lizardbrain

だらだらぼちぼち

性善説

2015年07月29日 23時31分52秒 | 風景光景

先日行った金剛山ロープウェイには、乗り場にたどり着くまでに何箇所かの駐車場があった。
もしも一箇所でも無料の駐車場があればそこを使うつもりだったが、世の中そうそう甘くない。
乗り場までの途中にある駐車場は(たぶん)有料だったのだが、2箇所ほど、とても気になった駐車場がある。


道路のカーブの外側の膨らんだ空き地に作られたバラス敷きの駐車場だが、
入場ゲートも無ければ、管理人もいない。


ただ、こんな様子の料金箱があるだけ。
自分でクルマのナンバーをメモ書きして、料金¥500と一緒にこの料金箱に投入するシステムらしい。
ナンバーをメモ書きさせるという事は、管理人が常駐していないとはいえ、おそらく誰かが巡回しているのだろうが、
はたしてこれで料金を徴収できているのだろうか?
との疑問もわいてくる。


そういえば、思い出した。
金剛山ロープウェイとは関係ないけど、先月、とある駅の近くでこんなコインパーキングを見つけた。
ごらんの様に、ここにもゲートは設置されていない。
じゃあ、どうやって料金を支払うのかというと、驚いた事に前払い制だった。


一見、よくある後払い式によく似た料金精算機だが、近づいてみると、1日当たり¥300の料金をあらかじめ機械に投入して、出てきたレシート状のシールをフロントウィンドウ内側に貼り付けておくようになっている。
(レシート状のシールには入庫時刻と前払いした利用日数が印刷されている)
利用日数が複数日ならば¥300×日数分を前払いする。
これまた、パーキング運営会社の誰かが定期的に巡回しているのだろうが、果たしてこれで料金を徴収できているのかどうか?
気になりながら、ワタクシは正直に¥300を支払ったのだ。
駐車スペースは全部で10台で、一部は月ぎめらしい。
こんだけ妙な緊張感を感じて駐車したのは生まれて初めてだった。

ところで、ここのコインパーキングの料金精算機には欠点があって、
驚いた事に、つり銭が出ないのだ。
この時ワタクシが支払うべき駐車料金は¥300。
だが、小銭が足りない、、、、、、
一時はいったいどうしようかとオロオロしたのだが、解決策はすぐに見つかった。
2つ上の写真をクリックして大き目の画像で見て欲しい。
精算機の横に、さりげなく飲み物の自販機が設置されている。
今すぐ飲みたいわけではないのに、缶コーヒーを買って、そのつり銭で駐車場料金を精算したのは言うまでも無い。


金剛山ロープウェイ

2015年07月27日 11時34分01秒 | 風景光景

7月15日、翌々日の早朝にも台風が上陸しそうな気配の中、金剛山ロープウェイへ。

          


ここは千早赤阪村。
左折して¥600の有料駐車場にクルマを置くと、小さなイラスト地図を渡しながらおじさんが丁寧に案内してくれた。
村営のロープウェイらしい。
この先の上り坂を少し歩くとロープウェイ乗り場。
この日は30分に1本の運行で、ワタクシが乗り場にたどり着いた時にはタッチの差で発車してしまった。
次の発車まで待合室でしばし待つ。




所要時間5~6分。
あっという間に頂上に到着。
本格的に登山する用意も気力も無かったので、展望台までの往復にとどめる。
山頂駅を降りてすぐ、ワタクシの前を歩いていたオジサン2人連れが
『案内地図がわかりにくいなぁ~、、、、』
とか言いながら、ウロウロと迷っていたのでワタクシもつられて迷いそうになる。
グーグルマップを頼りに歩き出す方向を決める。

          
台風接近中だから少し風があるものの、歩いてみるとやはり暑い、、、、

          


ゼエゼエと展望台に到着。
展望台の階段を上がるのもちとつらいが、山上には意外にも登山姿の人が多かったので人目を気にして頑張る。
写ってはいないが、この写真の右端の奥のほうに関西空港が位置するらしい。

 

          

          
          
『星と自然のミュージアム』は、野外学習にもってこいの施設だろう。


帰りに乗ったロープウェイの名前が『ちはや号』
とすれば、もう1台のは『あかさか号』にちがいない。

 


          
山上にはせいぜい30分ほどいるつもりで気軽に乗ったロープウェイ。

気がつけば2時間を超えていた。


ビルボードライヴ大阪も初めて

2015年07月26日 17時09分34秒 | 音楽

こんなワタクシではあるが、せめて1年に1回くらいはライヴを観戦したいという特定のアーティストは何人かあって。

実はジャズバイオリン奏者の寺井尚子もその一人なのだが、どういうわけだかワタクシの都合と彼女のライヴスケジュールとがなかなか合わなくて、
かれこれ2年くらいはライヴ観戦できずにいた。
基本的にライヴハウスが苦手なワタクシなので、ホールでのライヴにこだわってスケジュールを検索していたのだが、
今年5月、そう、略してGWことゴールデンウィーク真っ只中、ビルボードライヴ大阪に寺井尚子がやってくるという噂を聞いて、

そろそろ、ホールライヴにこだわるという方針を転換しようかな、、、、、、?
試しに一度くらい方針転換してみてもいいかな、、、、、?

という気になってきた。
かつて、ブルーノート大阪だった時代には、行こう行こうと思いながら結局訪問を果たせなかったという後悔の念もかねがね感じていたことだし。
で、ビルボードライヴ大阪のスケジュールを、その気になって初めて真剣に確かめてみたらば、
入れ替えありの1日2ステージ制で、休日ならば1回目のステージの開演が16:30で、何とか日帰り可能な時間帯にライヴが行われる事が判明した。
気がかりなのは、略してGW真っ只中の西梅田の人出の多さだったのだが、料金安目のカジュアルエリアという席を予約できた。

 

          

つまり、ワクワクしなが、ビルボードライヴ大阪に乗り込んだわけである。
夜のうちに帰るのはちょいと忙しいのだが、日帰りで。

 



カジュアルエリアは、この店の客席の中では距離的にはステージから一番遠い席なのだが、ホールでのライヴと違って、遠いといってもそれほど遠くには感じない。
ホールライヴでの距離感覚で言うと、ステージから12~15列目あたりに座っていると思えば良い。
本当は正面から観戦したかったのだがそこは既に空席が無くて、ワタクシの席は右側斜めからステージを眺める位置だった。
ところが、ミュージシャン達が楽屋を出てステージに登場する時に、ワタクシのすぐ目の前を通って行くという、考えてみると絶好のポジションで観戦できたわけだ。

ただし、
予想していたよりもステージに近いというのはとても良いのだけれど、
2ステージ制のため、1ステージの演奏時間は1時間と少ししかない。
それでいて、たいていは2時間前後楽しめるホールでのライヴに比べると、料金が少しばかり(15~20%くらいかな?)高いのがちとつらい。

だが、こういう聴き方も気に入ってしまった。


スタレビも初めて

2015年07月21日 17時35分21秒 | 音楽

3ヶ月以上サボってしまったので、このブログのトップページに広告が表示されてしまった、、、、、、、
ワタクシ自身は決して死滅したわけではないので、そろそろ溜まったネタを消化しようと思う。

3月29日、桜の残ったSAYAKAホールでスタレビことスターダストレビューを観戦した。



けっこう音源も聴き続けてきたものの、スタレビは初観戦だった。
知らない曲の方が多かったのだが、世間で噂されているように、この人達は筋金入りのライヴバンドなのだtぽ思い知らされてしまった。
演奏も上手いし、コーラスも上手い。
その上、根本要はじめメンバーのMCが面白いことこの上なし。

途中休憩せずに(これは予想通り)3時間以上にわたるライヴは、途中ダレる事無くあっという間に終わってしまったという印象。
細かい事は省くが、一番印象に残ったのは、メンバーの誰一人、自分達のバンド名を世間一般で通用している省略形の『スタレビ』とは呼ばずに、正式名の『スターダスト・レビュー』と言い通していたこと。
そこに彼らの信念を感じた。


開演前にアンコール曲の投票があって、用意された10曲中3曲をリクエストマシーン(そんなような名前をつけたマシーンが置いていたのだ)で投票するという仕掛けがあった。
実は、ワタクシが投票した3曲のうち知っていたのは1曲だけだったのだが、実際のアンコールで演奏された曲は全部聞き覚えのある曲だった。
長いキャリアだから、知らないうちに耳に馴染んでしまった曲が多いのだろう。