lizardbrain

だらだらぼちぼち

富山から須坂まで遠回り(7) 戸隠

2018年10月31日 15時37分23秒 | 風景光景

10月14日(日)
この日も昼間の予定は思いつかなかったのだが、15時ごろには須坂市に存在していなければならないので、遠出はできない。
地図を眺めているうちに『戸隠高原』という地名に目を引かれたので、そのあたりに行ってみた。




10:50
戸隠キャンプ場。



          


11:00
落ち葉を踏みしめながら北野美術館戸隠館に入館。



    

      
12:10
飯綱山登山者駐車場で、コンビニパンの昼食。



          


12:30
大座法師池。
散策せずに、この場で眺めただけだが、青空が広がって来た。
この辺り、さすがに蕎麦屋さんが多い。


富山から須坂まで遠回り(6) 上高地

2018年10月30日 16時32分13秒 | 風景光景

『富山から須坂まで遠回り』と題しているが、当初の計画では秋田県と青森県まで足を伸ばして東北の各県をぐる~っと周回するつもりだった。
ところが、いくらなんでも今年はもう来ないだろうと思っていた台風が北上する気配があって、計画通りに強行すれば青森辺りで台風に遭遇する可能性が大きくなった。
台風に遭遇しないように出発を遅らせると日程が短くなって、秋田県、青森県には立ち寄れなくなってしまった。
こうして、富山県新潟県山形県福島県長野県、という効率性に欠けるルートに落ち着いた。
一番メインの目的地は、14日(日)の長野県須坂市であるが、その前日の13日は、何の予定も浮かんでいなかった。
天気予報は雨の気配は無くて晴れまたは曇りという情報だったので、間違ってもホテルでゴロゴロせずにどっか目的地を作らなければならない。
そうなるとやはり、上高地に行きたくなった。
上高地には過去に2回行った事があるが、前回が2006年の5月だった。

という事で、10月13日(土)はそこそこの好天だった。
長野県須坂市から上高地に向かう。
前回に上高地に来たのは2006年なので、12年ぶりになる。
記憶をたどって、12年前に上高地行きのバスに乗り換えた『沢渡上駐車場』という駐車場兼バス乗り場を探してみたがカーナビにデータが無くて、とりあえずバスターミナルを目ざして出発した。
12:00過ぎに沢渡のバスターミナルに到着。




沢渡のバスターミナルの様子が随分変わってしまったような。
12年前にクルマを置いてバスに乗り換えた『沢渡上駐車場』は、なぜか『沢渡駐車場』と微妙に名前を変えていた。
カーナビで検索できなかったのは、そのせいらしい。




新しくてきれいなバスに乗って大正池まで。




12:35、大正池で下車。
とりあえず、河童橋までの3.5kmのコースを歩きだす。




ちなみに、こちらは前回2006年5月の大正池の風景。
お山の雪化粧の具合も梓川の水量も違うし、河原の流木の位置が違うだけでも、印象は変わる。
今でもこの写真はお気に入りで、玄関を開けてすぐの壁に飾っているが、まだ誰も褒めてくれない。

  

          




田代池の湿原。



          

          


河童橋に着いたのは14:30頃。

12年前にはこの先の明神池まで往復したのだが、今回はここまでとする。
河童橋で土産物を吟味したり、ソフトクリームを食したり、ヒューマンウォッチングをしてみたり。




15:00頃、河童橋のバスターミナルに向かう。




バスターミナルでは、バス待ちの行列が長かった。
紅葉のシーズンの土曜日だからか。
1台目には乗れなかったが、行列に参加して10分ほど後のバスに乗れた。
15:45、沢渡のバスターミナルに到着して、のらりくらりとホテルに帰った。





富山から須坂まで遠回り(5) 会津若松~中野

2018年10月27日 13時51分47秒 | 風景光景

10月12日(金)

前日までの雨は回復して朝から良い天気のこの日、会津若松市から長野県中野市まで移動。
今回のワタクシの行程を地元の方から見ると、変テコなルートに思われるかもしれないが、台風のせいで出発日が遅れたのを無理やりつないでしまった結果である。
次の機会には、もう少し効率的に周遊してみたいものだ。



          


13:50
会津若松市からいったん日本海側へ出て、糸魚川市のフォッサマグナミュージアムに。



          


敷地内に『くろひめ号』というちっちゃいSLが保存されていたが、保存状態は良くないようだ。
日本各地で、屋外に保存展示したもののメンテナンスが行き届かないで朽ちていく、所謂『野良SL』が増えているらしい。
清掃やメンテナンスを担当するボランティア達の高齢化も要因らしい。



          

          


本音を言うと、実はさほど期待していなかったのだが、鉱物や岩石や山岳に疎くてもこのミュージアムは面白い。
地球の歴史を体感できるからだろうか、オトナが十分に楽しめる。




この日から、長野県中野市に3連泊。


富山から須坂まで遠回り(4) 山形~会津若松

2018年10月26日 16時59分53秒 | 風景光景

10月11日(木)
天気が良くない中、山形駅から磐梯吾妻スカイラインを経由して会津若松に移動。



          


11:50
たぶん、磐梯吾妻スカイラインのどこか。
これくらいの霧と紅葉の山の風景なら幻想的と見とれることもできるが、この先、猪苗代湖方面に向かう途中、もう少し濃い目の霧に迎えられた。
前日のように生命の危険を感じるまでの事は無かったので、予定通りに猪苗代湖に。



          


14:00
野口英世記念館に着いた時は雨。
小学生の頃に何冊か読んだ(あるいは読まされた)偉人伝の中でも、野口英世の話はワタクシの随分と深いところまで染み込んでいる。
猪苗代湖とか磐梯山とかの地名は、その野口英世伝を通して憶えたはずだ。
この記念館の展示を追っていくと、どうして直接患者を治療する医者ではなく研究者になったのかの長年の疑問が融解した。
ただ、近年になって読んだ明治前後の裏歴史を扱った本に、野口博士は周囲を随分と困らせたとの人物像が描かれていた。
もちろん、記念館ではそんなことには触れられていない。
それよりも、母親がたどたどしい文字で英世にあてた手紙が展示されていて、胸を打つ。
予想したよりも来館者は多かった。


          


記念館の隣に、野口英世の生家が保存されている。



          


幼い頃に落ちて大火傷を負ったいろりも残されている。




15:30
猪苗代湖。
天気さえ良ければ、のんびり周遊してみたかった。
この日は会津若松に宿泊。


富山から須坂まで遠回り(3) 新潟~山形

2018年10月25日 14時00分11秒 | 風景光景

10月10日(火)
台風は行ってしまったはずだが、この日と翌日の天気予報は思わしくなかった。
負けずに新潟から山形へ移動。




12:10
ここに立っている由来がわからないが、安達太良PAにウルトラマンがいた。




同じく安達太良PAのベーカリーカフェで昼食を購入。
店内BGMは、マイク・オールドフィールドの『チューブラ・ベルズ』がず~っと流れていた。
この曲は、70年代に大ヒットした映画『エクソシスト』のテーマ曲で、マイク・オールドフィールドひとりで多重録音を重ねたLPレコード片面を占めている大作である。
高校生の頃、ワタクシはこのLPレコードを何度も聴いてギターでコピーしたものだ。
不安定なようでシンプルなようで美しいようなインスト曲で、好みとする人もいるのだろうが、こうして今時のベーカリーカフェで流れ続けている事から『エクソシスト』のイメージはすっかり払拭されているのだろうか。
と感慨に浸りながら、熱いコーヒーとパンを食した。




14:00過ぎ、
蔵王町総合運動公園辺りのローソンの空模様。
この後、万一、空模様が好転してくれないだろうかとわずかに期待しつつ蔵王エコーラインに入った。
御釜を経由して会津若松にたどり着くつもりだったが、エコーラインの途中で濃霧に遭遇した。
前方の見通しの悪いクネクネ山道をそのまま前進するのが恐怖に感じたため、エコーラインを引き返して高速に乗り直して山形駅前まで移動した。
到着が遅れるのは覚悟の上だったが、天気が悪かったので途中でカメラを構える必要もなく、元々時間的には余裕があったのがラッキーだった。
天気が悪かったこの日、撮った写真はたったの11枚だった。
こんな日もあるのだ。






富山から須坂まで遠回り(2) 富山~新潟

2018年10月24日 14時18分31秒 | 風景光景

10月9日(火)
この日は高速に乗らずに、海沿いに8号線に乗って新潟まで約240kmの走行。



 


10:30頃、どっかの駐車場。
時々進行方向の遠くに姿を現す山々は、もしかすると立山連峰なのだろうか? 

        

          


11:40頃、
道の駅越後市振の関で休憩。
宝くじの看板を高く掲げる道の駅って珍しいのではないかと思い、勇躍ロト6を購入したが当たってはいなかった。



          


新潟県の海岸線の風景は直線が多くて、なんとなく北海道を連想させるなぁ、と思っていたら急カーブとトンネルと道路工事区間の連続に差し掛かった。
12:40、親不知の展望台。


13:40、糸魚川市あたり。
どうしてここに船がと思ったので写真を撮ったのだが、海の資料館「越山丸」だったらしい。


          


15:50
道の駅の案内表示があったので休憩のために立ち寄ったのだが、こんな名前の店があった。
この日は定休日だったらしい。




16:40
地名は不明だが、やはり北海道的な風景を感じる。
この日は新潟インター近くに宿泊。




燃費にやさしい8号線。



富山から須坂まで遠回り(1) 富山まで

2018年10月23日 15時20分30秒 | 風景光景

長野県の須坂市へ行く事になって、いっそのこと、新潟、秋田、青森、福島をぐる~っと大きく経由してやろうとプランを立ててみたら10泊のプランが出来上がった。
ところが、やっかいな事に台風が近づいていて、天候不良が予測されたので、プランを練り直してみると7泊の行程に縮小されてしまった。

10月8日(月)はとりあえず富山市を目指す。 


          


途中、ひるがの高原SAに立ち寄ったのは14:50分頃。
このSAに近づくたびにいつも気になるのだが、どういうわけだかいつも素通りしてしまう。
工事用のネットがジャマだが、天気は良い。
この後、夕刻前に富山インター近くにチェックイン。


選択の余地

2018年10月07日 11時18分05秒 | 風景光景

年に一回、行くか行かないかという場所だが、



いつもの駐車場に停めて、クルマを降りると




すぐそばにそれよりも安い駐車場が新設されているのに気付いた時の悔しさって、
わかりますか?




で、
目的地に一番近い駐車場は、一見するとここが一番安い。
ただ、土日は最大料金が適用されなくて、この日は土曜日だったという複雑な経済政策が施されている。


翻弄

2018年10月05日 14時55分21秒 | 無駄話
信州までのヤボ用があるので、足を伸ばして青森中心に東北を周遊する予定だったのだが、台風25号に阻まれそうで東北行きの方はキャンセルしてしまった。
今日になって、日程をずらして行動エリアを縮小する事を検討してみた。
すると、一番行きたかった青森に限定すると何とかなりそうな見通しが立ってきた。
青森から自宅までの帰路がちょいとばかりハードな走行距離になるが、途中でどっかに1泊して2日間に分ければ大丈夫だろう。

と、自分に言い聞かせながら、青森の目的地の情報を集める作業中でどういうリンクが働いたのか、函館港青函連絡船記念館摩周丸が、台風21号の被害を受けて休館しているらしいというニュース記事が目に入った。
ここは、去年の北海道の旅で、ワタクシのお気に入りの場所上位に入った所である。
HPの告知によると、再開までもう少し時間がかかるような予感がする。
記念館として港に係留している船でも、船舶検査を受けなければ営業できないというのは意外だった。

などと、ここまで入力した翌日、もう一度地図サイトで青森までの走行距離を調べてみた。
どうやら、1日に600km以上移動しなければならない日があって、その次の日にも500kmほど移動する必要がある。
これはちょいとばかりくたびれそうなので、青森行は断念した。
とりあえずは東北の南半分だけに終わりそうだ。
北半分は春以降のお楽しみ。




だんじり

2018年10月04日 12時15分24秒 | 風景光景
          

河内長野を通りがかったら、だんじりの倉庫で太鼓を練習していた。
岸和田が有名なだんじりだが、岸和田だけではないのね。

この後、入庫したコインパーキングで、右往左往するはめになったが、その原因はワタクシの勘違いだった。
どんな勘違いだったかは、笑われるに決まってるので、絶対にナイショ。



心の師

2018年10月02日 15時41分22秒 | 無駄話
ご存知のように、毎月1日は釜揚げうどん半額の日である。
ついうっかりと忘れてしまう時が無いわけではないが、この日は朝からソワソワしてしまう。
万一、この毎月1日の釜揚げうどん半額の日が休日に重なったりすると、かなりの混雑となる。

で、幸いなことに平日のために混雑しなかった昨日の釜揚げうどん半額の日の出来事。
ワタクシの前に並んでいたオジサンが、
『釜揚げうどん大とごはん』
とオーダーしていた。
ワタクシはそのオジサンに続いて釜揚げうどん大と天ぷらを3品ほど選んで精算した後、カウンター席に着席。
すると、3席ほど離れたところに、さっき『釜揚げうどん大とごはん』とオーダーしていたオジサンも着席していた。
オジサンのごはんの上には、山盛りという表現を超越した、ご飯の倍くらいにてんこ盛りなった天カスが乗っかっていた。
高校生が、すうどんに大量の天カスを投入しているのを目撃したことはあるが、このオジサンはれっきとした大人である。

その姿は、ワタクシ達に何かを教示していたのに違いない。