親父、何やってるんだ!

呑んだくれ親父の独り言です

そうだ、千葉へ行こう! part3

2014年02月23日 | 輪行

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朝、6時50分 心地よい冷気の中、安房鴨川駅近くのホテルを出発します。

って、2月中旬ですよ。宇都宮でこの時刻だったら脳天まで突き抜けるような寒気で走れませんよ。南房総、良いです。

今日の予定ですが、自宅までの自走は、距離的にも路面状況を考えても無理なので土浦駅まで行って輪行で帰るつもりです。鴨川から130km、余裕っしょ。

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国道128号線は、海沿いを走るのでトンネルが多いです。こんな歩行者、自転車用のトンネルがあったのでせっかくだからくぐってみましょう。

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楽しいトンネルですね。

前回、国道128号線は、道の駅がマメにあると書きましたが、それは和田浦まで。それより北には全くありません。トイレ等、注意が必要です。

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朝の内浦湾でLucky号と自分の影を記念撮影。

この日は、月曜日なので通勤の車は殺気立った運転をするので注意しながら走ります。

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時間は、タップリあるので鯛の浦の海沿いの遊歩道を散策します。

セルフタイマーで撮った自分が写っている唯一の写真です。顔と腹、もっとやせなくては。(^^;)

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勝浦市の手前の日陰に残雪がありました。館山駅を下りて初めて見た雪です。当然、走行には支障はありません。

結局この日、千葉の内陸部に入っても日陰に雪が残っていたのは見ましたが、走るのに支障をきたす事は無く、路面がびちゃびちゃと言う所もありませんでした。

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国道128号線から勝浦海中公園に向かう道は、倒木で全面通行止めでした。国道の方もトンネル入口が土砂崩れで工事をしていて全面通行止めです。

仕方がない、戻りましょう。

迂回路は、海沿いの細く曲がりくねった狭いトンネル有りの道です。トンネルですれ違えなくて大渋滞!と言うより、すれ違えないばかりじゃなくて後ろからも車が詰まっているのでバックも出来ない。狭く曲がりくねっているのでUターンも出来ない。誘導するのに警察呼んできてきてくれと言われたので呼びに行きましたがその後、どうなったでしょうねえ。

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渋滞を他所に絶景ポイントで車の間からパシャリ。

渋滞の終わりの人たちには、Uターンを進めましたが、国道が全面通行止めなので迂回しようが無いんですよねえ。

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小腹が空いたので勝浦の街に入り、海産物屋でマグロのズケ丼(600円)を食べます。味は、まあ普通でしたね。

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味噌汁、(100円)です。具だくさんです。つみれが生臭くなかったけど何の魚なんでしょうね。

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さすが、千葉。真冬でもサーファーが沢山います。後ろに写っている人も海の中に小さく見える小さな点も皆、サーファーです。

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御宿町にある月の砂漠公園です。砂浜にラクダの像が立っています。違和感が。月の砂漠と御宿にどんないわれがあるのかは、知りません。

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少し引いてシルエットにすると雰囲気が出ますが、後ろに軽トラが写っています。記念館もあるので歌を作った人がここ出身なんですかねえ。(全く興味なし)

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更に北上して九十九里浜に着きました。

この辺の道沿いはサーフショップだらけです。茨城県の大洗もサーファーが多いけど千葉の方が桁違いに多い気がします。

ここで海は終了。内陸に向かい帰路に着きます。

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茂原市のラーメン屋で摂った昼食の唐揚げセット。

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甘い醤油ラーメンで初めて食べた味です。まあ美味しかったですよ。

時刻は、12時過ぎ。午前中、寄り道をしすぎました。土浦駅で電車に乗るのは、諦めます。スマホとにらめっこして牛久駅辺りを目的地にします。輪行で帰ると決めたので臨機応変、気楽で良いです。

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で、着いたのが牛久駅の更に一つ手前の佐貫駅。成田の手前から向い風でペースが上がらず、予定変更です。

でも今日の走行距離は、160km以上。朝の予定では、土浦駅までで130kmだったはず。ずいぶん寄り道をしたなあ。

佐貫駅から宇都宮駅まで2210円。なんで宇都宮~東京間(1890円)より高いの?

とりあえず電車に乗れたので一安心です。常磐線で友部まで約1時間、ローカル線の水戸線は接続が悪く、まさかの50分待ち!佐貫駅から赤羽まで戻って宇都宮線で帰った方が早かったかも。

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水戸線で小山まで約1時間、小山から宇都宮まで30分。

佐貫駅から4時間かけて帰って来ました。田舎の輪行はきついです。

21時半、妻に駅まで迎えに来てもらって帰宅、何時もすみません。

宇都宮は、寒いです。残雪もタップリ残っています。次の日は、仕事です。あ~あ

2日間の走行距離、235km

獲得標高、960m

 

 

 

 


そうだ、千葉へ行こう! part2

2014年02月20日 | 輪行

前回のあらすじ

宇都宮は、記録的な大雪で自転車に乗れません。よっちゃんは、前日の夜中に雪が無い(と思われる)房総半島南端にある館山行きを思い付き、普通列車を乗り継いで館山までやって来ました。

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館山は、風が強いものの良く晴れ寒さはまったく感じません。サイクリングをするには最高のロケーションです。

しかし、風景では腹が膨れません。時刻は14時を大きく回っています。飲食店はもう閉まっています。前日の夜中に思い付き行動したので補給食は持っていません。フロントバッグには、何が入っているんだって?パンク修理道具のみです。キッパリ

実は、ボトルに水すら入っていません。馬鹿の極みです。電車の接続が良かったので乗り換え時に何か買う事も出来ませんでした。腹減った~

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海の向こうに富士山が浮かんでいます。腹が減っていても富士山が見えるとつい写真を撮ってしまいます。

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洲崎灯台のすぐ下にある小さな土産物店でやっと食事を摂る事が出来ました。ついでにボトルに水も入れてもらいました。ありがとうございました。

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腹が膨れたし灯台見物に行きましょう。青い空、白い灯台。

日曜だと言うのに他に観光客は、一組しかいませんでした。あまり観光地化されてないんですね。

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空も海も青いです。遠くに見える陸地は三浦半島でしょうか?

下の方にカメラを構える自分の影が写っちゃいましたね。(^^;)

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灯台に上る道の脇には水仙が咲いていました。さすが、南房総。春ですねえ!

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洲崎を後にし、房総フラワーラインを進みます。

オーッ、菜の花が咲いている!

テレビなどでよく見ますが、冬に咲く菜の花を見るのは初めてです。しかももう散りかけ。最盛期は1月でしょうね。やはり房総半島南端は暖かいんだなあ。(でも走りながらの撮影はやめましょう)

フラワーラインは、その名の通り花畑や花の直売所が沢山あります。この時期で路地で花が咲いていて売ってるんですよ。寒い寒い宇都宮とは大違いです。

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道の途中こんな標識がありました。

北緯35度最東端?なんだかよく考えないと解らない言葉です。←あんたの頭が悪いだけ

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房総フラワーライン(国道128号線)には、道の駅がマメにあります。トイレや道路情報には事欠かないですね。

ここ道の駅 和田浦に着いた頃は、日も落ちかけ今夜泊まる所を考えなければなりません。気楽に過ごせるビジネスホテルが好きな私は、少し先の鴨川市に宿をとる事にしました。

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鴨川市と言うと鴨川シーワールドで有名なので結構大きな都市だと思っていましたが、人口3万5千の小さな街でした。安房鴨川駅前にAEONがあるものの他にあまり店は無く暗いです。

安房鴨川駅近くのビジネスホテルに決めました。と言うより他に選択の余地が無かった。シーワールドの方には何件もホテルがありますが、あっちは観光ホテルです。貧乏な自転車乗りはお呼びじゃありません。

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晩御飯を食べに行こうと思いましたが、土地勘も無く好みの店も見つからなかったので AEONで値引き販売をしていたお惣菜を買い込み酒も買い込み一人部屋飲みしました。

一見、寂しそうですが、オリンピックを見ながら誰にも気兼ねなく呑み食べる。これはこれで楽しいですよ。安上がりだし。散々飲んで食べて1500円でしたから。ついでに値引き販売していたパンも明日の朝食用に買っときましたよ。

一日目の走行距離、70km

 


そうだ、千葉へ行こう!

2014年02月19日 | 輪行

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ひょんなことで連休が取れました。思いっ切り自転車に乗ろう!

しかし、前日は記録的な大雪です。どこに行っても雪だらけ。ロードバイクの出る幕はありません。出発する前日の夜中にある考えがひらめきました。

そうだ、千葉へ行こう!

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早起きをして(本当はワクワクして目が覚めた)ルートラボで予定のコースを作成しATLAS ASG-CM31に読み込ませます。

ここでチョットトラブル。何時もはルートラボで作ったコースをGPXで保存しATLASTOUR Planner と言う専用ソフトで読み込み本体と同期させるのですが、何度やっても本体にルートが表示できません。KMLで保存したら表示出来ました。何なんでしょうね。

朝、妻にJR宇都宮駅まで送ってもらう事にしましたが、駅にたどり着けるか不安なくらい雪が残っています。房総半島でもこんなだったらどうしよう。

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JR宇都宮駅ホームです。こんな日に自転車を持って電車に乗るなんて馬鹿にしか見えなかったでしょうね。服もシューズも自転車に乗るそのままです。宇都宮線は強風の影響で15分遅れでした。雪で終日運休の高崎線と比べれば贅沢は言えません。

窓から見る風景は、東京に近づくにつれ雪は減ってきましたが、日陰はたくさん残っています。 総武線に乗り換え千葉市付近からグッと雪は減りました。

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内房線で目的地、館山に向かいます。(注、この写真は館山駅で撮ったものです)

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のどかに走る単線です。雪はほとんどありません。良かった。

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車窓から富士山が見えました。普段、富士山が見えないところに住んでいるのでつい写真を撮っちゃいます。

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13時半頃、館山駅到着。宇都宮から4時間半、すべて普通列車です。運賃は3890円でした。

風景が南国のようです。実際、風が強かったのに全然寒くなく、ジャケットが要らないくらいでした。

続く。


東北三日間の旅 三日目、帰宅

2012年07月10日 | 輪行

いよいよ、東北三日間の旅も最終日です。

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朝食は、バイキング型式だったのでかけら程も遠慮せず朝からメガ盛りです。

具沢山の舞茸の味噌汁が美味しかったです。御飯が美味いと評判でしたが、米農家からすると普通ですね。

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朝8時、会津田島駅前から出発します。中々洒落た駅舎ですね。

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深緑の中を気持ち良くペダルを進めます。それにしても良い天気です。

最初の頃の天気予報では、三日目は雨だったんですが時間が経つごとに降水確率が減り、当日は射す様な日差しが降り注いでいます。すでに真っ赤に日焼けした腕が痛いです。

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栃木県では、絶対に見られない道路標識です。福島県って栃木と新潟の間にあったんですね。意外でした。今度は、日本海側の旅も良いなあ、暇とお金が無いけど。

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三本の国道が兼用になってるんですね、こう標示してくれると解りやすいです。若い番号だけの標示だと不安になっちゃうんですよね。

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田島駅前のホテルから約15km、道の駅たじまで休憩し家に現在地確認用のメールを送ります。この辺は、標高が高いのと木陰になっているので本当に気持ち良く走れます。

あと約5kmで栃木県との県境になります。少し名残惜しいです。

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トンネルを抜けると栃木県です。帰ってきました。

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トンネルを抜けるとしばらくは、見通しの良い下り坂が続きます。暑くて強い向かい風が出迎えてくれました。三日間とも天気が良かったせいか基本南風、つまり向かい風が多かったですね。

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男鹿川の清流です。見慣れた栃木の風景、栃木では、川は基本的に北から南に流れているので峠を越えてやっと違和感の無い景色になりました。

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淵になっている所です。岩石の成分の違いか、栃木の川の水は福島より青いですね。20~25cm位のヤマメが沢山泳いでいました。釣りもやりたくなっちゃうなあ。

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五十里湖です。五十里(いかり)と言う地名は、江戸の日本橋から50里なのでこの地名になったと書いて有りました。天気が良いのでのんびり旧道を走りました。

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五十里ダムです。堂々たる重力式ダムです。完成当時は、日本一の高さを誇ったと書いてありました。

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川治温泉まで行くと見過ごせない看板が!坂好きとしてはスルー出来ません。名前からすると五十里ダムと川治ダムの両方見られるポイントのようです。

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しかしトレッキング用の道、しかも誰も入った様子は有りません。自転車で行ける道ではありません。残念ながら断念します。

鬼怒川温泉を越えると急に暑くなります。霧降に上っちゃおうかとも思いましたが、足にあまり余裕が無いし明日から仕事なので止めときましょう。

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市の境まで来ました。あと約20km、羽黒山を横目に自宅に急ぎます。12時頃、手もみラーメン北海の横を通りましたが、さすが人気店、平日なのに駐車場はいっぱいです。肉ラーメンは諦めて家路を急ぎます。

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13時、無事帰宅出来ました。

シャワーを浴びて冷たいうどんを食べてお昼寝しました。明日からは仕事、行きたくない。

本日の走行距離、102km

獲得標高、660m

三日間トータル、444km 3460m

天気には、とても恵まれました。しかし日焼け対策はしっかりしないと駄目です。

パンクを含めてメカトラブルが全く無かったのはラッキーでした。輪行癖になりそうです。

向かい風は、お腹いっぱい堪能出来ました。もっと余裕のあるプランのが良かったですね。しかし無謀なのが私の持ち味、無茶は止められません!


東北三日間の旅 二日目、その2 福島県編

2012年07月06日 | 輪行

長い長いトンネルを抜けると、、、

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そこは、福島県です。東北三日間の旅、三県目です。

海抜700m弱から喜多方市街まで下り基調で進んで進んで進みまくります。

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大峠トンネルを抜けてからもトンネルは続きます。

素敵なネーミングですが、実際には3km以上で7ヶ所以上トンネルが在ります。誰が考えたか知りませんが、かなりこじ付けっぽいですね。

橋と違ってトンネルは、景色が良くないし自転車にとっては楽しくないですね。暗いし、路面は濡れてるし、狭いし。

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でも相変わらずダムは大好きです。会津の水瓶、日中ダムです。最近多いロックフィルダムですが、個人的には、重量感溢れる無骨で男らしい重力式ダムが好みです。

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しかしダムには、必ず立派でカッコイイ橋が架かっていますが、この橋は何のために有るのでしょうか?

湖を周回するのでは無さそうだし生活道路だったらダムの上を通れば良いと思うし、無駄だと思いますが。

坂を下ると喜多方市街です。平地に降りたら風が出て来ました。お約束の向かい風です。

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喜多方です。喜多方と言えばラーメンです。今回寄ったのは、喜多方ラーメンの老舗まるやです。

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チャーシュー麺(750円)です。

喜多方ラーメンの特徴は、スープも麺もアッサリ目で何杯でも行けちゃうらしいです。しかし見た目よりボリュームがあってお腹一杯になりました。今度来る時は、お腹を減らして是非ハシゴを。

ここから会津若松市まで単調な道を走ります。しかし風が強く、22~3km位しか出ません。

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会津のシンボル、磐梯山です。もうすぐ会津若松市街ですが、風が強くて中々近付きません。時刻は、15:20 余裕だと思っていたら少し押して着ました。ガンバレ!

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鶴ヶ城は、何度か来ているのでスルーしようと思ってましたが、国道脇に在るんじゃ無視する訳には行きません。でも時間が厳しいのでサクッと行きましょう。

ちなみに会津若松市を過ぎたら国道は、若い番号で標示するのでR118になります。R121も兼ねていますが、標識はR118のみ、土地勘の無い物には、辛いです。

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朝見た山形城より石垣、堀共にこっちの方がちょっと立派です。一日に立派な城を二つも見られるとは思いませんでした。ちなみに上杉鷹山公で有名な米沢城は、不真面目でいい加減な性格の私なので恐れ多くてパスしました。

会津若松市を抜けた辺りで風が止みました。しかしここからは上り基調のアップダウンが続きます。天気は良好、と言うより暑いです。コンビニが在ったらアイス食いて~!

しかし山間部の国道、中々コンビニは無いです。

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やっと見つけたヤマザキデイリーストア、その名もたい焼きアイスゲットです。写真撮る前に一口かじっちゃいましたね。と言うより店の中でもう食べてました。お行儀が悪いです。でもそれほど暑かったのです。

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更にペダルを進めるとこんな標識が!

「宇・都・宮」 なんて美しい文字でしょう。久しぶりに見ました。とりあえず今日の目的地までは、22kmです。

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途中で見た湯野上温泉駅です。良い雰囲気ですねえ。この辺からR121単独になります。線路と平行しているからフラットかと思いきや結構アップダウンがあります。当然上り基調です。

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今夜の宿泊地、グリーンホテルミナトに着きました。会津田島駅に隣接しているので間違いようがありません。

値段は、5500円プラス朝食500円の6000円です。前日のちょうど倍ですね。でもこの街唯一のビジネスホテルだし、山形のホテルが安すぎなので、まあしょうがないでしょう。一階はコンビニになっています。

ここでも自転車の客は初めてだったらしく停める所に苦慮していました。結局、廊下の一番奥に停めました。お手数かけてすみません。

部屋は、前日のが少し広かったけど設備は、値段が高い分こちらのが充実してました。例によって風呂に入ったらお勧めの居酒屋を聞きます。

今日の居酒屋は、前日の屋台横丁とは正反対の洒落た落ち着いた店でした。

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お通しです。生ビールは、一瞬で無くなったので二杯目からは、一番安いウーロンハイにします。

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焼き鳥5本セット、700円です。前日の山形地鶏には及びませんが美味かったです。量も有ったし。

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店のお勧めのおまかせPIZZA、700円です。注文してからペタンペタンと生地を伸ばす音が聞こえたと思ったら居酒屋とは思えない本格的なPIZZAが出て来ました。量も十分です。と言うより一人では多すぎ!

結局、頼んだつまみは焼き鳥とピザだけ、(飲み物はたくさん)安くて美味くて満足です。お腹一杯になったのでホテルの一階のコンビニでビールだけを買い(まだ呑むんかい)今夜は就寝です。

本日の走行距離、172km

獲得標高、1350m


東北三日間の旅 二日目、その1 山形県編

2012年07月06日 | 輪行

年寄り(百姓)の朝は早いです。

夜明けと共に目覚め7時からの朝食を待ちます。

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朝から力いっぱい食べます。今日の目的地は、南会津町田島、約170kmです。

朝食を食べたら早速出発です。先ずはホテルの近くにある山形城跡の霞城公園を見学します。

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堀を渡る橋の上のIMOLA号。城跡に自転車で乗り込んでいいんかい?こんな事だから自転車乗りのマナーが問われ評判が悪くなるんだ!

と思いきや、

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なんと、ここは通勤通学路になっているらしく城跡の大手門、橋を自転車がガンガン通ります。これでも人が少ない時を選んで撮ったんですよ。

石垣や建物など良く復元されていますが、中に体育館や山形球場が有ったりして城跡を大切にしているのかしてないのか解りません。

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最上義光像です。大河ドラマの独眼流正宗では、悪役に描かれていましたが地元ではヒーローの様です。

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山形駅西口です。広い区画の中に近代的な高層ビルが立ってます。これ以外にも高層ビルが建ってます。土地には十分余裕が有るのに何で高層ビルなんでしょうかね?近くの上山市にも超高層マンションが有ったし、山形県民は高いビルが好きなのでしょうか?

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城址公園、駅を見物したらR13をひたすら南下します。流石、山形!至る所にサクランボ畑があります。(ビニールハウスがそうです)

R13は、緩やかなアップダウンを繰り返しながら美しい田園風景の中を進むのですが、さすがに飽きます。最初珍しかったサクランボ畑もいくらでもあるし、走っても走っても山と田んぼとサクランボ畑!

休憩しましょう。

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米沢市手前に有る高畠町のよねおりかんこうセンターで食べたサクランボソフトクリームです。サクランボ風味がアイスに良く合って実に美味かった。ついでに家族に土産のサクランボを買いました。当然、宅配です。自転車では、何も持ち帰れません。流石に山形の佐藤錦!家族にも絶好評でした。

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偶然、山形新幹線を撮る事が出来ました。高架でなく田園風景を走る新幹線も良いですね。

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米沢市街手前でR13と別れ、R121で喜多方市を目指します。米沢から県境まで約450mダラダラ坂を上ります。

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お昼は、早く着けば喜多方ラーメンのハシゴと思ってましたが、頑張っても喜多方までは、13時過ぎ、それまで持たないので道の駅、田沢なごみの郷で一回目の昼食にソバを食べます。いわゆる田舎ソバです。ここで栄養と水分と塩分をたっぷり補給します。あと数キロで福島県との県境です。

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しかしその前に心折れそうなダラダラ坂が有ります。それにしても良い天気です。今回サングラスのレンズは、ブラウンを付けて来たので深緑がメチャクチャ鮮やかでした。

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約4kmの長い長いトンネルを抜けると福島県です。坂好き馬鹿としては旧道と言う手も在ったのですが、事前にググッたらロードバイクでは無理みたい。と言うより遭難必至のヤバイ道なのでいくら無謀な馬鹿親父でも止めときます。

二日目、山形県編は、ここで終了です。次回は、福島県編です。


東北三日間の旅 一日目、その4 山形市編

2012年07月05日 | 輪行

今回から酔っぱらって書くお馬鹿ブログに戻ります。

名取市から仙台市街に戻りますが、時刻は12時過ぎ、腹がへりました。先ほど凄い光景を見たので少しでも地元にお金を落とすべくと地元資本の店を探します。

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牛タン専門店!ここなら地元の店に間違い無いでしょう!(たぶん)

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注文したのは、牛タン定食大盛!(1580円)

ちなみに大盛とは、牛タンの事でご飯ではありません。普通盛りは千円位だった気がしますが腹がへって覚えていません。

ご飯は麦飯で牛タンと良く合います。スープは、ネギでアッサリ!これも良く合う。

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牛タンのアップです。どうです、涎が垂れて来ませんか!

肉には味が付いていますが、辛子味噌を付けて食べると更に美味い!

ご飯が何杯でも進みます。が、牛タンがかなりボリュームが有るので、おかわり無しでもお腹いっぱいです。ちょっと高いと思いましたが、値段に恥じない内容で大満足です。

お腹がいっぱいになったら仙台見物をする予定でしたが、時間が押してるので断念します。仙台ならまた来る機会があるでしょう。早くR286を探して蔵王に行かなくては。

しかし仙台の街は土地勘の無い者には優しくありません。仙台はかなり大きな街なので市内の何々地区と言う案内標識は多いのですが、市外の案内は意外とありません。しかも標識が街路樹で隠れています。杜の都もこういう時は良し悪しですね。

携帯は充電忘れの為、かなりヤバイです。さんざん迷ってやっとR286に入れました。この間十分仙台市内見物が出来ました。(本当はそれ処じゃ無いし青葉城も見て無い、時間はもっとヤバイ)

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R286に入ったら快適に進めます。仙台から出て川崎町の釜房ダムです。威風堂々とした重力式ダムが良いですねえ。

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釜房湖です。良い景色ですねえ。

しかし時刻は、午後4時前!!!

今日は、山形市にホテルを取ってあります。何が何でも山形に行かなくてはなりません。事前の調べでは蔵王の標高差は約1200m!脚の調子が良くても2時間はかかります。ここまでに100km以上走っているので標高差と残りの距離を考えて断腸の思いで蔵王断念です。上りたかった、いつかきっと。(それより方向音痴直せよ)

R286をそのまま真っ直ぐ行き、山形市を目指す事にしました。

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しかしこんな標識が!問題無く通れたけど俺ってかなりヤバイ橋を渡っているのかも?

R286は、ダムの手前から上り調子になり蔵王方面に向かうR457を過ぎると結構なダラダラ上りが続きます。山道を行き寂しくなった頃、車は山形自動車道に行き自転車は、寂しい寂しい旧道で笹谷峠を越えます。

5t以上は通行不可の標識の有る狭くて曲りくねった国道です。栃木県で言えば、細尾峠か山王林道(光徳側)に似た感じですかね。

途中でボトルの水が切れました。ヤバイです。

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しかし途中に水飲み場が有りました。助かりました。ブレブレ写真ですが訳があります。宮城県側は、西日が差さず時間の割には暗いです。

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ひなびた標識が良いでしょ。写真の通り日が照ってる所と陰ってる所の差が激しいです。

この後、イタチ?が目の前を横切りビビりました。野生動物は大嫌いです。

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R286の頂点です。ルートラボで見ると標高約900mですね。蔵王の1600mには遥か及ばないけど私の脚では良しとしましょう。

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IMOLA号も記念写真。パチリ!

峠を越えると日が差して明るいです。しばらく細い九十九折を下り、山形蔵王インターチェンジを過ぎると山形市まで一直線です。見通しの良い下りなので車とタメを張りながら市街まであっと言う間に着きます。

しかし問題が、大まかにはホテルの位置を覚えて来たのですが、最終的には携帯に頼ろうと思ってたので正確には解りません。大切に使ってきたバッテリーもとうとうダウン。万事休す。

当然電話は出来ません。ホテルの電話番号も携帯が動かないと解りません。交番を探してお巡りさんに聞くしかないかな。

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しかし奇跡が起きました。なんと目の前に目的地のホテルが!19:00ちょっと前、ほぼ予定通り到着です。偶然だけど。

ホテル グリーントーホク

楽天トラベルで予約を取りました。「見つけた人はラッキー」とサブタイトルが付いた朝食付き3000円!安い!!

部屋は、ビジネスホテルにしては、まあ広い方だと思います。設備は値段を考えると十分です。

でも自転車の客は初めてだったようで自転車を何処に置くか悩んでました。結局、奥の物置の様な所に置きました。

早速、風呂に入りついでにウェアを洗い、フロントのお兄ちゃんのお勧めの居酒屋にGOです。

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進められたのは、屋台横丁で無難な店を選びました。お通しの野菜スティックです。茹でたアスパラとキュウリ、パプリカです。ドレッシングは、マヨネーズと肉味噌。特に肉味噌が美味かった。

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マグロの切り落とし。600円位だったかな。良いマグロで美味しかったですよ。

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本日のメイン、山形地鶏の焼き鳥。一本298円!!!

でも美味かった。歯応えが有るけど固くない、肉の味も最高、店長の話だとあまり入ってこない肉なので貴重だと言ってました。

この他にも食べたけど何しろアルコールが砂浜にぶちまけた様に無くなる。ビールじゃなくて安いチューハイにしましょう。

その中でエグザイルカクテルと言うのがあって何かと尋ねるとちょっとしたいたずらが、よし注文です。

エグザイルカクテルは、お店の人3人でエグザイルの振り付けの物まねをしながら持ってくると言う大笑いで楽しいカクテルでした。山形おもしれーや。また来たいな。

この後、締めにコンビニで何か買って行こうと思いましたが、散々歩きましたがコンビニが全然無い。仕方ないのでホテルでカップ麺を買い、ホテルの自販機でビールを買い(まだ飲むんかい?)明日に備えて就寝します。

本日の走行距離、170km

獲得標高、1450m


東北三日間の旅 一日目、その3 名取市編

2012年07月02日 | 輪行

私は、ただの通りすがりの旅行者です。その通りすがりの旅行者が、見て感じたことを今回はレポートします。

松島を出発し、R45で仙台を目指します。

R45は、交通量が多いのであまり快適とは言えません。途中の風景は、建て替えている建物が少し多い気がしますが、さほど変わった印象はありません。中心部に入らずR4を南下し県道54号線で海岸方面に向かいます。

少し行くと住宅地に入りましたが日常と全く変わって無い様に感じました。むしろ宇都宮の方が屋根瓦が破損している家が多い様に思います。

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更に進むと突然、視界が開けます。広大な原っぱのようですが、田んぼのようです。遥か彼方まで元田んぼだった緑地が続きます。

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家と家の前の小さな畑だけ復興したようですが、周りの田んぼは全く作付されて無いままです。

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原っぱの中に打ち上げられた船が取り残されたままでした。

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調整池だったのでしょうか?それとも土砂で堰き止められて出来た池でしょうか?ちょっと解りません。

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川の堤防も崩れたままです。

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津波の影響か川の縁に植えられた木も枯れかけています。

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橋の歩道を渡ったら岸の歩道は、完全に崩れていました。気を引き締めて走らないと大怪我をしてしまいます。

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橋を渡って見えた風景に愕然としました。と言うより何が何だか初めは理解できませんでした。

この広大な何も無い様に見える空地は、かなり大規模な住宅地だったのです。

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マンホールと塀の土台以外は、何も残っていません。

不謹慎ですが、私は興味本位で見に来ました。しかしまさか津波の被害がこれ程凄いとは思いませんでした。

何も言葉が出ません。出るのは、ため息ばかりです。全身ビッシリ鳥肌が立ちました。ブログを書いている今も思い出しながら鳥肌が立っています。

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道路の土砂は、きれいに取り除かれ電柱も新しく建てられましたが、遠くで工事の車を見ただけで誰一人とも会いませんでした。

まさに廃墟です。

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一階部分は、まるっきり無くなっています。この会社の人達は無事だったのでしょうか?気になります。

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欄干が完全に流された橋です。

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周りに何も無い中、お寺がポツンと建ってました。かなりのダメージを負っています。屋根が大破していると言う事は、ここまで津波が押し寄せたのでしょうか。

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廃墟となった消防署です。自然災害の前に人の力の無力を感じました。

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誰も居ない中学校です。

この日は平日だったので本来なら子供たちで賑やかだったはずです。

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中学校の前には、船首だけになった漁船が残されていました。3枚目の写真の船とは、近くですが別の船なのであちこちに在るのかもしれません。

上にも書きましたが、興味本位で見に行きましたが、実際に自分の目で見て津波の恐ろしさ、凄さを垣間見ることが出来ました。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。

テレビ等では、東北元気です、とか復興頑張っています、等の報道が多いのでもう大丈夫だと勝手に思っていましたが、これほど被害が大きくて、手付かずの場所が在るとは知りませんでした。

微力ながら出来る範囲で復興の支援をしたいと思います。

このブログを見てくださった方も出来るだけ支援をお願いします。


東北三日間の旅 一日目、その2 裏松島編

2012年06月30日 | 輪行

松島から県道27号で裏松島に向かいます。緩やかなアップダウンを繰り返しながら約10kmチョイです。絵葉書のような素晴らしい景色が待っているはずです。

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目的地である大高森の手前で見た瓦礫の山(の一部)です。ここまでは、あまり被災地の実感が有りませんでしたが、目の前に突きつけられた現実が物語ります。

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気持ちよく走れる海沿いの道ですが、道路は舗装したばかりだし、左に見える堤防は、石を積んでシートで覆った仮設です。

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大高森手前で見た堤防です。無残に破壊されています。

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目的地に着きました。大高森山頂の展望台を目指します。苔むした雰囲気たっぷりの坂を上ります。奥の細道そのものですね。

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結構キツイ坂です。SPD-SLのシューズでは辛い物があります。

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最後の方は、階段になって更に上ります。もう汗だくになりました。

初日の、しかも朝にこんなに足を使って大丈夫か俺?

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しかし、そんな事を忘れさせてくれるくらい素晴らしい景色が広がります。少し霞んでますが、それはそれで良い感じでした。

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少しアップで撮りました。これぞ松島!着て良かった。

十分景色を堪能した後、来た道を戻り松島に向かいます。

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往路は、夢中で走って気付かなかったのですが、地震のせいか崖が崩れています。ガードレールも曲がっています。

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津波で破壊された駅です。倒れた自転車置き場の札が悲しいです。

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こちらの駅は、ホームだけ残して線路は完全に土砂で埋まっています。仙石線は、松島海岸駅の次の高城町より先は運休しているようです。代替のバスが走っていましたが、鉄道の復旧は、まだ手付かずのようでした。

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被災した家です。津波で1階だけ破壊された家を数多く見ました。

松島湾内を最初に見てあまり被害が無くて安心してましたが、湾の外側は、かなり被害が有ったようです。

松島まで戻り、R45で仙台に向かいます。一日目の記事、まだまだ続きます。


東北三日間の旅 一日目、その1 松島編

2012年06月29日 | 輪行

無事、帰ってきました。一日目は、特に密度の濃い旅でしたので何度かに分けます。もしよろしかったらお付き合いください。

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四時起床、完璧に用意したつもりがミス発見!携帯の充電を忘れました。残り55% 何とか成る(と良いなあ)でしょう。

4:20 JR宇都宮駅まで自走します。

妻から駅まで車で送っていくと申し出がありましたが、「男の一人旅なのにかあちゃんに送ってもらえるか!」って事で丁重にお断りしました。

駅に着いたらIMOLA号を輪行袋に収納します。事前に試行錯誤しながらゆっくり練習した時は、15分。今回、真面目にやっても15分、何なんでしょうね。

5:18発の宇都宮線、黒磯行きで那須塩原駅を目指します。

なぜ新幹線に乗らないかと言うと仙台に向かう一番早い新幹線は、那須塩原駅が始発なのです。日本の中心、いや世界の中心である宇都宮が始発でないとはケシカランですね。

ちなみにこの時間では、駅内の売店は一切やっていませんでした。腹減った!

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もちろんガラガラ、貸切状態です。「俺一人の為の専用列車」とウキウキしてたら偶然にも知り合いが乗ってきて少し現実に引き戻されます。

6:03 那須塩原駅に着きました。新幹線の発車まで30分弱あるので朝食タイムです。売店は営業してました。
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はやぶさ&こまちを見物しながらのんびりと朝食です。

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6:31発の仙台行きが来ました。E4系と言うのでしょうか?鉄ちゃんじゃ無いので良く判りません。始発なので自転車を持っていても余裕です。仙台近くに行くと結構人が乗り込んできます。余裕で座れる程度ですが。

7:35仙台着です。7:46発の東北本線に乗り込みます。8:09松島着、しかし新幹線は、偉大な発明ですね。僅か3時間弱で松島の地を踏んでいます。宇都宮発の新幹線なら更に早いです。なんか輪行が癖になりそう。

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JR松島駅です。ポストの横で記念撮影。

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準備が出来ました。フロントバッグはLUCKY号から借りてきました。

一つミスが有るの解りますか?ボトルの所、フレームカバーを取り忘れています。結局夕方近くまで気付きませんでした。

松島に来たのは、数年前に家族旅行で来たことがあり地震でどうなったか気になったからです。

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まずは、記念写真。観光客がいっぱいでした。

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港も何も変わり無い印象です。

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R45沿いの店にここまで波が押し寄せたと言う表示がありました。胸から肩位でしょうか。ウィンドウに写ってるカッコいいオジサンは私です。

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一見平和な画像ですが、堤防の上の部分が落ちているのは津波の影響だと思われます。

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五大堂です。被害は無かったようです。

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アップで撮りました。変わり無く安心しました。

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反対側からの写真です。松島の島々が街を守ったと言われますが、数年前に来た時と変り無く安心しました。ここまでの復興で大変な努力があったと思いますが、以前と変わり無い松島を見られて良かったです。

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瑞巌寺の山門です。この辺まで水が来たそうです。車両進入禁止なので中には入らず引き返します。

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島が守ったと言いますが、島自体には被害があったそうです。手前の島の松が無いのは、そのせいでしょうか?

これで松島編は、終了します。次回は、裏松島方面に向かいます。