lizardbrain

だらだらぼちぼち

慌てた

2011年09月22日 23時41分55秒 | 無駄話
クルマのカーペットもようやく乾燥したようで、エタノールを吹き付けて消毒、ファブリーズで仕上げたものの、当初気になった匂いを感じなくなったが、今度は妙にファブリーズの匂いが少々気になる。
ま、なんとか落ち着くでしょ、きっと。

その合間を縫って、急遽、口座振込みしなければならない用件が発生。
とにかく、近くのJAへ行ってATMの操作を始めたところ、問題発生。
現金の出し入れなら通帳だけでいけるのに、振り込むためにはキャッシュカードを用意せよ、とのATM画面にメッセージが、、、、、、
台風15号接近前で、小康状態になった雨の中、もう一度自宅に戻ってキャッシュカードを取ってきた。
振込みの方は無事に済ませたものの、あの時、何もキャッシュカードにこだわらなくても、現金で振り込めたのにと反省。

そうか、いつもATMでは通帳で引き出すばかりだから、振込みには慣れていなかったのだ。
というわけで、JAと自宅の一往復分の時間を無駄にしてしまった。

やれやれ、、、、


少々の兆し

2011年09月10日 19時25分39秒 | 無駄話
昨日、別宅に向けてクルマで移動した。

復旧情報を知ろうと、いつもはあまり聞かないカーラジオをONすると、勝浦あたりの何箇所かで渋滞が発生しているとの事。
渋滞の原因は、ボランティアに来た人達のクルマの違法駐車だという、、、、、
渋滞するような所に違法駐車する奴等は、ボランティアとは呼ばない。
脳みそカラッポの野次馬の仕業だろう、と怒りに燃える。

しかし、ラジオをつけても復旧情報はほとんどオンエアせずに通常放送を流している。
こんな時だから、せめて地元のWBSくらいは一日中情報を流して欲しい。
なるほど、テレビのデータ放送では、少々の情報が流されている、
だけど、いまだに電気の通じない地域がたくさんあるはずだから、こういう時こそトランジスタラジオに活躍して欲しい。

とりあえずの飲料水をたっぷり積んだので、いつもよりもクルマが重たい。
燃費計の数値も上がらず、いったい何時間かかるんだろうと不安に感じながら走行していると、確かに交通量は多いものの、これといった渋滞にあわずに到着した。
ラジオで言ってた渋滞情報は、国道筋ではなかったようだ。

今日、別宅周辺では、水道の試験的な給水が始まっていた。
あくまでも試験的な給水なので、場所によっては茶色い水が出てくる。
「水道の使用量が多すぎるので、夕方までに今日の給水を終了しなければならないかも知れないので、必要な分だけの水道使用に抑えて欲しい」
との行政からの放送があった。
水が出ているうちにと、手早くシャワーを使う。
少々紅茶色のシャワー、、、、、
汗だくのまま過ごすよりはまだマシだと割り切るにしても、やはり気持ちの良いものではない。

飲める水道が復活するまで、もう少し警戒しなければならない。

周辺では、他所から応援に来ているゴミ収集車が活動を始めた。
消毒薬の散布も始まった。
だが、大雨で流れ出した泥が乾燥して、ホコリだらけの町になってしまった。
後片付けしている人達のほとんどは、マスク姿。
ワタクシのクルマも、置いてるだけでホコリまみれ。
だが、浸水したカーペット部分を乾燥させなければならないので、ドアを開けて風を通さなければならない。
ドアを開けっぱなしにすると、室内にホコリが流入する、、、、
この矛盾。

閉店していた近所のスーパーが営業を再開。
飲料水も食料も、いつも以上に商品が揃っているのを見て少し安心。
ボリュームの豊富さで人気の弁当屋さんも、営業再開。
本来は、定休日の明日も営業しまっせとの予告の張り紙も。

ほんの半径何百メートルのワタクシの周りに限ると、復旧のテンポが上がってきたようだが、被害の大きかった地域ではまだまだ捜索活動が続いている。
迂回道路が開通したところでも、通行時間に制限があったり、雨天時には通行止めになったり。

とにかく、野次馬どもよ、とっとと帰れ!!

今夜と明日の歯磨きは、まだ水道を使わないようにしよう。


発覚

2011年09月08日 17時58分00秒 | 無駄話
オイル交換の時期だったので、先ほどディーラーへ行った。
そしたら、ディーラーは、あちこちで水没したクルマの修理依頼を受けて大忙し。
その上、サービスも営業も今日は営業所にいるスタッフの数が少なく思える。
たずねてみると、顔なじみの営業マン氏は、自宅が被害を受けて台風以来出社できない状態らしい。

別宅でワタクシがクルマを置いていた場所は大雨で床下浸水した区域の中でも、少しだけ(20センチほどかな?)高くなっていた。
周囲の人の証言によると、
「アンタがクルマが置いていたとこは浸水していない」
という話だったので、ほとんど気にしないで機嫌よく帰って来た。

だが、オイル交換のついでに点検してもらったら、マットをめくった下の内張りのカーペットのあたりに水がにじんでいる事が発覚した。
確かに、見ただけではわからないが、内張りを指で押してみるとじわ~っと水がにじんでくる、、、、
つまり、少しだが車室内に浸水していたのだ、、、、、

参ったなぁ、、、、、、

そういえば、車室内が妙に湿気っていたのだが、単純に、大雨のために外気の湿度が上がっているんだろうと思い込んでいたのだが、気づかない所でクルマの中が浸水していたとは。
ディーラーには、水没したらしいドロドロになってガラスの割れたクルマも持ち込まれていて、てんやわんや状態なので、じっくり室内クリーニングを頼むような厚かましい事はできない。
マットだけをざ~っと洗ってもらって帰宅した。
自宅に持ち帰ってから、雑巾を片手に内張りに押し付けると、どんどん水を吸い込んでいく。
30分以上、この作業を続けていたが、くたびれた。
あとは、できるだけ室内を乾燥させる事だが、どうやら明日の天気は下り坂。

なんとなくドブ川の匂いもしているし、
早いとこ、乾燥させなくてファブリーズしなければ、、、、


痕跡

2011年09月07日 17時55分57秒 | 無駄話

とにかく、無事。

台風12号が襲来した時、別宅所在地にいた。
建物の2階で眠ったが、すんごい雨音と避難を呼びかける防災無線の音でまともに眠れず。
あの雨の中で避難するのをためらった人は多いはず。

別宅でのワタクシの行動エリア内では、低いところでは屋内まで浸水したようだが、ワタクシの部屋やクルマは危機一髪で水没を免れた。
あれ以来報道されているひどい被害を受けた地域に比べると、大きな被害ではないが、冠水した周辺の道路から水が引いて乾燥するにつれ、乾いた泥が埃となって舞い上がっているので、花粉症持ちのワタクシには不快な頭痛が続いている。

本宮まわりの国道311号線、168号線が通行不能なので、海沿いの42号にクルマが集中している。
42号線沿いでは、特に、被害の大きかった勝浦付近での渋滞が激しく、他の場所でも何箇所か渋滞が起きている。

カメラを持って災害現場を遊山する気には全くなれない。
被災地域に陣取るテレビ局の中継車、訳知り顔でレポートする放送記者、上空を飛び回る報道ヘリ、、、、、、
コイツらが目障りでしようがない。

          
9月4日夕刻、那智の道の駅に集合していた災害派遣の警察部隊。


9月6日、新宮~勝浦道路の終点近くでの渋滞。
通常20分もかからないこの区間が1時間以上かかってしまった。
気づかない間に、前後を和泉ナンバーの警察部隊にはさまれてしまったので、急いで帰りたいのに無茶な運転が出来ない。

別宅の所在地では、しばらく断水が続きそうだが電気は生きている。
ただし、NTTの電話回線が切断されているのでケータイが頼りだが、山間地に住んでケータイを持っていない老人の方々は、心細い限りだろう。
少しでも早い復旧を願って、夜遅くに自宅に帰る。
TVをつけると、新内閣の大臣達がニコヤカな顔で記者のインタビューを受けているのを見て、怒りがこみ上げてくる。
コイツらは、いったい何がうれしくて笑ってるのか、、、、、


平原綾香 LOVE STORY Concert Tour 2011 堺市民会館

2011年09月02日 23時22分58秒 | 音楽

平原綾香 LOVE STORY Concert Tour 2011

2011年8月27日 堺市民会館

 

ご存知だろうか?
平原綾香絢香が別人だと言う事を?

別人だという事を多くの人々が知っていたようだが、ワタクシはつい半年前まで、平原綾香と絢香は同じ人で、そのどちらかが本名でどちらかが愛称なんだと思い込んでいたなどとは、今さら口に出す事ができない。

確かにジュピターという曲は何度も耳にした事があるが、申し訳ないが、アルバムを聴いてみたいと思うほどの興味を感じた事は無かった。
それが、2階席でこっそりとライヴ観戦する羽目になったのは、いくつかの偶然が重なったからだ。

その偶然とは、

まず、平原綾香の父親である平原まことが山下達郎のアルバムに参加した事がある、と耳にした事。
平原綾香の父親がジャズマンだという事は知っていたが、達郎との共演歴があると聞いて、父娘ともども気になる存在になりつつあった。

その上、敬愛するゴンチチの番組で、かつて平原綾香がジングルを担当していた事実からして、ゴンチチ文化圏にいるシンガーでもあるらしいとは薄々感じていた事。

そして、1ヶ月ほど前に、児山紀芳のNHK-FMのジャズ番組で、何故か平原綾香の曲がオンエアされた事。
オンエアされたのは、チック・コリアの『アランフェス協奏曲 ~ Spain』で、5弦ベース(おそらく)と平原綾香のヴォーカルのデュオ構成で、曲中のベースとヴォーカル(ヴォーカルエフェクトとも呼ぶのだろうか?)とのインタープレイにすんごく心が躍った。
「へ~え、平原綾香って、こんな曲も唄うんだ」
と驚きながら、ワタクシの興味は、共演しているベーシストに向いた。
調査の結果、岡田治郎というベーシストで、経歴を見ると、高橋真梨子のツアーバンドや、和田アキラ率いるプリズムにも在籍していたという。
この岡田治郎というベーシストには、要注意だと感じた。
それ以上に、FMジャズ番組でのオンアエ以来、平原綾香にも注目しなければとブックマークしていた。

そうこうするうちに、今年の初夏に、ワタクシの居住地で平原綾香のライヴがあった。
そこですんなり居住地でのライヴ観戦できたのかというと、都合が付かずに行けなかった事、これが、ライヴ観戦を思い立った最も重要なきっかけとなった。
手に入らないとわかったら猛然と手に入れたいと思い込んでしまうのが、ワタクシの悪い癖である。
失意の日々を過ごすうちに、堺市民会館に8月にやってくる事を突き止めて、チケットぴあの扉を叩いた。


          

雨だというのに、当日立見席が出ていた。
これだけの人気者だとは思わなかった。

盛況の物販コーナーをやり過ごして、座席に向かうが、2階に上がると1階のホールに比べて通路の照明がやたら暗い。

ステージのセッティングを見ると、センターに位置するヴォーカリストからやや奥に下がったステージ左手にピアノ、ほぼ横並びのステージ右手にドラムス。
更に奥の位置にキーボード、管楽器、ギター、ベースが並ぶ。
たいていは奥にいるはずのドラムスが、妙に客席寄り前方にセットされているが、気のせいだろう。

この時点ではバックバンドの構成は全く知らなかった。

まだ照明を落としたままのステージにミュージシャン達が登場し、BGM様の音楽が鳴り出す。
キーボードだけがBGMに参加して演奏しているな、と思ったとたん、スネアドラムの短いロールが重なる。
音数は少ないが、このロールは只者ではないかも?

黒っぽいドレスの平原綾香が登場すると、BGMは停止。
唄いだしたのは、なんと、ジュピターだった。
ほとんどジュピターしか知らないワタクシなので、もっと後半に唄うんだろうと思っていたこの曲をオープニングに選んだ意図を感じて、ちょっと泣きそうになる。
最近、音楽を聴いてて泣きそうになる時があるのはどういう事だろう。

すでにこの時点ですっかり引き込まれているが、やがて、ステージ上が明るくなると、ギタリストはアコギマガジンで何度もお見かけしている古川昌義で、ベースが岡田次郎だと判明した。
さらに右手のドラムセットに座っているのが、則竹宏之だと分かる。
なるほど、ドラムスの位置が前方にせり出しているわけだ。
インスト物では何度か聴いた事がある則竹裕之だが、唄モノの演奏を聴くのは初めてだ。

後列、サックスとギターとコーラスで忙しい女性を双眼鏡で眺めると、どことなく平原綾香に似た人だ。
あとで分かったのだが、平原綾香のお姉さんらしい。

ピアノの人とキーボードの人が良くわかんないので後日調べるとして、

こんだけのバックバンドのメンバーを揃えるという事は、そんだけの実力の持ち主だという事だ。

圧巻だったのは、ベースの岡田治郎と2人だけで演奏した、『熊ん蜂』。
NHK-FMで聴いたチック・コリアの『アランフェス協奏曲 ~ Spain』のように、ベースとヴォーカルだけの真剣勝負。
なるほど、熊ん蜂が高速でブンブン飛び回っていた。
女性の低音というのはあまり聴きなれていないけど、高い方にも低い方にも広い声域と選曲のセンスの良さに納得。

ワタクシが座ったのは2階席中段だったが、その位置からは1階席の観客の動向が視界に入らなかった事もあって、集中できたライヴだった。
(ほら、やたら1階席の様子が目に入ると、嫉妬心が沸いてくるでしょ?)

少々造りは古いが、ワタクシにとってはアクセスが便利で、大阪市内のホールと遜色の無いプログラムを楽しめるこの堺市民会館は穴場だと思う。


平原綾香のクラシック物のアルバム収録曲の歌詞やアレンジを誰が担当しているのか?
そのあたりに興味がわいてきた、今日この頃である。

(雨が降ったこの日に撮ったホールの画像が無いので代わりに2009年に撮影したものを)