先週末、前回より更に足を延ばして群馬県沼田方面に行ってきました。滝ケ原等に寄り道しなければ何とかなるだろうと言う大甘な考えでした。
しかし出発前からトラブルです。前日、機嫌が悪かったのでテーブルに八つ当たりをしたら右手の握力が無い(^_^;) かなり痛みます。シップをして出発します。
先が長いので、あまり休まずに走ります。いろは坂の手前で補給食をとります。ちなみに私は、一口羊羹派です。理由は、日持ちが良い、封を切らなければ次回も使えると言うセコイ理由です。
いろは坂は、痛みでハンドルを上手く保持出来ないので、ほぼシッティングで登ります。どんどん先に進みます。戦場ヶ原で、お腹がへったので話の種に餃子コロッケを食べました。
大き目の俵型のコロッケの中に餃子が入っている、そのまんまです。味は、コロッケの味が勝っていて餃子がスーパーの特売で売っている様な物なのでイマイチですね。お値段は、1個、300円です。
宇都宮市民から言わせると、餃子の購入額が日本一なだけで特に美味いとか名物の訳ではないんですよね。しかも宇都宮から遠く離れた奥日光で餃子を売りにするなんて。。。
前回同様、湯元温泉で足湯に浸かり金精道路に挑みます。天気が良かったのでオートバイに結構抜かれました。いわゆる走り屋では無いです。ここは静かで良いです。景色も良いし、八方は、走り屋が五月蝿くてたまりません。
![20110603_120515_2 20110603_120515_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/18/b500249fcdff7c15f1bffa9a5fecdda8.jpg)
日光白根山でしょうか?カッコイイ山です。
![20110603_120531 20110603_120531](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/10/5c9327399365ff340febb64aae02cb1f.jpg)
振り向けば、男体山です。ここまで登ると男体山とタメ口を聞けるような気がします。でも男体山の方が700m高いです。中央に有るのが湯の湖、その奥の茶色いのが戦場ヶ原です。
もっともっとカッコイイ木が沢山あります。足に余力が有れば景色は好いし車も少なくて好い峠です。
トンネルを抜けると群馬県です。
でも、看板の距離を見ると心が折れそうになります。
群馬県に入り、この前は快適な下りでしたが、今回は路面のギャップがあるたび振動で右手に激痛が走ります。天気が良かったので菅沼も丸沼もとても綺麗でしたが見てる余裕はありません。だから写真も無しです。何とか片品村市街まで下りました。
尾瀬方面に向かう道に架かる橋です。今回は、行きませんが。
中央の柱です。
片品村市街に薬局が有ったのでシップを買います。6枚入り320円、安い。シップを貼り直し、遅めの昼食を取り先に進みます。吹割の滝はもうすぐです。
到着しました。歩くのでクリートカバーを付けます。発売してすぐに買ったのですが、使うのは初めてです。
使用感は、クリートの減りと泥詰りを気にしなくて良いのは楽です。ただし、特に歩き易くはなりません。引っかかりは減るけど。あくまでもクリート「カバー」です。
周りから中央に落ち込む不思議な形の滝です。水しぶきが凄いです。東洋のナイアガラと紹介が有りますが、ナイアガラに行った事の無い私には十分です。しかし東洋のナイアガラのキャッチコピーが無ければもっと感動でした。
人がいます。滝壺まで遮る柵等はありません。白線が書いてありますが皆その内側まで入って鑑賞しています。転落注意のアナウンスがひっきりなしに流れています。
鱒飛の滝です。これも竜がうねっている様な迫力のある滝です。
一時間以上も見学しちゃいました。時間を見ると3時半を回っている、大丈夫か俺!全然大丈夫じゃない!沼田は断念して帰路につきます。
薗原ダムです。ここから県道62号線で薗原湖、赤城山経由で足尾に向かいます。
満水です。気前良く放水してました。ここから登りです。
途中でこんなの見つけました。売店跡地ですが、どう見ても復元には見えません。
ご丁寧にこう書いてありました。でも、屋根はトタンだし、窓はガラスだし、まあ、いいですけどね。
更に進むとこんなオブジェが有りました。鹿の食害を防ぐ為、一本一本ビニールで包んでありました。(実際鹿はいました)
長い長い県道62号線を登って、やはり長い下りを過ぎると国道122号線です。
R122に入ってまもなくするとこんな看板が、日光から自宅まで40kmあるから~、足し算を忘れました。17:42でした。
草木湖です。ここも満水でした。シップを張替え一口羊羹の補給食を取ります。
18:18です。薄暗くなってきたので写真は終了です。ここから足尾の日足トンネルまで400m位登ります。
足尾では、ほぼ真っ暗です。日足トンネルの手前のコンビニでフライドチキンとバヤリースオレンジを買います。
肉類は満足感があるので食べ過ぎない限り良いと思います。
バヤリースは、飲むととても幸せな気分になりますが、温まった時に飲んだらメチャ甘かった。清涼飲料水を飲み過ぎたら肥満になるのが解かる気がします。
日足トンネル迄来たら、トンネル内を含めて後は下りです。握力も回復してきたしもうすぐです。(後、60km位あるけど)
日光市街、今市市街を抜けて、もうすぐ宇都宮と日光街道(栃木県民の日光街道はR119です、東京でR4を日光街道と言われてビックリしたことがあります)を跳ばしていると最後のトラブルが!
LEDライトが点滅しています。バッテリー切れでした。エッ、まだ五時間も使ってないのに(カタログでは10時間と書いてあります、もちろん電池は、国産一流メーカーのアルカリ電池です)
実は、あじこぼさんの真似をしてみたのですが、震災直後だったのでGENTOSの閃は売ってなかったんですよねえ。とりあえず似たような物を買ったのですが、ヤッパ贋物は駄目ですねえ。
ライトは、2灯付けているので光量は落ちるものの走る事は出来ました。この後、自宅まで5kmの所で回収車の申し出が有りましたが近いので断り、10時前に自宅に到着しました。
今回の反省は、山岳路を舐めていた事です。後、体調の悪い日は、たとえ手でも考慮しなければ駄目ですね(シッティングメインで足に負担がかかった)
次は、沼田にリベンジ、ゆくゆくは前橋まで行きたいのですが、コースその他を含めて再考有りです。やっぱり群馬は、近くて遠い県です。
この日の走行距離、240km、獲得標高、3800m