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だらだらぼちぼち

北海道(29)札幌 北海道開拓の村

2018年03月31日 09時38分44秒 | 風景光景

2017年7月5日(水)。

霧の、もいわ山ロープウェイを後にして



13:10、
北海道開拓の村に着いた。



          


ここは、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を移築復元・再現した野外博物館だという。



          


まあつまり、明治村みたいなもんかと予想していたのだが、古い建物をやみくもに収集した感が強い明治村よりもうんと興味深い施設で、
見るほどに、建物ごとにそこでの生活が染みついている気がした。



          


夢中になって歩いているうちに、空も回復して、気温も上昇してきたので暑い暑い。



          


途中でボランティアガイドの人に呼び止めらて、しばし雑談。
どこから来たのか問われたので、W山県からだと答えると、手にしていたガイド用資料らしき分厚いファイルをパラパラめくって、W山県からも屯田兵として北海道に移住してきた人達がいると教わった。
今よりうんと交通の便の悪い時代に、船に乗って遥か北海道までやって来た人達がたくさんいたんだと思いをはせたり。



          


さらに、明日以降の予定を尋ねられ、風光明媚な観光ルートのアドバイスももらった。



          


有料の馬車鉄道が運行中。



歩き疲れたので、16:00頃までノンビリして、この日の予定は終了。







北海道(28)札幌 もいわ山ロープウェイ

2018年03月30日 14時07分09秒 | 風景光景

2017年7月5日(水)。

札幌駅から6kmほどのもいわ山ロープウェイ乗り場に着いたのは10:00。




けれども、駐車場には1台もクルマが止まっていない。
まさか、この日は営業していないのか?
それを知らずに来てるのはワタクシだけなのか?
そんなバカな、、、、、、
と、疑心暗鬼を胸に、そ~っとチケット売り場に行ってみると、




ロープウェイの始発は10:30だった。
つまり、着くのが早過ぎただけなのか。
ちょっと安心したが、
チケット窓口によると、どうやら山頂はガスっているらしい。




それでもその気になってしまったし、他の人達も並んでるし、ともかく始発に乗り込んだ。



          


けど、山頂はこんな様子。



          


チケット窓口で山頂の映像を見せられたように、見事に霧の中。




探してみようって言われたって探しようがない。




と、八つ当たりしてもモーリスは応答してくれない。

スターホールで『もいわやまの起源と自然』という3D映像を鑑賞しながら(実はこれが面白かった)、『もいわ山』とは『藻岩山』の事なんだと気づきつつ、12:00頃まで滞在した。




コカコーラ電車に手を振りながら、次の目的地へ。


北海道(27)旭川~札幌

2018年03月29日 15時38分46秒 | 風景光景

2017年6月17日に出発して7月11日に帰って来るという、ワタクシ史上最長、数えてみると25日がかりの旅に出た。
その記憶と画像を一生懸命にまとめているのだが、残した画像を見直すと、どうにも中身の乏しいスカスカの日々が記録されている。
北海道滞在も、残すところあと1週間となって、果たしてどれだけ密度の濃い時間を過ごせたのだろうか?

などと他人事みたいなことを言ってるが、
うっかりとまたひとつトシをとってしまったらしい、2017年7月4日(火)。

この日は旭川から札幌までの移動。
最短ルートを通ってしまうと140kmくらいしか離れていないし、出発直後が雨模様でこれといったビューポイントを探すこともできず、一般道を通ってのんびり進んだ。



          


11:30
月形樺戸博物館に到着。
明治14年に建てられ、大正8年に廃監となった樺戸集治監(つまり刑務所)の歴史資料を展示する博物館だ。
この地に集治監という施設を作る必要性や生活、囚人達による北海道開拓の歴史を示す資料が展示されていた。




本館を出ると、この集治監で起床、就業、食事、就寝などの動作を指示する合図に使われた、実物の点鐘(てんしょう)が吊るされていて、自由に鳴らすことができる。



          


博物館の近くに石狩月形駅があった。



          


しばらく、駅の風情を感じてみる。

それまではノンビリした風景が続いていたが、近づくにつれ札幌市が随分と大きな都市なんだというにおいがしてきた。
札幌市内に入ったあたりの事、先の方の路肩でお巡りさん達が何やら動いているのを発見して、念のためにスローダウンすると、
ネズミ捕りの機械を設置して、そろそろ営業を開始しようとしているところだった。
そういえば、北海道に行くとあちこちでスピード違反の取り締まりをやってるという噂を聞いてたのだが、この時までそれらしい場面を目撃していなかった。
改めて気を引き締めて安全運転につとめる。
いや、ホントです、信じて下さい。



          


15:00
北海道立近代美術館




『レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い』展をやっていたのだが、ワタクシにとってはイマイチの感想。




美術館を後にして、札幌駅の近くのホテルを探すのだが、新築2年以上経っているのにナビにデータが入っていなかったので目的地設定がうまくできず、iPhoneのグーグルマップと照合しながらナビ画面上で設定したのだが、一人で設定するのに手間取ってしまい、確かにすぐそばに来ているのにホテルがわからなくて、少し慌てた。
札幌には3連泊する。




で、駅前にいたこの人は誰?
もしくは、何?


北海道(26)美瑛町

2018年03月28日 11時31分14秒 | 風景光景

2017年7月3日(月)

旭山動物園を出て、夕刻までの残った時間は、ガイドブックに載ってる美瑛町の丘の風景を眺めたくなった。



          


動物園から25kmほど離れた美瑛町北西の丘展望公園に着いたのは、15:40。
ナビに案内された駐車場にクルマを置くと、展望公園は文字通りに丘の上にあって、ちょっとした上り坂を歩かなければならなかった。
息切れ気味に展望公園にたどり着くと、丘の上にも駐車場があるのを見て、少しだけナビを呪った。



          


ピラミッド型の展望台から大雪山連峰を望むことが出来るらしいが、いつの間にか曇っている。




公園の下の駐車場に戻ると地図を片手にした二人組が近づいてきて、
「マイルドセブンの丘はここでしょうか?」
と聞かれた。
展望台の案内板に『ケンとメリーの木』とか『マイルドセブンの丘』とかがあったなぁ、と思いながらも的確な案内ができないので、ここではないという事だけはお答えしておいた。
その人達は見たところナビ付の車に乗ってたのに、ナビの地図で探せるのに、と思いながら。




ホテルに戻ってイオンモールのフードコートで夕食。
かねがね、フードコートで食事するのはなんか侘しく感じてしまうのだが、久々に関西風味のきつねうどんを食するために丸亀製麺まで。
蛇口をひねるだしうどんのスープが温めなのが残念だが、こっちに来て以来、真っ黒いつゆに浮かぶそばやうどんを目にするのがとてもつらかったのだ。




『すみません回送車です』
駅前に待機してた回送バスの前面メッセージにウケてしまった。


北海道(25)旭川旭山動物園

2018年03月27日 15時17分06秒 | 風景光景

2017年7月3日(月)

旭山動物園が入場者数日本一の動物園として話題になってから、何年になるだろうか。
遥か遠い所の話題だとしか感じていなかったのだが、まさかこうして北海道まで来る機会が来るとは思ってもいなかったのだが、せっかく旭川に来たからには、何をおいても旭山動物園に行かなければならない。




旭川駅から10kmほど走行して、10:30に到着。
秘密裏に調べたところ、何か所かある動物園の入り口のうち、西門から入場するのがベストらしいので、そこにクルマを置く。
入場すると、動物たちの食事のスケジュール(モグモグタイム)が公開されているので、確かめてみると、



          


西門から入ってすぐ、ちょうどペンギン達のモグモグタイムが始まるタイミングで、すんごい人だかりができている。



            


水を得たペンギンは、噂以上にキビキビと素早く泳ぐ。




外から見えるホッキョクグマ館。
ホッキョクグマの足元にある透明なドームは『シールズアイ』と呼ばれていて、




ホッキョクグマ館の内部から、シールズアイの内部に上半身を入れる事が出来て、ここから見ると



  


こんな風に見える。
この写真はズームせずにiPhoneで撮影したのだが、ホッキョクグマがこんなに目の前すぐの位置までやって来る。
ホッキョクグマ館は大人気で、行列ができていた。   

     

          


ブレるカバ。



          


こども牧場のヤギの気持ちになって一言申し上げますと、
こんな所に餌カゴを置かれても困るんだけど、とはいうものの、ここまで来ないわけにはいかないわけで。

    

          


サル。



          


トラ。




エゾヒグマ。




レッサーパンダ。




エゾシカ。

こうして15時頃まで、賑わう動物園内を一通り周回したのだが、爬虫類や鳥類も含めて、まだまだここに載せきれない動物の写真があるのはご容赦を。
ちなみに、旭山動物園は11月11日から4月8日(今年)の冬季開園期間中らしく、入場時刻に変更があるらしいのでご注意を。


北海道(24)帯広~旭川

2018年03月26日 16時13分58秒 | 風景光景

2017年7月2日(日)

この日は、帯広から旭川へ向かう。
帯広のホテルを出て川を渡る時、橋の上からカメラを構える人が随分多くて、何だろうかと思っていたら川岸に小舟が集まっていた。
何かのイベントをやってたらしい、祭りなのかも?



          


10:30
ガイドブックでは見晴らしが良いとされていた、扇ヶ原展望台。
曇ってるから見晴らしが悪いのは、しかたないか。



          


10:40
然別湖。



                 

          


遊覧船に乗る人あり、カヌーを漕いで旅立つ人あり。



   

     
11:50
次の目的地の途中のどこか(またもや地名がわかんない、、、、)



 


写真ではわかりにくいけど、丘のず~っと向こうにお馬さん達が放牧されている。
ホントです、信じて下さい。



          


13:10
道の駅南ふらのには、妙に痩せた熊さんがいた。


14:42
通り抜けるつもりの遮断機が下りてしまったので、仕方なく停車すると、



          


ノロッコ号がやって来た。

          


15:40
美瑛町の白金青い池




やたら自撮りに熱中する隣国からのツアー客の集団をかき分けながら、ぬかるんだ遊歩道を傘を差して歩くのが辛かったのだが、空の色がこんなでも、池はホントに青かった。




17:00頃に到着した、旭川駅前の駐輪場は無料らしい。
旭川に2連泊した。


北海道(23)日高~富良野~帯広

2018年03月25日 15時46分25秒 | 風景光景
月が改まって、2017年7月1日(土)。

6月18日の夜、苫小牧に上陸以来、できるだけ海沿いに走行して、ほぼ北海道の外周を一周できそうなのだが、このあたりから内陸部に足を向ける。
新日高町から富良野に向かい、その後、方向を変えて、宿泊地の帯広まで約270km(うち高速道路を約50km)の行程。


237号線に乗って富良野まで。
10:30、ここにも義経伝説が。
そういえば、6月23日に弁慶岬という所を通ってきたなぁ。

          
11:30
道の駅樹海ロードひだか。

          
14:00、
富良野町ではラベンダー畑が何か所かあるらしいが、
その中でも有名なファーム富田に到着。

          
ファーム富田は入場無料、駐車場も無料なのでありがたい。

          
ここで栽培したラベンダーを原料にした香水や食品を、ここで製造している。

          
製造過程をガラス越しに見学できるスペースがある。

              
温室の中。
ラベンダーの満開時期は7月上旬らしいが、その頃にはこのあたりのホテルを取れなくなる。
やはり、満開には少し早すぎたみたいだ。
ファーム富田の敷地を歩いているうちに、少し雨が降ってきた。
傘を差したりたたんだり。

ファーム富田には1時間半くらいいたのかな。
この後、高速道路に乗っかって帯広まで。


夕食は帯広駅周辺でググってみた。
ホテルから少し歩いた店のメニューに野菜炒め定食が載っていたので行ってみたら、野菜炒め定食はやらなくなったと言われて、かわりにザンギ定食に変更。
ご飯大盛りをオーダーしたら予想外に大盛過ぎて、普通盛りに変更してもらう。
お手数をかけて申し訳ないと恐縮していたら、会計時にポイントカードを貰ってしまった。
ポイントカードを断るのもさらに申し訳ないので、お受けした。


食後、ホテルに戻る途中、にぎやかな一角を通った。
幼稚園だかの夏祭りだったみたい。






北海道(22)釧路~日高

2018年03月24日 14時24分37秒 | 風景光景

2017年6月30日(金)

釧路から日高まで、海岸線を国道336号線と235号線をつないで、およそ290kmの行程。




6:00過ぎ
釧路はこんな天気だが、雨が降る予報では無かったので、まあ大丈夫だろう。



          


10:30
道の駅うらほろ。

          


12:10
少し国道を離れて、大樹町旭浜漁港で海を眺めながら、コンビニパンの昼食。



                    

          


広尾町から襟裳岬にかけて、『黄金道路』という名前が付いている。
ガイドブックによると昭和初期に建設された当時、断崖での工事は困難で、黄金を敷き詰めるかのような巨額の費用がかかったのでそう呼ばれるのだそうだ。
ゴールデン・ビューという意味もあるんだろうな、うんうん、そういう事にしよう。



          

          


14:00
襟裳岬に着いた時は、霧に包まれていた。
特に東側の霧が濃くて、とてもじゃないが海も見えない状態で、がっかりしながらカメラ片手に歩き回っているうちに、風が出てきて霧を吹き飛ばしてくれたのは幸運だった。




岡本おさみ作詞、吉田拓郎作曲の『襟裳岬』の歌碑があった。
もちろんこの曲は知ってるが、




少し離れたところに、丘灯至夫作詞、遠藤実作曲の『襟裳岬』の歌碑もあった。
こちらの方が古そうで、1961年に島倉千代子が歌った『襟裳岬』だそうだ。

        

          


襟裳岬は、ゼニガタアザラシの日本最大の生息地なんだそうだ。

          


15:40
浦河駅。



          

          


16:10
海浜公園道の駅みついし。

襟裳岬の霧が晴れてくれて、ホントに良かった良かったと感謝しながら、新日高町のビジホにチェックイン。


北海道(21)中標津~釧路

2018年03月23日 12時56分05秒 | 風景光景

2017年6月29日(木)

この日は、中標津から納沙布岬を経由して釧路までの行程。




7:08
中標津は晴れ。
姿勢が悪いのか、運転しすぎなのか、
前日あたりから背中が痛くなってきた。
シップを貼って頑張ろう。



          


10:07
タンチョウ生息地の風連湖。




11:00頃
通りすがりにお馬さんと遭遇したので撮影。
だがこの後、納沙布岬への途中、トーサムポロ沼あたりから霧が出てきた。



          


11:20、
納沙布岬。

          


やはり、霧。

          


13:40
納沙布岬を後にする。
少し晴れてきたけど、今となっては地名がわかんないもどかしさ、、、、、
この先、海の方を見ると、海上の低い所に灰色の塊がどんどん大きくなって陸地に迫ってきていたのがわかった。
いったい何だろう?宇宙人の襲来か?
と疑ったら、海からの霧が陸地に迫って来るまっ最中だった。



          


15:00
霧多布湿原パーキングから。
湿原の向こう側の海から霧が迫って来るのがおわかりだろうか?

          


15:30
霧多布湿原センターから。
左側の写真にも、すごい速度で海から大量の霧が迫っている。
霧多布とは、よくぞ名付けたもんだ。

ワタクシの意志としては、このまま太平洋沿いの海岸線を行きたいのだが、立ち寄った琵琶瀬展望台あたりではとても霧が濃くて、先に進むと前方に何に見えなくなる恐怖を感じた。
海岸線を走行するのは断念して、茶内駅方面へ北上して霧から逃れる。




17:30
釧路駅前のホテルに到着。
駅ビルに、ブックオフのようなチェーン店ではない(たぶん地元の)古本屋があって、¥108コーナーとかやってたので胸が騒いだ。
夕食後に駅に寄ったらば、閉まっていた。
18時閉店なんだと、早過ぎっ。

夕食はマップで見つけた食堂へ。
ほっけ定食が¥1,000で腹いっぱい。
イチゲンさんには、iPhone無しでは見つけられないだろう場所。
ありがとう、むらかみ食堂。
ありがとう、Google Map。





北海道(20)網走~中標津

2018年03月22日 15時19分49秒 | 風景光景

2017年6月28日(水)
2連泊した網走から中標津に向かう。
距離にして200kmに満たない。



          

          

          


時間の余裕もありそうなので、出発前に網走駅の周囲を散策してみる。
そういえば、網走監獄の博物館に行ってないけど。


         
          


10:20
少し遠回りして前日に通過してしまった濤沸湖(とうふつこ)水鳥・湿地センター。
野鳥観察の施設があった。



          


11:20
屈斜路湖に向かう途中。
電線や電柱を撮りたかったわけでは無く、晴れてきたので空に見とれる。



          


12:10
屈斜路湖ではクッシーが待っていた。

                  


屈斜路湖でくつろいでいる間に雲が増えてきたけど、我ながらこの写真は気に入っている。




13:40
同じく屈斜路湖の和琴半島から。



          


14:30
摩周第一展望台。
摩周湖の透明度は世界一だという。
噴火でこの摩周岳が吹っ飛んだ瞬間を目撃してみたかった。






良く冷やされた夕張メロンは美味だったけど、一切¥300。
夕張のじゃないメロンは一切¥200だった。



          


15:30
さっきとは別の第三展望台から望む摩周湖。
駐車場は有料だったはず。

17:00頃、中標津のビジホに到着。



北海道(19)知床半島

2018年03月21日 15時36分11秒 | 風景光景

2017年6月27日(火)

網走駅近くのホテルで、早めに目覚めてしまった。



この日は、片道およそ90km先の知床五湖まで往復する予定で、走行距離が少なめだし、朝からホテルのコインランドリーで洗濯した。
乾燥器で干すと縮小してしまうのでどうしようかなと考えたのだが、部屋干しできそうだったんで、用意してた旅行用のコンパクトな角ハンガーを部屋のカーテンレールにひっかけたり、バスルームにロープを張ってシャツ類を干して完了。



          


10:00
道の駅流氷街道網走あたり。




やはり、青空は気持ち良い。



          


12:00、
オシンコシンの滝。



          


13:00頃
羅臼岳(たぶん)が見えてきた。


    


クルマに近づくヒグマがいるらしい。
そういえば、こっちではほとんどの人が持っている熊よけの鈴を持っていないぞ。
どっかで買うべきかと考えた時には、売っていそうな店が無い。




13:30
知床五湖フィールドハウスに到着する頃には曇ってきた。



          


知床五湖の徒歩ルートは2種類ある。
一湖まで片道800m往復1.6kmキロを歩く『高架木道』ルートは、開園期間中は無料開放されているらしい。
もう一つは五湖全部を周遊できる『地上遊歩道』ルートだが、ヒグマの活動期と重なる時期(5月10日~7月31日)はプロガイドが同行するツアー(有料)に参加しなければならない。
ガイド同行ツアーの所要時間は3時間ほどかかるらしいし、予約もしていないし、雨雲レーダーが怪しい動きをしてたので、一湖までの高架木道ルートを歩いてみた。



野生動物が高架木道に侵入しないように、木道には電線がめぐらされている。




高架木道の途中に人だかりがしていて、何やら指さしながらざわついていた。
その先に、熊の親子がいた。
この時に手持ちのレンズではこれくらいのズームが精いっぱい。
赤丸で囲んだ焦げ茶色の物体が熊さん親子。
そう見えないかも知れないが、確かに熊だったんです、お願いですから信じて下さい。笑。




こちらは、熊さん親子とは別の場所。
単独行動で食事中のエゾシカ。
リピーターらしき周囲の人達の会話によると、耳に識別用のタグが付いているらしい。

知床半島にはこの先、自家用車で侵入できない。
もっと先に行きたい人は、船をチャーターして海上から半島を観光するのだそうだ。
2時間近く滞在した知床五湖フィールドハウスを後にして、網走に戻ることにする。



          


16:30頃、休憩。
『浜小清水駅』と『道の駅はなやか小清水』の二重構造。




道の駅斜里に掲示されてた、平成22年に斜里町に出没した熊さん達。
こらこら、危ないから、車道を歩いちゃいけません。
こんなシーンには遭遇したくないと思いながら、クマよけの鈴を買うのを忘れた。

網走にはもう一泊した。



北海道(18)稚内~網走

2018年03月20日 15時34分57秒 | 風景光景

2017年6月17日に出発して7月11日に帰って来るという、ワタクシ史上最長、数えてみると25日がかりの旅に出た。
その記憶と画像を一生懸命にまとめているわけだが、なかなか終わりが見えてこない。




2017年6月26日(月)、
やはり天気が気になるので、早朝、ホテルの窓から外をのぞいてみた。
空にはまだ雨雲が残っていた。
この日は稚内からオホーツク海を左に見ながら、国道238号線沿いに網走まで一般道路ばかり310kmの行程なので早めに出るべし。
立駐からクルマを出して、もたもたと目的地をナビに入力してると駐車場の係の人が声をかけてきた。
「そこのベンチに荷物忘れてますよ」
って。
なんと、立駐出口のベンチの上に、財布やら一式入ったデイバッグとおニューのカメラを置いたまんまにして車に積み込むのを忘れていた。
危ない危ない。
言い訳するつもりはないけど、ホテルを出てすぐに給油するつもりだったので、気付かずにGSに行ったとしても、ガソリン代の支払いの時に財布忘れた事に気付いてホテルに戻ってたと思う。
とにかく、ありがとうと言って出発。



          


8:30頃
こっちに来て既に見慣れてしまった景色だが、北海道には、時に見事なまでに見通しの良い道が続く。


 
          

               

    
8:50
日本最北端の宗谷岬にご挨拶。



    

     
宗谷岬のお土産屋さんによると、外気温は9.9度。
寒いし、空も海も暗いしすぐにクルマに戻る。
しばらくは暖房を入れての走行。




11:50、雨はやんでたと思う。
道の駅おうむで昼食休憩。
まだ夏休みではないのに、チャリンコ旅やバイク旅の連中がやって来ては去っていく。
これまた北海道のあちこちで見慣れた風景。



          


13:40
道の駅オホーツク紋別。




空の色と相まって、海沿いにニョキニョキと生えてきた、デカくて赤い蟹の爪が不気味じゃないですか?



          


14:50
どこかわかんなくなったが、時刻的に推察するに、コムケ湖かサロマ湖のどちらかだろうという説が有力。
湖というよりも海そのまんまでは?




もひとつ、どこだかわかんなくなった写真。
誰が撮ったんだ?
って、自分しかいないけど。
ググると確かに丸瀬市いこいの村オートキャンプ場という所がある、違ってたらばゴメンナサイ。
でも、インパクトの大きいお言葉である。




16:30頃、網走駅近くのビジホに早めに到着してしまった。
ここ網走には2連泊する。



北海道(17)留萌~稚内

2018年03月19日 16時59分05秒 | 風景光景

2017年6月25日(日)

この日は、国道232号線を北上して留萌から稚内まで約180km走行の予定。
だが、雨。
前日の後半から雨。
その日も朝から雨。
ホテルの予約さえしてなかったならば、出発したくない気分だったが、一日中降りっぱなしの予報では無かったので、気を取り直してスタート。



          


10:42、
留萌のホテルを出てたった20kmほど走っただけだというのに、道の駅おびら鰊番屋で早くも休憩。
180kmという短めの行程を念頭にノンビリするのも良い、と自分を甘やかしてしまった。
併設されている旧花田家番屋を目当てに来たのだが、前日にとまり鰊御殿を見学したばかりだったので入場しなかった。




道の駅で売ってたほたてご飯とタコザンギが美味そうだったので、購入。
北海道に来てからコンビニパンの昼食が続いていたので、久々のご飯の昼食にホッとした。



          


国道を隔てた海側には、終戦直後に旧ソ連軍の潜水艦に撃沈された3隻の引揚船の乗員、1708名の慰霊碑がある。



          


道の駅の中に展示されてた鰊漁が盛んだったころの写真に、見入ってしまう。
雨だというのに日曜日なので、客は多くて、
ここには1時間以上居座ってしまったと思う。



          


13:25、
天文台のあるみさき台公園でも休憩。

     

     
14:50、
風力発電の風車が立ち並ぶ中を走行。
もしこれが青空だったら、どんだけ気持ち良かっただろうか、、、、
間欠ワイパー対応の雨で、海の向こうの眺望は全くきかない。



          


16:30、
ノシャップ岬。

          


17:20頃
稚内駅そばのビジホに到着。
日本最北端の線路。




晩メシはラーメン。






北海道(16)岩内~留萌

2018年03月17日 10時51分21秒 | 風景光景

2017年6月24日(土)
鰊御殿を後にして、11:30頃、神威岬に到着。



          

          


岬の先の灯台まで歩いていく人もたくさん見受けられた。
途中まで行ったけど、灯台は遠そうだったので断念した。




ここはかつて女人禁制だったという。




この、いかにも似つかわしくない人工建造物は、ロシア軍の動向を察知するために昭和17年に完成した電波探知塔(レーダーの事か?)の名残。



          


13:30頃
余市町白岩、ワッケトンネルそばのパーキングから、海中からとんがった岩がニョッキリ顔を出してた。

この後、雨が降り続けたこともあって、全く写真を撮っていない
ワイパーを回しながら小樽の市街地を横切って、留萌まで行ったのだが、混雑する小樽市内に差し掛かった頃、どうして高速道路に乗らなかったのかをず〜っと後悔しながらの走行となった。


北海道(15)岩内~留萌 鰊御殿とまり

2018年03月16日 12時07分04秒 | 風景光景


そうそう、忘れていた。
岩内にあったニューシネマ、
営業してたんだろうか?



さて、2017年6月24日(土)、
この日は岩内から積丹半島を経由して留萌まで、約250kmの行程。



          


             

  
10:00
泊村の鰊御殿とまり
ここは、漁場を経営する親方と雇った漁夫たちが共同生活をするために、独特の構造で建てられた『旧川村家番屋』と、大正5年(1916)頃に武井忠吉氏によって母屋と棟続きで建設された『旧武井邸客殿』を移築・復元したのだそうだ。


    
          


展示されてる調度品や漁具の一つ一つに興味を惹かれる。



          


鰊は食料だけでなく、油としても重宝されたらしい。
親方には、どれだけの富をもたらしのだろう。



          


鰊は昭和30年代には獲れなくなったそうで、乱獲や潮流や水温の変化だとかその原因には諸説あるがよくわかっていないようだ。



          


誰かいるっと思ったら、
この展示には、マジでビビった。




こっちはビビらなかったけど。




鰊御殿とまりを出たのは10:50頃。