lizardbrain

だらだらぼちぼち

11月の富士(6)

2018年06月30日 15時31分45秒 | 風景光景

11月7日(火)




11:30
ホテルから東へ20kmほど走行して、千本松原へ。
晴れているのに、富士山の方向をすっかり包む大きな雲に邪魔されている。
富士山以外の視界が開けている。



          


13:10
今度は、西へ30kmほど離れた東海道広重美術館で浮世絵の鑑賞。
途中で案内表示を見かけた薩田峠の展望台にも行ってみたいのだが、道路が狭く駐車スペースも狭いという情報を目にして、腰が引けてしまった。




14:50
日本平。
雲をまとって、肉眼ではもっと幻想的な富士が見えたのだが、この写真では全く幻想的ではない。
やはり、カメラのウデを磨くべきか、、、、、




日本平の住人。



手探り

2018年06月29日 16時27分04秒 | 無駄話
何度か言っているが、片っ端から取り込んだ音楽ファイルをiPodクラシックとiPhoneに放り込んでいる。
以前は一つのPCに別々のiTunesライブラリーを作って、それぞれ別に同期させていたのだが、いつの頃からか、その方法ではエラーが出るようになった。
ならばと、一つのPCに別アカウントを作ってアカウント毎にiTunesライブラリーを作って同期させようとしたのだが、うまく行かなかった。
これでうまく行かなければあきらめるしかないかな、と思いながら、最後の手段として、デスクトップPCのiTunesでiPhoneを、ノートPCのiTunesでiPodを同期させてみたら、なんとか上手くいった。

先日、レンタルしてきたCDをデスクトップPCのiTunesにインストールしてiPhoneを同期して、そこでできたm4aファイルをUSB経由でノートPCのiTunesに取り込もうとしたが、できなかった。
色々試してみたが、結局のところ、よそで作ったm4aファイルはどうしても使えなくて、ノートPCのiTunesには個別にCDをインストールしなければならないらしい。

つまり、CD1枚につき、デスクトップPCとノートPCの両方で同じ作業をしなければならないわけだ。
なんというめんどくさい事をしているのだろうか、
iPodなんぞ、この際、廃棄してしまえば手間も省けるものを、とも思いながら、こいつが動いている限りは、そうもいかないのだ。

11月の富士(5)

2018年06月27日 16時04分43秒 | 風景光景

2017年11月6日(月)

前日は日曜日だったので、道路の混雑を避けようと映画でごまかしてしまったのだが、この日はきちんとビューポイントを巡ろうと山中湖に向かった。




10:30
パノラマ台に到着。
小さな駐車場は満杯だったので、のんびりはできなかった。



          


10:50
山中湖交流プラザきららから。




セグウェイで遊ぶ人達。
要予約で、体験コース一般¥2,000だという。

箱根方面にクルマを向ける。




14:00
道の駅箱根峠から芦ノ湖を眺める。
このあたりはまだ晴れていたが、




14:50
三国峠に来るとほとんど雲の中。

この後、箱根彫刻の森とかガラスの森美術館とかを通過してみたが、この辺りは予想外に混雑していて、あちこちで渋滞が起きていた。
くねくねカーブとアップダウンの連続の道路からは眺望がきかなくて、おそらく旅館やホテルからならいい景色を味わえるのだろうが、ひたすら走行するだけに終始した。
見通しの甘さを反省しつつ、初めての箱根体験。
収穫が無かったかというとそうではない。
その後に読んだ北杜夫の『楡家の人々』
の舞台に箱根が登場したので、イメージの想起に随分と役立った。



11月の富士(4)

2018年06月26日 15時24分42秒 | 風景光景
11月5日(日)
山中湖方面へと思ったが、混雑しそうな日曜日は避けようと、映画館へ。
この日の画像は一切無くて、たぶん富士宮のイオンシネマへ行ったはず。
静岡県まで来てわざわざ映画とは、と、コスパを考えたりしてはいけない。

『ラストレシピ麒麟の舌の記憶』。
中華屋でチャーハンを調理するシーンが何度か出てきたが、中華鍋の中のご飯の量が一目でわかるくらい不自然に少い。
俳優が鍋を振りやすくするためなのはミエミエ。
字幕に気を取られなくて済む日本映画だから、細かい所にクレーマーしたくなるワタクシが悪いのか、それとも元来手を抜いて作るヤツが悪いのか。




11月の富士(3)

2018年06月25日 14時28分10秒 | 風景光景

2017年11月4日(土)10:40



          


田貫湖へ。
紅葉の季節の土曜日だから、キャンプ場の駐車場は大混雑。
路肩に停めさせてもらって散策。
休暇村まで行ってみると、駐車場に空きスペースを発見。
キャンプ場辺りを歩いてる時に、ミラーレスのレンズキャップを落っことしてしまった。
捜索したが発見できず、落ち葉にまぎれてどっかに消えてしまったみたい。
いつか落っことすかもしれないなとは思っていたが、落胆する。


 
          


11:40
朝霧高原。





          


道の駅朝霧。



    

      
13:20
本栖湖でのんびり。



          


14:40
西湖でものんびり。

どういうわけだがこれまで、富士山の南西側に行った時に晴れてくれない時がほとんどだった。
今回、ようやく、克服できたみたい。





11月の富士 (2)

2018年06月24日 11時11分24秒 | 風景光景

初日に富士山に感じた違和感が何かというと、すでに11月だというのに雪化粧していない事だった。
去年は10月下旬に台風がやってきて、その時の降雨が富士山の雪化粧をひき剥がしてしまった事は、ニュースで話題になっていたが、またすぐに雪化粧に戻ってくれるものと勝手に思い込んでいたのに、この日はまだ雪をまとわない姿を見せていたのだ。 

ともかく、到着翌日の2017年11月3日(金)。



          


10:40
富士市のホテルから南富士エバーグリーンラインに乗って、西臼塚駐車場へ。
晴れてるし、ふもとの樹々は紅葉してるし、気持ちのいい風景だが、雪のない富士山。



          


少し足を伸ばして水ヶ塚公園。
これまで5回くらいはここに来たはずで、そのたんびに雨、霧に阻まれて眺める事が出来なかった宝永火口。
ようやく、会えた。



 

         
11:50
十里木高原に着いた時、駐車場は満杯だった。
路肩に停めるべきかどうしようかと、良心の呵責と戦っているうちに1台出て行ったので、その隙間にクルマを停める事が出来たのはとてもラッキー。


 


駐車場から見上げてみると展望台があるみたいなので、登ってみる。
歩き出すと下から見るよりも意外に距離があって、途中で何度か引き返そうかと後悔しつつ展望台まで登った。
ご褒美の風景を満喫しながら、メロンパンの昼食。
座ってる間に、ワタクシが今登って来た反対側から走りながらやってきて、走りながら駐車場の方に降りてった人が何人かいた。
トレイルランとかいう種目なんだろうか?
歩くだけでこんだけくたびれるのに、この人たちはワタクシとは別の生命体に違いない。
決してマネする気にはならない。




駐車場に降りて再び展望台方向を振り返ると、ススキでいっぱい。
この時間になると、富士山には雲がかかっていた。
クルマを出そうとしたら、なぜかカーナビが起動しないのでちょっと焦った。
一旦エンジンを切って再起動したら戻ってくれたのだが、こんなの初めてで、先行きに暗雲が漂いだした。



             

                
14:20
白糸の滝と音止の滝。
さっき不審な挙動を見せたカーナビは、機嫌よく案内してくれる。

15:00
白糸の滝駐車場に戻る。
楽しみは翌日以降にとっておいて、この日はここまで。


11月の富士 (1)

2018年06月22日 12時22分12秒 | 風景光景

富士山には何度か行っているが、なぜか行くたんびに天候不良に見舞われて、まだ見ていない風景がある。
去年、2017年の2月に一度富士山行きを果たしたのだが、その風景を目にする事ができなかった。
どうにも悔しくて、同じく2017年の11月に、もう一度富士山行きを検討した。
2月に泊まった時と同じホテルにしようと、宿泊プランを検討しているうちに、『ウィークリープラン』というのがお得ではないかとの感触を得た。
通常プランで6連泊するよりも、どういうわけだかウィークリープランで7連泊する方が支払い総額が安くなるのだ。
ウィークリープランの場合は、室内清掃が3日に1度だけという制約もあるが、タオル類は毎日交換してくれるわけなので、さほどの不便さも感じない。
7泊もすれば、そのうちどっかで好天に恵まれるだろうという希望的観測と、安上がりになるのに魅かれてウィークリープランに決定。
11月2日~9日までの富士山行きを決行した。




ほんの500kmほど走行して、
11月2日(木)、16:40頃の富士市内に到着。
この時は夕暮れ時だったんでよくわからなかったのだが、じっくり見ると少し違和感のある富士山がお出迎えしてくれた。


オルタモントの悲劇(2)

2018年06月21日 10時22分14秒 | 音楽

1回分飛んでしまったが、
オルタモントの悲劇(1)からの続きなので、文脈に唐突感は否めない。
さらに信じ難い事だが、あの時の映画『ギミー・シェルター』のチケット半券が、手元に残っている。




そうそう、ジョージ・ハリソンが頑張ったチャリティーコンサート、『バングラデシュ・コンサート』との2本立てだった。
裏面には、昭和48年3月5日付けの税務署の丸い収納印が押されている。
これは、たぶん前売りで買ったはずだが、発券機からプリントアウトされる今のチケットと違って、昔の映画のチケットって味わいがあるよなぁ、、、、、
そうそう、コンサートのチケットも。


延泊

2018年06月20日 17時06分43秒 | 無駄話
6月18日、
チェックアウト後に帰路につくはずだった、この朝。
大津市内のビジホで歯磨きを済ませて、そろそろ着替えようとのんびりTVをつけた直後、急に部屋が揺れだした。
揺れだした後に、iPhoneが緊急地震速報を絶叫し始めたので、地震なんだと気づいた。
ビジホの部屋の中には、身を隠す場所が見つからず、かろうじて小さなライティングテーブル(TVとかが乗っかってるやつね)の下に潜り込んだが、体全体を隠すことは難しくて、片足が出ているのが気になったのだが。
このまま揺れ続けるのだろうか?
どんどん揺れが大きくなるのだろうか?
揺れ具合は一定で、そのまま歩き出せそうな程度だったので、命の危険までは感じなかったが、
このまま、ビジホの浴衣を着たまま死んでしまうのは嫌だなぁ、、、、
と心配し出した頃に、揺れは収まった。
部屋の中では特に飛んでくる物体はなくて、足元の屑箱(バケツみたいなプラスティック製のやつ)が転んでいるだけだった。

さっきまで絶叫していたiPhoneはすっかり静かになっていて、画面では大阪あたりが震源で震度5、ここ大津付近では震度3から4らしいと判明した。

廊下の方でホテルの館内放送が何やらしゃべっていたが、部屋の中までははっきりとは聞こえない。
そ~っとドアを開けて様子を見ると、誰も走り回って避難している様子もないし、建物に被害が生じた気配もない。
エレベーターの前まで来ると、全部止まっていることが分かった。

午前中に予定していた面会相手には電話がつながらない。
荷物をまとめて、部屋を出る。
止まったエレベーターを横目に、8階から階段を下りてフロントまで。
下の宴会場で朝食を済ませたらしき、浴衣姿のシルバー世代の客がヒーヒー言いながら階段を上がってくるのとすれ違った。
途中から、宴会場の係らしき女性がフロント階まで案内してくれた。
とりあえずチェックアウトを済ませて、ロビーのソファーに落ち着いてこの日の行動を考えてみる。
もう一度iPhoneの画面を読み込んでみると、この様子では交通機関がすべて長時間に渡ってストップするのは確定的なので、その日一日は身動きが取れないことは間違いないだろう。
それなら大津市内に、最低でももう一日泊った方が良いと思って探してみると、あった。
大津駅近くのビジホに禁煙シングルの空室を確保できた。
我ながら、素早い行動をしたものだと感心するし、よくもまた、空室があったものだとも感心するが。

ロビーでもう少し時間をつぶしてから歩いて国道に出ると、なぜか目の前にタクシーが空車で止まっていた。
最悪、歩いて移動する覚悟だったのが、すぐに乗り込んで、大津駅のあたりまで行ってほしいと告げた。
タクシーから見える大津市街は、特に変わった様子も見当たらない。
食事に便利なところに居た方が良いので、運転手さんと相談して、元の大津パルコあたりで降ろしてもらった。
ここならもう一泊する大津駅にも近いのだ。

西武に入ってみる。
1店だけ、
『従業員が出勤できないために休業します』と張り紙してるテナントがあった。

カフェを見つけたので、朝昼兼用にトーストのモーニングセットを注文。
15時のチェックイン時刻までは、少しでも何かして時間をつぶさなければならない。
映画館のスケジュールを見ても、これといったのが無い。
iTunesを聴きながら、たっぷり時間をかけてコーヒーを飲み干す。
そろそろ出ようかと、トレーを手にすると、コーヒーカップの底に『大吉』という文字が見えている。
横に置いているレシートには、『大吉』が出るとコーヒー1杯が無料になると書いてある。
これを使って、コーヒーをお代わりする。
一日、帰宅が遅れるのに、コーヒー1杯無料になるとは、ついてる気がしてきたのは計算が合わないかもしれないが。

予定外にあと1日こっちに泊まらなければならないので、着替えを買っておこうと、上階のメンズウェアのショップを探検してみる。
バーゲンセールとかやってたら儲けものだが、さすがにそのタイミングではなかったので、1階の無印良品にまわる。
長袖シャツとTシャツ、ボクサーブリーフ、ソックスを物色。
必要なのは1日分だけなのだが、ボクサーブリーフは2着、ソックスは3足まとめるとお得になるので、なぜかまとめ買いしてしまう。
つまり、売り手の思うつぼである。
長袖シャツはあまり気に入った色合いではなかったけど、買ってしまう。
売り手の思うつぼにドップリはまった気がするが、荷物が増えた事だけは間違いない。

なんとかチェックイン時刻前まで時間をつぶして、グーグルマップを頼りに、大津駅まで歩いてみる。
歩いてみても、大津市内には何の異常も見当たらない。
チェックインして、念のために翌日は空室があるか尋ねてみたら、空室はあるが埋まってしまうかもしれないとの回答。
万一、翌日も電車が動かなかったらと気になったが、その時はその時に考える事にして、1泊だけにとどめた。

たいして動いていないはずなのに、部屋に着くと疲れがこみあげてくる。
ベッドに寝ころびながら、阪神電車が運行を再開したことを知る。
翌日には帰れそうな気がしてきた。

夕食は大津駅ビルで、チャンポンを食す。

翌朝、いったん運行再開したJRは京都~大阪間で一部止まっているというあやふやな情報を持って、とりあえず大津駅まで。
動いている事は間違いないらしいので、とりあえず乗り込む。
遅れがちながら、新大阪に到着。
被災地域に住む友人の顔が浮かぶが、自分も一旦帰宅しないことには動きが取れない。
新大阪からの先のダイヤはやはり乱れていて、ちょっともたついたものの、無事に自宅にたどり着けたのは幸運だったと思う。

無印良品で急遽買い付けた着替えの衣類は、意外と快適な品物だったが、ソックスが余りそうだ。














オルタモントの悲劇(1)

2018年06月17日 10時55分49秒 | 音楽


ローリング・ストーンズ イン ギミー・シェルター(The Rolling Stones Gimme Shelter)という映画を観たのは、中学生の頃で。
あの頃は、小遣いも乏しかったはずなのに。
映画を観るだけで精一杯の経済情勢だったはずなのに。
一体、どうして、パンフレットまで買おうと思ったのだろうか?我ながら、不思議でならない。
その上、(単に、引き出しの隅っこに残っていたと言ってしまえばそれまでだが)よくもまあ、今まで保存していたものだと思う。
このパンフに書かれている事を検討してみた。



 


伝説のイベント、ウッドストック・フェスティバルが開かれたのが、1969年8月。
同じく1969年、当時はまだイギリスを活動拠点としていたローリング・ストーンズが1964年に次いで2回目となる全米ツアーを行った。
フォート・コリンズのコロラド大学、オークランド、サンディエゴ、フェニックス、ラスベガス、ダラス、オーバン、シャンペン、アラバマ、シカゴ、ニューヨーク、カリフォルニア州オルタモント・レースウェイ、と駆け巡ったこの1969年の全米ツアーの模様をフィルムに収めたのが、この映画だ。




映画のメインとなる、最後のオルタモント公演が開催されたのが同年12月6日。
当初は、別の場所で予定されていたのが変更となり、オルタモント・レースウェイでのコンサート開催が決まったのが、なんと、前日の12月5日だった。
その上、オルタモント公演はフリーコンサート、つまり無料のコンサートとなった。
こうして、急遽決まったオルタモント・レースウェイでの公演にもかかわらず、会場につめかけた聴衆は、30万人を超えたという。
いや、50万人という説もあるらしい。
例えば、1人あたり¥1,000くらいの入場料金でも徴収しておけば大儲けできたのに、と思ってみたが、無料だからこその集客とも言える。




このオルタモントでのフリーコンサートでは、会場内、そしてバックステージでもトラブルが頻発した。
その原因は、(会場警備を警察に拒否されたらしく)主催者がヘルス・エンジェルズに警備を依頼したからだ。
ワタクシは、ヘルス・エンジェルズについては、ハーレーを乗り回す暴力的な暴走族といった程度の理解をしていたのだが、とんでもない。
今さらながら読み返してみたこのパンフによると、1947年頃に、モーター・サイクル・クラブとして結成された一種の暴力団だと明言している。
500ドル分のビールを飲ませる、という約束で主催者に雇われたヘルスエンジェルズのメンバーが、秩序だった会場警備をするわけがなかった。
演奏中のステージ上をも平気で歩き回り、エキサイトしてステージによじ登ろうとする観客を引きずり下ろし殴り倒し、前座で登場したジェファーソン・エア・プレインのメンバーまでもが、演奏中に彼らに殴られるという混乱に陥っていた。




ストーンズの登場とともに、いったんは落ち着いたかに見えた会場内だったが、観客席の聴衆の中で暴動が発生したのをきっかけに、ヘルス・エンジェルズ達が、さらに過激なスタイルの警備を始めた。
それに反発する観客との間で、さらにあちこちでもみ合うトラブルが発生していた。
ミック・ジャガーは、ステージ上から、「静かに聴いてもらえないのならば、演奏を中止する。」とまで訴えざるをえなかった。
そして、ついに悲劇が起きてしまった。
『Under My Thumb』の演奏後に、メレディス・ハンターという18歳の黒人が、ヘルスエンジェルズのメンバーにナイフで刺された上に踏み殺されてしまったのだ。
この黒人青年が殺されるシーンを、偶然にもカメラが捉えていた。
混乱する観客席の中を映した画面の隅っこの方だったし、鮮明な画像でもなかったが。
映画の中で、撮影されたフィルム、しかもこのシーンのプレイバックを見るミック・ジャガーの姿が映し出される。
プレイバック画面を前にして、『フリーズした』あるいは『固まった』表情で画面を見つめるミック・ジャガー、、、、、、
当時、幼かったワタクシは、なぜか、「ロック・ミュージシャンは、みんな暴力的な人達だ。」と決め付けていたフシがあって、悲しそうな表情でこの場面を見つめるミック・ジャガーの姿が印象的であった。
当時から、ブッ飛んでいたファッションセンスは別として、ロック・ミュージシャン、いや、ストーンズのメンバーは、「意外と、いい人達なのかもしれない。」とも感じたのだ。
後に、ヘルス・エンジェルズの一人が語ったところによると、この時の会場内での暴動騒ぎの原因は、ステージ脇に置いてあった(命よりも大事な)バイクを誰かに壊されて火を付けられた事が発端となったのだという。

【演奏曲目】
Jumping Jack Frash
Satisfaction
You Gotta Move
Wild Horses
Brown Sugar
Love In Vain
I've Been Loving You Too Long
Honkey Tonk Woman
Street Fighting Man
Six Days On The Road
The Other Side Of This Life(Jefferson airplain)
Simpathy For The Devil
Under My Thumb
Gimme Shelter

幼いワタクシの中の、『ロックミュージシャン=暴力的』という図式は崩れ去ったが、対照的に、『Wild Horses』や『Love In Vain』といったストーンズのバラード曲の美しさが、ず~っと記憶に残っている。

もちろん、この時のストーンズのメンバーは、

Mick Jagger
Keith Richards
Bill Wayman
Charlie Watts
Mick Talor  

だった。



祝・春一番2018

2018年06月16日 16時09分08秒 | 音楽



いつかは行きたいと思っていたのだが、この時期に出かける機会には縁遠く、
ようやく今年、5月3日~5日、意気込んで3日通し券で参戦した祝・春一番。
初日の午前中に雨の予報もあったが、2日目に短い時間だけパラっと降るくらいの、レインウェアも使わずにすむ雨だけですんだ。
3日通し券は枚数限定だと思い込んでいて、早めに買っておいたのだが、当日でもまだ売っている事を現場に着いて気付いた。
この辺が初心者の悲しいところ。
野外だし、天候の心配もあるので、今後は本番直前にチケ買いする事にした方が良いだろう。

開場時刻の前から並んでる人が予想外に多くて、行列を目にして少し焦った。
11:00に開場すると同時に演奏が始まるので、最初に登場する演奏者はあんまり聴いてもらえない傾向にある。
以下、登場順序にかかわらず、気になった事をメモっておく。




なんと、3日連続で出演したgenki kosai bandは、初日に『下宿屋』2日目『女の証し』など、父親の曲も歌った。




初めて目撃したハンバートハンバートは、見るからにあか抜けた都会的な人気デュオらしく。
ミサワホームのCM曲はこの人たちだったのか、と気づかせてくれた後は、春一番、教訓Ⅰ、アンコールに生活の柄と、涙ものの選曲。

それにしても、服部緑地野外音楽堂の椅子は硬かった。
3日間座り続けるには、ダイソーの¥108座布団は必須。
噂には聞いていたのだが、上段の芝生席ではクーラーボックスで飲料食料を大量に持ち込んでキャンプ気分の人達がリラックスしていた。

初日、終演後に出口に向かう波の中を歩いている時、知らない間に大塚まさじと並んで歩いていたのに驚いた。
ご挨拶する暇もなかったのだが。

2日目、茶木みやこが目の前を通ってステージ向かって右側の客席に座っていた。

3日目、やたら大声で不規則発言するうるさい酔っ払いがいた。
それも大した内容の発言ではなくて、
曲の合間に演奏者がMCしようとすると、
「〇〇〇」(演奏者の名前)
と名を呼ぶので、演奏者が何事かと聞き返そうとして、それに対して
「ありがと~」
って、なんやねん、そんだけかい。
少ない持ち時間の一部が、その酔っ払いを相手に浪費されてしまうのはとても迷惑な話で、
その酔っ払いは、スリーキングスの時、ステージ前まで行って一人で泣いていた。
静かにできないのなら、来てはいけません。




豊田勇造。




光玄。



          


遠藤ミチロウ羊歯明神。



          


中川五郎の長い曲に感涙。



          


スリー・キングスの鮎川誠と友部正人。




ヤスムロコウイチのバラードが染みた。

イチゲンさんとして一番意外に感じたのは、野外なのに音響が良かったこと。
それと、演奏者が交代する時の楽器やPAシステムのチェンジが、無駄なくスムースに進んでいたので、進行の遅れを感じなかった事。
去年の東京ジャズの時は、プログラムとプログラムの間に20分とっているのに、その時間内ではチェンジできなくて、どんどん進行が遅れていたのに比べると雲泥の差。

さて、初めての祝・春一番を堪能できたのだが、同じ時期に高槻ジャズストリートが開催されていて、
今年は早くから3日通し券を買っていたので服部緑地を選ばざるを得なくて、プログラムを比較検討すると高槻に行きたいという欲求を抑えるのに苦心した。
来年は、高槻ジャズストリートのプログラムが発表されるのを待って、どちらにするかを決めようと思う。







京セラドーム交流戦

2018年06月15日 12時25分15秒 | 風景光景

東京ドームへ気軽に行ける地理的優位性を持つ人たちがうらやましくて仕方がない。
つくづく思うことだが、今年もそう思わないでいられない。

今シーズン初めてのG観戦は、京セラドームでのオリックス3連戦。




6月1日のオレンジタオルクルクル。
オリックス1-G3
勝利。




6月2日のオレンジタオルクルクル。


          


遠征に同行したジャビットもクルクル。


          


上原登場で盛り上がったものの、
オリックス3-G2
12回表の攻撃終了後、環状線の車内で知った延長サヨナラ負け。



          


6月3日、内海。
オリックス3-G2。

次回観戦は7月、京セラドームでのヤクルト2連戦。




これでだめなら断念必須

2018年06月11日 12時40分36秒 | 無駄話
つくづく思いだしてみると、『BOOTMGR is missing..』現象がきっかけになって2回もクリーンインストールするはめになってしまった。
デスクトップ機は、ようやくなんとか使い物になりそうな気配が見えてきた。

ワタクシは、ウォーキング、電車に乗っての外出、そして車で音楽を聞くために、iPodとiPhoneという2つの手段を持っている。
ここんところ、iPhoneだけですべての用が足りてしまうのだが、
2つの手段があるのなら、どちらか片方に不具合が生じた時の予備として残しておけばよいと考えて、つい最近までは、ミュージックプレイヤーとしてはiPodをメインに使っていた。
iPodもiPhoneもほぼ同じ音楽ファイルを収めている。
ひとつのiTunesでiPodとiPhoneを同期するのではない。
Shiftキーを押しながらiTunesを起動する方法で、それぞれ別のライヴラリーから管理していた。
ところが、最近、この方法ではiPhoneは同期できるのに、iPodが同期できないようになっていた。
ならばと、Win10で別アカウントを作って別々に同期するように試してみたのだ、それがうまくいかない。

シロートが無理やりいじくっていると、なんかのミスでせっかく貯蔵したミュージックファイルが飛んでしまう恐れがないわけではない。
最後の手段として考えたのは、サブ機のノートPCでiPodを同期する方法。
元々のiTunes経由で貯蔵したミュージックファイルを、サブ機のフォルダにコピーした上でやってみた。
一見うまく同期できた気がするが、ちょっと問題を発見した。
iPhoneを管理するメイン機のiTunesとiPodを管理するサブ機のiTunesの総曲数に違いが生じている。
まず、この違いをこのまま放置するべきか修正するべきか。
さらに、この先、iPhone用のiTunesのファイルを増やした時には、iPod用のiTunesにもコピーしてやらなければならない。
その作業がすんごくメンドクサイ事は十分に予測できるのだが。

そんなこと、放置すればいいとお思いであろうが、どうしても気になってしまうのだよ。

決死の覚悟

2018年06月09日 14時09分05秒 | 無駄話
例によって、dynabookが勝手にアップデートされた後に問題発生。
セキュリティセンターにマークが表示されていて、
『セキュリティプロセッサ (TPM)ファームウェアを更新』
せよとの指示が。
セキュリティセンターからリンクをたどると、英語表示でメーカー・機種別ファームウエア更新サイトに一覧が出るのだが、正確な機種名を確認しなければならないので、その夜は手出ししないで一旦シャットアウト。

後日、購入当時のプリントアウト類を確認しつつ(PCで確認できるのだが、一覧表に該当する機種名が出ていない)、東芝のサポートサイトを開いてみると、何とかそれらしい手順を指示する画面を発見。

ところが、ファームウェアとやらを更新する前に、BIOSを更新せよとの指示が。
ワタクシごときシロートの理解では、BIOSの更新とは失敗するとPC自体が使い物にならなくなる危険極まる作業である。
冷や汗をかきながら、恐る恐るBIOS更新に成功。
続いてTPMファームウェアとやらのアップデートにも、無事に成功したもよう。

メインのデスクトップ君でもたついている間に、サブのノート君が稼働しなくなると大変な事態を招くところだった。

参考にしたのは、

マイクロソフトサポートページ
『セキュリティ プロセッサ (TPM) ファームウェアを更新する』https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4096377/windows-10-update-security-processor-tpm-firmware

dynabookサポートページhttp://dynabook.com/assistpc/download/modify/dynabook/t85/xxa/bios/index_j.htm#ver