悔しいです、最近怠けていたので遅くなったとは思ってましたが、こうもはっきりと数値を突きつけられるとショックです。
何の事かって?八方ヶ原のタイムです。と言う訳で、また行って来ました。今回は、真面目に上る為、体調を整えて(でも午前中、農作業やった)望みます。もちろんメガ盛りグルメは無しです。
農作業を早めに切り上げ、早お昼を食べ八方ヶ原に向かいます。この日は、高温注意報が出ていましたが、変態で馬鹿なオヤジは聞く耳持ちません。この日の最高気温は、宇都宮で36度弱、矢板でも33度以上有りましたが、走っている分には、そんなに暑く無かったですねえ、炎天下の中農作業をしていたので感覚が麻痺していたのかも知れませんが。
今回は、秘密兵器があります。それは、行き付けのショップで買った超特価のビブパンツです。
※注 ビブパンツを履いたからって早く走れる訳ではありません。
ビブパンツは、やはり良いです。心配してたトイレの難易度も高くありませんでした。
スタート地点の少し先にあるチェーン脱着所でゆっくり息を整えます。
相変わらず八方ヶ原は、キツイです。序盤は余裕を持って上れましたが、中盤は気合で終盤はもうすぐゴールだと自分に言い聞かせて上りました。特に中盤は、
コーナーを抜けるとそこは更に激坂だった
と言う感じの悶絶モノの坂です。
前回より約6分タイムを縮めました。自己ベストまであと5分、ガンバロー!
上から見た県民の森との分岐点です。結構絶景ポイントですね。でも走り屋?のタイヤの跡がウザイです。この辺は、標高600mちょい、暑くなってきました。
最高速度です。下りコーナーが大嫌いな小心者の私が60km/h以上出すなんて如何に見通しの良い激坂か想像してください。80分かけて上った道を帰りは25分でスタート地点まで戻れました。
夏はヤッパリこれですね、安いし。みんなそう思うのか、品薄気味でした。帰りは下りで体が冷えるので食べないつもりでしたが、下は想像以上に暑いです。この日は、水分は2?以上とアイス2つを食べました。皆さんも熱中症には気を付けて走りましょう。
本日の走行距離、110km
獲得標高、1240m
行けども行けども続く自転車の列でした。1000人以上集まったらしいです。
畦草刈機を買いました。この前のアグリフェアに行ったのは、これを買う為でした。
この前、刈払機を買ったばかりじゃないかって?
先日、近所の人がこれを使っているのを間近に見て条件によっては、刈払機の10倍は早いんじゃないかと言う圧倒的なパフォーマンスにやられました。
指を当てても全然尖ってなくて不安になるくらい頼りない歯です。
コックピット(笑)です。レバーが沢山ありますが、操縦は簡単です。
もちろん、農家の友、軽トラにバッチリ乗ります。固定は自転車のチューブです。自転車乗りも少しは役に立たないと。
試運転をしました。やはり早いです。刈払機ほど綺麗に刈れませんが、なにしろ早いです。マメに刈る必要がありますが、それにしても凄い能力です。
この後、草刈を終えて自転車乗りに行きました。(って自転車乗る為に買ったんかい!)
坂を上りたい。心おきなく坂を上りたい。
自転車乗りは、時にそう言う衝動に駆られる時があります。
人はそれを変態といふ。
さて、目的地の選定です。粕尾峠、霧降、八方ヶ原どこにしましょう?
決めかねていると偶然このブログを発見!
http://ameblo.jp/8fugu/entry-11293542218.html
なに!高根沢町の宝積寺(ほうしゃくじ)にメガ盛りカツカレーがあるって!食いて~。早速食べに行きましょう。ついでに目的地も高根沢から近い八方ヶ原に決まり!
しかし開店は、11時半、宝積寺まで10km、軽く農作業をして時間をつぶしましょう。
宝積寺にある、とんかつ渡辺に着きました。宝積寺駅近くにあるので私にしては珍しく迷わず一発で来られました。
http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=11393
お店の外観です。しかし暖簾が出ていない。時刻は11時46分、開店は11時半のはず。もしかして臨時休業?しかし中では作業している人の気配が、中に入り訪ねてみると
団体の客(10人)の予約があるので他の客の対応が出来ないので待ってください、10分待てれば対応出来るけどとの事。全然OKですよ。10分くらい余裕で待ちますよ。でも、たかが10分待たせるのが嫌で暖簾を出さないとは真面目なご主人ですね。
運良く、厨房の見えるカウンターに座れました。店を開けなかった理由は、予約のお客さんに作りたての料理を予約の時間に同時に出す為でした。ここの主人の辞書には作り置きと言う言葉は無いようです。
予約のお客さんに料理を出し終わったら注文を聞かれました。もちろんカツカレー(950円)で決まりです。
肉は大きな塊から注文を受けてから切り分けます。予め仕込んであるカツを揚げるだけなんて手抜きはしません。
来ました!写真が下手であまり大きく見えませんが、割り箸と比べてください。御飯も山盛りです。2合あるそうです。
カレーのアップです。これ、カツカレーのカツじゃないですよ!普通の店だったらトンカツ定食のカツでも十分通用する大きさです。盛り付けも御飯にカレーをかけ、カツを乗せてからもう一度かけると言う芸の細かさです。
それでは、頂きましょう。
カツは、トンカツ屋さんだけあって申し分無しの美味しさです。カレーをかけるのがもったいないくらい美味しいトンカツです。カレーは昔懐かしい味でこちらも美味いです。
無事完食!メガ盛りだけど美味しいので思ったよりスムースに食べ切りました。
他の客が、しょうが焼き定食を注文してましたが、トンカツと同じ厚さの肉が2枚!あれは、しょうが焼き定食じゃなくてポークソテー定食じゃないでしょうか?御飯は、普通の茶碗でしたが、お代わり自由でした。次に来たらあれかな。
ご主人も奥さんも話好きで気さくでいい雰囲気でしたよ。複数の人でカツカレーを頼むときは、御飯が足りなくなるので予め予約して欲しいとの事でした。
満腹、満腹、でもこの後、八方ヶ原を上れるか不安です。
序盤は、スケールの大きな激坂が続きますが、坂と坂の間に少しだけ緩斜面があるのでちょっとだけ休めます。あっという間にギアは売り切れです。インナーローでヨロヨロ上ります。汗が滝の様に流れます。
県民の森との分岐点です。ここから道が細くなりカーブも小さくなります。実はこの中盤が一番キツイです。カーブの先で緩斜面になると期待して裏切られる、この繰り返しです。中盤にはほぼ緩斜面はありません。ギアは、インナーロー固定です。
塩原方面との分岐点です。ここから更に道は細く曲がりくねってきます。終盤は比較的傾斜は緩くなりますが、ここまでかなり足を使ってきているので楽には登れません。この辺まで上ると流石に涼しいです。
最近栃木の山間部で熊の目撃情報が多いのでここで熊避け鈴を装着します。結構車が通るので大丈夫だと思いますが、用心に越した事はありません。
何とか到着しました。この時期、ボトルはダブルにしないと脱水状態になり危険です。
さて、タイムですが、
1時間26分、自己ベストより10分以上遅い!(自己ベストは、1時間15分)
密かに自己ベストを狙っていたのにダメダメです。第一太りすぎです。自己ベストの時より2kg以上重いし、あの時は、ギアも2枚残してグングン上ったのに今日は、インナーローでやっとでした。メガ盛りグルメ控えようかな。
なんて思っている内に霧が出て来ました。山の天気は変りやすいです。急いで下りましょう。(ただし安全運転で)
本日の走行距離、112km
獲得標高、1400m
本日は、「第13回JAグループ栃木パワフルアグリフェア」に行ってきました。
http://www.tc.zennoh.or.jp/index02.html
パワフルアグリフェアと言っても一体何の事か解らないと思いますが、簡単に言うと農業機械の展示販売会です。各メーカーとJAの合同イベント、お祭りみたいな物です。
この様に各メーカーごとにブースがあり、沢山の機械が展示してあり実物を見ながら検討する事が出来ます。
滅多に見られない機械も展示してあるし値段も出ているので行くと色々身になりますが、お祭りの雰囲気に飲まれ予定外の物を買っちゃう可能性があるのでブレーキをかける人(妻など)と行った方が良いでしょう。
湿田用の後輪がクローラー(キャタピラ)のトラクターです。お値段は、なんと!
80馬力と最大級のトラクターとは言えメチャ高いです。これは、本体のみの価格で田んぼを耕すロータリーは別売です。我が家のトラクターは、30馬力クラスなので全然関係有りません。車で言えば、モーターショーでスーパーカーを見に行く感覚ですかね。
買う気も買う予定も無いので(当たり前だ!)完全に高い機械の値段ウォッチャーになってます。次行ってみよう~
これは、スピードスプレイヤーと言って果樹園などで農薬を散布する機械です。通常は、オープンカーなので農薬が体にかからないように雨合羽を着て作業するのですが、(今の様な夏の暑い時期に)この機械はキャビン付きでエアコンも装備してあります。中を見たらテレビまで付いてました。注目のお値段は、
ちなみに4WD、AWS(4輪操舵)です。
でも本日の一番は、
いやぁ、今日は自分には関係無いような大きな機械の値段ばかり冷やかしで見てきましたが、当然規模の大きな農家は買っている訳で、
農業は、大変です。
写真と本文は関係有りません。今回は、写真が少なく寂しいので庭に咲いてた蓮を貼り付けました。
久々に日曜が休みです。日曜が休みで特に用が無い時?は、朝練です。
実は、妻から草刈をやって欲しいと頼まれていたのですが、「帰ったらやる!」と言い残し朝練に出発です。
いつも千切られてしまうので少しでも軽くする為、LEDライトは外しましょう。ワイヤーロックも要らないな。ウン、軽快です。なぜか頭もスッキリ、なんとヘルメットを忘れました。急いで取りに帰ります。2分遅刻でショップに到着。まだ出発してません。ホッ。
集合は、行き着けショップに朝8時、いつもより人数が少ないです。ちょっと嫌な予感、と言うのは、人数が少ない=条件が悪くても集まる人=上級者=メチャ早い、と言う方程式が成り立つ訳です。
しかも殆んどの人が、変態ジャージショップのチームジャージです。
ちなみに自転車乗りの言う変態とは、「上り坂が大好きな人」とか「凄い人」等の意味で褒め言葉に近いです。決して変質者ではありません。
帰りたくなりましたが、やむなく出発です。後で話を聞くと隣の福島県でレースが有るので主力の変態部隊はそっちに行ってるとの事、助かりました。
とは言え、ペースは結構速いです。信号待ちで話しかけられた人は、なんと宇都宮ブリッツェンのS川代表ではありませんか!ジャージ姿を初めて見たので気付きませんでした。でもチームジャージを着ていると言う事は、S川代表も変態の一員だったんですね。
少ない人数ながら(先頭交代にマメに入る為)いい練習になりました。いつもは引いて貰ってもついていけないペースなんですけどね。
帰り道、宇都宮中心部を流れる田川では、鮎釣りをしてました。この時期の栃木県の風物詩でいいんですけどね、
サイクリングロードを完全に塞ぐ形で駐車するのは止めて貰いたいです。
帰宅後、ちゃんと草刈やりましたよ!今日は、良い汗掻けました。
本日の走行距離、75km
獲得標高、200m
本日の出発は、10時過ぎになりました。なぜなら朝から畦の草刈をしてたからです。
久々登場のLUKCY号でメガ盛りグルメGOです。
今回の目的地は、大田原市の東宝食堂です。5時に朝飯なのでメッチャ腹へっています。ちょとやそっとのメガ盛りなんてペロリでしょうね。
http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=8904
大田原の中心地、金燈籠交差点の近くです。
南風に押されて予定より早く12時チョイ過ぎに着きました。威圧感のある外観ですが、意外と店内はこじんまりとしています。
今回頼むのは、オムライス(750円)と決めてありますが、とりあえずメニューをチェックして見ましょう。
全体的にリーズナブルな値段設定ですが、気になったのは、ハムライス、目玉焼きライス、650円なのに対し、単品のハム、目玉焼きが500円な事です。どんな凄いハム、目玉焼きが出てくるのでしょうか?そのまんまの可能性も有るので怖くて頼めません。
まもなく隣の席の客のオムライスが来ました。デ、デカイ!少し、いやかなり不安になりました。もう一つの名物、焼きそばも凄いボリュームです。
スープ、お漬香付きです。
オムライスのアップです。見た目は、小さめのラグビーボール!皿からはみ出しそうです。いや、実際はみ出してるし。
チキンライスも卵焼きからはちきれんばかりです。いや、実際はちきれてるし。
とにかく食べて見ましょう。
ウッ、美味い!何も特別な事はしてない昔ながらの味、キングオブ普通!
ほとんどの人が、焼きソバかオムライスを頼むのに作り置きじゃ無い、その証拠に注意して食べないと火傷しそうなくらい熱々です。メガ盛りなので最後まで冷めずに熱々でした。
メガ盛りなのに美味いので苦痛じゃない、と言うよりお腹いっぱいなのに止められない。別の意味で大変でした。
今度は、家族と。でも完食出来る奴は親父しかいない。
少し離れた道の駅、那須の与一の郷で休憩します。与一の伝説にちなみ屋根が扇の形になっています。
本殿は、天正5年、なんと織田信長が生きていた時代の建造物です。
立派な建物で細工も込んでますが、裏に回ると流石に痛みが激しいです。
本殿周りの柵もボロボロでした。大田原市、ここを売りにしているんだからもっと金出して大切にせんかい!
この鳥居は、明治12年、奉納は2月15日、なんと私の誕生日と同じです。私より89年先輩です。しかし良く見るとかなり痛んでいます。誕生日が同じ者としてこれも補修して欲しい物です。
黒羽城址公園のアジサイ祭りにたたずむLUCKY号です。ここは芭蕉の里として有名で奥の細道の旅に出る前に2週間滞在したそうです。
この近くの小学校で5,6年の女の子が声援をくれました。こうなるとすぐ前の一時停止を無視する訳には行きません。大人は常に見本とならなくては。
なかがわ水遊園で休憩します。ここは全国でも珍しい淡水魚専門の水族館です。
ふるさとの森公園にある復元された古民家です。凄く立派な屋根でしたが、能書きが無くて残念でした。
この後、気の向くまま、足の向くまま、遠回りしながらゆっくり帰りました。
エッ、例によってまた道に迷ったんじゃないかって?
そ、そんな事無いですよ。カロリー消費する為、わざと遠回りしたんですよ、ホントですよ。
自宅近くになって田んぼの見回りをしながら帰ったら!
俺だって朝の5時半から草刈してたし労働量は俺のが多いし。
いや、そういう問題じゃない?ごもっともです。
本日の走行距離、120km
獲得標高、580m
いよいよ、東北三日間の旅も最終日です。
朝食は、バイキング型式だったのでかけら程も遠慮せず朝からメガ盛りです。
具沢山の舞茸の味噌汁が美味しかったです。御飯が美味いと評判でしたが、米農家からすると普通ですね。
深緑の中を気持ち良くペダルを進めます。それにしても良い天気です。
最初の頃の天気予報では、三日目は雨だったんですが時間が経つごとに降水確率が減り、当日は射す様な日差しが降り注いでいます。すでに真っ赤に日焼けした腕が痛いです。
栃木県では、絶対に見られない道路標識です。福島県って栃木と新潟の間にあったんですね。意外でした。今度は、日本海側の旅も良いなあ、暇とお金が無いけど。
三本の国道が兼用になってるんですね、こう標示してくれると解りやすいです。若い番号だけの標示だと不安になっちゃうんですよね。
田島駅前のホテルから約15km、道の駅たじまで休憩し家に現在地確認用のメールを送ります。この辺は、標高が高いのと木陰になっているので本当に気持ち良く走れます。
あと約5kmで栃木県との県境になります。少し名残惜しいです。
トンネルを抜けるとしばらくは、見通しの良い下り坂が続きます。暑くて強い向かい風が出迎えてくれました。三日間とも天気が良かったせいか基本南風、つまり向かい風が多かったですね。
男鹿川の清流です。見慣れた栃木の風景、栃木では、川は基本的に北から南に流れているので峠を越えてやっと違和感の無い景色になりました。
淵になっている所です。岩石の成分の違いか、栃木の川の水は福島より青いですね。20~25cm位のヤマメが沢山泳いでいました。釣りもやりたくなっちゃうなあ。
五十里湖です。五十里(いかり)と言う地名は、江戸の日本橋から50里なのでこの地名になったと書いて有りました。天気が良いのでのんびり旧道を走りました。
五十里ダムです。堂々たる重力式ダムです。完成当時は、日本一の高さを誇ったと書いてありました。
川治温泉まで行くと見過ごせない看板が!坂好きとしてはスルー出来ません。名前からすると五十里ダムと川治ダムの両方見られるポイントのようです。
しかしトレッキング用の道、しかも誰も入った様子は有りません。自転車で行ける道ではありません。残念ながら断念します。
鬼怒川温泉を越えると急に暑くなります。霧降に上っちゃおうかとも思いましたが、足にあまり余裕が無いし明日から仕事なので止めときましょう。
市の境まで来ました。あと約20km、羽黒山を横目に自宅に急ぎます。12時頃、手もみラーメン北海の横を通りましたが、さすが人気店、平日なのに駐車場はいっぱいです。肉ラーメンは諦めて家路を急ぎます。
シャワーを浴びて冷たいうどんを食べてお昼寝しました。明日からは仕事、行きたくない。
本日の走行距離、102km
獲得標高、660m
三日間トータル、444km 3460m
天気には、とても恵まれました。しかし日焼け対策はしっかりしないと駄目です。
パンクを含めてメカトラブルが全く無かったのはラッキーでした。輪行癖になりそうです。
向かい風は、お腹いっぱい堪能出来ました。もっと余裕のあるプランのが良かったですね。しかし無謀なのが私の持ち味、無茶は止められません!
本日、水稲現地検討会と言う催しがあり参加してきました。
教科書に出てくるような田んぼを前に水稲の生育の説明を受ける会です。
農業は、比較的自己流でやっている事が多いのでこの様な会は参考になりますが、いつも会社に行っているので今回が初の参加になりました。
百姓親父が集まると軽トラの見本市の様になります。私は当然18段変速の変態ママチャリで行きましたよ。
説明するスタッフを除くと49歳の私はブッチギリの最年少です!農業の高齢化が、進んでいます。
皆さん、良い稲は葉の色が濃い緑色で大きく背の高い稲が良く育った稲だと思っていませんか?
実は、反対です。今の時期は葉が黄緑色に見えるほど薄く、背は低い方が良いのです。丈が低くガッチリした稲が理想です。
その為には、田んぼの土がひび割れるほど水を干します。こうして成長を制限します。
しかし、この時期、雨が多いのでうまく干せません。それに稲が可哀想でつい水をかけちゃうんですよね。
ひび割れるほど干したら今度はたっぷり水をかけます。それを繰り返します。これが間断灌水と言います。水口でもこんなに背が低く色が薄いとは流石にモデルとなる田んぼです。
我が家の田んぼです。写真では解り辛いですが、色にムラが有ります。まだまだ修行が足りません。でも他の家の田んぼより良いですよ。
海抜700m弱から喜多方市街まで下り基調で進んで進んで進みまくります。
素敵なネーミングですが、実際には3km以上で7ヶ所以上トンネルが在ります。誰が考えたか知りませんが、かなりこじ付けっぽいですね。
橋と違ってトンネルは、景色が良くないし自転車にとっては楽しくないですね。暗いし、路面は濡れてるし、狭いし。
でも相変わらずダムは大好きです。会津の水瓶、日中ダムです。最近多いロックフィルダムですが、個人的には、重量感溢れる無骨で男らしい重力式ダムが好みです。
しかしダムには、必ず立派でカッコイイ橋が架かっていますが、この橋は何のために有るのでしょうか?
湖を周回するのでは無さそうだし生活道路だったらダムの上を通れば良いと思うし、無駄だと思いますが。
坂を下ると喜多方市街です。平地に降りたら風が出て来ました。お約束の向かい風です。
喜多方です。喜多方と言えばラーメンです。今回寄ったのは、喜多方ラーメンの老舗まるやです。
喜多方ラーメンの特徴は、スープも麺もアッサリ目で何杯でも行けちゃうらしいです。しかし見た目よりボリュームがあってお腹一杯になりました。今度来る時は、お腹を減らして是非ハシゴを。
ここから会津若松市まで単調な道を走ります。しかし風が強く、22~3km位しか出ません。
会津のシンボル、磐梯山です。もうすぐ会津若松市街ですが、風が強くて中々近付きません。時刻は、15:20 余裕だと思っていたら少し押して着ました。ガンバレ!
鶴ヶ城は、何度か来ているのでスルーしようと思ってましたが、国道脇に在るんじゃ無視する訳には行きません。でも時間が厳しいのでサクッと行きましょう。
ちなみに会津若松市を過ぎたら国道は、若い番号で標示するのでR118になります。R121も兼ねていますが、標識はR118のみ、土地勘の無い物には、辛いです。
朝見た山形城より石垣、堀共にこっちの方がちょっと立派です。一日に立派な城を二つも見られるとは思いませんでした。ちなみに上杉鷹山公で有名な米沢城は、不真面目でいい加減な性格の私なので恐れ多くてパスしました。
会津若松市を抜けた辺りで風が止みました。しかしここからは上り基調のアップダウンが続きます。天気は良好、と言うより暑いです。コンビニが在ったらアイス食いて~!
しかし山間部の国道、中々コンビニは無いです。
やっと見つけたヤマザキデイリーストア、その名もたい焼きアイスゲットです。写真撮る前に一口かじっちゃいましたね。と言うより店の中でもう食べてました。お行儀が悪いです。でもそれほど暑かったのです。
「宇・都・宮」 なんて美しい文字でしょう。久しぶりに見ました。とりあえず今日の目的地までは、22kmです。
途中で見た湯野上温泉駅です。良い雰囲気ですねえ。この辺からR121単独になります。線路と平行しているからフラットかと思いきや結構アップダウンがあります。当然上り基調です。
今夜の宿泊地、グリーンホテルミナトに着きました。会津田島駅に隣接しているので間違いようがありません。
値段は、5500円プラス朝食500円の6000円です。前日のちょうど倍ですね。でもこの街唯一のビジネスホテルだし、山形のホテルが安すぎなので、まあしょうがないでしょう。一階はコンビニになっています。
ここでも自転車の客は初めてだったらしく停める所に苦慮していました。結局、廊下の一番奥に停めました。お手数かけてすみません。
部屋は、前日のが少し広かったけど設備は、値段が高い分こちらのが充実してました。例によって風呂に入ったらお勧めの居酒屋を聞きます。
今日の居酒屋は、前日の屋台横丁とは正反対の洒落た落ち着いた店でした。
お通しです。生ビールは、一瞬で無くなったので二杯目からは、一番安いウーロンハイにします。
焼き鳥5本セット、700円です。前日の山形地鶏には及びませんが美味かったです。量も有ったし。
店のお勧めのおまかせPIZZA、700円です。注文してからペタンペタンと生地を伸ばす音が聞こえたと思ったら居酒屋とは思えない本格的なPIZZAが出て来ました。量も十分です。と言うより一人では多すぎ!
結局、頼んだつまみは焼き鳥とピザだけ、(飲み物はたくさん)安くて美味くて満足です。お腹一杯になったのでホテルの一階のコンビニでビールだけを買い(まだ呑むんかい)今夜は就寝です。
本日の走行距離、172km
獲得標高、1350m
年寄り(百姓)の朝は早いです。
夜明けと共に目覚め7時からの朝食を待ちます。
朝から力いっぱい食べます。今日の目的地は、南会津町田島、約170kmです。
朝食を食べたら早速出発です。先ずはホテルの近くにある山形城跡の霞城公園を見学します。
堀を渡る橋の上のIMOLA号。城跡に自転車で乗り込んでいいんかい?こんな事だから自転車乗りのマナーが問われ評判が悪くなるんだ!
と思いきや、
なんと、ここは通勤通学路になっているらしく城跡の大手門、橋を自転車がガンガン通ります。これでも人が少ない時を選んで撮ったんですよ。
石垣や建物など良く復元されていますが、中に体育館や山形球場が有ったりして城跡を大切にしているのかしてないのか解りません。
最上義光像です。大河ドラマの独眼流正宗では、悪役に描かれていましたが地元ではヒーローの様です。
山形駅西口です。広い区画の中に近代的な高層ビルが立ってます。これ以外にも高層ビルが建ってます。土地には十分余裕が有るのに何で高層ビルなんでしょうかね?近くの上山市にも超高層マンションが有ったし、山形県民は高いビルが好きなのでしょうか?
城址公園、駅を見物したらR13をひたすら南下します。流石、山形!至る所にサクランボ畑があります。(ビニールハウスがそうです)
R13は、緩やかなアップダウンを繰り返しながら美しい田園風景の中を進むのですが、さすがに飽きます。最初珍しかったサクランボ畑もいくらでもあるし、走っても走っても山と田んぼとサクランボ畑!
休憩しましょう。
米沢市手前に有る高畠町のよねおりかんこうセンターで食べたサクランボソフトクリームです。サクランボ風味がアイスに良く合って実に美味かった。ついでに家族に土産のサクランボを買いました。当然、宅配です。自転車では、何も持ち帰れません。流石に山形の佐藤錦!家族にも絶好評でした。
偶然、山形新幹線を撮る事が出来ました。高架でなく田園風景を走る新幹線も良いですね。
米沢市街手前でR13と別れ、R121で喜多方市を目指します。米沢から県境まで約450mダラダラ坂を上ります。
お昼は、早く着けば喜多方ラーメンのハシゴと思ってましたが、頑張っても喜多方までは、13時過ぎ、それまで持たないので道の駅、田沢なごみの郷で一回目の昼食にソバを食べます。いわゆる田舎ソバです。ここで栄養と水分と塩分をたっぷり補給します。あと数キロで福島県との県境です。
しかしその前に心折れそうなダラダラ坂が有ります。それにしても良い天気です。今回サングラスのレンズは、ブラウンを付けて来たので深緑がメチャクチャ鮮やかでした。
約4kmの長い長いトンネルを抜けると福島県です。坂好き馬鹿としては旧道と言う手も在ったのですが、事前にググッたらロードバイクでは無理みたい。と言うより遭難必至のヤバイ道なのでいくら無謀な馬鹿親父でも止めときます。
二日目、山形県編は、ここで終了です。次回は、福島県編です。
今回から酔っぱらって書くお馬鹿ブログに戻ります。
名取市から仙台市街に戻りますが、時刻は12時過ぎ、腹がへりました。先ほど凄い光景を見たので少しでも地元にお金を落とすべくと地元資本の店を探します。
牛タン専門店!ここなら地元の店に間違い無いでしょう!(たぶん)
ちなみに大盛とは、牛タンの事でご飯ではありません。普通盛りは千円位だった気がしますが腹がへって覚えていません。
ご飯は麦飯で牛タンと良く合います。スープは、ネギでアッサリ!これも良く合う。
肉には味が付いていますが、辛子味噌を付けて食べると更に美味い!
ご飯が何杯でも進みます。が、牛タンがかなりボリュームが有るので、おかわり無しでもお腹いっぱいです。ちょっと高いと思いましたが、値段に恥じない内容で大満足です。
お腹がいっぱいになったら仙台見物をする予定でしたが、時間が押してるので断念します。仙台ならまた来る機会があるでしょう。早くR286を探して蔵王に行かなくては。
しかし仙台の街は土地勘の無い者には優しくありません。仙台はかなり大きな街なので市内の何々地区と言う案内標識は多いのですが、市外の案内は意外とありません。しかも標識が街路樹で隠れています。杜の都もこういう時は良し悪しですね。
携帯は充電忘れの為、かなりヤバイです。さんざん迷ってやっとR286に入れました。この間十分仙台市内見物が出来ました。(本当はそれ処じゃ無いし青葉城も見て無い、時間はもっとヤバイ)
R286に入ったら快適に進めます。仙台から出て川崎町の釜房ダムです。威風堂々とした重力式ダムが良いですねえ。
しかし時刻は、午後4時前!!!
今日は、山形市にホテルを取ってあります。何が何でも山形に行かなくてはなりません。事前の調べでは蔵王の標高差は約1200m!脚の調子が良くても2時間はかかります。ここまでに100km以上走っているので標高差と残りの距離を考えて断腸の思いで蔵王断念です。上りたかった、いつかきっと。(それより方向音痴直せよ)
R286をそのまま真っ直ぐ行き、山形市を目指す事にしました。
しかしこんな標識が!問題無く通れたけど俺ってかなりヤバイ橋を渡っているのかも?
R286は、ダムの手前から上り調子になり蔵王方面に向かうR457を過ぎると結構なダラダラ上りが続きます。山道を行き寂しくなった頃、車は山形自動車道に行き自転車は、寂しい寂しい旧道で笹谷峠を越えます。
5t以上は通行不可の標識の有る狭くて曲りくねった国道です。栃木県で言えば、細尾峠か山王林道(光徳側)に似た感じですかね。
途中でボトルの水が切れました。ヤバイです。
しかし途中に水飲み場が有りました。助かりました。ブレブレ写真ですが訳があります。宮城県側は、西日が差さず時間の割には暗いです。
ひなびた標識が良いでしょ。写真の通り日が照ってる所と陰ってる所の差が激しいです。
この後、イタチ?が目の前を横切りビビりました。野生動物は大嫌いです。
R286の頂点です。ルートラボで見ると標高約900mですね。蔵王の1600mには遥か及ばないけど私の脚では良しとしましょう。
峠を越えると日が差して明るいです。しばらく細い九十九折を下り、山形蔵王インターチェンジを過ぎると山形市まで一直線です。見通しの良い下りなので車とタメを張りながら市街まであっと言う間に着きます。
しかし問題が、大まかにはホテルの位置を覚えて来たのですが、最終的には携帯に頼ろうと思ってたので正確には解りません。大切に使ってきたバッテリーもとうとうダウン。万事休す。
当然電話は出来ません。ホテルの電話番号も携帯が動かないと解りません。交番を探してお巡りさんに聞くしかないかな。
しかし奇跡が起きました。なんと目の前に目的地のホテルが!19:00ちょっと前、ほぼ予定通り到着です。偶然だけど。
ホテル グリーントーホク
楽天トラベルで予約を取りました。「見つけた人はラッキー」とサブタイトルが付いた朝食付き3000円!安い!!
部屋は、ビジネスホテルにしては、まあ広い方だと思います。設備は値段を考えると十分です。
でも自転車の客は初めてだったようで自転車を何処に置くか悩んでました。結局、奥の物置の様な所に置きました。
早速、風呂に入りついでにウェアを洗い、フロントのお兄ちゃんのお勧めの居酒屋にGOです。
進められたのは、屋台横丁で無難な店を選びました。お通しの野菜スティックです。茹でたアスパラとキュウリ、パプリカです。ドレッシングは、マヨネーズと肉味噌。特に肉味噌が美味かった。
マグロの切り落とし。600円位だったかな。良いマグロで美味しかったですよ。
でも美味かった。歯応えが有るけど固くない、肉の味も最高、店長の話だとあまり入ってこない肉なので貴重だと言ってました。
この他にも食べたけど何しろアルコールが砂浜にぶちまけた様に無くなる。ビールじゃなくて安いチューハイにしましょう。
その中でエグザイルカクテルと言うのがあって何かと尋ねるとちょっとしたいたずらが、よし注文です。
エグザイルカクテルは、お店の人3人でエグザイルの振り付けの物まねをしながら持ってくると言う大笑いで楽しいカクテルでした。山形おもしれーや。また来たいな。
この後、締めにコンビニで何か買って行こうと思いましたが、散々歩きましたがコンビニが全然無い。仕方ないのでホテルでカップ麺を買い、ホテルの自販機でビールを買い(まだ飲むんかい?)明日に備えて就寝します。
本日の走行距離、170km
獲得標高、1450m
私は、ただの通りすがりの旅行者です。その通りすがりの旅行者が、見て感じたことを今回はレポートします。
松島を出発し、R45で仙台を目指します。
R45は、交通量が多いのであまり快適とは言えません。途中の風景は、建て替えている建物が少し多い気がしますが、さほど変わった印象はありません。中心部に入らずR4を南下し県道54号線で海岸方面に向かいます。
少し行くと住宅地に入りましたが日常と全く変わって無い様に感じました。むしろ宇都宮の方が屋根瓦が破損している家が多い様に思います。
更に進むと突然、視界が開けます。広大な原っぱのようですが、田んぼのようです。遥か彼方まで元田んぼだった緑地が続きます。
家と家の前の小さな畑だけ復興したようですが、周りの田んぼは全く作付されて無いままです。
調整池だったのでしょうか?それとも土砂で堰き止められて出来た池でしょうか?ちょっと解りません。
橋の歩道を渡ったら岸の歩道は、完全に崩れていました。気を引き締めて走らないと大怪我をしてしまいます。
橋を渡って見えた風景に愕然としました。と言うより何が何だか初めは理解できませんでした。
この広大な何も無い様に見える空地は、かなり大規模な住宅地だったのです。
不謹慎ですが、私は興味本位で見に来ました。しかしまさか津波の被害がこれ程凄いとは思いませんでした。
何も言葉が出ません。出るのは、ため息ばかりです。全身ビッシリ鳥肌が立ちました。ブログを書いている今も思い出しながら鳥肌が立っています。
道路の土砂は、きれいに取り除かれ電柱も新しく建てられましたが、遠くで工事の車を見ただけで誰一人とも会いませんでした。
まさに廃墟です。
一階部分は、まるっきり無くなっています。この会社の人達は無事だったのでしょうか?気になります。
周りに何も無い中、お寺がポツンと建ってました。かなりのダメージを負っています。屋根が大破していると言う事は、ここまで津波が押し寄せたのでしょうか。
廃墟となった消防署です。自然災害の前に人の力の無力を感じました。
この日は平日だったので本来なら子供たちで賑やかだったはずです。
中学校の前には、船首だけになった漁船が残されていました。3枚目の写真の船とは、近くですが別の船なのであちこちに在るのかもしれません。
上にも書きましたが、興味本位で見に行きましたが、実際に自分の目で見て津波の恐ろしさ、凄さを垣間見ることが出来ました。
亡くなった方のご冥福をお祈りします。
テレビ等では、東北元気です、とか復興頑張っています、等の報道が多いのでもう大丈夫だと勝手に思っていましたが、これほど被害が大きくて、手付かずの場所が在るとは知りませんでした。
微力ながら出来る範囲で復興の支援をしたいと思います。
このブログを見てくださった方も出来るだけ支援をお願いします。