lizardbrain

だらだらぼちぼち

入り口でヒヤヒヤ

2015年12月17日 10時21分32秒 | 音楽

山下達郎『PERFORMANCE 2015-2016 TOUR』、待ちに待った12月11日の大阪フェスに参戦した。
で、今回の入場方法でちょっとばかりうろたえてしまったので、まずその出来事だけでも報告しておこう。

昨年のマニアックツアーから、入場時に本人確認を受けなければならないシステムになった。
運転免許証や保険証などでチケット券面に書かれた購入者の名前とをチェックされる。
『メンドクサイなあ、、、、』
昨年の時は、ちょっとだけそう感じただけで特に問題も無く入場できた。
今年も去年と同じシステムだと理解していた。

今回も同行者が一人いたのだが、開演には間に合うが到着が少し遅れそうだとのメールを受けた。
なのでとりあえず、ワタクシ一人だけ入場口の行列に並んでみた。
開場時刻になって本人確認待ちの行列は順調に進んで行く。
だが、同行者はまだ現れない。
なので、とちあえずワタクシは単身で入場した。
まずツアーグッズを物色するという義務があるからだ。

先に入場している人達が、ツアーグッズ売り場に長~い行列を作っていた。
なんか行列ばかりで、いつものワタクシならばうんざりしそうだが、達郎ライヴに参加できるヨロコビを胸に秘めての行列はワクワク感いっぱいなのだ。
来場者の年齢層が高く、予算を気にせず迷わず片っ端から買っていく人が多いので行列はどんどん前進して行き、ワタクシの番が回ってきた。
卓上カレンダーだけ買う作戦だったが、今回のマグカップのデザインが気に入ったのと、バックバンドのドラマー小笠原拓海が参加している『Fab Bond』というバンドのCDも1枚購入した。
CDの方はいずれネット通販で買おうかと思っていたところなので、ちょうど良かった。
他にもバンドメンバーのソロ名義CDが並んでいたが、申し訳ないがAmazonで買える分は購入対称から除外した。

ここまでは予定通りの行動で、一応、ライヴ参戦の準備は整った。

さて、一旦外に出て、同行者と落ち合おうと思い、入場口スタッフの女性に
『一旦外に出たいのだが』
と声をかけると
『本日は一旦外に出ると再入場はできません』
と、思ってもいなかった回答が帰ってきた。
さらに
『同行者が遅れて来るので外で合流しなければならないのだが』
と口答えすると、
『お客様、同行者の方とご一緒に入場していただくというご案内は届いておりませんでしょうか?』
と、あっと驚く回答が帰ってきた。

去年のマニアックツアーの時は、まず本人確認を済ませ証明となるプラスティックの輪っかを手首にはめておけば、外に出る事もできたし、何よりもチケット券面に名前を書かれている本人は同行者と一緒に入場する必要も無かった。

困った展開である、、、、、、、
思わぬ展開である、、、、、、、

同行者の分のチケットはワタクシが持っているし、このまま同行者が入場できないような羽目になると立て替えているチケット代金すら回収できなくなる。
暴れだしたい気分を押さえて押さえて、
『そんなら、ここ(入場口)で同行者が来るのを待つので一緒に本人確認して欲しい』
と要望を提出すると、
『少々お待ちください』
と、入場口スタッフの親玉みたいな男性に何やら相談している。
戻ってきて
『お連れ様がいらっしゃったら、お声掛けください』
との解答を引き出した。

今どこにいるのかと同行者に電話してみると、入り口の階段を上がっているところだという。
やがて、ロビーのドアを入ってくる同行者の姿を発見したので手を上げて呼び寄せる。
さっきの入場口女性スタッフにお声掛けして、同行者のチケットとワタクシの運転免許証を提示してようやく入場完了。

知らなかったのだ、
去年とは違う入場システムになっている事は。

だが、ワタクシの他の人達は誰一人としてうろたえる事無くスムーズに入場している。
帰宅後、チケットと一緒につながっていたカードをじっくりと読み直してみた。
なるほど、
『同行者がいる場合は記名本人と同行者が一緒に入場せよ』
との説明書きがしてある。
さらにチケット裏面をよくよく熟読すると、
『退場した場合再入場は認めない』
との注意書きがあった。

チケットを入手したヨロコビに浮かれる前に、書かれていることは隅から隅まできちんと熟読しなければいけないという教訓を得た。
だが、チケット転売で儲ける輩さえいなければ、こんな冷や汗をかく必要は無かったのだ。

ライヴ本編については、ネタバレは絶対にしないと達郎と硬い約束をしているので、感想などはツアー終了後に報告するつもりだ。
ただし、忘れていなければ、という注釈付だが。

          

          


田辺誠一画伯

2015年12月15日 19時44分58秒 | 風景光景

いつもは大阪駅方面からビルボードライヴ大阪へ行くのだが、この日は地下鉄経由で乗り込んだ。
経路はたいして変わらないはずだが、なんとなく一時的に迷子状態に陥ってしまった。
ようやく見つけたビルボードライヴ大阪で受付を済ませて、ビルの中に入るとこんな事をやっていた。


意外と巧いのかもしれない、この人は。


佐々木昭雄オルガントリオ

2015年12月03日 14時54分02秒 | 音楽

またもや過去ネタに戻って、
9月12日には、SAYAKAホールでの佐々木昭雄オルガントリオを観戦した。


大阪府南部の各ホールが連携して開催している南河内ジャズフェスティバルという催しがある。
料金設定は良心的だし、プログラムにも工夫を凝らしているし、何よりも大阪府民で無いワタクシでも日帰りできる距離なのでスケジュールさえ合えば飛んでいっているわけなのだが、今シーズンはうまく予定が合わず、結局、この日のSAYAKAホールだけの参加になってしまったのがもったいない。

自己紹介によると、ワタクシには初対面となるオルガン奏者の佐々木昭雄は、ヤマハエレクトーンの営業マンを経てプロのオルガン奏者になった経歴らしい。
実際、ヤマハ社員としてジミー・スミスの自宅に行って本人の前で『ザ・キャット』の完コピ演奏を披露した事もあるそうだ。
この日のライヴ中には、オルガン奏法についてわかりやすく丁寧に説明してくれた。
例えば、
左手でベース音を弾いている時に、音が出ない程度にペダルを軽く踏んでノイズを出すと、ウッドベースのアタック音を模せることや、
鍵盤を弾く時も、中低音とベース音とでボリュームペダルを操作して、オルガンのノリとベース音の減衰感を出すという複雑極まりない操作をしている事など。
これまで知らなかったオルガン奏法を聞きかじって、ちょっとばかり物知りになれた気がする。

          

はてさて、来シーズンの南河内ジャズフェスには何本参加できるのだろうか?
気が早いことに、すでにワクワクしている。