lizardbrain

だらだらぼちぼち

存在確認

2011年03月07日 19時20分32秒 | 無駄話

日本中でやってるのかどうかは知らないが、あれだけ毎日CMが流れているのに、今までとんとこの会社の活動現場を目撃したためしがない。
この目で確かめるまでは、実際に存在するのか確信が持てないと思っていたら、



ついさっき、ワタクシの車の前を走っていた。
つまり、偶然にもバイク王を追走する幸運に恵まれたので、目撃写真を提出するしだいである。
買取の帰りだったんだろう、お疲れ様


出さなくて良かったかな

2011年03月01日 21時32分17秒 | 音楽

もう、3月なのか、、、、、
と、ため息をついてみるが、相変わらず何の進展も無い。

かねてから告白しているように、ラジオ番組をタイマー録音してそれをさらにiPodに転送するというメンドクサイ作業を経て、クルマ移動の最中に録り貯めたラジオ番組を再生している。
録音するペースに比べて再生するペースの方が遅いので、今のところ、1ヶ月近く前の番組をクルマで聴いているという状態である。
早い話、iPodの中は在庫過剰なのである。

で、今日は、ようやく2月13日放送分の「山下達郎サンデーソングブック」を聴くことができた。
番組に寄せられた葉書を達郎が読み上げた中に、こんな質問があった。

「去年の達郎さんのライヴで、『砂の女』を唄ってましたが、どうして『冗談は顔だけにして』という歌詞で唄っていたんでしょうか?」

その質問に対して、達郎は、例の調子で
「しゃれですよ、しゃれ。」

と、ややムッとした口調で答えていた。

実は、この曲の歌詞については、ワタクシも疑問を感じていたのだ。

知る人ぞ知る『砂の女』は、はっぴいえんど解散直後に製作された鈴木茂ソロ第1作目のアルバム、『バンドワゴン』のA面1曲目を飾る名曲である。
昨年の達郎ツアーでは、後期のシュガーベイブのレパートリーの完コピ曲を何曲か披露してくれて、その中に、この『砂の女』が含まれていた。
全く世間知らずのワタクシは、シュガーベイブのレパートリーに『砂の女』があった事など知る由も無く、イントロの軽快なギターカッティングを達郎が刻みだしたとたん、まさしく狂喜乱舞したのだ。
考えてみると、達郎とはっぴいえんどのつながりは、納得できる物だが、『砂の女』のイントロに狂喜乱舞しながらも、曲の後半になって、ちょっとした違和感を感じてしまった。

鈴木茂のオリジナルバージョンでは、サビの部分の終わりの歌詞は
「冗談はやめてくれ」
なのだが、達郎バージョンでは、ラストコーラスに限って、
「冗談はやめてくれ」
の部分を
「冗談は顔だけにして」
と唄っていたからだ。

神戸国際会館こくさいホールでのライヴの時にこの歌詞の異変に気づいて、中野サンプラザでの追加公演に行こうと決意したのは、実は、この
「冗談は顔だけにして」
という歌詞が、1回限りのアドリブなのかどうかを確かめるためといっても過言ではなかった。
しっかり歌詞を聞き取った結果、中野サンプラザでも同じように、最終コーラスのサビの部分を
「冗談は顔だけにして」
と唄っているのを確認したので、決して1回限りのアドリブではなく、ましてや歌詞を間違えてしまったわけでもない事が確定したのだ。

鈴木茂の『バンドワゴン』というアルバムは、ワタクシが所有するLP、CDの中でもダントツのお気に入り盤なので、達郎とはいえども歌詞を変えて唄って欲しくなかった。
なので、そのうちに達郎のFM番組宛に葉書を出して、『砂の女』の歌詞をどうして変えて唄っているのかを質問してみようと思いながらも、年月だけが流れていった。
実は、達郎のFM番組は、いまどき珍しい事に、番組ホームページからやメールでの投稿、リクエストは一切受け付けていないので、自力で葉書あるいは封書を出さなければならないので、それをためらってしまったのを今更悔いてみてもアフター・フェスティバル、、、、、つまり、後の祭り。

2月13日放送分の中で、砂の女を
「どうして『冗談は顔だけにして』という歌詞で唄っていたんでしょうか?」
との質問葉書に対して、ややムッとした口調で
「しゃれですよ、しゃれ」

と、答えていた雰囲気からすると、歌詞の変更についてなど、異論を唱えられたくないのだな、それならば、ワタクシが葉書を出さなくて良かったなぁ、
と、ホッと、胸をなで下ろした一日だった。

演芸にも造詣の深い達郎から、
「しゃれですよ、しゃれ」
と言われてみると、返す言葉なぞ無いではないか、、、、