-1(M-1)ボディ重量の謎

2012年02月14日 | カメラ

前回の記事を書いていた時、OM-1の重量を調べていたらOLYMPUSのホームページに490gとの記述が。

あれ?私の記憶が確かならば、OM-1の重量は、510gだったはず。

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M-1の取説にも490gと書いてあります。ネットでググるとほとんどの所で510gと書いてあります。ウ~ン、どちらが正しいのでしょう?悩んでいてもしょうがないので早速計ってみましょう。

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計りは料理用のデジタル計りを使用しました。精度確認の為、米の重量を計る時に使う分銅でチェックします。ピッタリでした。ただし、1g単位の表示なので1gの誤差は、勘弁してください。

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ストラップ取り付け用のリング込みで498gです。もちろん電池は外してあります。

この個体は73年1月製造です。

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リング無しで494gとカタログの表示に近いです。リングの取り外しは大変面倒なので以下のボディは表示から4g引く事にします。

510gとはモータードライブの付く後期型の事でしょうか?

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しかし内部のメカは同じなので連結用の蓋が付いただけで20gも重くなると思えません。(モータードライブの付くOM-1を持っていないのでOM-2の底蓋です)

思い当たる事が一つ、OM-1は、前期まで裏蓋はアルミ、後期型は鉄です。でもそんなに違うのでしょうか?早速計ってみましょう。

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M-1の裏蓋です。41gでした。重いのか軽いのか解らん。

ここで問題が!モータードライブの付くOM-1持ってねーじゃないか!どうする、俺!

でも大丈夫、オリンパスで修理されたと思われるジャンクのM-1を持っているのでした。

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このM-1は、裏蓋又はフィルム圧着板が壊れて修理されたと思われる個体です。フィルムガイドのピンは抜かれて埋められています。

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裏蓋は鉄、圧着板はロングタイプがついています。

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圧着板の裏には「ス28」と手書きで書いてあるので1972年8月の製造だと思われます。普通は印刷ですが修理したので手書きをしたのでしょう。でもわざわざデートコードを書くとは真面目ですね。

デートコードの見方はここに詳しいです。

http://www.asahi-net.or.jp/~RN6H-IMI/m1_datecode.htm

OMコレクターで有名なIMAI氏のページです。

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M-1でも巻き戻しクラッチのマークが四角の初期のタイプです。

ここまで読んで偽物のM-1だと思ったでしょう。残念でした、裏蓋以外は、すべてM-1の特徴を持ってます。底蓋を開けましたが三脚穴の所もM-1の特徴を持っています。

M-1とOM-1の違いは、ここに詳しいです。やはりIMAI氏のページです。

http://www.asahi-net.or.jp/~RN6H-IMI/m1.htm

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話がそれました、肝心の重量です。リング分を引いて511g、後期型のカタログデータとほぼ同じです。それでは裏蓋の重さを計ってみましょう。

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なんと60g!19gも重いです。ボディ重量の差はここだったのですね。小型軽量が売りのOM-1なのにここをコストダウンしちゃダメだろう!

ついでに他のも計ってみましょう。

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OM-1の極初期型(73年8月製造)です。ミラーボックス内のプラスネジ以外はM-1の特徴です。リング分引いて、492gです。

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OM-1極初期型の裏蓋、40gです。

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OM-1前期型、これはフィルムガイドピンが2本、圧着板がロングのタイプです。リング分を引いて496g、ちょっと重くなりました。

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圧着板がロングタイプなので少し重いです。しかし誤差の範囲ですね。やはり重量増に犯人は鉄の裏蓋でした。

番外編としてOM-2も計ってみましょう。

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リング分を引いて511g、カタログの520gより随分軽いですね。

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さすがにOM-2の裏蓋は重量級でした。

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後ろにメモホルダーがあるせいでしょう。鉄なので保存が悪いと写真のように錆びます。

ふとした疑問から今回の記事を書きましたが、謎が解けて良かったような悪かったような。。。

重量増を招くようなコストダウンはやってほしくなかったなあ。

ここまでオタッキーな記事にお付き合い頂きありがとうございました。


PENTAX 3X(トリプルエックス)

2012年02月09日 | カメラ

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PENTAX LXは、旭光学創業60周年を記念して作られたプロユースカメラです。

発売は、1980年、絞り優先AE&マニュアル露出のカメラです。

LXは、アラビア文字で60を意味します。

このカメラの最大の特徴は、防塵、防滴構造を取り入れた事です。

今では、プロユース、ハイアマチュアのカメラでは当然ですが、この当時では、画期的と言うより、無謀とも言える試みでした。

ただし、この当時は、防塵、防滴などと言う言葉は無くてただ単に防水と言ってました。

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当時、PENTAXファンでなかった私は、カメラだけ防水にしても意味ねえだろ、レンズはどうするんだ、等と思っていました。

なにしろ、当時は、カメラ、特に「一眼レフ様を雨にさらす」等、考えられなかったほどカメラの地位は高かったのです。天気が良くて家族が揃ったら外に出て記念写真を撮ろう、そう言う時代でした。

つまり、カメラ様の都合に合わせて使っていたのです。

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しかし、カメラ様に都合を合わせられるアマチュアは良いのですが、プロはそうも行きません。

雨の日や水辺での撮影は、使い勝手の悪い専用のレインプロテクターを使うしかありませんでした。

日常生活用防水のLXの登場は衝撃的でした。

ほぼ同じ時期に発売した、Nikon F3も信頼性に優れたカメラとして有名ですが、雨には弱かったようです。

PENTAX LX、Nikon F3、共に1980年発売の絞り優先AE機ですが、どちらも約20年間、製造販売された事まで共通しているのは、興味深い物があります。(ヤバイ、書いていたらF3も欲しくなっちゃった)

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もう一つの特徴は、ハイブリッドシャッターです。

マニュアル時のX接点(1/75秒)より高速では機械式、X接点より低速及びAEの時は、電子制御式シャッターです。

つまり電池が切れても撮影出来るのです。(1/75秒より速ければ)

この辺もプロユースを意識した設計になっています。ライバルのF3は、機械式より精度が良いと言う理由で電子制御のみと割り切っています。

ここまで詰め込んでもボディのみ570gと非常に軽くコンパクトです。

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このLXは、貰い物ですが、長年使用していなかったのでかなり調子が悪く東京新宿のPENTAXフォーラムでオーバーホールしてもらいました。

http://www.pentax.jp/forum/

20年以上前のカメラなのにとても丁寧に対応してくれてその場でPENTAXファンになりました。サポート期間が過ぎると門前払いのC社とは偉い違いです。

私のLXは前期型ですが、前期型は電気基板がもう無いので購入するなら後期型をお勧めします。

前期、後期の見分け方は、

http://www.pentax-fan.jp/BODY/LX_CHG.html

PENTAX全体は、上記の元のページのここが詳しいです。

http://www.pentax-fan.jp/

LXは、巻き上げの感触が素晴らしいカメラです。巻き上げて空シャッターを切っているだけで至福の時を味わえます。

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LXを貰った時付いていたレンズはズームレンズ、しかもカビカビ。LXには単焦点レンズが似合う!と思いハードオフに行ったらジャンクコーナーにこのMXが有りました。

50mm、F2.0レンズ付で7.35k。安い!触らせてもらった所、外観は並ですが、機械は特に問題なし、モルトも張り替えたばかり、露出計もOK、レンズもキズ、カビ無し、金属製の鏡胴で大変お買い得でした。

多分、ハードオフの店員がMXの価値を知らなかったのでしょう。掘り出し物です。レンズどころかMXまでGETしてしまいました。(しかしLXに50mm F2.0は似合わないので後日、50mm F1.4を買った)

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後日、PENTAXフォーラムで点検して貰った所、極低速が若干不安定、高速シャッターが若干遅い、しかし実用には支障無しとの事でした。

MXも前期、後期型が有りこれは後期型でした。受光素子が替っており、後期型の方が改良されていて良いようです。

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MXは、OM-1より軽く、コンパクトなカメラを作れ!と言う号令の元、開発されたカメラです。

幅、高さ、奥行き共に0.5mm、OM-1より小さく、重さは15g軽くなっています。ただし、M-1及び初期のOM-1は、490gとMXより5g軽いです。OM-1の初期と中期以降の20g差は、モータードライブの取り付け有無の差でしょうか?ちょっと私は解りません。

OM-1(M-1)の1972年発売に対し、MXは1976年と4年の開きが有るので同じ土俵では語れませんが、数値以上に大きさ印象とも違います。この辺は後日比較したレポートを書きます。

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こうなると最後の「X」 KXが欲しくなります。これは、オークションで手に入れました。

外観は、まあ美品の方でしょう。メカも大丈夫です。ただし露出計は不動でした。空シャッターしか切らないのでまったく無問題です。

KXは、1975年発売で、それまで名機PENTAX SP等で使っていたM42スクリューマウントを捨てKマウントに変えた最初の機種です。マウントを変えた事でそれまでのファンから相当の反発が有ったと思います。

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ペンタプリズム中央の窓から絞りの数値を読む事が出来ます。ファインダー内にはシャッタースピードの表示も出て非常に使いやすいカメラです。これは、LX、MXも同じです。

しかし大きさは、Nikon F2とタメを張れるくらい大きいです。重さは631gとF2より200g軽いですが、OM-1(初期)より140g重いです。

僅か一年後にMシリーズが発売になっているので小型、軽量の時代の波に乗れなかった悲劇のカメラと言えそうです。しかし無理に小型化されてなく信頼のある熟成されたメカを使っているので耐久性は高いと思います。

これで、PENTAX 3X(トリプルエックス)の回を終了します。


道の駅 ばとう

2012年02月06日 | メガ盛りグルメ 那珂川町

今回は、道の駅、ばとう、でメガグルメを楽しみたいと思います。

出発前からトラブル続出です。

スマホのGALAXY Sがファームウェアのアップデート失敗でウンともスンともいいません。家でおとなしくしてようとしましたが、

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本日は、家内の所用が有り午前中は家の仕事、

昼前に妻が「ちょっと出掛けるのでお昼は遅くなるかも」と言うのでこれはチャンス!一人で昼御飯はさみしいので出かける事にしました。(一人で食べるのは同じ)

目指すは、40km先の道の駅 ばとうです。

しかし、もう12時、妻の命令で4時までに帰らないといけません。

制限が有る方が男は燃える物です。やってやろうじゃないか!

12:05出発します。ばとうのレストラン何時までやってるんだろう?

(11:00から19:00まで休憩無しで営業しているそうです)

心配なので2:00を目安にペダルを回します。

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早く走りたいので今回は、SPD-SLのペダル、シューズに交換です。(だからって、走りながら撮るなよ)

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ピンボケですが、鬼怒川を越えます。偶然写ってるのはJRローカル線の烏山線です。天候は曇り、風は、ほぼ無しです。

R4を北上しさくら市(旧氏家町)で右折しR293を東に進みます。

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氏家を抜け、旧喜連川町の公園です。3月の震災でタワーは営業停止、9月の台風で斜面が崩れ踏んだり蹴ったりの公園です。

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もうすぐです。ここまで、ダラダラ坂を4~5本こなします。

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那珂川の清流です。

この橋は、その名も若鮎大橋、風情がある名前です。

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対岸にある馬の銅像です。どうやら旧町名の馬頭町にちなんだ像らしいのですが、何もいわれが書いてなくて何であるのか解りません。

とにかくここを過ぎると目的地です。

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道の駅、ばとうです。道の駅としては規模はあまり大きくありませんが、人気のスポットです。

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右側のばとうレストランに向かいます。

ここの名物は何と言っても!

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掻き揚げそば、700円です。

何が名物かって言うと!

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エ~ッ、ふた!って言うほど大きい天ぷらです。

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上から見た所です。天ぷら以外何も見えません。

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掻き揚げを崩しソバを出しました。地元産のそば粉を使っているとの事ですが、腰があって美味しいソバでした。

掻き揚げは、大きいですがサクサク、フワフワなのでソバは、大盛り(プラス100円)にしました。

大盛り、100円はかなり良心的な値段だと思います。ちなみに、このレストランは、セルフではなく、お店の人が注文を聞き、片付けもお店の人がやってくれます。

十分、満腹になりました。隣接している売店のメンチカツの美味しいと評判ですが、もう入りません。次回に持ち越します。

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こっちのジェラートも美味しいらしいのですが、

満腹になって外に出たら、、、、、、、

雨。。。。

雨は夕方からの予報だろう、天気予報のバカヤロー(馬鹿はお前だ)

まあ、小雨なので無視して帰路につきます。

来た道を帰るのは、つまらないのでR294で烏山経由で帰ります。

しかし、

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こんな、お誘いが、国指定史跡の言葉に弱いんですよねえ。ちょっとだけ、まだ路面は濡れてません。

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割と近くにあり助かりました。前方後方墳です。古墳時代前期のです。

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雨が降っているのでささっと読んで退散します。今度来た時は、ゆっくり見るからね~

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前方後方墳の図面です。

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途中こんな看板もありました。

後ろ髪を引かれる思いで振り切って帰路に着きます。

この後、お約束の本降りでした。

冬の栃木の雨中走行!滅多に出来る事ではありませんが出来れば遠慮したいです。

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5度が寒いかどうかは、判断に任せますが、この時期、雨中での走行は、馬鹿なのは、異論は無いと思います。

烏山(残り25km)あたりで回収車の要請をしようと思いましたが、宇都宮方面は明るかったので止めました。(携帯持ってないので公衆電話探して)

結局最後まで雨は止みませんでしたが!

まあ、何とか15:50に自宅にたどり着きました。

男、よっちゃんは、約束を守る親父です。16:00の門限は守りました。

この後、風呂に入って実質遅刻ですが。

でも、足先は感覚無いし、風呂も熱いのか、ぬるいのか解らないし、良い子は絶対やらないでください。

結局、MontBellのジャケットの撥水試験になっちゃいました。試験の結果?

とても優秀でしたよ。上半身はまったく濡れませんでした。二時間弱雨に打たれても撥水機能は落ちませんでした。

晩御飯は、栃木ハンターさん、お勧めの、宮崎商店のお刺身です。

http://tochigi100km.blog69.fc2.com/blog-entry-679.html

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本マグロ美味かったです。

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カンパチ、歯ごたえが凄い、家族中で好評でした。

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ボイルエビ、値段の割には量が多い、味も良かったです。家族みんなで楽しめました。

本日の走行距離、78km、獲得標高、560m

天気のせいとは言え、走行距離、獲得標高の割には、ハードでした。

久しぶりに「親父、何やってるんだ!」のタイトルに恥じない(いや人間として、恥ずかしいだろ)ライドでした。

追伸、

帰ってからDoCoMoショップに行きましたが、ファームアップ失敗のスマホは、本体交換でした。一年以内なので無料ですが、ユーザーのファームウェアのアップデート失敗でも本体交換してくれるのはありがたいですが、ちょっと勘ぐってしまいます。

更に追加です。

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montbellのジャケットです。

商品タグに書いてあった能書きには、100回洗っても撥水性は落ちないと書いてありましたが、まだ一回しか洗っていない状態では、二時間弱の雨中走行では、まったく浸みて来ませんでした。特にシールしていない縫い目からもです。下手な雨具顔負けです。

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後ろは通気性の良い生地でできています。もちろん雨には無力です。止まらなければOK。