親父、何やってるんだ!

呑んだくれ親父の独り言です

一眼レフの女王、PEN F

2011年05月30日 | カメラ

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PEN F系は、その優雅なスタイルから一眼レフの女王と言われてます。

PEN Fシリーズとの出会いは、中古カメラ店でシャッターの切れないジャンクのFTでした。現物を見るまでPEN Fは嫌いでした。なぜなら、ペンタプリズムの出っ張りが無いのでノペッとして鉄仮面みたいに見えたからです。

しかし実際に手に取ってみるとグラマーでセクシーでした。アタリ(ぶつけて出来たヘコミ)が一箇所有った物の38mmF1.8のレンズ、花文字付きの金属製レンズキャップ、ストラップが付いて4.2kと格安だったので買って帰りました。

このカメラも関東光学社で良心的な値段でオーバーホールして貰いました。

http://kantokogaku.sakura.ne.jp/

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OMより小さいしハーフなのでフィルムの残りを気にしないでバシバシ撮れて良いですよ。

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FTは、FにTTL露出計とセルフタイマーを載せたモデルでFシリーズ最強モデルです。これを押さえて置けばもう買わなくて済むとの思いもありました。(大きな間違いでしたが)

一番上の写真のシャッターボタンの左のプレスラインが、Fの方が左に行くにしたがって狭くなったいます。Fの方がボディの方が、丸っこいです。つまりグラマーでセクシーだと思ったFTよりFは、もっとグラマーだったのです。(マニア以外はどうでも良いことだけど)

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セルフタイマーか花文字かの違いだけでは無かったのです。(中身については省きます)と言う訳で綺麗なFを探しました。

これは、中古カメラ店で偶然見つけた物です。38mmF2.8付きの綺麗なFでした。

38mmF2.8と言うとパンケーキタイプのE.Zuikoが有名ですが、プレミアが付いて私には高くて買えません。

38mmF2.8D.Zuikoは、Fとセットで限定一万台ととてもレアな物です。でもプレミアが付いていないので私でも買えました。買ってから気付いたのですが写りもとても良いです。

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操作の方ですが、FTが大きめのレバーで1回巻き上げに対しFは小さめのレバーで2回巻き上げです。実用性では、改良されたFTの方が良いですが、チャッチャッとリズミカルに2回巻き上げるFの方がマニア心をくすぐります。

暗い所では、FTの露出計は便利です。40年以上前のカメラ(67年製造)なのにかなり正確です。個体差もあるけどOM-1よりよっぽど正確ではないでしょうか。

レンズの取り付けやピントリングの回転方向は、何故かOMと逆なんですよねえ。これは中々慣れないですねえ。

今売っているデジカメのPENシリーズは、このカメラの流れを組む物でPEN Fを名乗って欲しいものです。PENはレンズ交換不可のコンパクトカメラですからねえ。

それにしても、PEN Fは、美しいカメラです。

カメラシリーズは、まだ続きます。


滝ケ原峠、金精峠

2011年05月27日 | 自転車

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久々の更新です。

今回のお供は、ジョンブリアン(輝く黄色の意味、でも黄土色にしか見えない)のPENです。

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去年から行ってみたかった二つの峠を登ります。まず、一つ目は滝ケ原峠、ここは古峰街道側からは何度か登った事がありますが小来川(おころがわ)側からは初めてです。下った時の印象は長い長い長い下り坂だったので登りが楽しみです。

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念のため熊避けの鈴を取り付けます。この峠は、今まで誰ともすれ違った事がありません。今回も麓の方でスクーターとすれ違っただけでした。ちなみに携帯はすでに圏外です。この先にまだ何軒も家があったのに!

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何とか登れました。かなり手強い坂でギアは全部使い切りました。日光の清滝側に向かいます。ここは携帯のアンテナマークは、一つでした。

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少し下ると日光市街が一望出来る絶景ポイントが有ります。ここは携帯のアンテナマークは全部付いてました。一度、清滝まで下りいろは坂を登ります。

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例によって中禅寺湖畔の浅井精肉店のソースカツ丼を頂きます。11時の開店直前に着いたので並ばずに済みました。しかしこれで800円だと他の所では食べられません。今回は、ご飯お代わり(無料)しちゃいました。

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家族のお土産に、日光湯元のつるや本舗の塩羊羹(超人気)を買うと隣に足湯が!

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パスしようと思いましたがこの色を見たら!足を浸けると、き、気持ちいい。誰も居なくて貸切状態の中10分程浸かりました。坂で痛めつけられた足もリフレッシュしました。

帰りに見たら、修学旅行の小学生でいっぱいでした。

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ここから金精峠です。

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まだまだ登ります。

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やっと頂上です。周りには、まだ雪が残ってます。比較的上りやすい坂ですが、これまでに2000m以上登っているのでこたえます。ここの横のトンネルを抜けると群馬県です。

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菅沼のドライブインの駐車場にこんなものが有りました。雪の山です。

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丸沼まで一気に下ります。気持ちの良い坂でした。帰りにここを登らなきゃなんて考えてはいけません。

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丸沼です。天気がイマイチでしたが、雰囲気ありました。

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帰り道は、霧と言うより雲の中でした。注意しないと何処か違う世界に連れて行かれそうです。

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視線を移すと菅沼の青緑の湖面に吸い込まれそうです。

こんな神秘的な雰囲気ですが、高地で気圧が低いせいかオナラが良く出ます。誰も居ないので遠慮なくぶっ放します。金精の空気を汚してごめんなさい。

ここで携帯のバッテリーが切れて写真はおしまいです。トンネルまで登れば、後は基本下りなので楽勝です。

まさか、この後、大変な事態に巻き込まれようとは!

いろは坂を下り、清滝市街まで、もうすぐの見通しの良い下り坂を快調に飛ばしているとハンドルが取られる。

パンクでした。路肩の広い所で修理しようと前輪をはずし、携帯用空気入れとチューブとレバーを出したら、

なんとサルが出てきました。昔読んだ本に目線をそらしやり過ごすと書いてあったので、その通りにしましたが、牙をむいて近付いてきます。どうやら食べ物を持ってると思ったようです。

知らん振りしようと思ったら、一匹、また一匹、なんと十匹以上に囲まれてしまいました。牙をむくサルを右に左にフットワークでかわしながら(運動神経は鈍い方です)逃げました。

その時、チューブの入ったビニール袋(これが食べ物だと思った見たいです)を落としてしまい、サルがそれに気を取られた時、異変に気付いた通りかかったドライバーがクラクションを鳴らして牽制してくれました。

サルが注意をそらした隙にSPD-SLシューズとは思えない素早いダッシュで逃げました。右手にフロントホイール、左手に携帯用空気入れとタイヤレバーを握り締めながら!

食べ物が無いと解ったサル達は引き上げ始めました。暫らく様子を見て、用心しながらimola号に戻りました。近くに一匹いましたが、もう興味は無いようです。

ここでの修理は諦めて急いで前輪をはめて自走する事にしました。すぐ先の清滝市街地に駐在所がある事を思い出しそこに向かいます。事情を話したら快く場所を貸して貰え更に自分もロードに乗ってるからと仏式バルブのフロアポンプの貸して貰いました。更に更に、暖かいコーヒーまでご馳走になり本当にお世話になりました。

丁重にお礼を言い立ち去りましたが、本当にありがとうございました。おかげで無事家に帰る事が出来ました。

本日の走行距離、191km、獲得標高、2900m


田植え終わりました!

2011年05月15日 | 農業

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やっと田植えが終わりました。ゴールデンウイークが無かったので遅れに遅れました。例年より10日、やはり、ゴールデンウイークが無かった去年より4日遅れでした。

まあこのくらい遅れても品質、収量には全く関係無いですけど、他人に遅れをとりたくないので皆、急いでしまうんですよね。もちろん私の家はダントツのビリでした。

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田植えの最中は当然水面を見ているのですが、たまに水の上を風が渡るのを見る時があります。柄にも無く、トトロか猫バスが通ったのかなあ、なんて思ったりします。もちろん、邪心だらけの48歳の目には、トトロは見えません(^_^;)

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麦畑の方が雰囲気ありますね。なびきかたが、猫バスかな?

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麦が折れているの何故だか解りますか?実は、カラスの仕業です。頭の良いカラスは、そのままでは届かないので、クチバシで茎を折り、届くようにしてから実を食べます。これは、目撃したので間違いないです。

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妻が、こだわって育てた苗(の残り)です。かなり、ゴツイです。一晩水に浸けても引っ張って切れません。

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田植えが終わったら洗車します。当然のように泥だらけです。

これは、田植えが終わった儀式のようなもので、その日の内にやります。 (私は)これを中断されると、物凄く機嫌が悪くなるので、母と妻は、戦々恐々です。

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この機械(動力噴霧器)で洗車します。本来は、果樹や庭木に薬を噴霧する機械ですが、洗車にも最適です。

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この様に高圧の水で泥を落とします。

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ピカピカになりました。田植機とドライブハーロー(代掻き専用のアタッチメント)は、来春迄お休みです。田植機は、実働4日、気合を入れれば、2日で終わります。(田んぼの準備が出来ないので不可能だけど) 次は、コストダウンの為に共同で買おうと思います。

ともあれ次の休みからは、自転車三昧に戻ります。まだ、田植えの後片付けが山の様に有るけど、稲刈りまでに終わらせればいいや。オイオイ(大汗)


田植え

2011年05月02日 | 農業

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本日は、田植えをしました。

トラクターと同じクボタ製の田植機です。こちらは、トラクターより安く、カローラ並みのお値段です。しかし、一年中使うトラクターと違い年間5日も使いません。我が家でもっともコストパフォーマンスの悪い機械です。

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横から見た姿です。田んぼの中で作業するので当然四駆です。

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後ろからです。6条植えです。

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田植のツメが12個並んでいるのは、壮観です。しかし、この数分後には、泥だらけになりました。

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メーターまわりです。

今日の、田植面積、約7反。(笑) まだ、四分の一くらいです。5時に起きて田んぼの見回りをして上がったのが、午後8時半、過労死寸前です。