lizardbrain

だらだらぼちぼち

おそらく宝の持ち腐れ

2008年03月31日 13時20分07秒 | 音楽

ナベサダライヴ会場への通り道に、ブックオフがあったので探検した。
まだ手に入れていないJAZZ LIFEのバックナンバーが何冊かあるのを発見して、感激。

とりあえず、バックナンバーを7冊カゴに入れて確保しておいて、その周辺の棚で発見したのは、歌の替わりにリードギターの音だけを抜いた所謂カラオケ集で、楽譜と、もちろんCDもついている。
巻末に袋綴じされたCDを見ると、封が切られていない。
古本ではなく、新品だった。
定価¥2,800のが、¥1,000少々の値札シールが付いていたので、お買い得だと思い、ついつい衝動買いしてしまった。
だが、よくよく考えてみると、ワタクシ、エレキギターを持っていなかった。
仮に持っていたとしても、これらの名曲を気持ちよく弾きこなすほどのウデが無い、、、、、、
このままでは、カラオケCDを聴くだけで終わりそうな予感が、、、、、

          


棚卸し

2008年03月28日 23時05分37秒 | 無駄話

以前から時おりおこる頭痛が気になって思い切って脳神経化で診察を受けたのが、去年の6月の事。

ドクターから偏頭痛ではないだろうという診断を受け、ロキソニンという鎮痛剤と胃薬(念のために)を50錠処方された。

偏頭痛ではないと言われて安心したからかどうか、頭痛が起きる頻度は少なくなったような気はするが、全く無くなったわけではない。

今月初旬、中国からの黄色い砂が飛んできた時にも(重くは無いが)頭が重たくなったし、スギ花粉の季節でもあるし、ここらで手元に残っているロキソニンを数えてみたら、10錠ほどに減っていた。
と言う事は、去年6月以来の8ヶ月あまりの間に40錠を服用した勘定になる。
平均すると月に5錠か、、、、、、
このペースが多いのか少ないのか、、、、、、?

あ、そうそう、風邪をひいた時の解熱剤として2回ほど飲んだ事があったので、頭痛薬としての服用はその分少ないのか。

ところで、このロキソニンという鎮痛薬は良く効くようだ。
その上、それまで飲んでいた市販の鎮痛剤に比べると、胃が重くなったり喉の奥がザラザラするような感じになったりという副作用も無い。
なので、頭痛の前触れを感じた時にも気楽に飲む事ができる。
もっとも、薬との相性には個人差があるので、誰にでも効くとは限らないのだが。

花粉症と黄砂のシーズン真っ盛りにして、手元に10錠では心もとないので、再度脳神経科を受診したのが先々週の事。
今回もロキソニンを50錠出してもらったので、しばらくは安心か。
といっても頭痛の原因がわかったわけではない。
いっその事、頭痛そのものが消え去ってくれれば良いのだが、、、、、、

今回で2回目で慣れたとはいえ、たまに行く脳神経科というのは敷居が高いなぁ。
ただ、遅い時刻に行ったのにかかわらず、待ち時間が少なかったのがラッキーだったぞ



渡辺貞夫クインテット2008

2008年03月27日 14時31分55秒 | 音楽

彦根城を後にして、市内のホテルにチェックイン。
早めの夕食をとって、ひこね市文化プラザに向かう。

今回、彦根までやってきたのはひこにゃん目当てではなく、渡辺貞夫のライヴがあるためだ。

          

3月に彦根にやって来ると言う情報は早くからつかんでいたものの、随分と遅れてのチケット購入になってしまった。
昨年一昨年と2年連続で和歌山市に来てくれたので、今回も、ツアーのついでに和歌山県内に来てもらえないかと待っていたのだが、どうやら今回はこちらのライヴは無さそうだとあきらめたしだい。
後方の席だったが、開演日の5日前にチケットを取れただけでもラッキーと思わなければならない。
去年、一昨年は全席自由席のライヴだったので、早めに並んで前の方で観戦できた。
ステージに近い席だとミュージシャンの表情が良く見えて、それはそれで楽しいのだが、近すぎるために全体像が一気に見渡す事ができず、あんまりステージに近づきすぎるのも考え物だと感じる時もある。

だが、客席フロアに傾斜が無い場合、前の人の頭がジャマになって見晴らしが悪くなる時がある。
運悪くそんな環境に陥った時は、最前列が一番だと無いものねだりをしてしまうのだが、ステージ前から7~10列目の真ん中あたりで見通しの良い環境が、ワタクシにとっての理想のリスニングポジションかも知れない。

ま、ともかく、ナベサダ本人の演奏はもちろんだが、最近の渡辺貞夫グループの一番の楽しみは、ドラムの石川雅春とパーカッションのンジャセ・ニャンの打楽器部隊の掛け合いだと思う。

渡辺貞夫クインテット
渡辺貞夫・・・・・アルト・サックス、フルート
小野塚晃・・・・・ピアノ
石川雅春・・・・・ドラム
納浩一・・・・・・ベース
ンジャセ・ニャン パーカッション







彦根城(3)

2008年03月24日 22時38分42秒 | 風景光景
ひこにゃんオンステージはまだ続いていたが、このスキに天守閣を攻める事にした。



めちゃくちゃ急で狭い階段を登って、天守閣内部に侵入。
天守閣は3階建てになっていて、2階への階段も3階への階段も、どちらも急角度になっている。

          

天守閣の窓からの風景。
窓には金網が張られているので、その隙間にレンズをこじ入れる。

          

天井に歴史あり。



階段を下りるところを撮ったのだが、この写真で、階段の急さ、狭さがお分かりだろうか? 
う~~~ん、、、、、、、この写真では実感できないかも知れない、困ったぞ

この日は土曜日のためかなり混雑していたので、人の隙間を狙ってじっくりとアングルを考えている暇が無かった。
天守閣は土足禁止なので、自分の靴をビニール袋に入れて持ち歩かなければならない。
これが、ちょっとめんどくさかった。
靴を持ち歩かなければならないので、城内に持ってくる手荷物は少ない方が楽だよ。

          

天守閣を降りて、時間を気にしながら残りの順路を歩いた。
ようやくお堀に戻って来たのが、2時40分ごろ。
左上の写真の水路の奥に小さく写っている遊覧船。
近づいてみたのが右上の写真。
フロント部分の損傷が激しいが、、、、、、、、

          

堀の住人、白鳥が2羽。



ようやく彦根城の外に出て駐車場に戻ったのが3時頃。
帰る頃には、お城の近くの駐車場は満車になっていた。
ワタクシがクルマを置いたのは、お城からちょっと離れた駐車場で、駐車場のすぐ手前に2階建ての長屋風の家屋があった。



右側の家屋には、『メゾン近江』との表示が。
名は体を表す。
シンプルで、良い命名だなぁとすっかり感心してしまった。
隣の左側の家屋には、招き猫のディプレーがしてあったが、右側の家屋は、民家なのだろうか


彦根城(2)

2008年03月23日 10時40分13秒 | 風景光景

博物館に入ったのが午後1時前で、天守閣に着いたのが1時50分少し前。



ところが、どうしたわけだが、天守閣のすぐ横の広場に人だかりがしている、、、、、?
なぜだ?
なんかあるのか?



そっか、そっか、ひこにゃんがやって来るのを待っているわけか。
ひこにゃんが姿を見せるのは、土・日・祝日だけなのか。
あっ、今日は土曜日だったのか、、、、
実はワタクシ、この時点では、ひこにゃんに対してさほどの興味を持っていたわけではない。
ここへ来る途中に、キャラクターグッズを売っているお店もあったが、素通りしてきた。
並んでまでして、ひこにゃんの登場を待ちわびるほどの熱意は無い。

と言う事で、まだ少し時間があるので、先に天守閣に登ろうと天守閣の入り口で靴を脱ぎかけると、、、、、
天守閣入り口の係りのオバサンが、そばにいたちっちゃい子供に、
「あ ひこにゃんが来たよ~
と、指差した方向を見ると、人垣に囲まれた、ひこにゃんらしき頭が天守閣の広場に向かっているのが見えた。
思わず左腕のGショックを確認したが、2時からのひこにゃんの出勤時刻にはまだ10分ほどあるではないか。
う~~~~~~む。
さすがに、そんじょそこらの猫とは生活信条が違うらしい。
次の取り組みに備えて土俵下に向かう相撲取りよろしく、周りを人垣に囲まれて、坂道を上がってひこにゃんが歩いてきた。
ひこにゃんが前進すると、ひこにゃんを取り巻く人垣も一緒に歩を進めてくる。

ひこにゃんは、想像していたよりもずっと小柄で、人垣の間にすっかり隠れててしまっている。
かろうじて、兜の角(?)がゆらゆらと動いているのが見える。
広場に上がろうとするひこにゃんの後姿は、ずいぶんと小さくて、その身長は150センチあるかないかに見えた。
だが、小さいとは言っても、猫としては極めて大柄なわけで、なめてかかってはいけない。
しかも、2足歩行する猫なのだから、、、、

ひこにゃんが現れると、いきなり、観客が連れていた飼い犬が、ひこにゃんに向かって吠え出したので、みんな大笑い。
吠えられたひこにゃんが、思わず後ずさりすると、さらに大笑い。
そのシーンは、シャッターを切れなかったが、この後しばらく、ひこにゃん特集を

          

いろんな小道具を持って、愛嬌たっぷりに歩き回っては、はいポーズ    

          

あっち向くと見せかけて、   はい、こっち   さっき、犬に吠えられた時のおどけた動きといい、実に面白い動きをするので思わず笑ってしまう。
例えば、お土産用のお菓子を買った時に入れてくれるような紙袋(手提げ紐のついたやつ)を広げて、観客の前に差し出してみせる。
無言のうちに(ニャーともニャンとも鳴かない)、「この中に何かを入れてちょうだい」と訴えかける
実際に、自分が持っていた飴の袋を入れてあげる人がいて、ひこにゃんがもらった飴をどうするのだろうか? 
と見ていたら、ちゃっかりとお持ち帰りしていたし、最前列に座って見ていた女の子の手から、弁当の入った袋をサッと奪い去ってみたり。
この弁当袋は、さんざんじらしたあげくに、ようやく持ち主の元に返していた。

そっか、ひこにゃんは、飴は好物だが、弁当が苦手な猫なのか

    

絵柄としてのキャラクターの可愛さと、ここに現れた動くひこにゃんのユーモアと。
人気が出るのも無理は無いな、これは。
柔らかい優しげな動きと体格を見ていると、ひこにゃんは、もしかすると女の子ではないだろうか?
ウン、多分そうだ。絶対にそうだ。
と、確信的に推測してしまった。



ひこにゃんを取り囲む人波をよそに、ひたすら天守閣を撮るオジサン


彦根城(1)

2008年03月22日 20時06分33秒 | 風景光景

彦根インターを下りると、まだ12時過ぎだった
ホテルのチェックインは4時。
そうなると、彦根城を攻略するしかないではないか
入場チケット、いや、入城チケットを買おうとしたら、すぐ隣に彦根城博物館があるではないか。
ついつい勢いで、セット券を購入してしまったので、まず博物館へ。

          

          

この博物館の中は、フラッシュさえ使わなければ撮影OKだそうだが、土曜日だったためか、妙に混んでいたので思うようにシャッターを切れない。



展示されている鎧・兜やら雅楽に使う楽器やらを眺めながら進んでいくと、博物館の中に能楽堂があった。
客席をしつらえていると言う事は、実際に能楽が演じられているようだ。



この庭園は、発掘された遺跡を復元した物らしい。ノンビリしたいところだが、いよいよ彦根城攻略に取り掛かる事にする



クルマを置いて。

          

石垣があって堀があって。
趣のある、良い景色だなぁ



彦根城の入り口に到着。



入るといきなり、こんな坂道や



こんな坂道が、、、、、
ゼイゼイ、、、、

次回に続く


ライラの冒険黄金の羅針盤と犬と私の10の約束

2008年03月10日 22時50分37秒 | 映画とかTV

さっそく松竹映画のタダ券を活用すべく、『ライラの冒険黄金の羅針盤字幕版』を鑑賞。

スクリーン外のロビーに座って開場待ちしていると、前回の上映が終了。
いち早くロビーに出てきたお姉さんが、入り口にいるチケットもぎりの人に、なぜかケータイの画面を見せている。
ケータイ画面を観たチケットもぎりのスタッフは、なぜか引き出しの中から細長いビニール袋に入っている物体を手渡している。
細長いビニール袋を手にした女性は、横にいた友達に「ダウンロードしたら、当たった。」とかなんとかしゃべっている、、、、、
ヒマにあかせて聞き耳を立てていたワタクシは、いったい何の事だろうか?と、考えてみた。

その答えは、ワタクシが座っているすぐ横にあった。
ロビーに貼っていた『ライラの冒険』のポスターに、ケータイで読み取るバーコードが書かれているのを発見した。
早速、ポスターのバーコードを読み取ってサイトに接続してみると、『あなたのダイモンを判定してあげます』という、GYAOのサイトだった。
生年月日とローマ字読みの名前を入力して、判定されたワタクシのダイモンは、猫と出た。
家でペットを飼った経験は無いが、ニャンコもワンコも嫌いではない。
この時のダイモン判定結果画面を劇場に提示すると、特製ライラウォッチプレゼントキャンペーンに応募できるらしい。
全国先着10,000名だという。
ホンマにそんな事で特製ウォッチとやらがいただけるのかいな? 
タダ券で入場したワタクシにも、いただけるのかいな?
と思いながら、恐る恐るチケットもぎりの人にケータイ画面を見せると、さっきのお姉さんと同じ細長いビニール袋に入った物を手渡された。



ふ~ん、、、、、、これが、その特製ライラウォッチだ。
腕時計にしては、ペラペラだ。
袋の裏側には、ORIGINAL PAPER WATCHと印刷されている。
一応、文字盤らしきデジタル表示画面が付いているが、紙製なのかなぁ?
ネタ性はあるが、どう見ても実用性はなさそうなので、袋から引っ張り出すのをためらっている。
とは言っても、タダ券で鑑賞した映画でいただいた物である。
決して、粗末に扱ってはいけない。

ところで、これをもらったのが3月8日で、ロードショー公開が1日から。
全国先着10,000名のプレゼントがまだ残っていると言う事は、みんなあまり知らないからなのか? 
それとも、欲しがらないからなのか?
それに飛びついたワタクシって、、、、、、、、



この時、映画館のエレベータの扉には次回上映作の告知が
このエレベーター、なんか、かわゆいぞ


ネタバレしそうな風になりたい

2008年03月05日 21時41分50秒 | 映画とかTV

同世代人に比すると拓郎熱が薄いと断言できるワタクシであるが、全編拓郎ナンバーでちりばめられた映画、『結婚しようよ』には食指が動いてしまった

最近のJポップ系(こういう呼び方、苦手だなぁ、、、)のミュージシャンって名前をおぼえにくい。
カタカタ名前ならまだしも、なぜかアルファベット表記で名乗るから、字面を一瞥しただけではなかなか読めない事が多い。
じっくりと名前を読めばいいでしょ? と指摘されると思うが、じっくりと名前を読む気がわいてこないので、いつまでたっても覚えられないのだ。

それに比べて、どうだ?
拓郎、ジロー、しげる、陽水、等、友也、信康、和彦、修、のりひこ、高節、正三、はたまたパンダにイルカ、、、、、、、
昔のシンガーの名前の覚えやすかった事。

などとぼやいていたら、ジイサン扱いされてしまうか、、、、?

映画の登場人物の名前はアルファベット表記ではないが、どうしたわけだか覚えていられないので、役者の実名で書いておこうっと。

この映画で、中ノ森BANDのAYAKOというシンガーが、三宅裕司の次女役に抜擢されている。
この人の歌声がまた、良い
すんごく、良い

フォーライフレコード設立直後の期待の新人第一号『川村ゆうこ』の『風になりたい』は、確かほとんど売れなかったはずだが、このAYAKOがこんな風に唄ってくれたので、あの曲は、元々すんごく良いメロディーだったんだと言う事を思い知らされた。
中ノ森BANDというバンド名は聞いた事はあるが、たぶん彼女達のオリジナル曲を聴いた事は無いだろう。
申し訳ないような気がするので、ワタクシにとってこのバンド名は要ブックマークだ。
中ノ森BANDの他のメンバーも、そのまんま劇中でAYAKOのバンド仲間として登場している(後から知った、、、、ポリポリ)が、その全く演技しない姿が新鮮である。
中でも、ベースの子(名前、知らないし、今、調べる暇がないし、、、ポリポリ)のギクシャクした(演技としての)動きが微笑ましい。

松方弘樹の奥さん役の入江若葉の無垢な笑顔も、また美しい。

ただ、学生時代の回想シーンで、若かりし頃の三宅裕司や岩城滉一やモト冬樹達を演じている俳優と、現在の彼らとが全く似ていなかった。
どっか少しでも似ていれば観る方も楽なのに、面影さえも連想できないくらいに似ていなかったので、会話の流れでどれが誰の若かりし頃の姿なのかを判別するのが、大変だった。
ギターが弾けてそこそこ唄える若手俳優を集めるのに、苦労したのがうかがえる。

モト冬樹のバンダナ、、、、、良い飛び道具を持っているなぁ

最後のシーンは、一昨年のつま恋コンサート。
ライヴシーンはNHKで放送されたのと同じ物だが、この会場で、三宅祐司と真野響子夫妻がノリノリで唄っていた姿、これはコンサートとは別撮りだろうなぁ?
まさか?

スーツにスニーカー姿で押し通す三宅祐司。
その姿は、なんかブサイクだったよ、、、、、、
岩城滉一がやるんならカッコ良いのにと、けなしそうにもなったけど思い止まった。
それも、彼のルールかも知れないし。

泣かせ所もいくつか仕込んであって、何回か、ちょっとウルっと来たし。

どの登場人物よりも、
この映画一番の主役は、
やはり拓郎の歌だった


ムンク展

2008年03月01日 23時15分53秒 | 無駄話

ピクサー展以来、1年2ヶ月ぶりに兵庫県立美術館へ。

今回のお目当ては、ムンク展

          

ライヴ観戦や博物館へ出かけるのには随分慣れたが、美術館と言うのは、根っからのイナカモノのワタクシにとってはなかなか敷居の高い存在である。
「美術館へ行く人達は、よっぽど美術に精通した人に違いない。シロートのワタクシなんぞがのこのこ出かけていって、下手な事を口走るわけにはいかないゾ。」
と、少々腰を引きながら恐る恐る出かけてみると、日本画と洋画の区別もつかないような、ごく普通のオジサンオバサン達がたくさん来ていることを知って、一安心する。

一安心したからといって、いまだに絵画の見方が良くわからない、などと本音をは口走るわけにはいかない。

展示されていたムンクの自室やアトリエの写真を見て驚いた。
アトリエの壁一面に、自作の絵が並べられている。
このムンクという画家は、自分の作品のほとんどを手元に置いていたらしい。
画家と言うのは、元来、そういうものなのだろうか?
だけど、描いた絵を売らなくては収入を得られないではないか、、、、、、?
よくしたもので、当然のように、パトロンと呼ばれる人たちが存在して、ムンクにも何人かのパトロンがいたらしい。
歯医者のパトロンに、
「子供部屋の壁を飾る絵画」
のオファーを受けて描いたというのに、公園で抱き合う男女をモチーフにした作品を仕上げてしまって、注文主から返品されてしまった事もあるとか。

実際に現地で撮影された映像が流されていたのだが、どっかのチョコレート工場の社員食堂の壁に、ムンクの絵がたくさん掛けられているとか。

驚いたりうなずいたりしていると、いつの間にか出口に。

展示作品を収録した図録を絶対に買おうとミュージアムショップをのぞいたのだが、ムンクの作品をあしらったストラップやらキーホルダーやらTシャツなどと一緒に並べられているのを見て、なんか買う気を失くしてしまった。
そういえば、去年、インカ・マヤ・アステカ展で買った、ずっしりと重たい図録は、いまだに開く事無く本棚に並んでいる、、、、、、

結局、何も買わずにミュージアムショップを出ると、4台ばかりノートPCを置いたコーナーがあった
このノートPCからEメール送信すると、『叫び』を含めたムンク作品の縮小画像(3点だったか4点だったか、、、?)を添付する事ができると言うサービス。
無料なので、ワタクシも自宅PC宛にEメールを送ってみる。
が、最初に触ったPCから送信すると、サーバー接続エラーばかりで、どうやっても送信できない。
気を取り直して、別のPCからメール送信した。
でも、あれから3日経っているというのに、いまだにEメールが届かない、、、、、
まさか、まがい物のノートPCと疑うわけにはいかないので、どうやら自分のアドレスを入力し間違えたのだろう。
カンマかピリオドか、どっか間違えたのだろう、、、、、、なんか、悔しい

喫茶室でビーフカレーを食した帰路、美術館の出口がわからなくなる、、、、、
案内表示通りに行っているのに、なんか不安になってしまう。
この美術館の造りが芸術的なので、展示ブースを除いた付帯施設のありかもわかりにくいと思ったのはワタクシだけだろうか、、、、、


ここで手に入れたチラシを見ていると、行ってみたいイベントが2つあった。

まず、マリー・ローランサン展


3月8日~5月11日、海遊館隣のサントリー・ミュージアムで開催。
高田渡や加川良が唄う、堀口大学訳の鎮静剤という詩を書いたのもマリー・ローランサン。
同じ人らしい事を確認した。

次に、姫路菓子博

 



姫路城周辺で、4月18日~5月11日まで。